小説掲示板†アヤカシ†のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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†アヤカシ†

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  • 15:

    名無しさん

    しつこい↑       自分で小説つくりや?  うまいやん

    2008-03-15 12:41:00
  • 16:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    後で良く聞くと、私はトラックに跳ねられた後歩道に飛ばされ倒れていたが、その時たまたま散歩していたソロと言う犬が、私の全身を特にアナルを舐め廻していたらしい。
    そして病院に運ばれてから、尿はするものの、脱糞せずに困っていたらしかった。しかし、私が目覚めた朝に、大量の脱糞をしたとのことであった。

    2008-03-15 12:48:00
  • 17:

    名無しさん

    主さん。>>15さんすみませんでした。もい荒らしません。今度は自分自身で真剣に小説を頑張って書きたいと思います。
    すみませんでした。

    2008-03-15 12:54:00
  • 18:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    >>9から…

    2008-03-15 12:55:00
  • 19:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    下に降りた瞬間     身体中の力が抜けた。  『どうしたの春―』   (あんたのせいなのに…)少しムカッとする気持ちを抑えてソロの方を向く。             『何でもないッ』    立ち上がろうとするとまた足が動かない。     暗闇の時とは違って怖さで動かなくなっているみたいだった。
    さっき空から落ちたのが悪かったようだ。     『…もう―…』     涙が出てくる。     怖いとかよりも悔しかった            ギュッ―…        あたしの身体が地面から浮く。          ソロがあたしを抱っこしてくれたみたいだった。  フワッと良い香りがした。洗剤のような―…                『…ぃいよッ!あたし自分で歩くからッ!!!』  変にこんな所で迷惑はかけたくなかった。     『おろしてッ―』    ソロは無視して歩きだす。            『じゃぁ…おんぶッ!せめておんぶにして!?』  ソロは歩いたまんまあたしを見上げる。      『おんぶ―…?』    おんぶも分からないんだ。『おろして?あたしが背中に乗るからッ!』    とりあえずおろしてもらえた。          足をついた瞬間、またカクンッと足が曲がった。  地面にポスンと座る。  立つことすら出来ない…。悔しかったけれどソロをしゃがませて、あたしは背中に乗った。       『重くない?』     少し聞くのが怖い。   重いだなんて言われたら…どうしよう―…。    『どうやって持つの?』 ソロはあたしの質問は無視して聞いてきた。    本当におんぶ知らないんだ

    2008-03-15 13:29:00
  • 20:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    仕方なくソロの腕を誘導する。          『キャッ!どこ触ってんの?!』         ソロは歩きだした。   『何が―?』      そりゃそうだよなー。  何が?って感じだよね。 あたしだけキャッ!なんて言っていたのが馬鹿らしかった。                     ソロの腕を誘導し終わってからあたしはソロの肩にしがみついた。      (眠ぃ―…なぁ)    あたしの瞼はだんだんと降りてきて結局意識が途切れた。

    2008-03-15 13:38:00
  • 21:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    目の前に家がたっていた。(あたしの―…そうか…夢なんだ―…)      あたしは夢なら良いだろうと家の門を開いた。               とても懐かしい。    でもどうしてこの家が? この家は確か―…                ガチャッ―       いきなりドアが開いたせいであたしは驚いた。   『気をつけてよ?』   (母さんッ―…!)   目の前に母さんが立っていた。          『わかってるよー』   (瞬ちゃん―…)    瞬ちゃんはあたしのお兄ちゃん。         『行ってくるね』    (父さん―…ッ)    サラリーマンの格好をした父さん。                    最後に出てきたのは―… あたし。        『瞬ちゃん待ってー』  小さい身体で赤いランドセルを背負っている。   小学生1年生―かな。  瞬ちゃんは2歳上だから…3年生だ。                   (でもどうしてあたしがいるんだろう―…)    あたしはココにいる。  でも誰にも見えてはいない            『春?いくよ』     瞬ちゃんが小さいあたしの手を握って走りだす。  『走らないでーッ』   母さんがエプロンをつけたまんま外に出て走っていくあたし達を見ている。              『じゃーね』      父さんが愛しそうな顔で母さんに手を振った。               いつからこの光景を見なくなったんだろう―…   何故だか涙は出ない。  どうしてだろう―。

