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「ホントはね…」

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  • 1:

    優香

    言えなかったコト…言いたかったコト…
    今になって言葉にしても仕方ないけれど、それでも貴方に伝えたい…

    「ホントはね…」

    2008-02-27 22:46:00
  • 41:

    優香

    「あ、失礼しますぅ。俺、こういうもんですぅ」と言って、笑い声の彼が名刺を差し出してくる。

    [代表補佐++如月 薫]

    …気の抜けた話し方、低めの声、右手の傷跡、左手のアクセ…

    2008-08-29 17:35:00
  • 42:

    優香

    冷静になろうと 私は差し出された名刺を受け取り、目の前のグラスを空にした。
    薫「おぉぉ!!飲むねぇ(笑)あ。お名前聞いてもいいですか?」
    優「…優香です」
    そう言いながら顔をあげる私を見て、彼は…

    2009-07-21 17:32:00
  • 43:

    優香

    一瞬戸惑った表情をしたけれど、何事もないかの様に笑顔を作った。
    薫「優香ちゃん!よろしくねぇ。杏奈ちゃんも既に酔っ払いやし、俺も一緒に乾杯しちゃっていいですかぁ?」
    私が返答する間もなく、目の前の酔っ払い「杏奈酔っ払いちゃうけど薫さんも一緒に飲もっっ」って絡み出したから
    彼は苦笑いしながらテーブルにあったお酒を丁寧に作る。

    2009-07-21 17:38:00
  • 44:

    優香

    何でいるん?何してるん?
    その丁寧な指先を見ていると一年半前の記憶が襲ってくる。
    ━大人にならんでいいから素直になりなさい━
    あれが最後の言葉だった。

    2009-07-21 17:43:00
  • 45:

    優香

    薫「はい★ていうわけで乾杯★いただきます」
    杏奈は嬉しそうに飲みながら
    杏「薫さん男前思わん!?」なんて言うから
    「そりゃ薫さんは男前やけど、お前は誰でもええんかい」って海斗くんに茶化される。

    2009-07-21 17:47:00
  • 46:

    優香

    そんなやりとりを笑って見てるけれど、私はそれどころじゃなかった。
    ちらっと横に目をやると薫も私を見た。
    薫「どうしたん?あ。飲みやぁ(笑)」
    優「…ごめん。ちょっとトイレ(笑)」
    薫「おっけぇ★」

    2009-07-21 17:52:00
  • 47:

    優香

    席を立つ私に「はよ帰って来てなぁ」と言う杏奈に頷いてみせる。
    薫「こっちやでぇ」
    優「…」
    薫の方を見ると、さっきまでの笑顔はなかった変わり自分の耳朶を触って無表情にどこかを見ていた。

    2009-07-21 18:02:00
  • 48:

    優香

    これは彼の昔からの癖で、何かを考えている時はいつもそうしていた。
    私はトイレの中で冷静になろうと冷たい水で手を洗って、前髪を整えた。落ち着ききらなかったけれど…
    ━寂しくなったら言えばいいやん━
    あの時そう言われたけれど、確かに最近寂しかったけど…こんな再会の仕方って有り得ない。

    2009-07-21 18:13:00
  • 49:

    優香

    扉を開けるとお絞りを持った薫が立っていた。
    薫「お帰りぃ。早いなぁ(笑)」
    優「そうかなぁ?いつもこんなもんやで」
    私がそぅ答えると、「ふっ」と彼は笑った。
    優「ん?」

    2009-07-21 20:35:00
  • 50:

    優香

    すぐに聞き返したけれど、流れる音楽のせいで私の声は薫に届かなかった。
    席に戻る途中、杏奈が言ってたの方に軽く目をやると、いつの間にかそこには海斗くんがいて二人で静かに話していた。
    (そりゃそう思わんでもないかぁ…女の子だいぶ綺麗やし)
    なんて考えてしまう自分が何となく気持ち悪かった。

    2009-07-21 20:46:00
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