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幽霊でも恋をする。
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1:
?◆vpbao2d2Y6
昔から、柳の木の下には幽霊がいるって言われてる。理由なんか分からない。でも当たってると思う。だってあたしは、幽霊だから。死んだ理由?そんなの決まってる。事故。車に勢いよく撥ねられた。即死だったみたい。そりゃ、あたしを轢いた奴を怨んだりしたけど、相手を怨んだってあたしが生き返る訳じゃない。だから今は、幽霊生活を楽しむ事に決めた。あたしのタイムリミットは後、49日しかないもの。
2007-12-26 00:27:00 -
7:
名無しさん
絶対おもろい★主さん楽しみにしてます?
2007-12-26 17:53:00 -
9:
?◆vpbao2d2Y6
カレについて行くと、目の前には大学。カレはどぅやら、大学生らしい。
『真也おはよう☆』
カレのもとに寄ってきたのは、今時の女の子。クリクリした目に、頭をクルクル巻いたいわゆるギャル?カレの名前は【真也】と言うらしい。
『おはよう。チィ。』
チィと言うのは、このギャルの事だろう。ギャルは真也に名前を呼ばれ、すごく嬉しそう。真也に恋してる。チィの顔にそぅ書いてある。2007-12-26 19:20:00 -
10:
?◆vpbao2d2Y6
『真也、昨日も今日も朝家にいなかったけど、どこに行ってたの?』
チィが尋ねる。それに対し真也はそっけなく返した。
『別に。』
そぅ言って、スタスタと歩き出す。慌てて、真也の後を追いかけ、ふと後ろを振り返ってみた。チィは悲しそうな顔で、真也を見ていた。2007-12-26 19:29:00 -
11:
?◆vpbao2d2Y6
あんたねぇ!さっきの言い方は何?あの子は、あんたが好きなのよ!?『別に。』ってカッコつけてんじゃないわよ!自分の事、カッコいぃとでも思ってんの!?
――なんて言ってみても、あたしの言葉なんて講義中の真也には聞こえるはずもない。大学の勉強なんて、あたしにはちっとも分からないけど、真也は建築について勉強してるみたいだった。
大学生になってまで、勉強するって凄いわね。あんた。あたしには無理だわ。ってもぅしなくていんだけど。
あたしの声は、誰に聞こえるでもなく消えていった。2007-12-26 19:36:00 -
12:
?◆vpbao2d2Y6
あんたちょっと笑って見なさいよ。笑ったら絶対、カッコいぃはず。
なんて、真也に聞こえるはずもないのに、あたしはそぅ言ってみた。するといきなり、今まで顔を伏せていた真也が顔をあげる。一瞬あたしと目が合う。正確に言えば、あたしを通して別の誰かを見ている。2007-12-27 03:09:00 -
13:
名無しさん
面白いやん?いっぱい更新して?
2007-12-27 07:22:00 -
14:
?◆vpbao2d2Y6
>>14サン☆
あんま更新ですみません?今日はいっぱい時間あるんで、いっぱい更新します?面白いと言ってくれてありがとうございます??2007-12-27 08:13:00 -
15:
?◆vpbao2d2Y6
真也の目線を追うと、小柄の大人しそうな女性がいた。彼女は真也の目線に気付くと、小さく手をふる。真也もペンを持っていた手を彼女にあげる。
何、あんたの彼女?
真也と彼女の間に、何かあったと言うのが簡単に分かる程、二人の雰囲気はおかしかった。その証拠に、彼女を見る真也の目は、なんともいえない感じがした。2007-12-27 08:24:00 -
16:
?◆vpbao2d2Y6
軽く挨拶だけすると、彼女は友達たちと食堂から出て行った。真也を見ると、また目線は机の上のノートに戻っていた。
『まーさーや!』
チィが後ろから真也に抱きつく。真也はちょっと戸惑っていたが、チィだと気付くと呆れたよぅに言った。
『チィ…、心臓に悪いからやめろって何回も言っただろ?』
チィは小さく笑い『ごめん。』と言った。2007-12-27 08:30:00