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恋愛宅急便?[速達]
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1:
薫?
あっくんに…?薫のこのきもちが届きますように?
願いいっぱい込めて?書きます?2008-01-07 03:58:00 -
71:
薫
『お前なんやその顔…』あっくんに突っ込まれ私はとっさに下を向き髪で顔をかくした。『お前な…』あっくんはそう言いかけ途中で話すのをやめた。そして下を向く私の頭を軽くポンポンと叩いた。『もう大丈夫やから』そう言われた気がした。今まで溜まりに溜まった私の中の何かが一気に爆発したように次から次に涙がでた。ただ下を向き滲んだ視界の中でも確かにあっくんの存在を感じる事ができた。
2008-01-11 03:00:00 -
72:
薫
『剛ごめん!先に薫病院につれたってくれへん?』とあっくん。[分かった。けどあんま無茶すなよ!じゃいこか?立てるか?]剛くんに軽く腕を捕まれたが私は首を横に振って言った。[大丈夫です。別に病院いかんでも…家帰って消毒しますから]そんな事を言った私だったが本当の理由はあっくんから離れたくなかっただけ。もっとあっくんの存在を感じていたかっただけだった。
2008-01-11 03:21:00 -
73:
薫
するとあっくんは私の前にしゃがむと私の頭をまたポンポンとして言った『消毒でこのぼこぼこタンコブ治るか?無理やろ?賢いから剛と一緒に病院行ってこい。な?俺もすぐ行ったるから。』初めて聞くあっくんの優しい言葉だったが私は尚も首を横に振った。[嫌や…あっくんとおりたい…離れたらもうあっくん来てくれへんやろ?来るって嘘やろ?あんなん見たら薫の事ありえへんやろ…]殴られ過ぎて頭がおかしくなっていたのか私は泣きながらあっくんにしがみつき言った。そんなあっくんは自分の携帯を私に預けると笑って言ってくれた。
2008-01-11 03:29:00 -
74:
薫
『お前も知ってるやろ?俺がこの携帯なかったら生きていかれへん事!これなかったら仕事もでけへん!何もでけへん!お前がそう思うんやったらお前がこの携帯もっとけ!絶対返してもらいにいくから!な?』あっくんの久しぶりに見る笑顔とその言葉に私は携帯を握りしめて頷いた。その後剛くんと連れられ私は病院に運ばれた。頭を傷を六針縫い、頬骨や腰の骨に軽くヒビが入っていたりとその他もろもろの外傷があり私はその日に病院に入院させられるはめになった。
2008-01-11 03:41:00 -
75:
名無しさん
気になる〜
2008-01-11 18:19:00 -
76:
名無しさん
あげ
2008-01-12 13:10:00 -
77:
薫
すべての処置が終わり私は病室のベッドに案内された。あっくんの携帯を握りしめていると心がやすらいだ。こんなにも安心したのはどれくらいぶりだろう…体のあっちこっちは痛かったがあっくんの言葉を何度も頭の中でリピートしながら私は眠った。
2008-01-12 18:12:00 -
78:
薫
『薫っ!薫っ』病室に響き渡った大声で私は目がさめた。病室から連絡をうけた母が気が狂ったように私の体をさすり叫んでいた。『おかん…?ごめん…ちょっとうるさい…ってか体痛い…』と私が言うと母は泣きはじめた。[全然連絡とられへんおもったらこんなんなって!あんたはどんだけ心配かけるのっ!お母さん頭おかしなるわっ!]と母…。私は『ごめん』それだけしか言えなかった。母に謝ったのはどのくらいぶりだろう…。そんな事を考えながら私はしばらく泣いている母を見ていた。
2008-01-12 18:20:00 -
79:
薫
少しして私は大切な事を思い出した。手に握っていたはずのあっくんの携帯がない…私は慌ててベッドから飛び上がると周りを探したがどこにも見当たらなかった。『おかん!この辺携帯なかった!?』焦った口調で聞く私に母は少しキョトンとしながら言った。[しらんよ…!携帯なんかなかったよ!]『…あ…っそ』自然に出た。期待した自分がバカバカしく思えた。あっくんが助けに来てくれた!そう思った事をそう思い込んだ自分を虚しく感じた。胸の真ん中を風が通りすぎるスースーとした感覚を初めて感じた時だった。
2008-01-13 08:08:00 -
80:
薫
『携帯がどないしたん?』と母が心配そうに言った。[別に…何か携帯もって寝たような気しただけ…]私はそれだけ答えると布団に潜った。『アホみたい…』一人そう呟くと自然に涙がでた。『おかん…ごめん帰って…』私が言うと何かを察知した母は[また夜くるね]それだけ言って帰って行った。泣けば泣く程頭に縫い傷の痛みが走った。『もっといたなれ!頭おかしなるまで痛なって!』そう心の中で叫びながら気が狂ったように私は泣いた。
2008-01-13 08:19:00