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DEAR〜

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  • 1:

    アイ◆hsF3gEfPG6

    これは、愛の16の時の実話です。
    よかったら読んでください。

    2007-12-20 01:13:00
  • 433:

    愛◆hsF3gEfPG6

    「もしもし…お母さん…」『もしもし?!愛?愛なの?!』「…うん…」だめだ………こらえきれないや…………涙がポロポロとこぼれていくんだ。                             
    『どうしたの?!何かあったの…?……愛?』「…お母さん……」涙声で話す。 『お父さんに代わって?ね?大丈夫だから」お母さんの声。                                            
    大丈夫って言葉は、こんなにも心強い言葉なんだね。

    2008-01-23 16:13:00
  • 434:

    愛◆hsF3gEfPG6

    リビングにいる父さんに電話を代わり、愛は電話のそばで立ったまま父さんを見ていた。少ししてから父さんからまた受話器を手渡される。 『愛、今から迎えに行くから泊まりにいらっしゃい?』「え…でも…」『愛の大好きなカレーあるよ』 「…行く…」『冬休みおわるまで泊まっていいからね?じゃああとでね? ………愛?………大丈夫だから心配しちゃだめよ?ね?』何も話してないのに、お母さんにはきっと分かっちゃうんだろうな。。。

    2008-01-23 16:19:00
  • 435:

    愛◆hsF3gEfPG6

    足をひきずりながら自分の部屋へと行き、カバンに服をつめた。タバコは持っていかない。お母さん悲しむだろうから……   コンコン…壁をノックする音。ドアがないからね。 愛は視線を向ける事なく、カバンを持ち部屋から出ようとすると、そこにいたのはショウタロウに買ってもらった服を持つ母さんの姿。                              
    「逃げるのね…」冷たく話す母さん。愛は無言で横を通り過ぎ部屋から出た時、弟が廊下に立ったまま愛を見ていたんだ。 「真也…一緒に行く?お母さんの家…」そう話したんだけど、弟は頭を左右にふり部屋へと戻った。

    2008-01-23 16:48:00
  • 436:

    愛◆hsF3gEfPG6

    愛は寒いけど外で待つ事にした。 この家には居たくない …父さんは、リビングでテレビを見ていた。                                     
    パタン……ドアを閉めて外に出ると、冷たい風が愛の髪を揺らした。父さんに殴られた足はあおたんになるから、見えないようにズボンをはいたから、これで大丈夫だよね?                              
    門から出た道にカバンを置き、愛はただただ頭上いっぱいに広がる空を見上げると、いくつもの小さな小さな星がキラキラと輝いて、それはとても綺麗でした。

    2008-01-24 10:27:00
  • 437:

    愛◆hsF3gEfPG6

    どれくらい待ったのかな、車が愛の家の前で停まり愛は、立ち上がると同時にお母さんが車から降りて愛の所へ駆け寄ってきた。                          
    あの時見上げたお母さんは、愛より少し小さくて時間が経っていることを感じるしかなくて、なんだか照れ臭い。                                 
    あの日…お母さんが出ていった日ここで、今立ってるこの場所で愛はとんでもなく不安になったんだよ‥あの日からずっと愛は待っていたんだ…

    2008-01-24 10:34:00
  • 438:

    愛◆hsF3gEfPG6

    「愛…久しぶりやね!大きくなって…」愛のほっぺを両手でさわって、にっこり笑うお母さん。愛より小さなお母さん。  でも、大好きなお母さんの匂いが風が吹くと匂ってきた。。。お母さんだ……                             
    愛は恥ずかしくて、何にも言えない。 だって…もう7年ぶりなんだよ?……恥ずかしいよ… けど、お母さんの愛を見る目は、愛しさで溢れてるのが分かるんだ。                       
    「こんなに冷たくなってるじゃないの!ほら!車に乗りなさい?お父さんに挨拶してくるから!」そう言ってお母さんは、家に入っていった。愛は助手席じゃなくて後部座席にカバンを置き座る。

    2008-01-24 10:42:00
  • 439:

    愛◆hsF3gEfPG6

    少ししてから、お母さんが家から出てきて車に乗り込んだ。「あれ?隣に座らないの??」不思議そうに愛を見るお母さん。愛はうなずくと、優しく微笑んでくれたんだ。                               
    車が走りだし、お母さんはテープを流した。流れる景色を見ながら、これは夢なのか現実なのか分からないような感覚になる愛。…でも、現実なんだよね……本当にお母さんなんだ……                         
    「元気そうでよかった…」信号にひっかかって停めた車の中で、お母さんがそう言った。 「うん」恥ずかしくてうまくはなせない。話したい事や聞いてほしい事がたくっさんたくさんあるのにね…

    2008-01-24 10:57:00
  • 440:

    愛◆hsF3gEfPG6

    お母さんは、今までどんな場所にいて、何をしていたの…?……どんな気持ちで愛を迎えに来たの?……どんな気持ちで今日まで生きてきたの…?                              
    聞きたい事が頭ん中でぐるぐる、ぐるぐると渦巻くよ……父さんの浮気と、暴力を耐えきれずに、愛や兄ちゃん、弟を置いて逃げるように出ていったお母さん……愛は、悲しかったけどあの時なぜかほっとしたんだ。。あのまま、家に居たら多分お母さんは死んでいた。

    2008-01-24 11:03:00
  • 441:

    愛◆hsF3gEfPG6

    お母さん「私ね、結婚して…今子供がいるの……」                                      
    ――――?!――――――走りだした車。流れはじめる景色。愛は、その言葉を聞き固まる。 …結婚……?………愛「…」目を見開いたまま、流れる景色を見ている。声が出ない。                                       
    お母さん「いやなら…ホテル泊まるよ?」心配そうに愛に話すんだ。 愛「ううん。行く…」冷静なふりして話したけど、本当はショックだったんだ…

    2008-01-24 11:10:00
  • 442:

    愛◆hsF3gEfPG6

    お母さんの幸せを一番願っていたはずなのに、いざ幸せな生活をしていると聞かされると…ショックなんだ………                                 
    車がたどり着いた場所は、愛の家からそうとおくない漁師町だった。お母さんの旦那さんは漁師さんなんだって…車から降りると、海から吹いてくる塩風の匂いがして、とてもひんやりしていて、何故かここから逃げ出したくなるんだ。                          
    お母さんが住む家は、古いアパートで、そのアパートの前の駐車場のまわりには、古い昔ながらの家がならんでいた。。近いようで知らないようなそんな場所。

    2008-01-24 11:19:00
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