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DEAR〜

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  • 1:

    アイ◆hsF3gEfPG6

    これは、愛の16の時の実話です。
    よかったら読んでください。

    2007-12-20 01:13:00
  • 231:

    愛◆hsF3gEfPG6

    もちろん、父さんからはまた殴られる日々。数日家に帰らない事もあった。  怖かったはずの原付の音やバイクの音、それよりも1人になるのが怖かった。。。寝るのも怖かった。                          
    ふとした時に、まぁくんが頭ん中いっぱいよみがえり、胸が痛む。 その次に必ず押し寄せてくる喪失感。 黒い闇に突き落とされたようなあの感覚が何よりも怖い。。  1人で部屋にいる時や、ふとした時にまぁくんからのメッセージを待つ自分がいて、その度に自分があの時選んだ行動に後悔する。

    2008-01-18 06:00:00
  • 232:

    愛◆hsF3gEfPG6

    無理矢理引き離す為についた、修復不可能な言葉の嘘。 あんな言葉ぶつけられたまぁくんの気持ちを考えると、もう待っても無駄だってわかるのに……ベルが鳴るたび愛は、まぁくんからかなぁとか期待してまう。。                                  
    どうして信じてあげれなかったの……ううん…そうじゃない…さやのあの姿と弟の姿が重なって、愛はあの子からまぁくんを奪うのは無理だったんや……                           
    みんなと居ても、どこか淋しくて、それをかき消すために、また悪い事をしていた。。

    2008-01-18 06:07:00
  • 233:

    愛◆hsF3gEfPG6

    「愛、愛もシンナーしようや」 あれは確か8月25日。昼間にリサは用事があったから愛だけ男の連れと二人でそいつの先輩の家に行ったんだ。 するとそいつの男の先輩と三人になって、二人がシンナーを吸いはじめて愛も誘われたけど愛はそれだけはしたくなくて断った。                                
    どんどんおかしくなる二人。扇風機に怒鳴りはじめたり、笑ったり。怒鳴るっていってもまともに話してなくてろれつさえ回ってない。

    2008-01-18 06:12:00
  • 234:

    愛◆hsF3gEfPG6

    部屋の中は、ツンとしたシンナーの匂い。愛はおかしくなる二人をただ、じっと見ていた。 その時、部屋にもう1人男が入ってきたんだ。                                  
    ドアに視線を向けて愛は固まった。ドアのまえに立ってる男。愛の顔を見てびっくりしてるそいつは、紛れもなく愛をまわした男の1人だった。

    2008-01-18 06:17:00
  • 235:

    愛◆hsF3gEfPG6

    「……っ」男が部屋から出ようとした時、愛は立ち上がり男の腕を掴んだんだ。                         
    怖さなんてなかった。怖いなんて全く思わなかった。                        
    びくっとした男。 愛「逃げなんでもええやん?座りぃや」愛が冷静に話すと男は、愛の顔を見ようともせず、 「……ごめん」それだけポツリとこぼしたんだ。

    2008-01-18 06:22:00
  • 236:

    愛◆hsF3gEfPG6

    そいつのその言葉を聞いて愛は、体がカタカタと震えた。 怒りがこみあげてきたんだ。 この手で、愛の足を持ち、こいつのあそこが愛に入ってきて………                           
    「気持ちよかった?」愛は、冷静な声でそうつぶやくと男は愛に土下座したんだ。その部屋にいたシンナーをしてる二人は、そんな様子を見ながらけらけら笑っていた。                                
    「謝るんなんか簡単やんけ」土下座するそいつを、みおろしかながら冷静に話す。愛は、みんなが恐れてる先輩から気に入られているから怖かったんだろう。 別に謝ってほしいわけではない。愛だってまわされる子見て罪悪感なんかなかったもん。

    2008-01-18 06:31:00
  • 237:

    愛◆hsF3gEfPG6

    ただ、愛の顔見て逃げようとしたこいつがムカついた。  愛「詫びろや」そう言って愛は、ライターに火をつけそいつの髪に火をあてるとすごい勢いで火があがり、そいつは物凄い焦った顔で火を消した。                           
    愛はそのまま、家を出てそいつの原付を倒し、先輩の携帯に電話してそいつの特徴を話すとそいつの名前が分かった先輩が、そいつにされた事を聞き怒りだして、後は巻かせておけって言ってきたんだ。                             
    あんな奴が仲いい連れと関わるのはやめとこうと思い、愛はもう遊ばないと決めた。

    2008-01-18 06:39:00
  • 238:

    愛◆hsF3gEfPG6

    書き込みがうれしくて更新しちゃいました?
    けど眠いので更新終わります?

    2008-01-18 06:40:00
  • 239:

    愛◆hsF3gEfPG6

    相変わらずやかましい、セミの声。歩きながら、愛はぼーっと何も考えずに走り去る車を眺めていた。   ……あぁつまらない……                        
    どこかに行くあてもなくて、仕方なく夕方くらいに家に帰ると、母さんと姉ちゃんがリビングで笑いながら話しをしていた。 愛は無視してキッチンの冷蔵庫からジュースを取出し、そのまま部屋へと行った。                          
    部屋に行き、冷房をつけて床に座ると同時にため息。 壁にもたれたまま、近くに置いてある雑誌を取り、ペラペラめくりながら見ていた。 夏休み特集コーナーや、流行りの服が載っている。。。

    2008-01-19 00:32:00
  • 240:

    愛◆hsF3gEfPG6

    外から差し込む夕日が足元を照らしている。 数週間前までこの時間は、まぁくんの家に居たのに……                          
    ……ズキン………胸が痛い………一緒に花火大会行こうねって言ったのに………                         
    信じていたら、あの時まぁくんの事全部信じていたら何か変わってたのかな……あの時愛があの場所にいなかったら、きっと今も一緒に居たのに…………                           
    あの子と……さやと今ごろ……一緒にいるのかな………それとも、もう違う彼女でもできたのかな………愛が大好きなまぁくんの手で、愛じゃない誰かに触れてるのかな………

    2008-01-19 03:00:00
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