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DEAR〜

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  • 1:

    アイ◆hsF3gEfPG6

    これは、愛の16の時の実話です。
    よかったら読んでください。

    2007-12-20 01:13:00
  • 661:

    愛◆hsF3gEfPG6

    愛「ユキ!やめてや?!」愛がユキとサトシの間に入る。ユキはサトシの胸ぐらを掴んだまま。 ユキ「どけや愛!!」愛「いやや!!!サトシ熱あんねんで!?」ユキ「そんなん分かってるわ!!どかなどつくで!?」愛「サトシは何にも悪くないねん!!愛の事考えて言ってくれてんねんから!!!」                             
    ガンッ!!!鈍い痛みが頬から伝わる。 愛はサトシにぶつかり床に倒れる。 サトシ「やめろ!ユキ!」サトシがユキの腕を掴むと、ユキが怒鳴りながらじたばたするけど、サトシはユキの腕を離さない。                        
    ユキの怒鳴り声が、ズキッと胸に突き刺さり愛は立ち上がってユキを見ると、ユキがサトシに頬を平手打ちされた。

    2008-02-04 21:31:00
  • 662:

    愛◆hsF3gEfPG6

    サトシ「自分の寂しさで、愛を縛りつけるのやめろよ?!1人が寂しいだけで、愛の事なぁんも考えてないだろ?!愛は、ここに居ちゃだめなんだよ!!帰る場所はここじゃねぇことくらい分かるだろ?!」 サトシの怒鳴り声を聞いてユキが黙り、唇を噛み締めてサトシをにらみ一発殴ってから部屋を出ていった。                               
    ユキが出ていき、少ししてからバイクの走り去る音が聞こえ、その音が小さくなり部屋がしんとしてテレビの音だけが響いている。

    2008-02-04 21:36:00
  • 663:

    愛◆hsF3gEfPG6

    愛「…サトシごめん…」サトシ「あいつまじ力強すぎ(笑)おかげで目が覚めた(笑)」笑いながら、ソファーに座りタバコに火をつける。                           
    サトシ「何も気にしなくていいから、愛は自分の事だけ考えてればいいから」タバコの煙を吐き出しながらサトシが愛に話す。テレビを見ながら真面目な顔して……                          
    愛「愛、やっぱりできへん!ユキと一緒におるって約束したねん!」サトシ「あのさ……一緒にいるだけが相手の事大事にできてるとか思ってんの?……寂しいから一緒にいるとか、一緒にいる約束したから一緒にいるとか根本的に間違えてんだろ?
    結局お前達は、いつまでもそうやって相手と約束したからって一緒にいるだけで時間が過ぎてったっていつかは必ず離れんだから。愛が地元に帰った事でユキが愛を嫌うなら、それまでだろ?逆にユキが愛から離れていって、それがユキにとっていい事だとしても、約束破ったとか思うのか?」

    2008-02-04 22:15:00
  • 664:

    愛◆hsF3gEfPG6

                            
    サトシの言う事は、痛いくらい心に響いてくる。何も言い返せないのは、間違えてないからだ…                               
    サトシ「本当に相手を大事に思うなら、先の事考えろよ?相手の今の気持ちよりも先を考えろ。ユキならちゃんと理解する。あいつは、大丈夫だから」……きっとサトシは、愛がユキを知ってる以上にユキの事を知っていて、理解しているからこそ、こう言えるんだ。愛は、なぁんも分かってないくせに、わかったような気になっていたよ……                                
    相手の幸せを願って離れる事は、決して裏切りなんかじゃなく、それ以上の愛なんだ………例えばそれがどんな形であろうとも。

    2008-02-04 22:34:00
  • 665:

    愛◆hsF3gEfPG6

    サトシ「来週、地元に送っていくから」                               
    愛はなんにも言えなかった。サトシはなんにも話さなくて、黙ったままテレビを見ていて、愛はお笑い番組なのに笑えなかった。                            
    しばらくしてから、いきなりサトシがキッチンに行き料理を始めた。 サトシ「お腹空いてんだろ?一緒に食べよう」愛「愛手伝う。。熱は?」サトシの隣に行くとサトシが玉ねぎを手渡してきた。

    2008-02-04 22:41:00
  • 666:

    愛◆hsF3gEfPG6

    サトシ「愛のお粥と看病のおかげでだいぶよくなった……ほら、皮むいてそれみじん切り」サトシが優しく微笑み、愛の頭をぽんっと叩いた。                                  
    二人で、隣に並び愛はサトシに言われるがまま手伝い、サトシは慣れた手付きで料理していく。

    2008-02-04 22:45:00
  • 667:

    愛◆hsF3gEfPG6

    テーブルに並んだ料理は、ハンバーグとご飯と玉ねぎとじゃがいもの味噌汁。ふわふわな湯気と美味しそうな匂いが漂う。                             
    愛のお腹がグルグルーって鳴ってサトシが笑った。 サトシ「よしっ!いっただきまぁす!」サトシが両手を合わせる。愛も両手を合わせて「いただきます」って言ったけど、元気が出ない。……やっぱりユキが気になる。

    2008-02-04 23:02:00
  • 668:

    名無しさん

    サトシ「愛?ほら食べよ?冷めるぞ?」愛はうなずいて、味噌汁を一口飲んだ。 ―――?!―――――その味が愛の記憶を甦えらせるんだ。                                  
    お母さんが出ていってから、毎日父さんが必ず作ってくれた味噌汁。父さんはよく、玉ねぎとじゃがいもの味噌汁を作ってくれた。                         
    そういえば、ハンバーグを愛は一度だけ作った事がある。あれは冬くらいで愛は弟と家にいて、お兄ちゃんがまだ帰ってきてなくて、弟がお腹すいたって言ったから、愛が弟にご飯作るって言って、分からないのに必死に作った。。。まだお母さんが家にいた頃、お母さんが教えてくれたハンバーグ。

    2008-02-05 00:01:00
  • 669:

    愛◆hsF3gEfPG6

    出来上がったのは、水を少ししか入れなかったまま炊き上がったカチカチご飯と、こげたハンバーグ。タレの作り方が分からないからケチャップをかけた。                          
    愛は一口食べて、食べれないと思い、弟に捨てようって言ったのに「おいしいから」って言って弟は愛の分まで全部食べたんだ。いつもは、生意気で愛に喧嘩ばっかりうってくる弟。まだ小学二年生で、お世辞なんて言うような年じゃないのに。                       
    その日の夜、父さんが愛の炊いた米を捨てて、新しく炊いた。愛に炊き方を教えながらできると笑顔で愛の頭を撫でてくれて…ソースも父さんが作ってくれて、味噌汁も作ってくれて、弟は味噌汁だけ飲んで、お兄ちゃんは愛のハンバーグをまずいって言ったのに、父さんは、                        
    「世界で一番うまい!」って笑顔で言った。

    2008-02-05 00:10:00
  • 670:

    愛◆hsF3gEfPG6

    父さんは、休みの日いつもきっと本当はくたくたに疲れていたのに、眠っていたいのに私達の為に掃除して、色んな所に連れて行ってくれた。                                 
    誕生日もクリスマスも必ずケーキとプレゼントを毎年くれた。                                             
    いつも、自分の事なんか後回しにして愛や兄ちゃんや弟の為にたくさんたくさん優先してくれていたよ…………………

    2008-02-05 08:19:00
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