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私のすべて
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1:
現在―――26歳
そろそろ真剣に将来を考えなければいけない。 ただ一つだけ先に進めない理由がある。
これを機に…
終わりにしよう―――" " "07/12/14 09:252008-01-23 15:08:00 -
41:
名無しさん
興味がないわけではない。多分…自分でもわからないうちに気になるのも事実だ。ハァ-行く前と大違い。そう思いながらため息をつく。『ごめんな。』えっ??あッッため息したから??『俺、ホストやってこんなん初めてやねん。自分でもわからんねん。でも……。』その続きを早く聞きたくて、たかしをじっと見る。たかしは前をむきながら、一瞬だけこっちをむいて『みくちゃんを好き…とまではいかんくても、もっと知りたいし、もっと俺のこともしってほしい。』そうハッキリと言った。
2007-12-16 05:09:00 -
42:
名無しさん
複雑な気分だった。何も知らないとはいえ、騙されてるんじゃないか…でも…もしかしたら…あたしも正直もっと知りたいと思っていたから…。
―――仕草…話し方…あたしを見る目…。きっとこの時すでにたかしにはまっていたのかもしれない―――
『俺はみくちゃんを客にしようとしていってるんじゃないで??少しずつでいいねん。俺を見て知ってほしい…』だまったままのあたしにたかしはそう言った。『あたしはホストのたかししか知らへん。ホストって仕事もイメージでしか知らん。何もわからへん…。』小さくつぶやく。キィッッ―カチッカチッ――車を端にとめて、あたしの方をむいた。『俺もみくちゃんのこと知らんで。でも知りたいと思ったから会いたいと思った。会ってもっと知りたいと思った。これから知っていけばいいと思わへん?』この言葉で、あたしはたかしを見て小さく頷いた。ニコッと笑ったたかしはポンッとあたしの頭をたたいて、また車を走らせる。2007-12-16 05:24:00 -
43:
名無しさん
車を走らながら色んな話をした。ホストを始める前の話。おもしろいお客さんの話。家族の話。今後の夢。自分の店をもちたいと―確かにそう言った。
―――夢はどこへ―?この時の話覚えてるかな?
『そろそろ帰る?ほんとはこのままつれて帰りたいけど…』そういうたかしにあたしは家の場所をいって送ってもらう。2007-12-16 05:29:00 -
44:
名無しさん
『今日はありがとな。楽しかった♪また誘うしご飯でもいこやっ!』バタンッ-車をおりて、たかしに『うん、ありがと。』そう言ってマンションの入り口に歩いていく。
―はぁ-疲れた。なんか変な感じやわ。あたし…騙されやすいんかな…。家に入り携帯をチェックすると、メール2件・不在着信1件。『んっ?ともかや…』メールも着信もともかだった。《お疲れ〜仕事終わった!疲れたわぁやっぱ全然ちゃうで!1日で4万稼いだ♪みく何してるん?》時間をみると、ちょうど1時間前だった。2007-12-16 05:40:00 -
45:
名無しさん
『もしもし〜みく?何してたん?』メールをみたあと、ともかに電話した。ともかはワンコールもならないうちに電話にでた。『早ッッ!!ゴメンな。きづかんかった。』あえてたかしと会ったことはいわずにいた。『今日だいき休みやねんけど、店の人らにつきあわなあかんくて、会われへんかってん。』いきなりだいきか…苦笑『そうなん、それより仕事どーやったん?メッチャ稼いだやん!!』すると、いつものごとく、機関銃のように話だした。『そうやねん!すごいで!やっぱちゃうわ!さすがだいきやって!』何がさすが何やろう。稼げる店を紹介したことか?そりゃよかった。うれしそうに話すともかに、あたしは相槌だけうち聞いていた。
2007-12-16 05:49:00 -
46:
名無しさん
30分ほど話したあと、ともかが思い出したように言ってきた。『あっみく明日暇?』『うん、まぁあたし何もしてないしな。』そう言うと、『明日も仕事やねんけど、だいきに給料渡しにいかなあかんからついてきてほしいねん!』給料??渡しに??何で稼いだお金を渡すねん?たまらずあたしは『なんでだいきに渡すん?自分のお金やろ?』そう言うと『違うねん!あたしけっこう物買ったり無駄使い多いやん?だから、だいきが変わりに貯金したるわっていってくれてん』あたしには理解ができなかった。貯金くらい自分でしーや。この時ともかが騙されてるんじゃないかと疑い始めた。
2007-12-16 05:56:00 -
47:
名無しさん
『なぁ…ともか…』あたしが話しはじめた言葉を遮り、ともかは『あたしも自分で持ってると使ってまうから、だいきに預かってもらった方がいいねん。それに、お互いお金貯めて一緒に住む話もしてるし。明日昼からやから、21時に終わるからそれくらいに梅田これる?』多分何もいってほしくないんだろう。『わかった』そう言って電話をきった。
2007-12-16 06:01:00 -
48:
名無しさん
ともか大丈夫かな?だいきって奴ほんまに貯金する気あるんかな?普通に考えて……ないな。フゥ-電話をきった後、画面にメールのマークがついていた。カチッ-《今日はありがとな♪メッチャ時間たつん早かったわ!これから色んなとこいって、みくちゃんのこと知っていくわ!みくちゃんも早く俺のこと知ってな。あっ家教えたんと、車乗せたんは女の子でみくちゃんだけやで。また横乗ってな!また会えるん楽しみにしてるわ♪》たかしからだった。カチカチッ《こちらこそありがとう。またね。》とだけ返した。
2007-12-16 06:08:00 -
49:
名無しさん
あたしは今まで本気ではまった男はいない。何度かつきあったが、いつも相手から好きと言われ、3ヶ月もたてば気持ちは冷め、相手を気持ち悪いと思うことさえあった。けど、たかしは何か違う…はまりそうな予感…。今まで関わったことのないタイプ。はまったらあかん!!――そう思ったところで遅かった。
2007-12-16 06:34:00 -
50:
名無しさん
ピロロッ♪『ア゙ーウルサイ…』眠い目を半分あけて携帯をとる。パカッ―《おはよ〜まだ起きてる??今日はメッチャ早起きしたわ(笑)》たかしからのメールに返事もせずにそのまま寝た。
pm18:00―カバッッ『ッッ嘘やろッッ……』時計を見て寝過ぎたことにビックリしながら、重い頭をかかえ起き上がる。寝過ぎて頭がいたい…。2007-12-16 06:42:00