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【200万円の顔】
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1:
ゆうか^д^
ゆうか‐16歳。
私は不細工だった。2008-01-18 07:31:00 -
2:
ゆうか^д^
でも、自分が不細工だった事に始めは気付いてもなかった。
その当時私は歳を誤魔化してキャバクラで働いてた。「あ〜だるいなぁ、今日も仕事や。」
りさ「ゆうかはそればっかりやなぁ(笑)でもちゃんと客来るんやろ?」りさは同じ店の女の子で20歳、最近よく話すようになった。
「まぁ今日も頑張るかぁ。」ゆうかはだるいと言いながらも、かなりの負けず嫌い。今日もラストまでバリバリ働く。2008-01-18 07:38:00 -
3:
ゆうか^д^
その当時、私は店の中では一番可愛いと思ってた。ノリは良かったからそこそこお客さんもいたし、可愛いから指名多いんやって勘違いしてた。でも、だんだん「自分おもろい顔してるな」とか、「ちょっと黙ってて」とか、お客さんに言われる事があったりした。明らかに話す気がなさそうなお客さんとか。その時は「なんやねん。うざいわ。」とか思ってたけど、だんだんそのあたりから、自分は可愛くないんじゃないかって思い始めた…
2008-01-18 07:53:00 -
4:
ゆうか^д^
よく考えれば、中学の時、仲良くしてた女友達と一緒に遊んでた時‥‥
『自分らどこ行くん??』『めっちゃ可愛いやん!』‥明らかに私に言ってない。
『彼氏おるん?』紗智(女友達)「おる。」『そうなんや。自分は?』やっとこっちを向いた。ナンパとかウザイし。みたいな感じで、わざとだるそうに答える。「おらん。」すると、ゆうかが思ってた言葉とは全く違う答えが返ってきた。『そうやろなぁ!(笑)てか番号教えてやぁ♪』と紗智の方を向いてる。彼氏がいる紗智に番号を聞く男。私は、何で紗智やねん、意味分からん!普通こっちやろ!と思いながらも平然を装った。
今思えば、やっぱり不細工だったんだ。2008-01-18 08:06:00 -
5:
ゆうか^д^
その頃の私の顔といえば、目はバリバリの一重、エラがはった輪郭、歯並びも最悪、鼻も低いし、何でこの顔で可愛いと思えたのか、自分ながらに不思議に思う。
そんな私が17歳になった頃、りさといつも通り、休みの日に居酒屋で、店の愚痴や男の話をしてた時だった。すると突然「りさなぁ整形したいねん」私はビックリしたものの、迷うことなく「私も!」とすごい勢いでりさに言っていた。「じゃあ一緒にやろうや☆一人じゃ不安やってん〜!」幸い、その時私には貯金が80万ぐらいあった。2008-01-18 08:21:00 -
6:
ゆうか^д^
そうと決まれば今すぐにでもしたい!!でも未成年やし、親に承諾をもらわなければならない。それに店はどうする? 結局、店を辞めようって二人で決めた。
「とりあえず早くしたいし、カウンセリング行こや!!親にはその後に話すわ。多分大丈夫と思う。」
「そっか、わかった。りさも早くしたいし♪」
「なんせ次の休みにいこうや!」私はすごい興奮してた。多分りさも。。
「うん、そやな♪」りさの声も自然とでかくなる。2008-01-18 08:31:00 -
7:
名無しさん
おもろそう
2008-01-18 08:41:00 -
8:
ゆうか^д^
━━日曜日━━
「やっとやなぁ〜!めっちゃ緊張するわぁ。」「んまそれな!りさ怖くなってきたわ。」「大丈夫やって!今日はカウンセリングだけやし!」なぜか私には怖いという気持ちはなかった。早く可愛くなりたい、美人になりたい、その思いでいっぱいだった。
そうこうしているうちに、予約していた時間が迫ってきた。「りさ、行こう!」「‥うんっ!!!」
私達は思い切って扉をあけた。2008-01-18 08:49:00 -
10:
ゆうか^д^
「ちょっ、ゆうか言ってや〜!」 「え゛まぢで!?わ、わかった!!」私達はスリッパに履き替えながら、小さい声で話していた。
「あ、あの、2時に予約してた坂下ですけど‥」受付のお姉さんに整形する事ばれて恥ずかしいわって思ったりする自分がいたが、そんな事言ってる場合じゃない。
『はい♪坂下様と村田様ですね!今日はカウンセリングですよね?お二人一緒にカウンセリング受ける事もできますがどうされますか?』受付のお姉さんは笑顔ですごく愛想が良かった。少しホッとした。
するとりさが「あっ、二人一緒で!‥いいやんな?」何だか自分のコンプレックスを話している所をりさに聞かれるのが少し嫌だったが、りさの勢いに負けて、「うん。」と言った。『ではお呼びするまで少々お待ち下さい♪』2008-01-18 09:07:00 -
11:
ゆうか^д^
『坂下様と村田様〜どうぞ。』 「はい!」
どんな先生なんだろう。と思ってドアを開ける‥40歳ぐらいのヒゲが似合う少し怖そうな人だった。
私からカウンセリングする事になって「とりあえず目とエラ削りをしたいんですけど。」 『うん、した方がいいね!』 何だかハッキリ言われて笑えた。りさも我慢しきれずに笑っていた。
『でもエラ削りよりも鼻したらどう?鼻低いと顔の輪郭が目立つよ。』私はこんなにハッキリ言われても、先生だからなのか、全くムカつく事もなく、結局目のプチ整形と、鼻にシリコンを入れる事に決めた。2008-01-18 09:17:00 -
12:
ゆうか^д^
りさはアゴにシリコンと、小鼻を小さくする手術に決めたみたいだ。初めての事だらけで、カウンセリングは結構時間がかかった。私は同意書をもらって、《これでオカンに反対されたらどうしよ。でもここまできたら絶対にやりたい!》そう思っていた。
整形費用は42万円だと言われた。「良かったぁ、足りるわ。りさはいくら?」 「55万!(笑)ギリギリいけるわ!ゆうかが親にOKしてもらえたらそっこーやろう!」
「うん!!てか店飛ぶやろ?」 「うん、辞めるってなったら1か月もかかるし。飛ぶしかない!(笑)」
「んまやな(笑)今日帰ってすぐオカンに言ってみるわ!」 その頃には、緊張ももうなくなり、りさは「よし!ちょっと早いけどご飯食べにいこ〜お腹空いたわぁ!」「そやな〜」私達はその足でいつもの居酒屋に向かい、夜中まで整形について話していた。2008-01-18 09:42:00 -
13:
ゆうか^д^
今日はここまでにしようと思いますm(__)m
2008-01-18 09:44:00 -
14:
?ちいず?
?しおり?最後まで頑張って書いてくださいね?応援してます???
2008-01-18 09:47:00 -
15:
ゆうか^д^
?ちいず?さん、ありがとうございます!できるだけ早く完結出来るように、頑張ります!
