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どうか赦して。
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1:
リ
よかったら読んで下さい。
2007-11-13 00:08:00 -
71:
まり☆
また更新はじめたンゃぁ☆頑張ッてねぇ?
2007-12-10 02:38:00 -
72:
リ
まりサンありがとう?
やっと更新出来るようになったんでまた読んで下さい?2007-12-11 00:51:00 -
73:
??ゅな??
話が見えへん?
2007-12-11 07:24:00 -
74:
リ
百合のこの笑顔の訳がわかるのは ………まだずっと先の話。 悲しい優しさなら もたなければいい。 何かを犠牲にして人は生きているけれど それが自分だなんて悲し過ぎるじゃないか
2007-12-24 10:24:00 -
75:
リ
百合とはこんな調子で週何回か会っていた。 彼女の宣言通り、ありさはキャバを続けていると、みかから聞いた。 もう冬は終わりを迎え、春の匂いが街を満たし始めていた。
相変わらず響はNo.1をキープしていた。2007-12-24 10:30:00 -
77:
リ
『あたし桜って好き』 『ほんま?俺も好きや』 『ねっ。うんと小さい頃、お花見に一度だけ行った事があるの。満開の桜の中で母親の作ったお弁当食べたわ』 いつものように百合の店に行って話をしていた。
2007-12-24 14:34:00 -
78:
リ
『ねっ。今度の日曜日、よかったらお花見行かない?』 『ああ………えっ?』 驚きのあまり声が裏返ってしまった。 『あ…ごめんなさい。嫌ならいいの』 焦って付け加える百合。 違う!嫌なわけない。 『嫌ちゃうよ。行こうや』内心飛び上がりたいくらい嬉しいのに、平常心を装って答えた。
2007-12-28 12:32:00 -
79:
リ
思い返してみれば、俺はいつもそうだった。 ホストのくせに感情を表に出すのが下手くそだった。 仕事でなら甘い言葉がすぐ口をついて飛び出すし、ありがとうって頬にキスするくらいたやすいのに。 演技してない素の俺は、『何考えてるかわからない』『あたしの事本当に好きなの?』なんて言ってよく振られた。 女が離れて行こうが嫌われようが、なりふり構った。なりふり構わないくらい格好悪くなりたくなかった。そこまで夢中になれなかったんだ。
2007-12-28 12:39:00 -
80:
リ
『…本当に?』 申し訳なさそうに俺の顔色を伺う。 違うよ。本当はめちゃめちゃ嬉しいんだ。 『本当に。絶対行こう。約束な?』 『…うん!』 嬉しそうに笑う彼女を見て俺も嬉しくなった。 誰かの笑顔でこんなに幸せな気分になるのは初めてだった。
2007-12-28 12:43:00