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  • 1:

    現在―――26歳
    そろそろ真剣に将来を考えなければいけない。 ただ一つだけ先に進めない理由がある。

    これを機に…
    終わりにしよう―――" " "07/12/14 09:25

    2008-01-23 15:08:00
  • 65:

    名無しさん

    『ともかがやめたいんやったら、あたしも協力する。―でも、ともかが何も変えられへんのやったら…あたしは何もできへん。』…コクッ―と小さく頷いた。ともかはやはり好きだから、このままでいるという。あたしには理解ができなかった。騙されてるかもしれない――なのに離れることができない……――

    2007-12-17 08:20:00
  • 66:

    名無しさん

    ―――人のことは十分すぎるほど見えるのに、自分のことになると見えなくなる―――
    そういうものなんかな…
    ともかは話すだけ話し、すっきりしたと帰っていった。

    2007-12-17 08:25:00
  • 67:

    名無しさん

    たかしとは何もなく、ただご飯やドライブにいき友達のような関係が続いていた。
    『あたし、そろそろバイトでもせなあかんわぁ』たかしといつものようにご飯を食べている時、風俗をやめてから何もしていなかったあたしはそう言った。『何するん?』『ん〜まだ決めてへんけど…あっ風俗はもうせーへんで。』たかしはあたしを見ながらうんと頷いた。

    2007-12-17 08:34:00
  • 68:

    名無しさん

    pm9:00―たかしが仕事に行く時間だ。いつものように地下鉄まで送ってもらう途中にたかしが足をとめた。横にたかしがいないことに気づき、クルッと後ろを振り返る。『どしたん?あっ…ここで…ッ――』『みくちゃん。』ここでいい―という言葉をさえぎりあたしを呼びながらたかしが歩いてきた。
    『俺、みくちゃんが好き。ずっと一緒にいたい。俺とつきあって?』

    2007-12-17 08:42:00
  • 69:

    名無しさん

    周りにはたくさん人がいる。だけど、そんなの気にもならない。ただただたかしが言った言葉を頭で考える。…あたしも好き…―――その言葉があたしには言えなかった。『仕事探したら、今までみたいに会えなくなる。でも…生活もあるもんな…。』あたしの目を見てたかしがつぶやく。コクッっとうなずくあたしに『俺んち住まへん?』たかしがそう言った。

    2007-12-17 08:49:00
  • 70:

    名無しさん

    ポンッ―何も言わないあたしの頭にたかしが手をのせて『考えといて…』と一言言い仕事にむかった。

    帰りはたかしの言葉であたまがいっぱいだった。バイトをすればたかしとは今までのように会えなくなるのは確かだ。けど、家賃や生活費、このままだと払えるはずがない…。たかしと一緒にすむ?……――無理だ。あたしは………『…ハァ…どうしよ…』考えたくなくて、でもその事しか頭になくて、その日は過ぎていった。

    2007-12-17 08:56:00
  • 71:

    名無しさん

    何日かたち、それまでたかしとは会わないままでいた。『…よしっ』あたしはたかしに電話をし、ご飯に誘った。あたしから誘うのは初めてのことだった。
    pm18:00―いつもの待ち合わせ場所でたかしが待っていた。久しぶりであまり目をみれなかった。『…久々。みくちゃんずっと断ってばっかやから嫌われたと思ったやん。』あれからたかしの誘いはずっと断り続けていた。…とはいっても2週間ほどだったが、毎日のように会っていたからとても久々に感じた。

    2007-12-17 09:03:00
  • 72:

    名無しさん

    いつもの店にはいり、いつもの料理をたのむ。
    初めはぎこちなかったが、たかしが気をつかってくれたのか何気ない話で気持ちをほぐしてくれた。『そういえば、ともかちゃん最近店にきてるで。』ともかはあれから店にいくようになっていた。もちろんお金を渡し、毎日じゃないけど、自分の生活費をきりつめていってるから時間も短いけど、今までよりは長くいられるらねーと笑っていた。『…らしいね(笑)ともかもなぁ…あんま聞かへんから。』と言うあたしにたかしも『っぽいな』と笑っていた。

    2007-12-17 09:11:00
  • 73:

    名無しさん

    ご飯を食べ終わりかけた頃、たかしが『今日休みやから、ゆっくり話しよう』と言ってきた。カタンッ―伝票をもち支払いをすませるため、レジにむかう。あたしも後ろからついていった。『今日は車できたから、ドライブいこか。』とあたしの手をひいて駐車場にむかう。手を振り払うこともなく、そのままついていくあたし。

    2007-12-17 09:16:00
  • 74:

    名無しさん

    休みだとわかっていて連絡をした。時間に縛られて話したくはない…そう思ったから―――
    『あの…さ…』ドキドキッ―ヤバイッ…心臓がうるさい…――なかなか話し始めれなくて、やっと声をだしたあたしは 、一言だけでとまってしまった。『ゆっくりでいーからみくちゃんの気持ち教えて?』その一言であたしはさっきより落ち着きはじめた。あたしが思ってること…それを伝えるために今日はきた。ゆっくりと話しはじめた。

    2007-12-17 09:23:00
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