>>8さんにコメントした時、名前入れるの忘れてました?すいません。主です。
少しですが、更新しようと思います。2008-01-18 10:41:00 -
16:
ゆうか^д^
━━次の日━━
『ただいまぁ〜』お母さんが仕事から帰ってきた。 「おかえり〜!てか話あんねんけど。」ちょっと緊張する私。
『何やの?何か怖いわ。』「あんなぁ‥実はな、私さぁ‥整形したいねん!」 《言った!ついに言った!怒られるよな‥。》
『あんた何言うてんの。せんでもいいやんかぁ。どこすんのよ!』「目と鼻。」『そんなんせんでええわ!怖い!失敗したらどないすんの!元通りにはならへんねんで!分かってんの?』《やばい、怒り出した。》「でも、どうしてもしたいねん。コンプレックスやし、お金も頑張って貯めたし。ホンマにお願い。。あかん?」『あんたそんなんする必要ないやんか‥お母さん怖いし心配やわ‥やめて‥。嫌やわ‥。』少し、お母さんが泣きそうになっていた。何だか私まで泣きそうになる。・・・・・・・・・。二人共、何も喋らない。 《どうしよう。やばい。》私の心臓の音が、お母さんに聞こえてるんじゃないかっていうぐらい私はドキドキして、何も言えなくなってしまっていた。2008-01-18 11:01:00 -
17:
ゆうか^д^
『・・・ホンマにすんの?大丈夫なん‥?』先に沈黙を破ったのはお母さんだった。
「うん、したい!お願い!りさおるやろ?りさと一緒にしたいねん。昨日一緒にカウンセリング行ってきてん!」『‥ホンマにもぅあんただけは‥はぁ〜・・・』文句を言いながら、説得をし始めて1時間後、同意書にしぶしぶサインしてくれた。
「やったー!ホンマにありがとう!!」私は嬉しくて嬉しくてしょうがなかった。この時は自分の事に精一杯で、お母さんの気持ち考えもしなかった。2008-01-18 11:12:00 -
18:
ゆうか^д^
同意書を書き終わり、私はお腹が空いていた事も忘れ、りさに電話する事しか頭になかった。一目散に自分の部屋に走る。
《やったぁ!ついに生まれ変われるわ☆あ〜楽しみやぁ〜!!》 そう思いながらりさに電話をする。プルル‥プルル‥《早く出て〜!》 『はいはぁい!?』
「もしもし?OKもらえたで!!整形出来るーー!!!!」『うそやんー!まぢでっ!!やったなぁ〜!』 「ちょー待って!ヤバイ〜まぢで嬉しいし〜♪」
『ホンマやな〜!てゆうかいつする?手術の日決めたり、契約書みたいなん書いたりしなアカンよな?とりあえず病院行かなあかんし予約して、一緒にいこ!』「うん、分かったぁ!」 二人の予定を合わせて、3日後に予約が取れた。2008-01-18 11:33:00 -
19:
ゆうか^д^
4日前と同じ扉なのに、今日の方が軽く感じる。緊張していた二人はもういない。
『坂下様と村田様〜どうぞ。』4日前のお姉さんだった。
色んな書類に名前、住所などを書き終え、ついに手術する日にちを決める事になった。「出来るだけ早くお願いします!」
一週間後なら、二人共同じ日に出来るらしく、その日に決めた。2008-01-18 11:43:00 -
20:
ゆうか^д^
何枚かもらった書類には、注意事項が書かれた紙が一枚あった。《ラクな格好で行かなあかんねやぁ。ふーん、てかグラサンは持っていかなやばいよな。マスクは確かくれるんよなぁー。あと、タクで行かなあかんな。グラサンしてマスクして電車なんか乗られへんし!りさと同じ日にして良かった〜。》家に帰ってからずっとそんな事を考えていた。
それから一週間は店(キャバ)にも真面目に行って、出来るだけ日払いをさせてもらった。
整形する前日、二人はスーパーにいた。ダウンタイム中、絶対外には出たくない。すごく腫れるっていうし、コンビニすら行きたくない。誰かに見られでもしたら‥。だから、りさと二人で食料を買いまくった。
ダウンタイム中は、りさの家にお邪魔させてもらう事にしていた。りさは一人暮らしだし『ダウンタイム中暇やから来て』と言われていて、私もお母さんに腫れた顔を出来れば見せたくなかったから、ちょうど良かった。2008-01-18 12:02:00 -
21:
ゆうか^д^
━━手術当日━━
いつも寝起きの悪い私が、ビックリするぐらいすぐ起きれた。《緊張してきた。でもそんなん言ってられへん!もうお金も振り込んだし。。とりあえずお風呂入ろ。》
お風呂から上がると、りさから着信アリ。すぐにかけ直す。 プルル‥『もしもし!?』「出んの早っ(笑)」『もぅ〜!ゆうか寝てるんかと思ったしなぁ!!』 「さすがに起きてるわぁ〜(笑)」 『もうすぐ家出れるけど、ゆうかはあとどんくらい?』 「髪の毛乾かすだけやし、あと15分ぐらいで出れるで〜」 『分かったぁ、じゃあ30分後に駅前な!そこからタクで行こう〜。』 「分かったぁ〜、んなあとでなぁ〜!」
私は急いで髪の毛を乾かす。約束の時間になった時にはちょうど駅前に着いていた。2008-01-18 12:49:00 -
22:
ゆうか^д^
『ゆうかぁーー!!』
りさが走ってきた。
「おはよ〜緊張やなぁ!行こかぁ。」タクシーに乗り込み、りさとはずっと緊張やな、とか、でも楽しみとか同じ事ばかり話していたと思う。りさとは店で知り合って、始めはそんなに仲良くなるとは思ってなかった。りさも同じだろう。今なら、何でも話せる仲になっている様な気がする。
〔二人の秘密〕他の人には絶対話す事が出来ない。整形がきっかけだったけど、りさとはこれからもずっと友達でいたい。素直にそう思うようになっていた。2008-01-18 12:58:00 -
23:
ゆうか^д^
――4420円です。無愛想なタクシーの運転手。でも今日はそんな事、気にもならない。お金を払い、病院には予約した時間の15分前に着いた。《ふぅ〜間に合った。》
扉をめいっぱい開けた。スリッパに履き替え、受付のお姉さんに「予約していた坂下と村田です!」と元気よく言った。
『はい、こちらへどうぞ!』 そこでりさとは別々の部屋に案内された。その部屋にはベッドがあり、荷物を入れるロッカーみたいなものがあった。そこに荷物を入れてベッドに座っていると、『坂下さん』と呼ばれ、私は手術室へと向かった。2008-01-18 13:16:00 -
24:
ゆうか^д^
また時間ができれば更新します。読んで下さった方々ありがとうございます。
2008-01-18 13:18:00 -
25:
名無しさん
主さん頑張って?
おもしろい?2008-01-18 14:12:00 -
26:
名無しさん
気になる
2008-01-18 14:52:00 -
27:
名無しさん
続き楽しみ?
2008-01-18 16:07:00 -
28:
まどか
わたしも130万かけて整形しました。楽しみに読んでます??