    2008-03-15 13:50:00
  • 22:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    そう―…        皆もういないんだ―…              もう戻れない―…    助けてよ―誰か…

    2008-03-15 13:52:00
  • 23:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    『―…くがいるよ―』  誰かがあたしに声をかけてくれる―誰…?                 『大丈夫かい』     目を開けると背中があった。           そうだ―あたしソロの背中で寝てしまって…。   『大丈夫…』      少し汗かいちゃった。  『おろして?もう歩けるから…。ありがと』    ソロはあたしをゆっくりとおろしてくれた。                『あついの?』     ソロがあたしの顔を覗きこむ。          『ううん。夢―みたの』 『…そう』       ソロはそれだけ言って歩きだした。        『ちょっとごめんね―』 あたしはソロの袖を掴んだ

    2008-03-15 13:59:00
  • 24:

    ◆8NBuQ4l6uQ

                            独りは怖い―…

    2008-03-15 14:00:00
  • 25:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    ソロはあたしを振り返ってあたしの腕を持った。  『…何?』       あたしの手の平に    ソロの冷たい手の平が重なる。                      ドキッ―…       一瞬ドキッとしたけど  すぐに収まった。    『気持ち良い…』    ソロの手の平はいつでも冷たくて気持ちが良かった。あたしの熱をとってくれてるみたいに身体中の熱が冷えていった。                  ソロはその状態で歩いていく。          あたしは何も言わずに後につづいた…。

    2008-03-15 14:07:00
  • 26:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    あたしはずっと気になっている事を聞いた。    『ソロは何者なの…』  ソロは振り向く事はしなかったけれど口を開いた。             『僕は罪人だよ…』   『罪人?』       (罪人って…何か罪を犯したって事かな…)    ソロは真直ぐ前をみている            『何をしたの…?』   『いずれわかるよ』   今はそれ以上教えてはくれないみたいだった。               『この世界は何なの?』 『さあね…』      ソロの答えは答えにならないものばかりだ。    『どうして空を飛べるの』『空は飛べないよ』   『さっき飛んだじゃん』 『落ちたんだよ』    会話にならないな…   諦める事にした。                辺りはもやもやと霧がたっていたけれど、霧の向こうに何か大きな物が見えた。大きな扉のようだ。   扉というよりも門のようなとてもとても大きな物。

    2008-03-15 14:26:00
  • 27:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    2008-03-15 14:50:00
  • 28:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    近付けば近付く程扉はでかくなる。        『でかいね…』     良く見れば門番のような人が2人見える。     いや…人じゃないな…。 犬?          二本足で立ってはいるのだけれど顔はどうみても…。            『ここにいてくれるかい』あたしはソロの言うとおり門から少し離れた所でとまった。         ソロは独りで歩いていく。            『何者だぁー?!』   2匹の犬のような人間がソロに向かって叫ぶ。   『聞いてるのかぁ!!』 ソロはそれでも何も答えずに近づいていく。                片方の犬がソロに向かって銃を向けているのが見えた            『危ないッ!』     あたしの言葉と     バァンッ―…という音と ソロが走るのが同時だった            ソロは背中から何かを取り出した。        キラリと光って見えるのは…短い短刀のような刃物。 『ダメッ―…ソロッ!』  『春ッッ目を閉じてッ―』 ソロが初めてあたしに叫んだ。          その声はいつもよりも感情がこもっていた。                バシャーッ―…                 目を閉じているあたしの耳に聞こえた音。     それはきっと血が飛び散る音なんだろう―…。               『お前はッッソロッ―』  一瞬でその声も途絶えて、またバシャリという音が聞こえた。                    『ソロー…助けて…』  あたしは身体中がカタカタ震えた。        怖い…怖い怖い怖い―…             『ごめんね…』     いつの間にかソロはあたしの前に来ていたようで、 あたしを抱える感覚があった。          『ソロ―…ッ』     あたしは怖さでソロに抱きついた。        ソロはあたしを抱っこしたまま歩きだす。     途中でピチャピチャという音が聞こえたのは…    血を踏んだせいだろう。

