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涙の跡
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1:
主
今日、いつもの帰り道。思いもしない事が起きた。
2008-01-10 01:58:00 -
15:
主
尚樹『奈々ちゃん…。冬耶もうおらんねん…。』奈々『…。冬耶は寝てるだけやで?もうすぐ起きるから。』あたしは、この時頭がおかしくなってたのかもしれない。冬耶が死んだなんて思いたくないのに、勝手に涙が溢れてくる。
奈々『冬耶な、いつも奈々が泣いたらな、泣き虫!子供か!って怒るねん。でも、涙拭いてくれて…抱っこしたるからもう泣くなっていつも言うねん。』2008-01-13 05:02:00 -
16:
主
奈々『冬耶が寝てる時、奈々が声殺して泣いてても気付いて抱きしめてくれるねん。』尚樹『…。』奈々『冬耶ぁ。奈々今泣いてるのに…。今日は気付いてくれやんの?抱っこしてくれやんの?…。』
2008-01-13 05:05:00 -
17:
主
あたしはまた泣きじゃくった。
それから3日間の記憶はあまり覚えていない。
ただわかった事は冬耶がいなくなった事。冬耶がいなくなってあたしは仕事も辞め毎日泣いているだけだった。2008-01-13 05:09:00 -
18:
主
冬耶がいなくなって1週間が経った。誰とも話したくない。何も食べたくない。眠れない。あたしは1週間で本当にやつれた。みんなが心配してくれて毎日、電話やメールがきた。でも電源を切った。
冬耶がいない世界で生きていけない。あたし何の為に生きてるの?つらい…。冬耶の声が聞きたい。冬耶に会いたい。抱きしめてもらいたい。2008-01-13 05:14:00 -
19:
主
2週間が経った。あたしは病院に通い始めた。母親のすすめで点滴をうちカウンセリングを受けに行っていた。その病院からの帰り、あたしの家の前に尚樹と涼太と優斗がいた。奈々『どうしたん?』尚樹『よっ!奈々ちゃん、ずっと電源切れてるから心配でみんなで会いにきた!』奈々『そっか…。ごめんな、心配かけて…。』尚樹『奈々ちゃん?飯食ってるん?痩せすぎやろ…』
2008-01-13 05:21:00 -
20:
主
奈々『…。ごめんやねんけど、もう帰って。誰にも会いたくないねん。』
涼太『…。俺らな、3人共めちゃくちゃ泣いてな…話し合ってん。冬耶がな、好きになった奴俺ら尚樹と優斗と3人で冬耶の代わりに守って幸せにしてあげよって。冬耶が途中でできひんくなった事、俺らでしてあげたいねん。』奈々『奈々は、冬耶じゃないと意味がない。冬耶じゃないと幸せじゃないから。そんなんいらん。』2008-01-13 05:28:00 -
21:
主
それから毎日、3人はあたしの家にきた。もちろんあたしは会っていない。母親に会ってお菓子や果物を持ってくる。
母『また今日もきてくれたで。みんな奈々の好きな食べ物知ってるん?』奈々『…。なんで?』母『あんた食べやんけど、いつも奈々が好きな食べ物ばっかり持ってくるで?』奈々『…。たまたまやろ。』母『そう…。今日はなんか食べれそうか?』奈々『何もいらん。』母『いい加減なんか食べて!適当に持ってくるから。』2008-01-13 05:43:00 -
22:
主
たくさんのあたしの好きな果物があった。あたしは一口だけ食べてまた眠りについた。起きたら『お前、寝すぎじゃ!はよ用意しろ!』って冬耶が言ってくれそうな気がして…。
2008-01-13 05:47:00 -
23:
主
しばらくしてあたしは、起きた。冬耶はいない。寝て起きて泣いて寝て…の繰り返しだった。
立ち直れない。前に進めない。2008-01-13 05:48:00 -
24:
主
そんな生活が2ヶ月続いた。相変わらず毎日3人のうちの1人は家にきていた。みんな仕事しているし、時間がある人だけ来てくれていた。女友達も3日に1回は会いにきてくれていた。
2008-01-13 05:51:00