2008-01-18 17:00:00 -
30:
ゆうか^д^
今までにない緊張が押し寄せてくる。もう引き返せない。この顔とはお別れ。寂しいような嬉しいような複雑な気持ちだ。
手術室の扉が開くと、カウンセリングをしてくれたヒゲ先生がいた。あと数人、助手みたいな人達がいた。
《てゆうかドラマで見る手術室と一緒やん!照明めっちゃまぶしいし!何か怖い。》そんな事を思っていたら、『坂下さん、ここにスリッパ脱いで、あおむけになって下さいね。』ドキドキしながら私はあおむけに寝る。助手のお姉さんが顔に何か塗り始めた。《消毒かぁ、冷たい。あーホンマに私整形するんや。》この時になって、ようやく整形するという事を実感したような気がした。2008-01-18 18:55:00 -
31:
ゆうか^д^
すると、次はマジックのようなもので顔に線をひいている。《私今すごい顔ちゃうん!めっちゃ鏡見たい!》呑気にそんな事を思っていた。いつのまにか、緊張は少しずつほぐれていたようだ。
そして、麻酔が始まった。部分麻酔だから意識はあるらしい。いつの間にか、私は変な夢を見ていた。《工場?ロボットがめっちゃおる〜ぐるぐる回ってる。何やこれ?》本当に意味が分からない夢を見た。そう思った。その瞬間‥「いったぁぁいぃーー!!!!!!」
先生達が何か言ってる。そんなもの私の耳には届かない。
《痛すぎ、何これヤバイ!ホンマに痛すぎる!!!もぅやめて!こんなんするんじゃなかった!》初めて私の中に、後悔という文字が浮かぶ。そしてまた、意識が飛ぶ。気付けば私はベッドの上だった。2008-01-18 19:08:00 -
32:
ゆうか^д^
《あれ?終わったん?》うっすら目を開ける。
『坂下さん、気分悪いとかないですか?無事に終わりましたよ。』 「大丈夫です。」《痛ッ!喋ったら顔が痛い。‥まぁさっきよりはマシやな。》 『今はまだ腫れてますが、1週間ぐらいしたら、落ち着いてきます。だから心配いりませんよ。』そう言って鏡を渡される。
《なんじゃこりゃ!目に血ついてるし、鼻も何これ?よう分からんし!》鼻には固定するテープが貼られていた。《てゆうか前より悲惨な顔やわ。。まぁ今だけの我慢やな‥。》
『村田さんも、隣の部屋にいますよ。落ち着いたら行ってもいいですよ。少しベッドでゆっくりしててね。』りさが隣の部屋にいる事を聞いて、すごく安心した。それから1時間程、私は夢の中にいた。2008-01-18 19:19:00 -
33:
ゆうか^д^
目を覚ますと、さっきより体はラクになっていた。恐る恐る、まぶたを触る。《痛!!やっぱりまだ痛いよなぁ。》もう一度鏡を見る。《まだ腫れてるけどめっちゃ二重やぁ!早く腫れひいてほしいなぁ。》
――ガチャ‥
『ゆうか‥』りさが立っていた。二人で顔を見合わせて、笑いをこらえきれず、爆笑してしまう。人の事は言えないが、りさもすごい顔になっていた。顔が痛くて二人共うまく笑えない。この時、りさの顔を見てホッとした。
「帰ろかぁ。」『うん。』りさはマスク、私はマスクとグラサンをしてタクシーに乗った。2008-01-18 19:27:00 -
34:
ゆうか^д^
タクシーに乗ってからは二人共、顔が痛いのを我慢して、喋りまくっていた。
「ホンマうけるねんけど、この顔!(笑)」 『んまそれ!りさ鏡見た瞬間、失敗したんやって思ったし!(笑)』
「私もやわぁ!!てか途中で目ぇ覚めてバリ痛かったしなぁ!ほんまアセったわ!!!」 『りさも〜!めっちゃビックリしたわ!今アゴ開いてるって分かってん!何か感覚あったし!』 「まぢでっ(笑)ほんまにありえんなぁ!おもろすぎやし!」
などと、ずっと喋っていたおかげで、いつの間にかもう、りさの家に着いていた。2008-01-18 19:39:00 -
35:
ゆうか^д^
思ったより書く時間なかったです。すいません。とりあえずここまでにします。
2008-01-18 19:41:00 -
36:
ゆうか^д^
――ガチャ‥
『狭いけど、適当にくつろいでなぁ♪お茶入れるわ!』「うん、ありがとう〜♪」《めっちゃシンプルやなぁ。》 りさの部屋はキレイに片付けられており、ソファにテーブル、バカでかいテレビにコンポ、隣の部屋は寝室らしい。本当に、必要最低限のものしか置いてない、男の人の家みたいだった。
その当時のりさは、金髪に強めの内巻き、目をアイラインで囲み、つけまつげ、何というか今時の若者だった。だから、りさの風貌からは想像もしなかった部屋に、少し驚いた。
『なぁ〜りさお腹空いたぁ』 「うん、私も〜。何か食べようや」 『スーパーで大量に買ったし何にする?』 「あんまり固いもんはあかんな、カップラーメンは?」『そうしよ〜!』そして私達は顔を出来るだけ動かさないように、カップラーメンを食べた。2008-01-19 13:02:00 -
37:
ゆうか^д^
「ふぅ〜、お腹いっぱい☆」 『やなぁ〜満たされたわ★ちょっと顔痛かったけど。。』 「てゆうかタバコ吸ってもいいんかなぁ?」 『大丈夫やろぉ〜何かあんまり吸う気にならんけどなぁ。』と言いながらも、二人で食後の一服をする。
『それにしてもさぁ、りさアゴ痛すぎんねんけど。やっぱり口動かしたからやんなぁ。さっきより痛い。。』 「私も痛い‥。あっ痛み止めみたいなんもらったよな?飲まなあかんやん!」 『あっほんまや!』 「これでマシになったらいいけどなぁ。」と言いながら、錠剤を口に含む。
『ちょっとの間ゆっくりしとこっかぁ。疲れたし。』 「うん。そうやなぁ。」 その日二人は、朝までだらだらしながら過ごした。2008-01-19 13:14:00 -
38:
ゆうか^д^
《あ〜顔痛くて爆睡できひんわ。もぅ朝や‥って、まだ7時か。喉乾いた。》テーブルの上に置いてあるお茶を飲む。
――カタンッ
『‥んっ‥ゆうか?‥起きたん?』 「あっごめん、起こしてもうた?」 『何かずっと半寝とゆうか熟睡できんかったわぁ〜』 「やっぱり?私も。」と言いながら、鏡を見る。昨日と何の変化もない。「3日経ったらこのテープはずしていいって言ってたよな?」 『うん‥。早く外したいなぁ。』 「何かここまで痛いって思ってなかったし、これで自分の思ってる顔にならんかったらホンマに無駄よな。」 『大丈夫やって!てか暇やし、りさゲームしたい♪』 時間を持て余した私達は、ひたすらゲーム→ご飯→寝る、というような生活をしていた。2008-01-19 13:27:00 -
39:
名無しさん
めっちゃオモシロイ??続き気になる?頑張ってください?
2008-01-19 13:40:00 -
40:
ゆうか^д^
ダウンタイムに入って3日目になる。ついに顔に貼られた固定テープを外せる時がきた。『ちょっと怖いなぁ。。』 「うん。いくでっ!!」
『「せーのっ!!!!』」
――ビリビリッ‥
「なんや〜まだまだ腫れてるやん〜。」 『りさの顔見て!おたふく風邪みたいなってるし(笑)』 りさはアゴにシリコンを入れたので、腫れが頬にまでいき、本当におたふく風邪みたいになっている。 「私もたいがいやし(爆笑)」ゆうかは鼻の横あたりが腫れている。目頭のあたりも、少し腫れていた。 『二人共、まだまだ外には出られへんな(笑)』 それから、私達は飽きもせず、毎日鏡を何回も見ていた。2008-01-19 13:41:00 -
41:
ゆうか^д^
そんな日々を過ごしていた私達も、少しずつこの生活になれてきた。私達が整形してから、もう1週間が経とうとしていた。
《ん?何か騒がしいな。りさ?》ゆうかが目を覚ます。『おはよ〜ゆうか!』 「‥ん〜?りさ?何してるん?何かめっちゃいい匂いするし。」『朝ご飯作ったぁ♪』 「まぢで!!さすがりさ!おいしそ〜☆★」 ずっとインスタントの食事だった二人、1週間ぶりに食べる白ご飯、みそ汁、だし巻き、本当にゆうかは嬉しかった。「あ〜まぢでうまい!」 『良かったぁ☆』 《りさが料理するとは意外やな!》そんな事を思いながら、食べ終わる。
「ごちそう様ぁっ!」《ふぅ〜お腹いっぱいや♪》
『そんな事より鏡見て!だいぶ腫れもひいてきたで!まだちょっと不自然やけど、化粧したらある程度ごまかせるで!』そう言いながら、りさはゆうかに鏡を見せる。2008-01-19 14:06:00 -
42:
ゆうか^д^
化粧も終わり、いつもより強めに内巻きにする。スプレーをふって完成!
