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涙の跡
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1:
主
今日、いつもの帰り道。思いもしない事が起きた。
2008-01-10 01:58:00 -
31:
主
また泣けてきた。いくら泣いても涙は止まらない。
尚樹がそれに気付いて…『泣かせるつもりないけどな冬耶、奈々ちゃんから手紙もらう度に俺に自慢してきてたわ!』あたしはまた声をあげて泣いた。2008-01-13 06:13:00 -
32:
主
そこには書いたのに喧嘩をして渡せなかった1ねん記念の手紙もあった。渡す前に喧嘩をしてぐちゃぐちゃに丸めてあたしが捨てた。冬耶はごみ箱に入ってるのを見つけたらしい。尚樹『その手紙な、冬耶がキレててん。なんで捨てるんやって。気付かんかったらゴミなってたってスネててんで!笑』あたしはもう泣いてばかりだった。
2008-01-13 06:17:00 -
33:
主
こんなに愛しいのになんで?なんで冬耶はおらんくなったん?あたしは掃除どころじゃなくなり、いつの間にか眠っていた。
2008-01-13 06:21:00 -
34:
主
冬耶のベッドで寝ていると夢を見た。
冬耶『よっ!久しぶり!奈々お前、痩せすぎ!そんなん抱き心地良くないからあかんわ!飯くえ!じゃないと抱っこしやんぞ!』奈々『冬耶ぁ。奈々に会いにきてくれたん?』冬耶『お前が心配ばっかかけるからやんけ。約束したらまた会いにくる。』奈々『何を約束するん?』冬耶『ちゃんと飯くって尚樹らの言う事聞く事やな。』奈々『…。わかった!約束守ったらまた絶対会える?』冬耶『くる、くる。来たるから約束守れよ!』そう言って笑いながら冬耶は消えていった。2008-01-13 06:28:00