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DEAR〜

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  • 1:

    アイ◆hsF3gEfPG6

    これは、愛の16の時の実話です。
    よかったら読んでください。

    2007-12-20 01:13:00
  • 221:

    愛◆hsF3gEfPG6

    ――まぁくん……大好きだよ――― 「だるいねんこういうん…」愛は、視線をまぁくんに向けて、まぁくんに低い声でそう言う。  「だから、俺ほんまに今は愛っぺだけやから!信じてや?!」 必死な顔して愛にそう話すまぁくん。                                      
    ―――ほんまは、そばに居たい…―――――  「ってか、別にあんたの事適当やったし、やっぱ年下やし…」まぁくんの目を見ながら、あざわらうように言葉を吐くと、まぁくんは少しびっくりしたように愛を見る。                                   
    ―――世界で一番、一番大好き――――「前の彼氏と愛な、ほんまは別れてないねんやんかぁ。。」愛がそう言うと、まぁくんの顔が少し変わったんだ。  「嘘やろ?愛っぺそんな事するような奴ちゃうやん?」

    2008-01-18 03:52:00
  • 222:

    愛◆hsF3gEfPG6

                                                    
    ―――まぁくん?めっちゃ好きやで……―――――――――                                  
    「なんも知らんやん(笑)愛誰とでもやるし(笑)今やから言うけど!あんたは、遊びの1人(笑)年下の男に本気なるわけないやん!」                                                  
    愛がそれを話した時、まぁくんが愛の手をつかむ手を、すっと放したんだ……胸が痛い。。。涙がじんわり浮かんできて、愛はうつむいた。。

    2008-01-18 03:57:00
  • 223:

    愛◆hsF3gEfPG6

    「消えてまえ・・・」まぁくんの声は、震えていた。 愛は、まぁくんの顔を見ることなく、体をくるっとまぁくんとは逆に向けてゆっくり歩く。                              
    一歩歩くたび甦るまぁくんとの短い日々の思い出が一気に頭ん中で、淡い色になりながれてくんだ。今は思い出したくないのにな…まぁくんに抱き締めてもらった時や、まぁくんの笑顔ばかりが甦るよ……                             
    道を曲がった所で愛は崩れ落ち、唇を噛み締めながら涙を流したんだ。。人目なんて気にしてられなかった……

    2008-01-18 04:03:00
  • 224:

    愛◆hsF3gEfPG6

    DEAR                                  
    まぁくんと出会った事を否定していた時があった。 くやしくて…悲しくて  まぁくんとの思い出否定する事でしか自分を慰めることが出来なかった。                                        
    ねぇまぁくん?  全てが今へとつながっているって分かった時にね、 つながった今が、またその先へと繋がってるって分かった時                        
    全て拒んでいた自分がね、とても情けなくなったんだよ……                                 
    ねぇ………聞こえる?  まぁくんは……今幸せ??

    2008-01-18 04:10:00
  • 225:

    愛◆hsF3gEfPG6

    更新終わります?書き込みめっちゃ嬉しいです??ほんまにめっちゃありがたいです!励まされます!   
    またよかったら感想とか書き込みしてください???

    2008-01-18 04:12:00
  • 226:

    名無しさん

    うそやん?
    ・・・まぁくん?

    主頑張れ?

    2008-01-18 04:51:00
  • 227:

    愛◆hsF3gEfPG6

    7話 離れた手

    2008-01-18 05:37:00
  • 228:

    名無しさん

    ワクワク((o(^-^)o))

    2008-01-18 05:40:00
  • 229:

    愛◆hsF3gEfPG6

    まぁくんと別れた――  それから数週間がすぎていた。 愛は、全てをなくしたような気になり、もうどうでもよくなって毎晩、家から出ていき、リサと遊んだ。                       
    暴走についていったり、族の連れのバイクの後ろにのりロケット花火を人に向けて点火したり、やめていた万引きを堂々としたり、かつあげしたり……どんどん悪い連れが増えていき、年上の連れも増えるから車で行動するようになり、更に行動範囲が広がっていく。                                     
    もう何も怖くない。何も失うものがない。愛は、ひどい事も平気でしていたんだ。一番最低なのは、女の子がまわされるのを笑いながら見ていた事。 おもしろかった。泣き叫ぶ子を見て手たたいて笑って……                           
    愛がそうなったきっかけは、まぁくんと別れた事ともう1つ。弟のシンナー。

    2008-01-18 05:45:00
  • 230:

    愛◆hsF3gEfPG6

    中学二年の弟が部屋でシンナーしていたのをたまたま見つけた。 ろれつも回ってなくて、にやにやしていて、愛はその姿を見てびっくりして弟からビニール袋を取り上げた。。その時、また過去の映像がよみがえり愛は、自分に腹がたった。  過去のトラウマがいつまでも絡まって愛の行動を邪魔してる。。弟の変化にさえ気付かないでいたんだ。。。                                
    家の中でも、もうなにもかもが崩れてきてるんだなと感じ、愛は出ていったお母さんの事をもう思い出すのをやめる事にした。

    2008-01-18 05:51:00
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