「『完璧やんっ!」』 「ちょっと写真撮ろっ!」『うんっ!!』 今思えば何てナルシストなんだろう。それから二人は、チェキ(ポラロイドカメラ)で写真を取りまくっていた。
「なぁなぁ明日買い物行こうやぁ♪」 『うん、久々に服買いたいなぁー!』 「でもみなみはヤバくない?知り合い結構おるし、会ったらちょっときまずいよなぁ・・。」 『ほんまやぁ‥どうしよ!梅田にしとく?』 「そうやな〜久々やし梅田いこっ!」 その時私は、服が欲しいというよりも、この顔を見せびらかしたいという気持ちでいっぱいだったのかもしれない。
2008-01-19 14:25:00 -
43:
ゆうか^д^
>>40さん、読んで頂きありがとうございます!おもしろいと言ってもらえて嬉しいです。もう少し書きたいんですが、少し休憩します。良かったらまた覗いて下さい!!
2008-01-19 14:29:00 -
44:
名無しさん
おもしろい?
完結させてネ?2008-01-20 00:45:00 -
45:
ゆうか^д^
そんな事を話していると、〜♪〜〜♪〜♪
あゆの着メロが鳴る。
「あっ未玖や〜。」ピッ 「もしもーし?」 『もし?あんたずっと電源切ってたやろー!』 「そうやねん(笑)ごめんごめん!んでどうしたん?」 『今何してるん?』 「今?りさの家やでぇ。」 『そうなんやぁ。来週なぁ、食事会的なもんがあんねんけどぉ〜‥こぅへん?』 食事会というのは飲み会、合コンの事だ。 「誰来るん?」 『瑠依って知ってるやろ!?』未玖のプリ帳によく載ってる子だ。お世辞でも可愛いとは言えない顔だった。「あー未玖の仲良い子やんな?」 『そうそう!だから来てやぁ!瑠依めっちゃええ奴やしっ!男はあんた誰も知らんし、男前連れてくるって言うてるからいいやろ?』 「しゃあなしやで(笑)」
《正直、未玖可愛い訳ちゃうし、瑠依とかいう子も全然やし、みんな私にくるんちゃん。楽しみ!》 私がそんな事を思ってるとも知らずに未玖は 『ホンマありがと〜!また前の日にでも電話するわぁ!ほなね〜!』 「はいはぁい!」2008-01-20 01:38:00 -
46:
ゆうか^д^
『合コン?!いつ?』りさが目をキラキラさせながら聞いてくる。
「来週やってさ〜!でも未玖に整形の事言ってへんしやばない?」 『でも今までアイプチしてたし、鼻もあんまし気付かんやろぉ〜。しかも未玖そういうの鈍そうやし(笑)』 「やんなっ!てかある意味緊張やわ(笑)」
ゆうかは整形を決意してから、上辺の女友達、仲良くしていた男友達からの、電話やメールを無視していた。過去の自分を知る人とは出来るだけ切りたかった。唯一切らなかったのは、もちろん一緒に整形したりさ、未玖だけだった。
《それにしても男と遊ぶんとかばり久々やし!楽しみやな〜。明日服買いに行くしちょうどいいわ♪》2008-01-20 01:41:00 -
47:
ゆうか^д^
それから、りさとゲームをしたり、適当にご飯を食べながら、明日は久々の外出だったのでその日は早めに寝た。
――ピピピピッ‥ピピピピッ‥ピピピピッ‥
《ん〜うっさいな〜何?》携帯のアラームが部屋に響く。《もう起きないと‥》アラームをとめたついでに、時間を見る。《9時かぁ。》 「りさー!!!!起きや〜!」 『‥ぅ‥ん‐ゎかっ‥てる‐‥。』 私はりさをほったらかして、お風呂に入る。出てくると、りさはカップラーメンを食べていた。 「あんた寝起きでカレーヌードルて‥(笑) うけるわ(笑)」 『何か腹減って(笑)りさもお風呂入ってくるわぁ!』 そう言って、りさはお風呂に入った。髪の毛を乾かして、丁寧に化粧水・乳液を顔に塗る。鏡をじっと見つめる。《私絶対可愛いよな。何かテンション上がってきたわ。》 そんなバカな事を思いながら、丁寧に化粧をする。髪の毛もぐりんぐりんに内巻き、そして一番お気に入りの服を着る。りさもきっちり化粧をしているようだ。髪の毛も丁寧に巻いている。もうすぐで用意ができそうだ。 『もうちょい待ってなぁ!あとスプレーふるだけ!』 「うん、全然いいでぇー!」 そして二人共用意を終えて、梅田に向かった。2008-01-20 01:45:00 -
48:
ゆうか^д^
駅について電車に乗った。あいている席に座る。《何か変に緊張するわ。。》
無事に梅田に着き、HEPに向かう。HEP前は若者で溢れていた。「すごい人やなぁ。やばいな。」 『ホンマそれやで。急ごう!』 「うん!」
急ぎ足で歩いていると、『今から買い物〜?』変な男が声をかけてきた。ビックリしながらも、答えようと思ったら、もうHEPの入り口に着いてしまったので、仕方なく無視をする。ビックリした反面、りさではなく、自分に話しかけてくれたというのが嬉しくて、りさに言う。「何かめっちゃビビってもうたし!(笑)」 りさが笑う。『でもやっぱり整形効果やな☆』 ぼそっと小声で言う。2008-01-20 01:50:00 -
49:
ゆうか^д^
久々の買い物という事もあって、二人で服を買いあさり、手にはすごい荷物。『うちら買いすぎじゃない?(笑)』 「確かに(笑)まぁええやん、久々やし☆プリクラ撮りに行こやぁー!!」
そのまま休憩もせずにプリクラを撮りに行く事にした。《可愛くとれるかなぁ。ドキドキや。》 調子に乗ってプリクラを撮りまくる。自分が一番可愛く見えるようにポーズをとる。《おっかなりいい感じに写った♪やっぱり可愛くなれたんやわ!》
結局4枚もプリクラを撮り、(ほとんど同じポーズと顔)そのあと、夜ご飯を食べる事になった。
「焼肉行きたい〜!」 『りさも肉食べたい〜!行こ、行こー!!!』 しかし、二人はあんまり梅田に来た事がなかったので、どこに焼肉屋があるのかさえ分からない。「とりあえず東通り行く?」 『そうやな。』二人は東通りに向かった。2008-01-20 01:58:00 -
50:
ゆうか^д^
日も暮れ始め、来た時とはまた違った雰囲気だ。色んな人がいるけど、目に止まるのはいかにも夜の仕事をしてそうな人達ばかりだった。
東通りに向かっていると『なぁなぁ今暇?』声をかけてきたスーツの男。可もなく不可もなくといったような顔だ。雰囲気はカッコイイ。
「‥何?」《うわ〜何か緊張する!どうしよ。》嬉しくてたまらないのに、出した声は低かった。 『えっ何か怒ってる?可愛いなぁと思って声かけてんけどさぁ、仕事とか何してるん?』 《えっ?可愛い?》 今までスカウトはたまにあったけど、可愛いというお世辞すら言われた事のなかったゆうか。自然に笑みがこぼれる。 「今は仕事してない。なぁ?りさ。」 平然を装う。 『うん!スカウトなん?』 スーツの男は、『うん、色々仕事紹介してんねん!良かったら二人に仕事紹介するし、条件も出来るだけ聞くけどどう?』 「うーん‥、いいで!また時間ある時に仕事紹介してや!」 『分かった!じゃあ番号教えてもらっていい?』
《今私に言ってるよな?よっしゃ♪》 あの時とは違う。《こいつは今りさじゃなくて私に番号聞いてるんや。》何だかりさに勝った気分だった。2008-01-20 02:23:00 -
51:
名無しさん
>>46さん、読んで頂きありがとうございます!今日の更新はここまでにしたいと思います。明日時間があればまた更新しますので、良かったらまた覗いて下さい!
