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?ハナ・花?

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  • 1:

    『なーッ!コレなんやと思うッ?!』トキ。それがあんたの名前。ハナ。それがあたしの名前。
    ハナ『知らんしッ!もーッ!!先いくで!』あたしは歩く。トキ『なー?琉依コレ何ぃー??ワラ』
    翔樹(とき)はパラパラと雨が降っているにもかかわらず見えないシッポをフリフリとしながら閉じたままの傘で“ソレ”をつつく。

    2007-12-06 23:16:00
  • 51:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 52:

    ハナ

    2人は千和を見てニコーッと目を細めて笑う。
    琉依『全然気にしてないよ?俺等かて花ちゃん守れやんかったからな…。全部なかったコトにせーへん?』と千和に言う。
    千和は安心した顔で頷く。翔樹は口を尖らせて『ていうかなー!?お前ホンマ強いな!相変わらずやわ!』と千和に言う。
    千和はその言葉を聞いて嬉しそうな顔をして『花ちゃん守るために鍛えたからなー』とあたしを見て笑った。

    2007-12-09 01:43:00
  • 53:

    ハナ

    あたしはその言葉を聞いて照れてしまって、『あッ!そうやぁー!』と誤魔化して団地に向かって走る。
    翔樹は『俺そろそろ家帰るでー?!オカンが今日は花ン家でお好み焼きするて言うてたで!!』と遠くで手を振っていた。琉依も手を振る。千和はニコニコして手を振っていた…。
    (アカン)あたしは走って千和のトコロに行く。
    翔樹『何ゃねん?忘れ物?』あたしは『千和忘れた』と千和に向かってニコッと笑うと千和は(え…ッ?)と不思議そうな顔をしていたがお構い無しで手を握って団地に向かって走った。翔樹『何ゃねんアイツは』その言葉が耳に聞こえた。

    2007-12-09 12:35:00
  • 54:

    ハナ

    千和は相変わらず(ドコいくん?)と不思議そうにしてたからあたしは『今からあたしのお母さんトコ行こッ!』千和は『何で?後で挨拶するょ?』と笑っている。あたしは『ちゃうちゃう!千和は一応女の子やねん!だからなー絶対1人で暮らしたらアカンねん!』と1人で張り切って階段をのぼる。千和は後ろで『イヤゃー!花ちゃんと住むとかドキドキして寝られへーん!』と笑っている。
    パッとみても分かる。本間は淋しいんやろぉ。メッチャ可愛い。

    2007-12-09 12:40:00
  • 55:

    ハナ

    あたし達は家の前についた。あたしは勢い良く扉を開ける。(バンッ!)するとお母さんが廊下に立っていて、後ろにいる千和を見る。千和はニコッと笑い『こんにちわ(・∀・)お久しぶりです花ママ』と言った瞬間、お母さんはあたしが見えてないのか、あたしを押し退けて(キャーキャー)言っている。

    2007-12-09 12:45:00
  • 56:

    ハナ

    花『なーんなんオカンッ!千和がビックリしてるがなッ!』母さんはそんなあたしの言葉を無視して千和に抱きつく。花ママ『千和ー!メチャクチャお久やねー?元気してたぁー?』あたしは(お久)という言葉を母が使ったコトにショックを受けた。母さんは千和に話す時間も与えず、『お父さーん?!』と叫ぶ。
    父さんは頭にバンダナを巻いたまんまドアを開けてあたし達を見る。それから父さんは千和を見つけるなり走って来て千和を抱き締める。花パパ『千和ちゃん!久しぶりやな!元気してたか?!今日はお好みするからな!いっぱいたべや?』と一生懸命話している。

    2007-12-09 12:53:00
  • 57:

    あたしは呆れて『なー?父さん?それセクハラになんで』と言うと父さんは慌てて手を放し『あッ!ホンマやぁー!ゴメンなー?』と天然可愛いキャラで千和に微笑む。千和はその言葉を聞いて、父さんの腕を引っ張り抱き締める。千和『僕男の子ですからー』とあたしの顔を見て(いーッ)と歯を見せた。

    2007-12-09 12:58:00
  • 58:

    父さんは顔を赤くして『ぅわー!アメリカンやぁー!もぉメッサどきどきするわぁー!』と笑う。母さんはそれを見てて怒るどころか『いいなー?あたしもしてー!』と千和に抱きついて貰ってる。
    あたしはそんな光景を見ていて思い出す。
    (あッ!千和!)

    2007-12-09 13:01:00
  • 59:

    あたしは母さんの肩を掴み、『母さん!千和今日からお手伝いさんと暮らすんやて!アカンよな?!お手伝いさんが居らへん間に襲われるよな?!一緒に住もや!』と必死で話す。
    千和はそんなあたしを見て(ホンマに言った…)と言うような顔をしていた。

    2007-12-09 13:04:00
  • 60:

    あたしが母さんの顔を真剣な眼差しで見ていると、父さんが猛スピードで使われてない部屋を片付けだした。母さんは千和とあたしを見ながら『アカンッ!こんな花より断然可愛いこのコを1人には出来へん!あたし千和パパに電話してくるわー!』母さんも猛スピードで電話を取りにいった。あたしはこんな親が好き。
    千和『花ちゃんがこんなん言うから…何か変なコトになってもーたやん。』少し笑いながらあたしのほっぺたをつまむ。あたしは楽しくなって千和の手を引いて家の案内をした。っていっても千和も元はココの団地に住んでたから良くわかってる。
    あたしは浮かれてたんや。今日から家族が増えたーみたいな?

    2007-12-09 14:07:00
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