    2008-03-15 17:40:00
  • 29:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    ギギィーッ―…     門が開く音。      でかい方の門ではなく、小さい門を開けた音。   『服を着替えないとね』 ソロはあたしに一言言った            そういえばあたし学校の帰りだったから制服のまんまだったんだ。      『目…開けて大丈夫かな』ソロに聞くとソロは   『大丈夫だよ』     といった。                   あたしは目を開ける。  最初に見えた物は…   血で真っ赤に染まったソロの服だった。      『嫌だッ―…!』    あたしは抱っこされた態勢のままソロを突き飛ばした            ソロはフラッと後ろに下がって、あたしは落ちた。 『痛ッ…』       自分の服が湿っている。 (まさか―…)     そのまさかで、あたしの制服にも大量に血がついていた。          ソロの服から移ったようだ            『怖いょ―…』     ソロはあたしの手を引っ張って先に進む。     『…………』      何も喋らないソロ。

    2008-03-15 17:50:00
  • 30:

    名無しさん

    ………偽主がインパクト強くて続きの話し頭に入らない?
    というか内容はどうあれ短編好きやし、偽主の切り替えにはいい意味でやられた。(゚-゚)

    2008-03-15 18:01:00
  • 31:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    いつの間にか外は暗くなっていて歩いている人が少なくなっていた。     というよりも人を見るのはここにきて初めてのような気がする。       あたしは動く気力をなくしてソロについていくので必死だった。                   ソロは街の家や店の裏道に入っていく。      どうしてソロは危ない場所を好むのだろう。    『お入り』       ソロはとあるドアの前にたった。         『ここは?』      『お入り』       何も言ってはくれないソロ            仕方なくドアを開いてみた『いらっしゃい!』   その声はここにきて初めて安心できる程明るい声だった。          顔を上げてみると男のコが立っていた。      頭にバンダナを巻いた可愛らしい男のコ。     『ソロだッ!元気してた??久しぶりだね!』   男のコはソロの顔に向かって思い切り笑顔でいった。            『元気だよ』      ソロは相変わらず無愛想だ            『その血はどうしたんだ』店の奥からソロと同じ年くらいの男の人が出てきた。『門番だょねッ』    男のコが明るくいう。              そしてあたしに向かって男のコは笑顔で      『俺はロンだよ!』   ロンはあたしを椅子に座らせた。         『僕は凜』       この世界の人間は皆どこからきた人達なんだろう。 こんなにも名前がバラバラだとわからない。

    2008-03-15 18:03:00
  • 32:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    あたしも一応名前を言っておかないといけないんだろうと名前を口にしようとした瞬間         『春だよねッ!』    という声がした。    どうやらロンが先にあたしの名前を口にしたようだ。『どうして知ってるの?』ロンに向かって聞いてみる            『この世界の人間は皆知っているよ』       凜がロンの頭に手を置きながら答える。      とりあえずここでは何か情報がえられそうだと、  少しだけ安心した。

    2008-03-15 18:09:00
  • 33:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    凜が奥から服を持ってきてくれた。        『これなら君でも着れるだろう?』        『ありがと。着替えてきてもいい?』       『ああ。あそこを使ってくれればいい』      とにかく今は着替えたかった。                      試着室のような場所に入って着替える。      やっとスカートからおさらばすることができた。  制服を見ると生々しい血がついている。      そういえばさっきソロは戦っていたみたいだったけれど怪我はないんだろうか。            試着室からでるとソロも着替えが終わったみたいだった。          あたしと同じコートのようなものを着ていた。   『何かあたしよりも細く感じるね』        ソロの方が身長があるからだろう。細くみえる。

    2008-03-15 20:28:00
  • 34:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    『ソロ…怪我は?』   ソロは椅子に座り、こちらを見ないまま下を見ている『ないよ』       ソロは本当に無愛想だ。 『本当に?身体見せてよ』ソロは立ち上がってドアの方に歩いていった。               『凜。春の事お願い』  それだけ言って外へ出ていった。         『ソロ???』     あたしはどうしていいのかわからずに凜の顔をみた。            凜は軽く笑っている。  『心配しなくてもソロは戻ってくるよ』      そう言われても…ね。  心配な物は心配だ。   だって知っている人はソロしかいない。                  でもくよくよしても仕方がないとプラスに考える事にした。         今は3人しかいない。  2人はソロの事を知っているみたいだしもしかしたら何か情報が手に入るかも…            とにかく今は聞きたい事を聞く事にした。