2008-01-20 02:30:00 -
52:
ゆうか^д^
↑すみません。
ゆうか^д^です。2008-01-20 02:32:00 -
53:
名無しさん
てか整形して性格悪くなった?
2008-01-20 02:44:00 -
54:
ゆうか^д^
>>55さん、読んで頂きありがとうございます!性格悪いのは元からで、整形してから前よりナルシストというか、調子に乗ってきてるという感じに書きたかったんです。伝わってなかったらすみません。良かったらまた明日更新するので、読んで頂けると嬉しいです!
2008-01-20 03:20:00 -
55:
名無しさん
はじめましてはげゆうじです。
これめちゃくちゃおもろいね(^O^2008-01-20 06:05:00 -
56:
ゆうか^д^
「あぁ‥うん。」 本当はすごく嬉しいのに、わざとそっけなく答える。 『何番?』 「090‥‥」『090‥‥、オッケー!鳴らすで!』
〜〜♪〜♪ ゆうかの携帯が鳴る。 『名前は?』 「ゆうか!」 『分かった!登録しとってな!俺洋介やから。また電話するわ!長々とごめんな!』 「うん、じゃあ。」 ゆうかとりさは歩き出す。《やばっドキドキした。りさにバレてないよな。。》 『ちょっとー!ゆうかテンションばり低いやぁん!』 「そんな事ないって!ビックリしただけ!」 『でもゆうかが番号教えるとは意外やな!』 ―ドキッ「そうか?まぁ今仕事してないやん?してたら100%教えてないって(笑)」 『あっそっか♪』 《ふぅ〜良かった。可愛いとか言われて舞い上がって教えたとか思われたら最悪やしっ。》
そのあとも何人か声をかけてきた。りさもそのうちの一人に、番号を教えていた。
そうこうしてるうちに焼き肉屋を発見!休憩もせず歩き回っていた二人は、悩む事なくその焼き肉屋に入った。2008-01-20 15:42:00 -
57:
ゆうか^д^
大好きな生レバを食べながら、『てゆーかさぁ、りさそろそろ仕事しなヤバいかもー。』 「まぢで!今日買い物したしなぁ。あとなんぼあるん?」 『20万ぐらい。家賃とかも払わないとあかんし、あと半月ぐらいしかもたんわ!』 「まじかぁ〜。明日体験行く?せっかく番号聞いたし。しかも暇やし(笑)」
ゆうかは実家暮らしだったし、あと30万以上残っていたので、まだまだ余裕だったが、さっきのスカウトの人に仕事を紹介してもらいたくて、この時はりさを心配していたようで、本当は違うかった。
『うん!行く!ありがとう♪みなみはヤバいから梅田で体験いこうや!』 「そやな!」
そうして私達はたらふく肉を食べて、りさの家に帰った。2008-01-20 15:52:00 -
58:
ゆうか^д^
りさの家に着き、倒れるように床に座りこむ。
「あ〜ヤバい、めっちゃ足痛いし疲れたぁぁ!!!」 『ホンマにしんどかったなぁー!でも何かめっちゃ楽しかったな!』 「うん!整形成功って感じやな(笑)」 『うんうん!(笑)やっぱり人間顔大事やな〜!』と、また整形の話をしだす二人。
「てゆうかさすがに眠いなぁ。」 『うん。』
ラクな格好に着替え、ゴロゴロしていると、いつの間にか二人は夢の中だった。2008-01-20 16:15:00 -
59:
ゆうか^д^
〜♪〜〜♪〜♪♪〜〜♪
《‥ん〜‥なに?‥鳴ってる‐‥?》 眠たい目をこすりながら、携帯を見る。一瞬で目が覚める。
《洋介や!!》 「もしもし?」 りさが起きていないか、覗きこむ。どうやら気付いていないようだ。 『もし?洋介やけど分かる?寝てた?』 「うん、大丈夫やで!」 『寝てたやろ〜もう3時やで(笑)寝すぎやろ〜(笑)』 「まぢで(笑)寝すぎたわ。ってかどうしたん?」 『いやぁ、メルアド教えてほしいなぁと思ってさ♪』 「えっ‥」 一気に頬が熱くなる。 『嫌やったらいいねんけど‥』 「全然いいで!」 『良かった!携帯ドコモやんな?ショートメールで送ってや♪』 「うん、分かったぁ!」 『じゃあ待ってるわぁ!』 「はいは〜い」
《メール?何で?ただのスカウトやのに。。まさか気に入られてる??》2008-01-20 16:18:00 -
60:
ゆうか^д^
>>57のはげゆうじさん、読んで頂きありがとうございます!男の方ですよね?男の人に、おもしろいと言ってもらえると思ってもなかったので、嬉しかったです。少ししか更新できませんでしたが、とりあえずここでやめます。良かったらまた覗きにきてください。
2008-01-20 16:22:00 -
61:
名無しさん
読んでます。頑張って下さい(。・∀・ハ?+゚
2008-01-20 18:13:00 -
62:
名無しさん
てか電話番号聞かれて可愛いって言われて舞い上がるって今までどんだけやってん?みたいな。
ナンパされて喜ぶアホってよっぽど周りの男に大事にされてないんやね?かわいそう?
あたし主みたいにそんなん思った事ないからマジでこの話しネタになるしオモロイ?
整形してほっんとに良かったね?2008-01-20 18:29:00 -
63:
ゆうか^д^
ゆうかは一人舞い上がっていた。すぐにでもショートメールを送りたい所だったが、あんまりすぐ送るのも、ゆうかの小さいプライドが許さなかった。
『‥おはよ〜‥眠‐‥』りさがだるそうに体を起こす。 「おはよ〜私もさっき起きたわ。もう3時半やし(笑)」 『やば!寝過ぎたな!体験どうする?』 「あっさっきな、昨日のスカウトから電話あってんやん!今日いけるか聞いてみよか?」 りさが番号交換したスカウトの人より、私は洋介の店に行きたかったし、その方がメールも送りやすい。またそんな風に考えてしまっていた。
『うん、聞いてや!りさ風呂入ってくるわな♪』 りさはそんな事を気にもしてないようだ。2008-01-20 19:38:00 -
64:
ゆうか^д^
さっそく洋介にメールを作る。
SMSメール
ゅうかゃで!今日体験とかってぃけるんっ? アドレス→y.〇●@ドコモやから。
すぐに返事が来た。2008-01-20 19:42:00 -
65:
ゆうか^д^
―メール受信中‥ 〜♪〜♪♪―ピッ‥
受信メール
洋介やで〜??登録しててな?今日体験いけるで?身分証明するもんある??
絵文字だらけのメールに、自然とにやけるゆうか。《てゆうか身分証ないし。まだ17やのに。どうしよ!》前の店はまだそこまで厳しくなかったし、ゆうかの姉が19だったので、姉の名前で働いていた。でも洋介に本名を名乗ってしまっていたので、保険証を見せたらすぐにバレてしまう。姉の名前ははるかだ。2008-01-20 19:44:00 -
66:
ゆうか^д^
《やばいなぁ‥てかほんまの事言うしかないか。返事返ってこんかったらどうしよ。》
送信メール
身分証ないねん。てかな、ゅぅか本間はまだ17ゃねん?やっぱ無理やんなぁ?
