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彼を変えたい…
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1:
琴
彼と出会いもうどれくらいの年月がたつだろう。
当時私〔琴美:ことみ〕は17才だった
惚れた彼〔恭司:きょうじ〕は当時21才だった出会いの場所はキャバクラだった未成年の私は歳をごまかして働いていた。
そのキャバクラで、一人のボーイの男が友達を店に呼んだのが始まりだった。怠そうにキャバクラに一元客として入って来たのが彼だった。2005-08-05 01:13:00 -
2:
琴
「アイツはちょっと喋りにくいかも知れんけど…」
そう言いながらボーイが店のナンバーワンの背中に手をまわしながら着けた。そして数分たったころに、着いてた女の子がムスッとしながら席をたって待機場所に戻ってきた。
戻ってくるなりぼやきだす「ダルイあの客!」
ボーイがコンパニオンに
必死に謝る。2005-08-05 01:15:00 -
3:
琴
「ゴメンなぁアイツ昔から無愛想やねんしかもいろんなとこ飲み歩いてるし気難しいと思うわナンバーワンのハナミちゃんでもアカンかったかぁ〜」
その会話を横で聞いてる私にボーイが言う。
「あとはお前だけや琴美!ハナミちゃんだけで半分以上の時間使ってもうたしな琴美は延長とってきて!!とにかく盛り上げてくれ」2005-08-05 01:17:00 -
4:
琴
そう言われて私が着く事になった。ナンバーワンのハナミちゃんは見た目も綺麗でスタイルも抜群の癒しキャラだったのと正反対な私は見た目は普通でスタイルも普通でただ明るいだけ…
だけど人一倍負けず嫌いで難しい事をなんとかしたいとゆう根性と好奇心があるそれを解っていたからこそボーイが私を選んだんだとゆうのはあとから知った事だったけど。2005-08-05 01:20:00 -
5:
琴
一言の返事だったが私は
まだまだ話しを繋げた!
「じゃあ河本君とおない?一人でキャバクラとか結構行くの?」
「いいやん別にそんな事」またまた話しはあっとゆうまに終わらされてしまった「あんまり楽しくない?」淋しそうに聞いてみた。
はっきりゆってすでになんやねんコイツ!ってその時は思った。2005-08-05 01:26:00 -
6:
琴
「ってか作ってや!」
あっしまった!ブランデーのグラスが開いていたのに気がつかなかった!
「あっ!ゴメン!」
慌ててお酒を作ろうとして私はマニュアルどうりの濃さで作った。
お酒を一口飲んだ彼は
「もうちょい入れて」
と言ってきたのに対し
「お酒は強いのかな?」
と変な発音で聞いてしまった。2005-08-05 01:29:00 -
7:
琴
その一言がツボに入ったのか彼は初めて笑顔を見せて私に突っ込んだ!
「君は俺の上司かっ!笑」その突っ込みで私もやっと緊張感がほぐれたし嬉しかった!
なんや…結構普通やん…
と思ったら余計に喋り安くなった。
「ヘネシー飲める?無理やったら好きなん頼み」
彼からいきなり言われびっくりして
「飲める!ありがとう」
といって飲む事になった。もちろんほんとうはあんまりブランデーは好きじゃなかったけど飲めないとゆうとシラけそうだったから。2005-08-05 01:31:00 -
8:
琴
私が彼と飲んでるところにボーイの河本君が挨拶に来た。
「珍しい!恭司が打ち解けてるやん!」
「だってこの子ちょっとおもろいねん店の子ぽくないしな」
ボーイと話しをする彼の顔は物凄く自然でイイ笑顔をしていた。
「恭司のタイプっぽいから着けてん!」
そのボーイの一言で彼の
顔色も声のトーンも変わったのが一瞬にして解った。2005-08-05 01:34:00 -
9:
琴
「俺にタイプなんてないよその場が楽しめたら誰でもいい」
なんとなく私は淋しかったし何故か傷ついた。
「そっかぁじゃあ今日のところは琴美ちゃん指名でよろしいでしょうか?」
いきなり営業トークのボーイに彼はすんなり頷いた。私の力ではナイ…
ちょっとボーイにムカついた…この感情は自分とゆう人間を気に入ってくれて
彼みずからの指名が欲しかったからだった。2005-08-05 01:40:00 -
10:
琴
延長時間も近づいてたので自然に指名と延長になったボーイもするべき仕事を終えたらさっさと戻っていきまた気難しい雰囲気を持つだけの彼に戻っている。
「ありがとう指名と延長」私が御礼をゆうと
「ポイント付くから?」
と嫌味っぽく聞いてきた
「そんなんじゃないよ!」そう答えたが確かにそれはそうだった。2005-08-05 01:46:00 -
11:
琴
