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恋愛宅急便?[速達]
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1:
薫?
あっくんに…?薫のこのきもちが届きますように?
願いいっぱい込めて?書きます?2008-01-07 03:58:00 -
41:
薫
それから何日かした。私の携帯にはよくあっくんからの電話がなった。忙しいあっくんは昼休みや少しの時間ができると私に電話をくれていた。くだらない話ばっかりだったがそれでもよかった。あっくんの声が聞けてあっくんと話ができて、私はそれだけで楽しかった。自分では意識はしていなかったが次第に毎日のようにやっていたシンナーやドラッグからは自然に離れる事ができていた。
2008-01-08 17:17:00 -
42:
薫
舞子と一緒に働いていた店も辞め、誠二からの電話も着信拒否をした。そんなある日の事。あっくんと食事に行く約束をした私は近くにあるコンビニであっくんがくるのを待っていた。するとどこかで聞いた事のある車のエンジン音が聞こえた。[あれ?これ誰かの…?]そんな事を思いだしぼーっとしていると『お前こら!薫っ!』と声がして顔をあげた。そこには道を挟んで反対側に誠二の姿があった。[やっば!]そう思い私は走った。『お前こらまてっ!殺すぞ!』そう言った誠二はめちゃくちゃなUターンをかけ車で追いかけてきた。
2008-01-08 17:29:00 -
43:
薫
狭い道や一方通行に入ったが誠二はそんな事お構い無しだった。『おらーもっと走れーひいてまうぞー』ケラケラ笑いながら誠二は私ベタベタに車をつけ軽く私をひいた。軽く体が浮いて私はコロコロ転がった。[いったいなー!]そう言って立ち上がろうとしたが足が笑って立てなかった。誠二は車から笑いながら降りてくると私を何発か蹴り無理矢理車に押し込んだ。
2008-01-08 17:35:00 -
44:
薫
誠二は車を走らせながらも空いてる手で私を何度も殴った。[なんなん!?なんで薫あんたにこんなんされなアカンの!?]精一杯抵抗したが誠二は何も言わずただ笑いながら私を殴った。しばらく車を走らせついたのは舞子の家だった。[アカン…ここ入ったらマジで殺されるかも…]そんな事が頭をよぎり私は力一杯の抵抗をしたが髪を掴まれアッサリ家に入れられてしまった。
2008-01-08 17:44:00 -
45:
誠二
顔の感覚や痛みの感覚が段々鈍くなってきた頃…誠二は私を殴る手をとめ服を脱ぎ始めた。誠二の行動を見た周りも次々に服を脱ぎ始めた。[ちょっと!マジでそれはやめて!]誠二を突き飛ばし私は慌てて起き上がった。『何今更言うとんねん!お前本間に俺に殺されたいんか?』[殺してもいーから!それだけは止めて!マジでお願いします!]私は初めて泣いた。殴られても我慢できたのにその後を考えると涙が溢れてきた。あっくんが頭にいっぱい出てきて涙が止まらなくなった。
2008-01-08 18:08:00 -
46:
名無しさん
頑張って?
2008-01-09 00:06:00 -
47:
薫
『お前どんだけ俺をおちょくる気やねん!?いい加減にせーよ』誠二はそうどなると私の髪を引っ張り地面にたたき落とした。[別におちょくってる気ないから!本間にこれだけはやめて!いくらしばいてもらってもいいし!殺してくれてもいいから!本間お願い!]誠二の手を払いうずくまりながら何度も言ったが誠二に私の言葉はとどかなかった。誠二だけではないその場にいた人に次々に回される中で[死んでもいい]と本気で思った。そんな中私の携帯がなった。あっくんの専用着音にしていたEXILEのstyleだった。
2008-01-09 05:35:00 -
48:
薫
[あっくん助けて…]そう思うと同時にあっくんにこんな姿を見られる事や知られる事が怖くなった。そして一刻も早くあっくんのコールが切れる事を願った。だけどそのコールが切れる前に私の携帯の存在に舞子が気付いた。舞子は私のカバンから携帯を取り出すと私の顔を見てニヤっと笑った。[舞子!お前っこら!]舞子がとる行動に気がついた私はちからいっぱいに暴れた。『ちょっとその女だまらして!』舞子がそう言うと誠二が私の口を手でふさいだ。必死に抵抗する私を横目に見た舞子は軽く笑みを浮かべあっくんからの電話をうけた。
2008-01-09 05:47:00 -
49:
薫
手を精一杯にのばし舞子の足に爪をたてた。[お前それやったら絶対殺す!絶対殺したるからな!]舞子は軽く舌打ちをし私の手をはらうと軽くこちらを見て笑った。〜♪メール送信完了の音がなった。『ごめん!薫〜送っちゃった♪』舞子はそう言うとケラケラ笑いその場を転げた。[…]私のなかで何かが割れた。言葉はでないのに涙だけがただただ出た。その時の事はあまりこれ以上は覚えていない。舞子が笑い転げる姿だけが目にうつっていただけだった。
2008-01-09 06:11:00 -
50:
薫
それから全ての事が終った後も私はしばらくの間誠二に捕まっていた。『薫…殴ってわるかったな…痛いやろ…?俺だって本間はあんなんしたくなかったんやで?俺の気持ち分かってるやろ?もうどこも行ったらあかんで?』そう言いながら私の顔にタオルをあてる誠二…。もうどうでもよかった。腫れた顔も…目の下から流れる血も…痛い足も…背中も…お腹も…。どうでもよかった。ただ頭には『おうよ♪』そう言って笑ったあっくんの姿がやけに鮮明に浮かんでいた。
2008-01-09 06:20:00