-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
ニート
-
1:
あや
ボリボリボリ
今日も私はポテチ片手にテレビを見る。
ボリボリボリ
あーお尻痒い。と手を動かす私はまるでオバハン・・。2008-02-07 16:43:00 -
11:
あや
貧乏だった真一さんは泣く泣く私と結婚したと思う。
私は不細工だし。
とんとん拍子に結婚することになり、二人の子供を授かった。2008-02-07 17:29:00 -
12:
あや
でも真一さんは酒に呑まれるばかりで・・。家にも帰らず近所の飲み屋に通う毎日だった。
飲み屋のママにも"真一さんには出席表でも付けとこうかしら"と言われてた程。
警察官だった真一さんの収入は良いとは言えるもんじゃなかった。
飲み屋もツケで、年に二回出るボーナスも半分以上ツケに回っていた。2008-02-07 17:32:00 -
13:
あや
残ったお金でなんとかやり繰りする。
学費のために毎月千円ずつ二人の子供に残すけど、
結局足りなくなって手を出していた。
貯金はゼロ・・・。2008-02-07 17:34:00 -
14:
あや
どうしたら少しでもお金を貯めれるか考える毎日。
突然真一さんが体調不良を訴えた。
その頃すでに一日かけてリンゴ一つ食べ切れればいい方で・・確実に真一さんの体には何かが起こっていた。
看護婦に電話して来てもらと、招待状を書くのででかい病院に行けと言われた。2008-02-07 17:39:00 -
15:
あや
指示に従って少し遠い病院に向かう。近所の病院とは遥かに違って患者さんも多く、田舎者の私達は、素直に順番待ちをしていた。
端っこに小さく二人で座る。
「まだかなぁ・・」
「痛いん?大丈夫??」2008-02-07 17:43:00 -
16:
あや
周囲を見渡すとピンピンしてる人ばかりだった。
・・何でこんな人らを待たなあかんの??
弱った真一さんを見ていられず意をけして受け付けに向かった。2008-02-07 17:46:00 -
17:
あや
「あの・・夫の体調がホンマによくないんですよ。招待状ももらってるし。すいませんが先に診察していただきませんかね?お願いします・・。」
頭を深く下げた。
すると看護婦はどうぞどうぞと中に案内してくれた。・・最初から言えばよかったなぁなんて思いつつ真一さんを待つ。
そく入院だった。2008-02-07 17:48:00 -
18:
あや
話を聞くと腸が腐ってたみたいで、
ベットにぐったりしている真一さんがいた。
腕には点滴とお腹にチューブが刺さっており、
そのチューブから、腐った腸の汁がポトッ・・ポトッ・・っとベットの下に置かれたビンへと落ちていった。2008-02-07 17:51:00 -
19:
あや
今の時代手術出来るんかな?私らの時代はなかったと思う。手術なんかせんかった。
でも私も夫もまだ若い。入院したらよくなって帰ってくるもんやと思った。
だからしばらく子供を親に預けて、付きっきりで看病した。2008-02-07 17:58:00 -
20:
あや
一週間経った頃やったかな・・
「俺ここにおったら殺される気がする」
弱々しい声で真一さんが言った。チューブ刺したまま立たせるし、痛い恐いって・・。
初めて弱いとこ見せてくれた。こっちまで痛くなって泣きそうになった。
でも他にどうしたらいいかも分からず、結局その病院に居座ることしかできひんかった。2008-02-07 18:01:00