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DEAR〜
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1:
アイ◆hsF3gEfPG6
これは、愛の16の時の実話です。
よかったら読んでください。2007-12-20 01:13:00 -
623:
愛◆hsF3gEfPG6
DEAR
もしもあの頃に戻れたとして、あの頃の自分に戻れたとして
またあの頃の君に巡りあったとしても
きっと僕は同じ選択をして、また後悔するんだろう……分かっていながらも ……
1つでも選択を変えてしまえば、今の自分はいないから………だから同じ選択をする………2008-01-31 03:18:00 -
624:
愛◆hsF3gEfPG6
5話 亀裂
2008-01-31 03:19:00 -
625:
愛◆hsF3gEfPG6
…ぱち。目が覚めると愛の体の上には毛布がかけられていて、体を起こした。床の上で眠ったせいで体が痛い。 ベッドでは、サトシが眠っていて愛は時計を見ると10時をまわっていた。今日は休みだから時間は気にしなくていいけど、いつの間にか寝てしまっていたみたい。
毛布はサトシが掛けてくれたのだろう…愛はサトシのおでこに手をあてると、昨日よりはだいぶましにはなっているけど、まだ熱い。 おけを持ち、水を入れ替え氷をいれて、枕元に落ちているタオルを拾って新しいタオルをサトシのおでこに乗せた。2008-01-31 04:03:00 -
626:
愛◆hsF3gEfPG6
窓を開けて、部屋を換気する。テーブルにおいてあった開けてなかったポカリは、サトシが飲みきったみたいで空になっていたのでゴミ袋に入れて、冷蔵庫から新しいポカリを出した。
愛は、まだ昨日からお風呂に入ってなくて気持ちが悪いから、サトシに聞かずにシャワーを浴び、着ていた服をまた着て、タオルを頭に巻いて部屋に戻ると、サトシが起きてテレビをつけていた。2008-01-31 04:08:00 -
627:
愛◆hsF3gEfPG6
愛「おはよう。シャワー借りたで?」サトシ「おはよ…タオルの場所わかった?」愛「んー。これ勝手に使った 」頭に巻いたタオルを指差すと、サトシはうなずき視線をテレビへと向ける。
愛「服着替え?汗かいたやろ?パジャマどこなん?出したるわ」愛がそう言うとサトシは立ち上がりタンスの前に行く。 サトシ「それくらい出来るって(笑)あっ、シーツ取って?そこにあるから」サトシに言われて愛はシーツを取って、サトシがベッドにしいていたシーツを外し、新しいシーツを敷いた。 愛「晴れてるし、布団干そうか!」サトシ「んー」愛は布団をベランダに干して、ぱんぱん叩いてから、部屋に戻る。2008-01-31 04:16:00 -
628:
愛◆hsF3gEfPG6
サトシがちょうどパジャマを脱いだばかりで、背中が見えて愛はびっくりした。背中一面に桜吹雪の刺青がはいっていたから。 愛「桜の墨?」愛がそう言うと、パジャマを羽織りながら、サトシが隠すようにこちらを向いた。 サトシ「おう…」愛「ユキも墨いれてるやんな…」サトシ「竜の絵だろアイツは…」
愛「愛もいれたい」サトシ「やめとけ」愛「なんでよ」サトシ「愛露出激しいから見えるし、親に叱られるぞ」座ってタバコに火をつけて、一口吸うと苦そうな顔をしてすぐさま灰皿にもみけしたサトシ。 サトシ「まずっ……無理だわ。。風邪の時ってまずいな…」 愛「親に叱られるなんか平気やし!愛もいれたい!」愛の話しを聞いてるのか聞いてないのか、サトシはマンガを読み始めたんだ。2008-01-31 04:24:00 -
629:
愛◆hsF3gEfPG6
愛「なぁって!なんで無視するん?」愛がサトシに話し掛けると、サトシがマンガを読みながら愛にこう話す。 サトシ「…愛は、地元に帰れ」
―――?!―――サトシがさらっと話した言葉に愛は固まる。 愛「は?何で?!愛ここにおるし!帰らん」サトシ「じゃあ、家に電話しろ…」サトシはそう言って携帯を愛に差し出した。
なんで急に……… 愛「なんでなん?意味分からんわ。急にそんなん…」サトシは、ため息をつきマンガを床に置いて愛を見る。2008-01-31 05:01:00 -
630:
愛◆hsF3gEfPG6
サトシ「昨日、愛さぁ色んな話ししてくれたろ?…聞いて思ったんだけど、お父さんに愛されてる」…愛されてる………愛が?そんな訳ない…… 愛「は?そんな訳ないやん」サトシ「まぁ、お母さんが出てったのは、愛はなんにも悪くねぇよ?けど、愛はすぐお父さんが殴ったり姉さんには優しいとか言うけど、お父さんは愛が悪い事した以外でむやみやたらに殴ったりしたか?……そりゃ暴力はよくない。けど、しつけだろ。それに新しい姉さんに我が子と同じようにはできねぇって
新しい母さんにしろ、愛は冷たいって言うけど、愛はどうなんだ?……母さんに対して冷たくしてないか?」2008-01-31 05:09:00 -
631:
愛◆hsF3gEfPG6
愛「だって、あいつお父さんの前ではいい母親ぶるけど、他では最低やもん!」 サトシ「愛はどうなんだよ?新しい母さんに対してどうなんだ?挨拶しないから自分もしない、冷たくされたから冷たくする。愛そう言ってたよな? 愛そうともしないのに、愛されようとしてないか? 俺が新しい母さんの立場なら、挨拶もしない、弁当作ってもありがとうとも言わず、捨てる再婚者の娘ならやっぱり、同じ態度とってしまう。 掃除も洗濯もご飯も作ってもらえるだけありがたいだろ?それに勝手に父さんがいきなり再婚したか?」
愛は、思い出した……母さんがいなくなってからの父さんを。。毎日仕事で疲れてるのに、毎朝父さんはご飯を作ってくれた事。 晩ご飯も毎日欠かさず疲れてるのに、作ってくれた事。日曜日に掃除をして、愛が手伝うと言うと、簡単な事を愛にさせたんだ。父さんはいつも笑顔で、絶対遅くなんてならなかった。2008-01-31 05:18:00 -
632:
愛◆hsF3gEfPG6
お風呂はみんなで毎晩入って、父さんは歌を歌ってくれた。学校の行事には必ず来てくれて、夏祭りには愛に浴衣を着せてくれた。 どんなにしんどくても、絶対笑顔だった………自分の事よりも子供を優先してた………愛が学校でお母さんがいなくていじめられてから、しばらくして父さんが言ってきたんだ。再婚の話し。 あの時、愛や兄ちゃんや弟に何度も母さんと姉ちゃんを会わせて、再婚に反対した兄ちゃんを愛と弟で説得したんだ。
父さんの幸せだけを考えて。
サトシ「愛の大好きなまぁくんにしろ、お父さんは分かってたんだろ……だから距離をおかせたんだろ……愛はまぁくんを美化してるけど、まぁくんだって所詮それ程度のやつだったんだって。 愛はな、まぁくんに全部を押しつけてたんだろ………自分の淋しさや愛されたい願望を全部押しつけすぎて、抱えきれなくなったんだきっとまぁくんは。友達にとられたのも、自分にも非がある。悲劇のヒロインになる前に、受け入れようとしてみろよ?全部拒む前に、飲み込んでみろよ………俺はまぁくんって奴は分からないけど、多分付き合ってたとしても、いつか愛はまぁくんに捨てられてた。」2008-01-31 05:30:00