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処女死守物語24
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1:
花子
2つ上に兄がいる私…花子。兄は子供を欲してやまなかった父と母が8年かかってやっと出来たという事もあり、超溺愛され割れ物のようにあつかわれていたせいか、性格が温厚で少し女の子のようだった。2年後私が産まれた。私は同じ環境で育ったのにまるでターザンのような野生児になっていった。小学校にあがれば男子を引き連れドッチボールや、バスケットボール…。男の子にも喧嘩では負けなしだった私はクラスの女子のガキ大将のようだった。
2007-12-03 06:13:00 -
39:
花子
私が座ったのを見た雅人はニコっと笑い言った。雅『あれ?一緒におってくれんねや?』私も笑って答えた『はいっ!しゃなしですよ^/^』雅『(笑)それはありがとうな!』その時何を話したなどはあまり覚えていないがいつも電話で聞いていた雅人の声だけではなくて表情まで分かる…。下らなくて楽しい雅人の話に私は大口を開けて笑っていた。雅『お前祭りどないするん?』雅人がいきなり思い出したように言った。私『多分妃と…』そこまで言いかけ私は言葉を止めた。そして妃の言葉を思い出し再び凹んだ。話を途中でやめた私に雅人は優しく声をかけた。
2007-12-04 11:14:00 -
40:
花子
雅『きーちゃんがどないしたん?』私『…去年は祭り一緒に行ったから…多分今年も一緒かな…?』そう言って少し作り笑いを見せて言ったが雅人とは『ふぅーん』と言った様子で口からタバコの煙をだした。それから少し沈黙が続いた。気まずい空気が流れたので私は溜まらず立ち上がり『もぅウチいきますね…』と言った。すると雅人は『ちょ待って?』と私を引き止め話し始めた。
2007-12-04 11:25:00 -
41:
花子
雅『お前ちょっと友達考えた方がええんちゃう?』雅人の言ってる意味が分からなくて顔をしかめ雅人をキッと睨み付けた。雅『誰の事言うてるかもう気ついてるやろ?』雅人の言葉に私は下を向いた。頭には妃の顔しか浮かばなかったから…。何も言い返さない私に雅人は一人話し始めた。
2007-12-04 11:30:00 -
42:
花子
雅『今日お前と会う前タカの家おったら妃ちゃんと何か変なギャルの子がいきなり来て。お前の事笑いながら色々言ってたぞ?何や俺らにもお前はパンコでやりまくってるから近寄るなとか言い出してな。その言葉にタカが軽くキレて二人帰らしたけど、お前そんなキャラちゃうやん?俺らはあいつらが嘘に見えてしゃぁなかったし、そんなん普通につるんでる奴の影文たたくとか俺らからしたら考えられへんから聞いてて軽くムカついたわ…ってかお前あの子らに何かしたんけ?』雅人の言葉に私の頭の中は怒りでいっぱいになって質問を返す余裕もなかった。
2007-12-04 11:41:00 -
43:
花子
自分を抑えタバコに火をつけた。ムカついて震える手を必死にこらえた。すると雅人は何も言わず立ち上がると私のまん前にチョコンと座った。何も言わず私の顔を覗き込み『ヨシヨシ』と言うように私の頭をポンポン叩き言った。雅『花子?よう覚えとけ?自分がいくらムカついても連れの文句は他所で絶対言うたらあかん。人間として最低や。俺は別に妃と連れでも何でもないけど一個言えんのがこうやって我慢してるお前の方がカッコいいし勝ちや。文句言うたらそこで負けや…連れは大事にしなアカンけど気にいらん事あんねやたら暴れて発散したらええねん』
2007-12-04 11:49:00 -
44:
花子
雅『ただしばくとかじゃなくてハッキリ物言って腹わんのが連れや。分かるか?花子?』雅人の言葉は当時の私からすれば重い言葉だった。そして妃の冷たい態度や何らかのサインを無視しつづけた自分に初めて気付いた。『嫌われたくないから…』初めて仲良くなれた女友達の妃にたいし私は自然にそう自分で一線区切っていたのかもしれない…。妃なら何も言わずとも分かってくれる…そう思い込んでいたのかもしれない。雅人の言葉は私にそう教えてくれたような気がした。
2007-12-04 11:58:00 -
45:
花子
そう考えると自然に涙がでてきた。雅人はもうそれ以上何も言わなかった…。ただ涙を流し下を向く私の頭をポンポンと優しく叩いてくれていた。中々泣き止まない私に困ったのか雅人は言った。『祭りつれていったるから泣き止めぇ〜?』私『嫌や…妃といくもん…仲直り…して妃といくもん…』雅『そっか…分かった!じゃお前ら仲直りしたら皆でいこ?』私はジューと鼻水を吸い込むと『うんっ!』と大きく頷いた。そして駐車場から家まで送ってくれた雅人に私は言った。
2007-12-04 12:07:00 -
46:
花子
私『今日はありがといございました!』雅『いえいえ^/^お前の汚い鼻水ついたし帰って服洗って寝るわ〜!』私『(笑)!了解っ!またベル鳴らします!オヤスミ〜!』私はそう言って雅人に手を振り雅人が見えなくなるまで見送った後家に入った。家に入ると父が仁王立ちしていた。それから少しお説教をうけ遅い就寝時間を迎えた。
2007-12-04 12:13:00 -
47:
花子
次の日…私は妃の自宅に電話をいれたが取り次いでもらえなかった。仕方がないので妃の家に向かった。するとちょうど家からでてきた妃と由紀を発見した。私を無視して自転車に股がり出発しようとする妃を私は走って腕を掴んで捕まえた。妃『なんやねんっ?』私『ちょっと話あんねん…ちょっと来てぇや』私がそう言うと由紀がフザケタ様に言った。由紀『今さら話とかないしぃ〜邪魔やからどっかいけって〜!』そう言った由紀の自転車を私は何も言わずにおもいっきり蹴った。由紀はそのまま自転車ごと崩れて行った。
2007-12-04 12:22:00 -
48:
花子
私『まさかウチ一人にビビってるんちゃうやんな?』私は妃を挑発した。するとその挑発に乗った。私は妃と由紀をつれ近くの公園へと行った。公園に着くなり妃はウザそうに『何なん?』と言った。私『何しにタカ君逹に意味わからん事言ったん?ムカつく事あんねやったら直接言ってきたらいいんちゃうん!?』妃は何も言わずフっと鼻で笑った。
2007-12-04 12:29:00