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私の色
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1:
八重
何にも染まらない黒・・
何にでも染まる白・・
私は、透明になりたい・・2007-12-08 16:09:00 -
19:
八重
着いたのは、透真の一人暮らしの部屋。3週間ぶりぐらいにくる透真の部屋は、何も変わっていなかった。
『美帆。きて』
そう言って抱き寄せられた。貴方は、やっぱり勝手。
『もう離さん』
私は、一度逃げ出した事を後悔した。だけど透真なら本当の私を愛してくれる。もう私は、逃げない事にした。2007-12-11 18:41:00 -
20:
八重
それから穏やかな日々が続いて私と透真は、同棲を初めて五か月が過ぎた。
私は、仕事を辞め毎日透真の帰りを今か、今かと待っている。
この頃からかな・・
歯車が崩れだした。やっぱり私は、透明になれない2007-12-11 18:44:00 -
21:
八重
『葵〜!!透真まだ帰ってこえへんねんけどまだ仕事終わらんっぽい!?』
時々こんな風に葵に店の状況やどんな女の子が入って来ているのかを聞いていた。
『えー!!葵もう家やで?店長何してるんかなぁ・・』
私は、嫌な予感がして電話をきり透真に電話した。2007-12-11 18:47:00 -
22:
八重
依存・・その頃の私は、きっと貴方に依存していた。初めて人を心から愛して初めて愛された。
私の不安は、的中・・
『直留守とかまぢありえへん・・あのあほ・・なにしてんねん!!』
言葉では、強気で言っていたつもりでも頬に流れるこの涙は、私の揺れている不安の現れ。
それから三時間程たって・・2007-12-11 18:52:00 -
23:
八重
『ただいま〜』
何事もなかったかように透真が帰ってきた。私は、なるべく冷静に透真に話かけた。
『おかえり。電話したのに・・。何してたん?』
透真の背広をハンガーにかけ目をあわせず確信にせまった。
ー。貴方は、私を本当に愛してくれていましたか?今になって全てわかった気がする。貴方は、私ぢゃなく誰をみてたの?2007-12-13 17:30:00 -
24:
八重
『酔って店で寝ててん、携帯の電池きれてたし。風呂入ってくるから充電してて。』
この時きっと透真より私が透真に惚れていた。貴方しかいない。狂った感情だった。
『わかったぁ』
透真の携帯を充電器にさして、ぼぉぉーとディスプレイを見ていた。
ー着信 小百合ー2007-12-13 17:34:00 -
25:
八重
どうせ店の女の子やろ・・。と嫉妬を抑えたが鳴りやまない様子。やっと鳴りやんだ時、私は、透真の携帯に触れた。
携帯は、お互い見んどこうなっ
そう決めていた。だけど気になる。それが女の子やん?期待と不安とモヤモヤする気持ちで受信メールを開いて見た。
小百合・・。
『なんでこの子のメールばっかなん・・』2007-12-13 17:38:00 -
26:
八重
イラッとした。
だけどメールを開いて見た瞬間、戸惑った。
ーとーまは、小百合の事 本間に好きなん?ー
・・意外に冷静な自分がいて送信メールをみてみた。
ーあたりまえやん。好きぢゃなかったらヤらんわ!!ー2007-12-13 17:42:00 -
27:
八重
その瞬間、透真がお風呂から上がった音が聞こえた。とっさに携帯を戻してテレビを見てるフリをした。
『美帆〜』
そう言って抱き着いてくる透真。
『ちょっ髪の毛、乾かし〜や!!』
そう言って笑ってみせた。精一杯の作り笑い。うまく笑えたはず。でも透真が憎たらしくてたまらなかった。・・・あいつ本間ありえへん・・・2007-12-13 17:46:00 -
28:
八重
次の日、葵に電話した。
『葵〜、小百合って子、店にいる?』
葵は、スパイに使える、笑。
『小百合?あー!!いるよ。体験だけど。その子がどうかした?』
2007-12-13 17:49:00