ドキドキしながらメールを送信する。少しすると、洋介から返事がきた。2008-01-20 19:46:00 -
67:
ゆうか^д^
受信メール
まぢで???全然分からんかったわぁ?そうなんやー?それやったら梅田はちょっと無理やなぁ?〇〇駅って分かる?そこならいけるで?てか俺そこでボーイしてんねやんかぁ?良かったら来る?
予想外な洋介からのメール内容に、ビックリしたゆうかだったが、《一緒に働けるんや☆》ゆうかはまだ17歳で良かったと思った。
りさに相談もせず、すぐに返信する。2008-01-20 19:48:00 -
68:
ゆうか^д^
送信メール
ぃぃん?行きたい?ぁりがとぅ?
受信メール
ええよ?用意できたらまた連絡して〜? ‥あえて返事をしなかった。ちょうどりさがお風呂から出てきた。「りさ〜ごめん!ゆうか身分証、おねぇのやつ使ってたやんかぁ。スカウトの奴に本名言ってもうてたから、まだ17やから身分証ないって言うてんやん〜。」 『あっそっかぁ!ほんでどうなったん?』 「そしたら梅田は無理やけど、〇〇駅あるやん?そこならいけるってさ!」 『めっちゃローカルやな(笑)でもいいやん行こうや☆』 《良かったぁ〜。》 「んなら私風呂入ってくるわぁ。」2008-01-20 19:51:00 -
69:
ゆうか^д^
ゆうかはお風呂に入りながらも、洋介の事が頭から離れなかった。《何なんやろ。めっちゃ洋介の事気になるわ。。》
お風呂から出て、化粧をする。髪の毛ももちろん内巻き。体験に行くからか、洋介に会うからなのか、丁寧に化粧をし、丁寧に髪の毛を巻く。そしてこの前買った新しい服を着る。「出来たっ!ごめんな、遅なって。」先にお風呂から出て用意をしていたりさは、すでに用意を終えてテレビを見ていた。
『全然ええねんけどさぁ〜りさ腹減って死にそう!』 「何か食べに行く?」 『うん☆〇〇駅行ったら何かあるんちゃん?』(すみません、〇〇駅を今から佐稲駅にします。適当に名前つけました) 「そやな!佐稲駅向かおっかぁ☆」
二人は電車に乗り、佐稲駅へと向かった。2008-01-20 19:54:00 -
71:
名無しさん
ぬし性格いいな(笑)
2008-01-20 20:24:00 -
72:
名無しさん
主可愛い?頑張って?
2008-01-20 20:31:00 -
73:
名無しさん
主が誰か分かったわ??
2008-01-20 21:00:00 -
74:
名無しさん
あげ
2008-01-20 23:01:00 -
75:
はげゆうじ
主さん返事ありがとうございます。
僕は生まれもって
先天性脾内膜壊疽症という病気があります。
年をとるごとに顔や体の神経細胞が壊死していく病気なんで、顔が醜くてしかたありません。
自分の人生一回!
可愛くなって楽しい人生送って下さいね(^O^)
楽しみにしてます。2008-01-21 06:08:00 -
76:
名無しさん
はげゆうじサン本間か嘘か知らんけど小説よんでんのにそーゆうの書かれても気分悪くなるしやめて
2008-01-21 09:46:00 -
77:
名無しさん
あげ
2008-01-22 03:20:00 -
78:
ゆうか^д^
―次は佐稲駅〜佐稲駅です。「やっと着いた〜」
「何食べよっか?」 『ゆうか佐稲駅来た事あるん?りさ全く分からん!』 「初めて来たから私も分からんわ!」 二人は初めての街にとまどいながらも、一軒の居酒屋に入る事にした。
軟骨の唐揚げを食べながら、「何か体験行くん緊張するなぁ。」 『そうやな。。てか何時に行くん?』 「洋介に電話するわぁ!」 《ドキドキ‥》 プルル‥プルル‥プル‥『もしもし〜?用意したぁ?』 「うん、今佐稲駅に着いて居酒屋おる〜。何時に行けばいいん?」 今は8時半。 『じゃあ10時ぐらいにするか?初めての店やから、しんどいと思うし、2時ぐらいから帰れるように、送り段取りしとくで!』 「ありがとう!じゃありさと一緒に上げてなぁ。」 『分かった!9時半ぐらいにまた連絡入れるから、出れるようにしとって!』 「はいはぁい。」 ―ピッ
「9時半にここ出よう。10時〜でいいって☆」 『分かったぁ!』 ‥《私洋介の事好きなんかな‥?まさかなぁ。もう傷付きたくない。》2008-01-22 07:28:00 -
79:
ゆうか^д^
こんなゆうかにも半年前、彼氏がいた。それまで本気で人を好きになんかならなかった。なぜかって?相手も遊びだった。ならなかったというより、なれなかった。大事にされなかった。
でもそんなゆうかにも、一人だけ本気で好きになれた人がいた。半年前の元彼、彼の名前は悠一。悠くん。
友達の紹介で二人は出会った。2008-01-22 07:29:00 -
80:
ゆうか^д^
「始めまして☆ゆうかやで!」 『おぅ!俺悠一やで!』
悠くんは特別カッコイイ訳じゃなかったけど、面白い話をしてゆうかを笑わせてくれる。こんなに楽しい日は久しぶりだった。
「悠くん?」‥彼の名前を初めて呼ぶ。一気に顔が熱くなる。恥ずかしかった。『ん?』 「悠くんて面白いな(笑)」 『そうか?ありがとう!』 彼の笑顔にゆうかの胸はきゅうっとしめつけられるような感覚になった。
『なぁ?ゆうかが嫌じゃなかったら‥また今度遊ぼうや?』 あの時の悠くんの照れた顔、今でも忘れない。「うんっ!!」2008-01-22 07:32:00 -
81:
ゆうか^д^
━━2人は夜中まで居酒屋で喋りっぱなしだった。お酒のせいもあってか、二人のテンションは上がったままだった。
ほろ酔い気分で時計を見ると、すでに1時。本当はもっと一緒にいたかったけど、「私そろそろ帰らないとあかんわぁ。」‥何も用事なんてないくせに。 『ごめんな、遅くまで付き合わして。送るわ♪』 「うん、ありがとう!」
その日帰ってからも、ゆうかはドキドキしっぱなしだった。《やっぱり3つも上やと、(ゆうかはその当時16なので悠くんは19)何か今までの男とは違うなぁ。ホンマに楽しかったし!》
ゆうかはその時から悠くんの事を好きになっていたのかもしれない。2008-01-22 07:34:00 -
82:
ゆうか^д^
悠くんとは週に2回ぐらいのペースで会っていた。
ただドライブしたり、飲みに行ったり、お互いの家を行き来するようにもなっていた。密室に二人でいても、悠くんは何もしてこなかった。
ゆうかの今までの恋愛は、男はヤリたいだけで、ゆうかに近寄ってきていた。恋愛と呼ぶには程遠い。そんな事頭では分かっていたんだと思う。でも寂しかった。一人になりたくなかった。
でもそんな考えが間違ってるって、悠くんに出会って気付く事ができたんだと思う。2008-01-22 07:36:00 -
83:
ゆうか^д^
ある日、いつもは悠くんから おはようのメールが来ていたのに、昼になっても、夕方になってもメールは来なかった。
《忙しいんかな‥》そう思いながらも、電話したい。悠くんにメールしたい。そう思っていた。でも、うっとおしいとかしつこいと思われたくなくて、素直に連絡できなかった。ゆうかが夜ご飯を食べようとしていた時だった。
〜♪〜〜♪♪
悠くんからメールだった。2008-01-22 07:38:00 -
84:
ゆうか^д^
受信メール
今から会える?