    2008-03-15 21:30:00
  • 35:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    一番聞きたい事を聞いた。『ソロって何者ですか?』凜とロンはこちらを不思議そうに見ている。    『罪人だよ』      2人は当たり前かのように答えた。        『ソロも同じ事を言っていたけど…何をしたの?』             2人の顔に笑顔はなくなった。          『詳しくは言えないけれど…ソロは指名手配されているからこの世界の人はみんな敵だよ。なんたって巨大な金がかかっているから』            ロンが窓から外を見ながら答える。        『指名手配って…。見つかれば殺されちゃうの?』 凜は本を読みながらあたしの質問を聞いている。              『その場で殺そうとするやつもいるし…王様の所に連れていければもっと金は貰えるんだ。       だけどあいつは簡単には捕まえれないよ。     並のあやかしじゃね』              そんなに強いんだ…   ソロって。       …あやかし?      あやかしって何だろ。  『あやかしって何?』              ロンはそんな事も知らないのかという顔をしたけれどすぐに教えてくれた。  『あやかしって言うのは…門番ッ!門番って変わってたでしょ?犬みたいな。 あんな化け物みたいなやつの事をあやかしっていうんだ。          ソロもあやかしだし…  俺達もあやかしだよ。  この世界のやつらは皆人間にみえるけれど     何か危ない事があったり興奮したりすると変化するんだよ』

    2008-03-15 21:46:00
  • 36:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    てか何でそんな世界にあたしはいるわけ?     いていいものなの?   『ねえ…2人に聞いても意味がない事だけど…。  あたしは何でこの世界にいるのかなぁ…』     2人は少し困った顔をした            凜が口を開いた。    『君がいた世界では君は死にかけているんだよ』  (………はぁ?)    『どういう事?』    あたしはこれ以上馬鹿らしい事はないだろうと鼻で笑った。         『君は事故にあった。覚えているかい?』     確かにそれは覚えている。『そいつはこの国の王のせいだ。君の家族が皆亡くなってしまったのも王のせいだ。          王は君をも殺そうとしているんだ。        ソロはそんな君を助けるために君の前に現れた。  信じられないかもしれないけどこれが現実だよ。  僕が言えるのはこれだけなんだけどね』                  どうしてこの世界とあたしの家族が繋がってるの? どうして…       どうして―…                  頭が痛い。       目をつむる。      誰かが叫んでいる。   『―…さんッ!熱いょ!』誰―…?

    2008-03-15 22:26:00
  • 37:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    目を開けるとあたしは赤い光に包まれていた。   いや…炎だ。      家が火事で焼けている。 『さんッ―…父さんッ』  誰かが泣いている。   …あたし?       そこには幼いころのあたしが立ってないていた。  1人だけ逃げ遅れたのだ。『瞬ちゃんッ…母さんッ』 熱いよ…        あたしの心の叫びが聞こえる。耳をふさいでいても聞こえてくる声。                 外に移動すると     母さん、父さん、瞬ちゃんがいて他にも沢山の人が立って家を見ていた。   『放せよッ―…ッ!』   瞬ちゃんが家に入ろうとしているのを父さんが捕まえている。        『ダメだッ!今助けに行ってくれているからッ!頼むからお前はここにいろ!』泣き叫ぶ母さんに瞬ちゃんを任せて父さんが家に向かって走ろうとした瞬間、 瞬ちゃんが先に家に入っていった。                    『瞬ッ―…瞬ッ!!!』  取り乱す母さんと父さんを必死に抑える消防士達。             パチパチ―…       家はどんどん崩れていく。            『瞬ちゃんッ―…』   今まで泣き叫んでいたあたしにもう元気はなかった。意識がどんどんと遠退いていった。        『春ッッッ!!!』    幼いあたしの耳に瞬ちゃんの叫びが聞こえた。   『瞬ちゃんッ!!』   全力で瞬ちゃんを呼ぶ。

