-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
どうか赦して。
-
1:
リ
よかったら読んで下さい。
2007-11-13 00:08:00 -
23:
リ
頷くボーイを視界に入れながら、頭の中でその娘の顔が浮かんだ。 『ありさて響の客なん?』 『まだ来た事ないけど、そろそろ店に呼ぶつもりやで。いっぱい落としてって貰わんとな。』 無邪気な顔で笑いかける響は、目だけが笑っていなかった。 同じ時期に入りNo.1を維持する響。 こいつが売れる理由は、俺でもわかる。 こいつは 恐ろしい。
2007-11-13 16:04:00 -
24:
リ
『りーくー♪』 みかが俺に抱き着いてくる。猫撫で声で俺に話し掛ける。 目の前に、ありさなる人物が立っていた。 『こんばんは。』 響に話し掛けるその横顔は、あの女に似ていた。 けれど 違う女だ。
2007-11-13 16:07:00 -
25:
リ
似ている。けれど違う顔。赤の他人だとは到底思えなかった。 思わずありさに尋ねた。 『ありさチャンて、女姉妹いてる?』 ありさは目を見開いて、にっこり笑った。 笑った顔はそっくりだが、ありさの笑顔には、無邪気さしかなかった。 『お姉チャンがいます。知ってるの?』 直感で、あの女が姉だとわかった。
2007-11-13 16:12:00 -
26:
リ
『お姉チャンもキャバクラ?』 俺が尋ねると、ありさは目を臥せた。 『陸、百合の事知ってんのん?』 響に言われて、響を見る。 『百合?』 『せやで。一回店来た事あんで。俺の客と違うけど。百合は風嬢やでー。』
2007-11-13 16:17:00 -
27:
リ
君は、優しさは自己満足だと言っていたけど 彼女を想う君の気持ちは 自己満足だなんて 言い切れない。 憎んではいないのか? 君を暗闇に落とした彼を。 憎んではいないのか? 君を落として迄、追い掛ける事をやめられなかった彼女を。
2007-11-13 16:22:00 -
28:
リ
ありさは誰の目から見ても明らかに、響に惚れていた。 関東から来たのか、標準弁で朗らかに話す。 そういえば、あの白いコートの女、百合も関西訛りがなかったように思う。 風俗嬢…そんな風には見えなかった。 どちらかといえばキャバ嬢に見えたが。 『ありがとうございました』 会計を済ませて立ち上がる。 みかとありさに見送られて店を出た。
2007-11-13 20:43:00 -
29:
リ
店を出て響と並んで歩く。 『なあ響』 『なんや?』 『お前は百合の事なんで知ってんのん?お前口座ちゃうんやろ?』 『あぁ…俺にあるお願いをしにきてん。』 『お願い?』 『せやで。てか百合は今風俗業界ではかなり売れっ子やで。
…キャバ嬢んときも売れてたけどな』 そう言って響はにかっと笑った。 『なんや陸、百合の事気になるん?てか知り合い?』 『いや…』 『客として引っ張るんは無理やから諦めや』2007-11-13 20:52:00 -
30:
リ
背筋がゾクっとした。 響が俺を見て笑っている。 『諦めや。アレは俺のもん』
2007-11-13 20:55:00 -
31:
リ
守りたくて けれどその術を間違えてる事はわかっていたんだろう? 自分の気持ちを殺し続ける事なんか出来ないよ きっと君が1番強く願っていた。 此処ではない 何処かに行きたい。
2007-11-13 22:15:00 -
32:
ゆな
深いね???
2007-11-13 22:32:00