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DEAR〜
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1:
アイ◆hsF3gEfPG6
これは、愛の16の時の実話です。
よかったら読んでください。2007-12-20 01:13:00 -
493:
愛◆hsF3gEfPG6
アスカはそれ以上何も言わなかった。愛もアスカにそれ以上何かを言う事もなくて、けどやけにアスカから言われた言葉だけが授業中ずーっと頭ん中で、ぐるぐると回っていたんだ。
まぁくんが、愛と同じ気持ちな訳ない………そんな事を思っていても、何故か頭ん中からアスカから言われた言葉がはなれないんだ。2008-01-28 02:51:00 -
494:
愛◆hsF3gEfPG6
キーンコーンカーンコーン
バタバタバタ…授業が終わり、みんなが次々とバレンタインのチョコを渡す為に、彼氏に会いに行く為に、駆け足で校舎を後にしていくんだ。
愛は椅子に座ったまま、ぼーっとしている。 カバンには、昨日作ったチョコが入っている。 アスカに、まぁくんに渡してって言われたチョコ。
今日授業なんて、上の空でいつもより更に先生に叱られちゃったよ………2008-01-28 03:00:00 -
495:
愛◆hsF3gEfPG6
アスカ「愛、帰ろっ?」カバンを持ち、アスカが愛に話す。愛は、カバンを閉めて立ち上がりアスカと教室を出たんだ。マサヨとカヨは彼氏に会うみたいで、さっさと帰ってった。
校舎には、まだ生徒が残っているけどみんな、なんだかウキウキしてるように見える。バレンタインって女の子にとって、勝負の日だもんね?
大好きな人へ、告白する日だもんね?なかなか勇気がない子でも、頑張れる一年に一度の大事な大事な日だもんね。
校舎を出て、アスカと駅までの道を歩くけど、なんだか話題もあんまりなくて、妙に静かだ。2008-01-28 03:06:00 -
496:
愛◆hsF3gEfPG6
愛「なぁ、愛ってそんなにいっつも淋しそうな顔しとう?」ふと、アスカに訪ねるとアスカが愛を見ずに、うなずく。
アスカ「いつも、心ここにあらずって感じやねん………」淋しそうに話すアスカの目を見て胸が痛くなるんだ…
そんなつもりなんて一切なかったけど、確かに愛はまぁくんと別れてからずっと寂しい。。それは、今でも変わらない……
愛「寂しいんかなぁ……」ふとこぼれたその言葉は心の言葉。声に出しちゃった…
アスカ「まぁくんの事ほんまは好きなんやろ?…これ以上聞かないから、本心聞かせてほしい……」アスカは立ち止まり、愛を見ながら話したんだ。愛も立ち止まり、アスカを見る。2008-01-28 03:24:00 -
497:
愛◆hsF3gEfPG6
愛は、コクリとうなずいたんだ。
アスカは、そんな愛を見た。 「チョコ渡し?な?」愛「…彼女おるから……まぁくん「気持ち伝えた方がいい!後悔してほしくないねん…」アスカの言葉を聞き、愛は泣きそうになった………愛は、こんなに真面目な顔して友達を思えないから………
戻れないと分かっていて、気持ち伝えて何かを求めるのではなくて、自分の気持ちを伝えるだけなんて、考えなかった………
気持ち、伝えて例えばまぁくんが愛をもうなんとも思っていなかったとしても、ちゃんとバイバイできるのなら、愛はやっぱりそっちのほうがいい…………………………まぁくんに気持ち伝えたい………………伝えたいよ!2008-01-28 03:33:00 -
498:
愛◆hsF3gEfPG6
愛「まぁくんに渡してみる」アスカに話すとアスカはすっごい目をキラキラさせて喜ぶんだ。 まるで自分の事のように。。
アスカと二人で駅にある公衆電話にやってきた。受話器を持ち、まぁくんの家の電話番号を押していく。。ドキドキするや…………まぁくん、会ってくれるかな………無理って言われても、家に行く…………気持ち伝えるだけ伝える! コール音を聞きながら愛は、硬く決意したんだ。
例えば、君がもう愛を好きでなくても………
『もしもし―』受話器の向こうから聞こえる声は、紛れもなくまぁくん。。まぁくんの声でした。 きゅっと受話器を握る手に力が入る。 「もしもし?愛やけど…ちょっとだけ会える?話しあんねん…」声が少しだけ震える………『…いいで』まぁくんからの言葉にほっとして電話を切った。2008-01-28 03:47:00 -
499:
愛◆hsF3gEfPG6
アスカに視線を向ける。 アスカ「まぁくんなんて?」少し不安そうに愛に話すんだ。アスカは優しいね… 愛「会えるって…」愛からそれを聞くと、アスカの表情が晴れ晴れしくなるんだ。 アスカ「そっか!よかったなぁ!あぁよかったぁ!」その笑顔を見て、愛もにっこり微笑んだんだ…
アスカとは逆方向なので、愛は1人で電車に乗り、向かいのホームで電車を待つアスカに手をふると、アスカも笑顔で手をふったんだ。
ガタンゴトン… 電車の走る音。流れる景色を見ながら愛は、何も考えないようにしていた。。。もう、何も考えない……まぁくんに、気持ち伝えてちゃんとサヨナラする…………それを思うだけで、こみあげてくるたくさんの思い出。2008-01-28 04:48:00 -
500:
愛◆hsF3gEfPG6
たくさんもらった温もり ……もう、あの温もりは愛のものではない。。。仕方ないんだ…
分かっているのにね…なんでこんなに理解したくないんやろうか…サヨナラしなきゃならない現実を…もうとっくに終わった恋なのに
サヨナラしたくない人に、愛はサヨナラしに行くんだね…頑張らなきゃ。。2008-01-28 04:51:00 -
501:
愛◆hsF3gEfPG6
電車から降りて、走ってバス停に行くとタイミング良くバスに乗れた。どんどん近づいてくる景色に愛の気持ちは不安と緊張を増すんだ。
まぁくんと付き合ってる時は、すごく早くついてほしかったのに……今はなんだか怖い………最後やもんね………
絶対泣かない………笑顔でバイバイする……愛は、呪文を唱えるように胸の中で何度もそう繰り返していた。2008-01-28 04:56:00 -
502:
愛◆hsF3gEfPG6
バスが愛が降りる停留所に着き、愛はバスから降りる。そして深呼吸をしてから、歩きだし次第に走りだしたんだ。
まぁくんに会うために。
まぁくんの家は、停留所から少しした場所にあり、愛がまぁくんの家にたどり着くと丁度まぁくんが家から出てきた。2008-01-28 04:59:00