本当に嬉しかった。《連絡せんと待ってて良かった!会われへん訳ないがな♪うひょー♪嬉しすぎる!》テンションは急上昇。さっそく返事を送る。
2008-01-22 07:40:00 -
85:
ゆうか^д^
送信メール
いいけど何時ぐらい?
《そっけなくしすぎかな‥でもいかにもメール待ってましたぁって感じに思われたくないしな。。》そう思いながら送信ボタンを押す。
大好きなエビフライもそっちのけで、化粧を直す。髪の毛はストレート。服を着替えて、悠くんからの連絡を待つ。何回も何回も、携帯の待ち受け画面を見る。2008-01-22 07:42:00 -
86:
ゆうか^д^
〜♪〜♪♪〜〜♪
着信中 悠くん?
ドキドキしながら通話ボタンを押す。「はい〜?」 『ゆうか?いきなりごめんなぁ?もう出れる?』 「うん、いけんでぇー」 『ほんじゃ家の前まで行くわ!』 「分かった♪」
悠くんは10分もしないうちに、家の前に来た。2008-01-22 07:44:00 -
87:
ゆうか^д^
「おっす♪いきなりどしたん?」 『うん、まぁええやん、座りぃ〜』 そう言われて助手席に座る。
『てかさぁ、何で朝とか昼メールしてこんかったん?』 《それはこっちのセリフじゃ!》 「えっ?何で?」 『俺、ゆうかからのメール待っててんけど。』
どうしてこの人は、こんなにゆうかを喜ばせる言葉ばかり言うのだろう。何でゆうかの言ってほしい言葉が分かるのだろう。
「てゆーか!待ってたのはこっちですから!(笑)」 『えっホンマに待ってた?』 「当たり前やろー!」 『まぢで!めっちゃ嬉しい♪てゆーかな?いきなり呼び出したんはな、』 「うん。」 二人の目が合う。2008-01-22 07:47:00 -
88:
ゆうか^д^
『俺、ゆうかの事はじめは一緒にいて楽しいなって思っててんやんか?でも途中からな、遊んでるうちに、ゆうかってよく電話なるやん?男から電話なんかなとか、だんだんゆうかの事気になり出してな‥』 「うん。。」 『今日ゆうかから、連絡なくて、自分から連絡せんと待っとこうと思ったけど無理やって‥。それでな、俺、まぢでゆうかの事好きなんやわって思ってん。』 「・・・。」 《悠くん、ホンマにカッコイイ。ホンマに嬉しいし・・ヤバい。嬉しすぎてどうしよう!》 『絶対大事にするし、俺と付き合ってくれへん?』
「‥私悠くんの事好きやで。初めて会った時から、面白いし優しいし、一緒にいて楽しかったしな?だから‥ほっんまにな‥嬉しくって‥」 涙が頬を伝う。悠くんがティッシュで私の涙をふいてくれた。
『俺と付き合ってくれる?』 ゆうかは力強くうなづいた。 『泣くなやー(笑)』 「ぅ‥ん‥グスン‥」
一生この人と一緒にいたい。本気でそう思った。もちろんその想いは叶わなかった。2008-01-22 07:50:00 -
89:
ゆうか^д^
それから二人は彼氏と彼女になった。
悠くんは、ゆうかの体を心配して、風邪ひくなよ、と言ってくれたり、ゆうかの事ホンマに大事やから、すぐに手出したりせぇへんからな?と言ってくれた。二人が初めて体を重ねたのは付き合ってから2か月後だった。
幸せだった。毎日好きだと言ってくれた。いつも手を繋いでくれた。会いたいと言えばいつも会いに来てくれた。
《悠くん、大好き》 ゆうかの気持ちはどんどん大きくなっていく。2008-01-22 07:52:00 -
90:
ゆうか^д^
二人が付き合い始めて、5か月が経とうとしていた。
「なぁ悠くん、土曜日何する?」 今日は二人で悠くんの家にいた。 『あ〜土曜日無理やねん。』 《はっ?意味分からん。何でなん。約束してたやん。》 「何で?」 『友達と約束してもうた!』 「てゆーか土曜日会うって約束してたやん!」 『そうやっけ?‥ごめん。怒らんとってや、な?来週はゆうかの行きたいとこ連れてくし!』 「はぁ‥もぅええわ、友達と約束あるし、気分悪いから帰る。」 『ちょっ、おい!』
――バタンッ 勢いよくドアを閉めた。 涙で前がよく見えない。素直に一緒にいたいってどうして言えなかったんだろう。後ろを振り返る。
悠くんは追いかけてこなかった。2008-01-22 07:54:00 -
91:
ゆうか^д^
その日悠くんから連絡はなかった。お互いに連絡をしないまま、気付けば土曜日になった。《ホンマに意味分からん。ゆうか悪くないやんけ!連絡ないとか何なん。》 予定もないので家でゴロゴロしていると、携帯がなる。
〜〜♪〜♪♪〜〜♪
着信中 ?悠くん?
嬉しい反面、今まで連絡してこなかった事に腹を立てながら無愛想に電話に出る。 「‥はい。」 『ゆうか?何してた?』 「家おる。」 『そうなん、出ておいでや。デートしよ!この前はごめんな?』 「今さら何?約束あるんやろ?遊びに行ってきぃや。もうええって。」2008-01-22 07:56:00 -
92:
ゆうか^д^
どうしても素直になれなかった。子供だった。友達よりゆうかの事を優先してくれたのに。
『何なんそれ。俺約束したの忘れてて、ゆうかの事怒らしてもうたし、悪いなと思ったから、連れとの約束断ってきたのに、そこまで言わんでええやろ。』 「はぁ?そっちが勝手に忘れてたんやろ?今まで連絡もなしで急に何やねん。」
《あかん、ムカつく。逆ギレかよ!》 『もぅええわ。分かった。』 ――プープープー・・・
一方的に電話を切られた。2008-01-22 07:59:00 -
93:
ゆうか^д^
こんな事言いたかった訳じゃない。私の方こそごめんな、言い過ぎた。そう言いたかったのに。
後悔して涙を流しても、時間は戻ってはくれない。
それから二人は会う事もなく、ただただ日々は過ぎていく。
1週間後が経ち、悠くんから突然メールがきた。2008-01-22 08:06:00 -
94:
ゆうか^д^
受信メール
今から会える?
あの時と同じだ。悠くんに告白された時。あの時と同じ突然のメールだった。《良かった。今日は絶対謝ろう。》2008-01-22 08:08:00 -
95:
ゆうか^д^
送信メール
いいよ?待ってるわぁー?
