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〜小さい命〜

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  • 1:

    この話は本間にあった話です。書くのならあの子の話を書きたかったので書かせて下さい。

    2007-12-20 23:38:00
  • 2:

    〜プロローグ〜
    2007年9月13日。。“ハチ”が死んだ。医者によると即死やったらしい。あたしはまだあんたに何もしてやれてなかったのに。本間に…本当にハチ?あんたはもうこの世界におらへんねんょな…。
    少しの間でも幸せやった?

    2007-12-20 23:47:00
  • 3:

    あたしは両親には恵まれていた。何だかんだ言っても常にあたしを心配してくれてる親。いつもあたしに『お願いやから普通の生活しよう?』と優しく声をかけてくれてた。いや…甘やかされてたんやと思う。あたしはソレに甘えてただけ。あたしを見て『風邪ひきなやー?』って微笑んでる親を見て(うざい)それしかおもわへんかった。
    あたしは何に対しても冷めていた。友達の中にいるのもなんとなく。そんな生活をしていた。

    2007-12-21 00:10:00
  • 4:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 5:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 6:

    あたしはあの日もいつものように化粧をして服を着替えて玄関から出ていこうとしてた。キッチンから出てきた母親と目が合う。『花?どっかいくん?』今日も微笑みながらあたしに問い掛ける。あたしは横目で母親を少し見てシカトで外に出た。ドアを閉める前『なるべく!なるべく早く帰ってきてね!』とあたしの背中に話し掛ける母親の声がした。あたしはその言葉にもシカト。ドアを閉める。その時ドアの向こうで『ご飯暖めて待ってるから!ちゃんと起きて待ってるから!』その声が聞こえた。『バカらしい…』あたしの口から出た言葉がソレやった。今日は本間やったらあたしにとって1番めでたい日。あたしの20歳の誕生日やったから。家から飛び出しては帰ってくる。そんな生活にもなれた頃やった。(あたしの誕生日…あと4時間で終わるのに何が待ってるやねん…)あたしが家から出た時間はもう夜の8時やったのに。

    2007-12-21 00:29:00
  • 7:

    あたしはいつも皆があつまる公園に向かっていた。結構友達自体は多かったから友達付き合いには困らんかった。ただろくな友達はおらんかったけど。
    あたしは公園に入って皆を探す。まぁ探すまでもない。10人位の団体があたしの友達。あたしは遠くから手を振る。今日は何かがおかしい。(何あれ。)団体の中に小さな白い塊が転がっている。男子は足でソレを突いている。あたしは近付いて『何それ?』白い塊を見ると暗闇で見えへんかったケド身体中に傷があり血が出ている。足は変な方向に曲がっている。(チワワ…)あたしはそのチワワを見て『どーしたんこの子?!』聞いてみると男子が『こいつ段ボールん中おってな?俺らんトコきよってやー俺らも暇やったから遊んだったわー』(意味わからん…。)『これあんた等がやったん?』あたしが聞くと周りの皆は大爆笑で『こいつまだ生きとるわー』などといいながら足で蹴る。

    2007-12-21 00:39:00
  • 8:

    あたしは頭が真っ白になった。男子はまだ立ち上がろうとしているその子犬を仰向けにして口を開けさせて火の着いたマッチを突っ込もうとしていた。(ドクンッ)胸の鼓動が早くなる。『辞めてや!何しとんねんな!相手子犬やんけ!』あたしはいつの間にか子犬の横にいた。『お前なんなん?』友達があたしを掴む。『この子犬病気連れていかな…死ぬやん?!』あたしはその瞬間男子に頬を殴られていた。『こいつが死んだトコで世界は変わらんわー!どうせ死ぬトコを俺等が遊んだっただけじゃ!』まわりの皆は笑って見ていた。あたしはその間も何回も足で蹴られていた。あたしの友達の女子も皆笑ってた。子犬は皆の間で転がってた。

    2007-12-21 00:46:00
  • 9:

    あいつ等は皆気がすんだみたいでいつの間にか去っていた。あたしは5?先位に転がっている子犬のトコに走る。(どーしょ…)子犬は器官をやられたのか『ザァザァ』と荒い息をしていた。あたしはとにかく子犬を抱いて痛む足を引きずりながらタクシーを探した。無事にタクシーを捕まえて『家まで急いで!』と家の案内をして自分の家に無事についた。

    2007-12-21 00:51:00
  • 10:

    あたしが家に着いたのは11時。結構あいつ等に遊ばれてたみたいやった。家のドアを開けるとリビングの電気がついている。あたしは声にならない声でなるべく大きく『母さん!母さん!』叫ぶと両親がリビングから凄い勢いで出てきた。『どーしたん?!何があったん?!』傷ついたあたしをみて心配している。あたしは『そんなんいいから!動物病院連れてって!』あたしはもうフラフラやった。父さんはあたしの肩を掴んで母さんに『毛布と水と車の鍵持ってきて!』と、いつもの優しい父の顔じゃ無くなっていた。

    2007-12-21 00:58:00
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