    2008-03-16 02:36:00
  • 38:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    幼いあたしの目に瞬ちゃんが映った。       『春ッ!』       瞬ちゃんは思い切りあたしを抱き締めた。     『瞬ちゃんッッ!』    あたしは泣き叫んだ。              瞬ちゃんはあたしの腕を引っ張って玄関に走る。  玄関が見えてきた時、瞬ちゃんは足を止めた。   『春?良く聞いて?   僕は一緒に帰れそうにないんだ。         だから母さんと父さんを頼んだよ…。       僕はまた春の所に帰れるように頑張るから。    ごめんね…こんなお兄ちゃんでごめんね…。    苦しかったね。     さぁ早く外に出てッ!!!春ッ!元気にしててね!』            そう言って瞬ちゃんは力の限りあたしを突き飛ばした。それと同時に家が崩れ落ちた。         あたしの目に確かに見えたのは悲しそうに微笑む瞬ちゃんと白い手。     確かに瞬ちゃんの足を掴んで放さなかった。                その後あたしはゴロゴロと地面を転がった。    すぐに消防士達が走ってきてくれた。       母さんと父さんは相変わらず消防士達に抑えられていた。          『瞬ッ―…!!!』   全力で叫ぶ母さんと父さん            あたしは泣くことも出来なかった。        (ごめんね…瞬ちゃん)             今だに火事の原因はわかっていない。       あの日、あたしにだけ見えた白い手は何を意味していたのだろうか…―。               『―…る?』

    2008-03-16 02:49:00
  • 39:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    『春?春!』      目を開けるとロンが目の前にいた。        『ソロが帰ってきたよ!』部屋を見回すとソロが凜と話ているのが見えた。  『ソロ…どこいってたの』ソロはこちらに向かって歩いて来る。       『あつい?』      また汗かいてる…    あんな夢みちゃうから―…瞬ちゃん…。      あの5年後、あたしの両親は交通事故にあって亡くなった。         今はあたし1人。    お爺ちゃんとお婆ちゃんにお世話になっていた。              『ううん―…大丈夫』  ソファーに座る。    頭が重いよ―…。    『お食べ』       ソロが何か入った袋をあたしに差し出した。    『何?これ』      『見てごらん』     袋を受け取って中を見る。            とても良い匂いがした。 パンだ―…。      そう言えばお腹すいてたな            他にも果物が入っていた。『お食べ』       ソロはあたしに勧めるばかりで自分は食べようとしない。          『ありがと。ソロは?』 『いらないよ』     あたしは周りの2人にも聞いてみる。       『2人は?』      『いらないよ』     皆ご飯って食べないのかな            いつでも自分だけなんだか迷惑をかけているような気がする。        『ごめんね。ご飯買いに行ってくれたんだね…』  あたしはその間寝てたんだ            少し悪い気がした。

    2008-03-16 07:57:00
  • 40:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    パンを袋から出して食べる。ソロはそんなあたしをずっと見ている。     『どしたの?』     『………』       何も言わない。     本当に食べないんだ。  あたしは気にしないで食べる事にした。      手の平サイズのパンが3個入っている。      ふわふわとしていてとてもおいしい。       3個全部食べて果物を取り出そうとした時、    ガタンッ―…      とソファーの下に転がってしまった。       目が勝手に閉じていく。 『眠い―…』      最後にソロの冷たい顔が見えた。

