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  • 1:

    とまと

    ???????????

    2005-10-07 01:27:00
  • 67:

    公園についた…。
    でも誰もいない。キョロキョロしていると後ろカラぎゅうと抱きしめられた。
    「ゆりな?」私は愛しすぎて泣いてしまった「あっ?!ゴメン!!」ケンタンは必死に謝った『うぅん…久しぶりに会ぇてゆりなめっちゃ嬉しい…』ケンタンはそのままキスをした…。
    舌が入った瞬間パッッと顔をよけてしまった。「どしたん…?」『ケンタンに大事な話しあるネン…』手を繋いでベンチに座った。
    「ユリナ…?俺の事好きか?」不安そぉに聞いてきた『ユリナケンタンの事1番好きやで…』

    2005-12-22 13:55:00
  • 68:

    「じゃぁ何の話しすんねん?」
    『あのね…ずっと連絡とられへんかったやん?ユリナ入院しててん…』「え?何かあったんか?」『ユリナ病気やねん…ちゃんとケンタンに話したかった大好きやから…
    実はHIVに感染してんねん…ケンタンに嫌われんの嫌ゃ…ずっと一緒におりたいよ…』私は興奮して泣きながらうまくは伝えられんかった…。
    私は下を向いた…ケンタンの表情が怖くて見れなかった。
    「マヂで言うてんか?」コクンと頷いたケンタンはそれ以上何も言ってくれない…『ケンタン前ユリナと結婚してくれるって言ったょね?ユリナケンタンの事信じていいよね?』

    2005-12-22 13:58:00
  • 69:

    「ちょっといきなりすぎて意味分からんわ…」『…?何で?ユリナが病気やったらケンタンは嫌いになるん?』完全に興奮して声が震えていた
    「ちょっと考えさして…」繋いでた指がそっと離れた。
    『何でなん?ユリナ一人でいっぱい悩んでてんで?ケンタンが何を考えるん?ユリナの事好きって言ったヤン!!さっきも好き言ったヤン!!』頬は涙でいっぱいになった。
    信じてたのに…信じてたのに…「ゴメン本間わ今カラバイトやから行かなあかん…またメェルするわ」
    私はその場で泣き崩れた…。ケンタンは背を向けて歩いて行った。こんなはずじゃなかったのに…

    2005-12-22 14:01:00
  • 70:

    抱きしめて好きッて言ってくれると思ったのに…
    涙がこぼれた地面にひざまずきひたすら泣いた。
    化粧もとれぐしゃぐしゃだ。何時間泣いただろう。私はフラフラの状態で家に向かった…。
    階段を上がり部屋の前に立ち涙を全部ふき笑って扉をあけた。
    「ユリナぁ?……』『フラれちゃたぁ…』堪えた涙がまた溢れだした…。「ユリナ……』必死に私にかける言葉を探しているようだった『リカわこんな私に同情する?病気だから…可哀相て思うやろ!1番大事な人失ってん…生きる意味あんの』私は多分リカが羨ましかった…。誰かにぶつけたかった…。私最低だ

    2005-12-22 14:03:00
  • 71:

    「ちゃんとケンタンに話したん?気持ちも全部伝えたん』
    『伝えたよ…ゆりなケンタンしかいないカラ…何で不幸になるんだろ…病気になって1番大事な人まで失って…ゆりなそんなに悪い娘なんかな…』泣きながら喋った
    「……そんな事ナイよ…』ギュと抱きしめてくれた『りかぁ』りかの胸で叫ぶよぅに泣いた
    「りかがおるから…りかはゆりなの事見捨てたりせぇへんよ…ずっとずっとあんたは元気なまんまでこれから先も一緒に生きてくねんからな!』
    髪を撫でながら一緒に泣いてくれた…。今1番の支えだ…。

    2005-12-22 14:05:00
  • 72:

    いつのまにかリカの傍で眠ってしまった。
    気付いた時にはリカは帰っていた。おやすみと言う紙切れを残して。
    またケンタンの事を思い出し辛くなった。携帯を見ても電話も何もない。勇気を持って電話をかけても留守電だ。何もかもが嫌になった。もぅどうにでもなれ…。
    気付いたら剃刀を持って手首に当てていた。ポタポタ…怖くて深くわ切れなかった赤い血をみて涙が出た『生きてんのに…みんなと同じやんか…赤い血やのに…何で…』泣きながら呟いた…辛すぎた…今の自分には自分を支えきれなかった…
    「ゆりなーご飯どうすんのー!早く下おりてきぃ」

    2005-12-22 14:07:00
  • 73:

    お母さんだ…
    『分かった!!』血を拭きとり下に行った。
    「何その顔?泣いたんか?」『ちょっと…』私を必死に笑顔を作った。ご飯は私の大好きなカレーだ。食欲なんてなかった。でもまた困らせてしまぅから必死に食べた。
    「彼氏か?」『ぅん…ふられた…』「何でや?」『ゆりな病気だから…』必死に涙を堪えた「その程度の男やッッて事!そんな男は別れて正解やでゆりな!!」きつい言い方だけど励ましてくれてる…。
    『でもね…ケンタンしかいないカラゆりな…』唇を噛み泣かないように我慢した…。

    2005-12-22 14:09:00
  • 74:

    「ゆりなわまだ若いカラ今の恋愛に夢中になりすぎてるだけや…お母さんもゆりなの年位から何人も恋して付き合うたんびにこの人しかおらんおもてた,でも結局別れて行ったよ…お母さんもお父さんと付き合っとる時もこの人しかおらん思て結婚したい時期やったししてもおたケド今現に離婚してるやろ?みんな好きになったらはまるだけやで。ましてそんな若い頃は恋愛に恋愛してんねん!年いったら本当に恋愛の価値観が分かるから今はいっぱい付き合っていっぱい幸せ掴んでそんでいっぱい傷ついたらいいんやで」
    『ゆりなは長く生きれないゃん』ヤッパリ泣いてしまった

    2005-12-22 14:11:00
  • 75:

    「人間一度は死ぬけどあんたはそう簡単に死なんょ強い娘やから…」お母さんの目にも涙が溢れた。
    『またいつかは病院戻らなあかんねやろ?この退院は悪化するまでの間遊ばしたろみたいなもんやろ!!』イライラしていた。
    また感情をぶつけてしまった。
    「あんたはお母さんより長く生きるよ。お母さんを1人にしやんといてな…」ニコッと笑った。怒られると思ったのにこんな優しくされたら余計に傷付いた。
    『親いてなくてもいいから…不治の病にだけにはなりたくなかった 』泣きながら部屋に戻った。本当に最低だ…。思ってない事もぶつけてしまった…。お母さんをまた傷付けてしまった…後で後悔しても遅いのに…。

    2005-12-22 14:14:00
  • 76:

    名前:ゆりな:05/5/24 23:21 作品

    2005-12-22 14:16:00
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