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  • 1:

    現在―――26歳
    そろそろ真剣に将来を考えなければいけない。 ただ一つだけ先に進めない理由がある。

    これを機に…
    終わりにしよう―――" " "07/12/14 09:25

    2008-01-23 15:08:00
  • 81:

    名無しさん

    待ち合わせ場所に行く途中、たかしから電話がなった。『おはよ〜バイト決まってよかったなぁ!今日会える?お祝いしよっ♪』『ゴメン、今からともかと会うねん。』せっかくだけど…と誘いを断り、また連絡するというと、『じゃあ今日仕事終わったら家いっていい?』とたかしが言う。家か…まだたかしを家にいれたことはない。まぁあたしも会いたいと思ったから『わかった』とこたえ、電話をきる。

    2007-12-17 11:36:00
  • 82:

    名無しさん

    『…あぁ…―あたしな、だいきと別れようと思って』いきなり言うもんやから、あたしはビックリした。ともかはきっと離れられないと思ったから。『何かあったん?』と聞くと『なんか色々考えてたらしんどなってきてん。』お金を渡し、外では会えない。店にいくようになってからは店にお金をもっていくようになったとのことだ。『そろそろ限界やわ…』そういいながら、ともかは生を一気に飲む。あたしはそういうともかに『まぁその方がいいと思うで』とだけ言った。

    2007-12-17 11:49:00
  • 83:

    名無しさん

    それに気になる人がいるとともかはうれしそうにいってきた。お店にくるお客さんで、5つ上の会社員。『メッチャやさしいねん♪』だいきの話から新しくでてきた会社員の話にかわった。だいきとは近々別れ話をし、それまではお金も渡さないといいきっていた。『今までのお金どうするん?』だいきが今までともかが渡していたお金をためてるとは思えない。

    2007-12-17 11:54:00
  • 84:

    名無しさん

    『だいきにあげるわ。どーせ使ってるやろーし。』あたしだったら何がなんでも返してほしいけど、ともかはそれで終わりにしたいと言った。
    色々話すうちに、ともかにたかしのことを伝えた。ともかはビックリしていて、『なんで?いつから?嫌いじゃなかったん?』と質問責めにあった。

    2007-12-17 11:58:00
  • 85:

    名無しさん

    あたしもビックリやったわ…と初めて会った時との違いに笑いながら話す。『よくわからんけど、気づいたら好きになってた。』『わかるぅ〜』と二人で笑いあっていた。『あたしは応援するで!たかしって店いってもみくのことばっか聞いてきてたで。』とあたしの知らない店でのたかしの様子を教えてくれた。

    2007-12-17 12:02:00
  • 86:

    あたしの彼氏はホスト。だけど、あたしにはホストじゃなく一人の普通の男だから―――ともかの話を聞きながら、そう思うあたしがいた。
    『あたしも絶対つきあう!』と会社員のことをいうともかを少しかわいく思った。お互いに話すだけはなし、帰宅したのは2時を過ぎたところ――
    今日はたかしが来る―" " "07/12/17 12:09

    2007-12-17 12:09:00
  • 87:

    名無しさん

    am9:00―プルルッ♪『お疲れ〜起きてた?今からいくわ〜』とたかしからの電話をうけ、家でまっていた。30分ほどして、部屋がわからないからというたかしを迎えに下までおりた。
    『おじゃましまーす』そう言って部屋にあがるたかし。『何か飲む?』あたしは何故だか落ち着かなくなり部屋をウロウロしていた。

    2007-12-17 12:15:00
  • 88:

    名無しさん

    『お茶。いれたら横座って!』と自分の家のようにくつろぐ。コップにお茶をいれ、たかしの横に座る。『バイト決まってよかったな。俺もたまにのぞきにいくな。』とあたしの髪をなでる。『こんでえーし。それに夜中やからたかしも仕事やろ?』そういうと残念と横になった。『眠いんならベットいったら?スーツぬがなシワシワになるで』目をつぶったままのたかしにそう言うと『ぅう〜ん…』とだるそうにベットに寝転ぶ。

    2007-12-17 12:22:00
  • 89:

    名無しさん

    『しんどいんやったら来んでえーのに…』と小さくつぶやいたあたしに『会いたかったから…』と目をつぶったままたかしは言った。あたしは少し大きめのTシャツとズボンをだして、着替えるようにいった。あたしには大きめでも、たかしには少し小さく、その姿をみて少し笑ってしまった。

    2007-12-17 12:27:00
  • 90:

    名無しさん

    『みくちゃんも一緒に寝よ?』腕をのばし、ベットを半分あけてたかしがいう。あたしは何も言わずにたかしの横に入り込む。腕枕をしてもう片方の腕であたしをギユッと抱きしめる。あたしが腕をまわそうとした時、たかしが上から顔を近づけてくる。―チュッ……――それからあたしたちは初めて一つになった。
    この時は本当に幸せで、ずっとこの日が続けばいいな…なんて思ったりしていた。

    2007-12-17 12:34:00
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