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あたし、キャバ嬢。
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1:
綾香
キャバ嬢だって
恋すんねん。
キャバ嬢だって
一人の人間やねんで。2007-12-05 13:36:00 -
17:
綾香
少し酔いながらも家に着き、食事の用意をしていると修也が帰って来た。…もの凄い剣幕で。
『おかえ…』
ガンッッ…!!
『…ったぁ…』
修也の方を向いた瞬間、顔を物凄い力で殴られた。2007-12-05 14:55:00 -
18:
綾香
『お前あの海って奴好きなんやろ!!はっきりゆえや!!』
『はぁ?ただのお客さんやん!!』
『うるさいっっ!!』
『いたっ…』
お腹を何回も蹴られる。2007-12-05 14:58:00 -
19:
綾香
その後も修也はあたしが何を言っても聞く耳をもたず、ひたすら殴り続けた。
今までにも殴られる事はあったけど、いつもと違うのは顔も殴って来た事。
今まで修也はドレスを着て見える所は殴ってこなかった。
口の中に血の味が広がり視界がぼやけだした頃、ようやく修也は手を止めた。2007-12-05 15:03:00 -
20:
綾香
『綾香…俺…』
震える手で力強くあたしを抱きしめる修也。
もう痛みの感覚はない。『ごめん…綾香…ほんまごめん…』
『…もう無理やわ…』
あたしはそう言うと、残った力を振り絞り家を飛び出した。2007-12-05 15:07:00 -
21:
綾香
後ろから修也の声が聞こえたけど、捕まらないように全速力で走った。
大通りでタクシーを拾い飛び乗ると、とりあえず真っ直ぐとだけ告げ自分を必死に落ち着かせた。
季節は真冬。上着も着ずに顔を腫らしたあたしを不思議そうに運転手が見ている。2007-12-05 15:17:00 -
22:
名無しさん
気になる??
2007-12-05 15:49:00 -
23:
綾香
『お嬢ちゃんそれ…誰かに殴られたんか?』
『………。』
『ティッシュ使い。血出とるから。』
『ありがとう…』
ティッシュを受け取ると、急に涙が溢れ出て来た。ポケットの中の携帯は、絶えず鳴り響いている。きっと修也だろう。2007-12-05 15:52:00 -
24:
綾香
22さんありがとうございます?
ありふれた話だとは思いますが、ありのまま書いていきたいと思います?2007-12-05 15:58:00 -
25:
綾香
『お嬢ちゃんどこまで行く?』
『どぉしよ…あっ!お金…』
慌ててズボンのポケットを探ると、スーパーで買い物をした時のお釣り2000円が入っていた。
何でもポケットに突っ込む癖が、この時ばかりは役にたったと思った。2007-12-05 16:00:00 -
26:
綾香
『おっちゃんお金ないからここでいいわ!ありがとう!!』
『お嬢ちゃんそれしか持ってないんやろ?お金はいいからちゃんと安全なとこ行き。』
『でも…』
『えぇから!おっちゃんの気が変わらん内にはよしまい笑』
『おっちゃん…ほんまありがとう。あっ!絶対お金払うから名刺ちょうだい!』2007-12-05 16:04:00