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私の色
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1:
八重
何にも染まらない黒・・
何にでも染まる白・・
私は、透明になりたい・・2007-12-08 16:09:00 -
9:
八重
『はい。美帆やけど?』
『あっ、ごめん。こんな時間に電話して・・今いける?』
いけるもなにもどちらかというと外に出る口実が出来てありがたかった。
『大丈夫2。どないしたん?』
透真は、私と同じ時期に入ってきてよく仕事の相談したりしていた。2007-12-08 16:36:00 -
10:
八重
『あー実はさぁ・・電話もなんやし店戻ってこれる?』
『え・・今から?』
『うん。頼むわぁ』
ここで飲んでいても楽しくないし透真がここまで頼むのなんて珍しく
私は、わかった。と返事をして電話を切った。2007-12-08 16:40:00 -
11:
八重
『葵〜!!ごめ〜ん。店長が話あるらしく店戻るわ!!』
店長ってのは、透真の事。
『えぇーっ!店長が言うなら仕方ないね・・また連絡ちょうだい!』
あっさりしすぎだろ・・このヒョロ・・ぢゃなかった司君に夢中な訳ね。
お金をテーブルに置き私は、ボーイズバーを出た。2007-12-08 16:45:00 -
12:
八重
私が店を出る瞬間。見逃さなかった。司君が葵の肩を抱き始めたのを・・
あのヒョロヒョロなかなかやるなぁ!!っと1人で突っ込みながら店に向かった。
少し鼓動が早く感じた。早歩きしているから?アルコールのせい?多分それはきっと・・2007-12-08 16:49:00 -
13:
八重
私と透真は、元恋人同士。たった一ヵ月しか付き合ってなかったけれど 透真は、本気で愛してくれた。
私は、その愛から
逃げ出した。
2007-12-11 18:17:00 -
14:
八重
『透真〜きたよ〜』
店のドアを開け店内を見渡した。透真は、ボックス席で横たわっていた。
『ごめんなぁ。呼び出して。』
そう言って透真は、起き上がりまっすぐ私をみた。
『何事かと思ってたやん。どないしたん?』2007-12-11 18:21:00 -
15:
八重
透真は、まっすぐで素直で感情が豊かな人。私は、怖かった。貴方の目が・・気持ちが。
眩し過ぎて私には、耐えられなかった。
『また葵と飲んでたんかぁ?』
『うん、で、話は?』2007-12-11 18:25:00 -
16:
八重
淡々と話す私に、寂しそうに笑って・・
『俺らやり直さん?』
すごく短い言葉でだけどまっすぐ私を見ながら透真は、言った。
『私達、終わったやん?なんでなん?』
確かにまだ私は、透真が好きだったかもしれない。だけどわざと突き放す発言。私って可愛くないなぁー・・2007-12-11 18:30:00 -
17:
八重
『本間お前って可愛くないなぁ・・』
そう笑った透真がすごく愛しく思えた。
もしこの日に戻れるなら私は、きっと貴方に会いに行かない。
だけどこの時の私は、貴方が欲しかった。
『俺、お前がほしい』2007-12-11 18:33:00 -
18:
八重
自分の気持ちを見透かされてる様でドキッとした。
『よしっ』
そう言って私の手を握り透真は、歩き出した。
『ちょっ!!どこいくん!!』
透真は、勝手。だけどその勝手さにいちいちドキドキする私がいる。この手をずっと離したくない・・なんて声に出して言えない。2007-12-11 18:37:00