    2008-03-16 08:02:00
  • 41:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    自然に目が覚めた。   最近寝てばっかだな。  でもいつもと違うのは頭がはっきりとしている事。 『おはよ!春!』    朝から元気な声。    ロンがリンゴを剥いてくれていた。        『おはよロン』     ソファーに寝かされていたようで立ち上がる。   ソロの姿はない。    凜の姿も見つからない。             『2人は?』      『わかんない。どっかいっちゃった…すぐ帰ってくると思うよ?』      少し心細かったけど今は頭もすっきりしてるし気にする事はなかった。                『何だか頭がすっきりしちゃった』        嬉しそうな顔をしてロンが包丁をフリフリとしている            『ソロが疲れてるだろうって睡眠薬いりのパンを食べさしたんだよ』     だから眠かったんだ。  でも今までで1番寝れたような気がする。     『そっか―…』     ソロはいつもそんな変わった所で優しいな。    お皿に乗ったリンゴを差し出されて食べようとリンゴを見る。        とても剥いたようには見えないゴロゴロとした塊がお皿に転がっていた。               『アハハッ!これリンゴなんだ!ゴロゴロしてるよ』初めて笑えた。     『うるさいなッ!味は一緒だよッ!』       怒っているロンは何だか弟みたいな感じだった。  『ごめんごめん…ハハ』  1口食べてみる。    ………甘い。      今まで食べてきたリンゴの中でこれが1番甘い。  『甘い…おいしいね』  笑顔でロンに向かっていうと頬を膨らまして腕をくんだロンがムスッと答えた。            『ほらみろ!おいしいだろ???俺が剥いたんだ!』その必死さが可愛いかった            そういえば今日はバンダナ着けていない。     雰囲気が違うな…。   綺麗な栗色の髪の毛が窓から入る涼しい風にそよそよとゆれていた。

    2008-03-16 08:18:00
  • 42:

    ◆4hKX0USr4.

    文章うま?い??

    続き楽しみにしてます?

    2008-03-16 08:45:00
  • 43:

    どこが?

    2008-03-16 15:58:00
  • 44:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    ありがとうございます。 今から書いていきます。

    2008-03-16 17:07:00
  • 45:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    疲れました

    2008-03-16 18:32:00
  • 46:

    名無しさん

    歪みの国のアリスパクりすぎ

    2008-03-16 20:38:00
  • 47:

    名無しさん

    うん

    2008-03-16 21:26:00
  • 48:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    すいませんぱくりました

    2008-03-16 23:51:00
  • 49:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    本物の主です。     確かに歪みの国のアリスの内容が好きやったんで  そういう小説を書こうと思いましたけど、     内容は違うので似ているという事では許して下さい。            宜しくお願いします

    2008-03-17 01:10:00
  • 50:

    名無しさん

    待ってます?

    2008-03-17 01:38:00
  • 51:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    パクって何が悪いんでしょうか

    2008-03-17 12:19:00
  • 52:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    主です。        >>52さん
    ありがとうございます。             少ししか進めないかもしれないですけど書いていきます。

    2008-03-17 12:26:00
  • 53:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    『あたしは大丈夫だけど2人がッ―…』      街の人達は逃げ回っている            『心配いらないよ』   ソロは凜とロンの姿をずっとみているだけ。    『助けないの?』    『助けないよ』                 凜とロンはその怪物と戦っている。        怪物は2人には興味はないようでキョロキョロと辺りを見回している。    凜とロンの普通の攻撃は全然効いていないみたいだ。素手じゃ無理な位ゴツゴツとした身体をしている。 (…ヤバい…くしゃみが)その瞬間あたしの口からでかい声が響いた。    『クションッッッ―…!!!』 …街中の人達は上を見上げただろうな…。     くしゃみをして目を開けると目の前に怪物がいた。             『ソロッッッ―…』    怪物は鋭い爪をたてて猛スピードで建物を登ってきたらしい。        すでにあたしの目の前1メートル位まで爪は来ていた            死んだと思って目を瞑る。ブスッ―…       鈍い音が聞こえた。   『春大丈夫かぁ?!』  下から聞こえるロンの声。恐る恐る目を開けてみた。            怪物はあたしの目の前で 口から血を流して死んでいた。          ソロが少し長い剣のような物をさしていた。    『下に降りるよ』    ソロは何事もなかったかのようにさらっと言った。             ソロが剣を振ると怪物は ズルリ…と剣から外れて転げ落ちた。       あたし達の何倍もあるあんな大きさの怪物を一瞬でやっつけたソロは何者なんだろう。

