-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
あたし、キャバ嬢。
-
1:
綾香
キャバ嬢だって
恋すんねん。
キャバ嬢だって
一人の人間やねんで。2007-12-05 13:36:00 -
67:
綾香
『もし?綾香久しぶりやん!どしたぁ?』
『今電話いける?』
『いけんで!旦那も子供も寝たし暇やってん!』あたしは今日あった事を全て話した。
亜希は時々相づちを打ち、静かに聞いてくれていた。
『ほんで…あんたは別れたいん?』2007-12-05 23:57:00 -
68:
綾香
『うん…ここまで殴られてやっと目覚めたって感じやわ…』
腫れは朝に比べだいぶ酷くなっていて、左目は見えない程だった。
『そっか…でもやっぱ殴る奴はよくないよ。あんま酷いようやったら病院行きや?てか海くんてめっちゃえぇ人やん!!』『いい人やなぁとは思うし、めっちゃ感謝してるけど…やっぱホストやから恐いわ。』
『…あんたも色々あったもんな。』2007-12-06 00:03:00 -
69:
綾香
“キャバ嬢になんか本気になる訳ない”
そう言った男は、ホストだった。
17歳だったあたしは、色や枕や本営なんて言葉の意味すら知らず、ただ逢いたいからと毎日店に行き稼ぎのほとんどを使っていた。
元々貯金が趣味だった為、少しは貯金していたけれど1000万以上は使ったと思う。
同棲もしていたし毎日家に帰って来ていたその男は、ホストを辞めた瞬間に捨てぜりふを残して去って行った。2007-12-06 00:12:00 -
70:
綾香
『また何か困ったらいつでも電話しといでや。』『うん…ありがとう。』電話を切り、修也の事を考える。
楽しい事もいっぱいあった。でも…日増しにきつくなる束縛。暴力。
やっぱり…限界だ。
時間は午前4時。仕事は終わっているはず。
震える手でぽぽを抱きしめながら電話をかけた。2007-12-06 00:20:00 -
71:
綾香
『もしもし!?』
ワンコールもしない内に出た修也。
『もしもし…』
『綾香!心配してんからなぁ…ほんまごめん。今どこ?』
『友達んち…』2007-12-06 00:25:00 -
72:
綾香
『俺やりすぎた…もう絶対手出さんから戻って来てや?迎えに行くから…』
修也の優しい声に揺らぐ心。思わず居場所を言ってしまいそうになる。
でも…ふと鏡に写る自分の歪んだ顔。
喉まで出かかっている言葉を無理矢理飲み込み、絞り出すように言葉を選んだ。
『別れよ…』2007-12-06 00:35:00 -
73:
綾香
『…別れよって…本気?』
『うん…』
『ほんまに謝るから!もう絶対殴らんから別れるとかゆわんといてや…』『ほんまにもう無理…ごめんな。今までありがとう。』
修也は何か言いかけていたけど、あたしは聞かずに電話を切り、そのまま電源を落とした。2007-12-06 00:39:00 -
74:
41ことレイ
わぉ?またリアル?
2007-12-06 00:41:00 -
75:
綾香
レイさん?
またまたありがとうございます?
当時の日記を見ながら頑張ります?2007-12-06 00:46:00 -
76:
綾香
『ぽぽ…今日から二人で生きて行くんやでぇ。綺麗なおうち見つけよなぁ。』
その瞬間ぽぽが玄関に向かって走って行った。
キューン…キューン…
そう言えばいつもこの時間に修也が帰って来ていた。…ぽぽは玄関に座り修也が帰って来るのを待っていた。2007-12-06 00:53:00