悠くんの車の音が聞こえる。久々の悠くんの姿を見て泣きそうになる。
『久しぶりやな。ゆうか、この前は悪かったな‥。』 「ううん、私もごめん。会えると思ってたから、ショックやって、あんな言い方してしまった。」 ・・・『うん。』なぜか悠くんの顔は今まで見たことがないぐらい真剣な表情だった。2008-01-22 08:10:00 -
96:
ゆうか^д^
『‥‥俺ら、もう別れよう』 「えっ?」 一瞬聞き間違いかと思って悠くんの顔を見た。悠くんはこっちを見ない。 『俺、無理や。ごめん。ゆうかといたら疲れる。』 「‥何で?もうわがまま言わんから考え直してや‥」目に涙がたまって今にもこぼれ落ちそうになる。泣いちゃいけない。そう思ってるのに‥勝手に涙が溢れてくる。あの時とは全く違う、悲しみの涙だった。「‥いやゃ‥グスン‥わ‥かれたく‥なぃ‥」 『ごめんな。』 謝ってほしかった訳じゃない。悠くんはいつもゆうかが言ってほしい言葉をくれてた。ごめんとかじゃない‥嘘やで、ゆうかの事好きやでって言ってや‥。悠くん、何で?私の事好きやって言うてくれたやん。大事にするからって‥何でなん、嫌や‥。涙が止まらない。
あの時のように、悠くんがゆうかの涙をふいてくれる事はもうなかった。
《‥これ以上言ってもうざがられるだけやな。。》「わ‥かった‥」
二人の別れはあまりにもあっけなかった。2008-01-22 08:13:00 -
98:
ゆうか^д^
今日の更新はここで終わりにしたいと思います。
2008-01-22 08:44:00 -
100:
なあ
しおり?
2008-01-22 15:43:00 -
101:
名無しさん
書いてほしいです。
2008-01-24 01:30:00 -
102:
名無しさん
o(^-^)o
2008-01-24 03:22:00 -
103:
名無しさん
(人-ω-`)
2008-01-26 04:11:00 -
104:
名無しさん
楽しみにしてるょ?
2008-01-26 08:19:00 -
105:
名無しさん
整形不細工はよ書け
2008-01-28 04:01:00 -
106:
名無しさん
また整形しにいってんのか?
2008-01-30 03:07:00 -
107:
名無しさん
整形ブス?
2008-01-30 05:45:00 -
108:
?
書いて〜???
2008-01-30 06:43:00 -
109:
ゆうか^д^
>>98〜続き
今まではお互い遊びの付き合いだったから、別れてもすぐに立ち直れたし、何も感じなかった。この時初めて失恋の傷みを知った。だからもう恋はしたくない。洋介の事もきっと好きにはならない。そう思った。2008-01-30 20:01:00 -
110:
ゆうか^д^
『てかそろそろ出ようや。』 「そやな!」 りさと喋っているといつの間にか約束の9時半だった。
急いで二人は居酒屋を出た。
ちょうど洋介から電話だ。「もしもし?ちょうど今出たでぇ!」 『近くに何がある?』 「何かビリヤードとかするとことカラオケがある。」 『めっちゃ近いわ!そこで待ってて!』 5分ぐらいで洋介はやってきた。
『おはよ〜今日女の子当欠出たから助かったわぁ!行こかぁ!』 「うん!!」 少し歩くとビルがあった。どうやらここの5階らしい。5階のワンフロア全て使っているみたいで意外に広かった。店の名前は【juel】。 「ジュエルか。‥もっと狭いかと思った。」 お客さんはすでに何組か入っているようだ。2008-01-30 20:04:00 -
111:
ゆうか^д^
『もう1年半、あゆが来てからずっとあゆがナンバー1やねん。』 どうやらあゆという名前らしい。「あとはあんまり可愛いのおらんな。」 ボソッとりさに言う。自分の顔を棚に上げて、整形したゆうかはだんだん自信がつき始めていた。
《絶対ナンバー1なったる。》 いつのまにかゆうかは、そんな野望を持ち始めていた。
その日はB指名を3本取れて、きちんと番号交換もした。もちろん入店する気だ。りさも、『ラクやしちょっと間働こかぁ♪』と言ってくれたので、一緒に頑張る事にした。
それから、ゆうかはレギュラーで入り、そこそこB指も取り、フリーの客にも番号を聞いたり、積極的に仕事に打ち込んだ。だんだんA指で返せるようになってきた。しかし、あゆの人気はすさまじかった。毎日同伴、必ず同伴客以外にも2、3組、あゆ目当ての客がやってくる。正直ローカルだし、たいした事ないと思っていたゆうかだったが、3か月経ってもあゆの半分以下しか指名は取れなかった。あゆの平均指名本数は月にだいたい150〜160ぐらい。ゆうかは50〜60ぐらいだった。それでも、頑張ってると洋介は褒めてくれたが、どうしても一番になりたかった。2008-01-30 20:09:00 -
112:
ゆうか^д^
ある日、あゆの客が2名で来た。あゆの客の中ではなかなかの太客だった。あゆの客の連れに、ゆうかがつく事になった。
「はじめまして、ゆうかです。」 『あ、どーも。よろしく。』見た目はいたって普通。30代前半てところ。すると、あゆの客が話しかけてきた。『自分最近入った子やろ?あゆから聞いたわ!』 「そうなんです。初めまして、ゆうかです。」 『自分顔でかいなっ!ははは(笑)あゆと比べたら全然ちゃうやんけ(笑)』 『ちょっと何でそんな事言うんよ〜』あゆがかばう。かばってくれたのかもしれないけど、ゆうかは見下された感じがして余計に嫌だった。ひがみもあったのかもしれない。
それから、もちろん楽しく話せる訳もなく、指名も取れずに交代になった。《あ〜うざ。ホンマにだるい。何なん、あいつら。あゆとかいう奴も調子乗りすぎやし!絶対負けへん!》2008-01-30 20:11:00 -
113:
ゆうか^д^
juelに来てからもう5か月。今日は5回目の締め日。あゆは152本、ゆうかは91本だった。
今日、どう頑張っても抜かされへん。もちろんあゆは同伴でやってきた。余計にイライラして、うまく接客が出来ない。
結局その日の営業が終わり、その月は、あゆが164本ゆうかが97本だった。 もちろんあゆがNO.1だ。でもゆうかは5か月目にしてNO.2になった。《1位と2位の差が開きすぎやし。もう何なん。》
『お疲れ、ゆうか!』洋介だ。 『すごいやん、NO.2やんか!もうすぐで100本やし、来月も頑張ってな♪ゆうかならいけるわ!』 「うん〜頑張るわぁ。」 と適当に返事をした。2008-01-30 20:13:00 -
115:
ゆうか^д^
>>107さん、読んで頂きありがとうございます!楽しみと言って頂けて嬉しいです。良かったらまた読んで下さい。
>>108さん、読んで頂きありがとうございます!確かに整形してもブサイクでした(泣)また整形の話が出てくるので良かったらまた読んで下さい!
>>109さん、読んで頂きありがとうございます!整形しに行ってた訳じゃありません。笑。仕事が忙しくて更新出来ませんでした。すみません。また良かったら読んで下さい。
>>110さん、読んで頂きありがとうございます!整形ってすごいキレイになれるもんだと思ってたのですが、マシになっただけでした(笑)また整形する話が出てくるので、読んで頂けると嬉しいです。
>>111さん、読んで頂きありがとうございます!なかなか書けなくてすみません。少しですが、更新したので、良かったら読んで下さい!2008-01-30 20:31:00 -
116:
ゆうか^д^
今日の更新はここまでにします。読んで下さった皆様、更新遅くなってしまってすみませんでした。出来るだけこれからは更新していけるよう頑張ります。
2008-01-30 20:33:00 -
117:
?◆Gp.Xz3l79g
ずっと読んでます?
完結マデ頑張ってください??2008-01-30 20:46:00 -
118:
名無しさん
この話好き?頑張って下さいね?
2008-01-30 23:54:00 -
119:
なあ
頑張って更新して完結してね????しおり(^○^)
2008-02-03 03:42:00 -
120:
名無しさん
上げ
2008-02-03 17:28:00 -
121:
名無しさん
↑
2008-02-07 04:19:00