    2008-03-17 12:44:00
  • 54:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    もう2度目なんだよな… こういう体験。     やっぱりあのブスッて音にはなれない。      ふわりと身体が浮く感覚。下に降りているようだ。             下に降りるとロンが走ってきた。         『春ー大丈夫かぁ?   あのくしゃみなんだよッ』めちゃくちゃ笑っている。『怪我はないか?』   凜が一瞬クスッと笑ったように見えた。      『大丈夫だよ?2人は?手当てしないと…』                ロンは腕の傷を見て   『こんくらい何でもないだろ?痛くもねーし』   あたしはロンの腕を掴んで『ダメだよッ!治療しないといけないでしょ?!』 クスクスと後ろで凜が笑っている。        『凜も来てよッ!』   凜は驚いた顔をしたもののさすがは大人。     文句も言わずについてくる            その間もロンは     『面倒くさいなッ!こんくらいで包帯とか巻くなよ』こんくらいて…結構ズル剥けなんですけど…。   痛くないのかな………。             そういえば治療はいいけど家がないんじゃ…。   あの時に潰れちゃったんじゃなかったっけ…。   『ソロ?お金持ってる?』持ってなさそうなイメージが強いんだけど…。   『沢山持ってるよ』   何だか少し安心した。  そういうトコは普通なんだ。            『市場ってどこ?』   『市場ぁ?』      ロンがつっかかってきたけれど凜がすぐに答えてくれた。          『ついておいで』    一番先頭を歩いてくれた。凜とソロはずっと何かを喋っているようだけど…  あたしとは会話にすらならないくせに…。     少し悔しかった。

    2008-03-17 13:06:00
  • 55:

    名無しさん

    著作権法違反ですが。

    2008-03-17 13:16:00
  • 56:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    話の内容が違っても?  人の名前も違いますが?

    2008-03-17 13:20:00
  • 57:

    名無しさん

    違っても著作権法違反です。無知ですね

    2008-03-17 13:43:00
  • 58:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    詳しく教えて下さい。  無知なんで。

    2008-03-17 13:47:00
  • 59:

    名無しさん

    内容まったく一緒な訳ちゃうやん。
    似てる小説なんかこの世にどんだけあると思ってん?著作権法違反とかいちいちうざい。

    2008-03-17 14:54:00
  • 60:

    名無しさん

    >>53で盗作認めた時点で墓穴やん(笑)下手やし盗作やし書くなよ低能(笑)

    2008-03-17 15:17:00
  • 61:

    >>61も阿保なんやなーてか主の自演?w 盗作肯定する阿保がおるとか有り得んわぁ。

    2008-03-17 15:22:00
  • 62:

    あげ

    2008-03-17 15:30:00
  • 63:

    名無しさん

    似てるだけで著作権違法とか抜かしてる馬鹿。
    これが著作権違法で引っ掛かってるなら同人、お笑い、パロディ、全部つかまってるつーの笑。
    メディアで流れてる上っ面の言葉偉そうに使う前に勉強しろや。
    同人ですらないし、余裕でいける。主、気にせんと書けば。

    2008-03-17 16:25:00
  • 64:

    名無しさん

    これが似てるやって?ドラクエとファイファンぐらい違う。

    2008-03-17 16:27:00
  • 65:

    名無しさん

    主必死やなぁ。自分でパクって何が悪い言うたくせにワラ だいたい同人やって著作権法ひっかかるしな。ほんま無知ワラ

    2008-03-17 16:31:00
  • 66:

    >>65が物凄く馬鹿で笑えるwwwお前が勉強してこいよww

    2008-03-17 16:36:00
  • 67:

    名無しさん

    荒れてるなぁ??
    つーか、どこがひっかかってるか具体的に教えてくれ(゚-゚)

    2008-03-17 16:48:00
  • 68:

    名無しさん

    は?だいたいの同人ひっかかってないから
    >>68>>67勉強たりてないよー

    2008-03-17 16:53:00
  • 69:

    名無しさん

    >>70ひっかかってますよ?ニュースとかみないの?ドラえもんの同人損害賠償させられたよ?ひっかからないじゃなくて親告罪だから相手にしてないだけじゃん。無知晒して頭弱(笑)

    2008-03-17 17:50:00
  • 70:

    ◆8NBuQ4l6uQ

    私は偽主です。

    2008-03-18 03:39:00
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