延長したとたんに彼の携帯がなり続ける
切れたと思ったらまたすぐ何度もなる
彼は一回一回の電話にマメに出るが全員相手は違うみたいだった。
その間私はグラスを拭いたり周りをキョロキョロしたりしていた。ちょうど
彼に最初に着いたナンバーワンのハナミちゃんが
チラチラとこっちを向いてるところで目があってしまった。なんとなく気まずく感じた。2005-08-05 01:53:00 -
12:
琴
ようやく電話を終わった彼「ゴメンチェックして!」「えっ?帰るん?今延長したとこやのに?」
「うんちょっとな…」
「あっ!彼女が怒ってるとか?」
「いや…怒らさんよ」
その時彼女おんねや…ってとっさに解ってショックを受けた自分が彼を気になり出してるのにも気付いた。2005-08-05 01:58:00 -
13:
琴
チェックをして彼はすぐに帰った。
ボーイにはよくやったな!お疲れ様!なんて褒められたが彼の番号さえ聞けなかった事がショックでたまらなかったしよく考えたらなんの仕事をしてるのかも聞いてなかった。
最後に会計で出した札束に圧倒されて凄い金持ちなんやなって事だけ考えていた店が終わったあとからそれとなくボーイに尋ねてみた2005-08-05 02:02:00 -
14:
琴
「恭司君とかゆう人何してる人なん?」
「何してるって…なんも聞いてない?」
「うんなんとなく聞くの忘れてたわ」
「俺から言える事はアイツはプータローやで」
と笑っていっていた。2005-08-05 02:02:00 -
15:
琴
「ハァ〜んなわけないやんあんな金持ってて!」
結局何も教えてくれないボーイにいらついてたら
ボーイが私に彼に電話するようにいった。
「どうせ番号も聞いてないやろ!?まぁたぶん聞いてても恭司は教えんかったやろうけどな!」
「ほんじゃ番号教えてや」「アカン!俺の携帯からかけたるわ!」
そういってボーイみずからの携帯から電話仕出した。2005-08-05 02:07:00 -
16:
琴
「あっ恭司?今日はありがとうな!うんうん…えっ?マジで?じゃあ行くわ!!あっさっき指名で着いてた琴美ちゃんに変わるで!」
そういって楽しそうに話したあとについでのような感覚で電話を差し出された。
「もしもし琴美です」
「はいはい!」2005-08-05 02:10:00 -
17:
琴
電話づたいに伝わる楽しそうな声と周りの雑音…
数人の女の子の声も聞こえてきた。
私はこれといって会話もなかったから
ただ普通に
「今日はありがとう」
とだけ営業マニュアルどうりの事しか言えなかった。2005-08-05 02:10:00 -
18:
琴
電話が終わって送り待ちをしていた時に彼からの電話がボーイにかかってきた。
「お〜恭司!もうすぐ終わるから!すぐ行くわ」
それだけ答えて電話を切ったボーイに私はとっさに聞いてみた。
「恭司君と遊ぶん?」2005-08-05 02:15:00 -
19:
琴
「おぅ!俺らの行き着けのスナックバーがあんねん!そこ5時までやってるから誘われてんねん!」
「ふーん。いいなぁ」
「さすがにお前は連れて行かれへんぞ(笑)」
「解ってるわっ!」
その日はただの一時的な
感情だと思って諦めに入っていた私だった2005-08-05 02:16:00 -
20:
琴
そんな翌日そして翌々日も彼はキャバクラにやってきたのだった。
彼はそれでもみずからの
指名は入れない。
「誰でもイイ」
それが口癖のようだった。私がつきたがるのと前回に指名を貰ってるのとで
ボーイは常に1番めに着けてくれていた。
そして確実に指名は入った2005-08-05 02:38:00 -
21:
名無しさん
おもろぃ???
2005-08-05 02:57:00 -
22:
琴
彼のほうもさすがに慣れてくれたのかお酒のホロ酔いさもあり徐々に私に話しをしてくれた。
それはとても平凡な会話だったけど
そして話しの流れで御飯に行こうとゆう約束までした彼も私も番号交換だけは
何故かしていないのに…
そしてチェックになった時たまらず私から番号をようやく聞いた。
彼は素直に教えてくれて
店が終わってから
ありがとうとおやすみの電話をとりあえずしてみた。2005-08-06 00:40:00 -
23:
琴
そして次の日からは彼からも夕方かかってくるようになった。
2005-08-06 00:43:00 -
24:
琴
私は初めて店以外で会いたいと思ってたけど女の私から増してコンパニオンからデートに誘う事も出来ないと変なプライドがあり店に呼ぶ事が会えるとゆう考えしか出来なかった。
もちろん彼の場合は客として店に呼びたいわけじゃない。店でしか会えるきっかけがないからと思っていた2005-08-06 00:44:00 -
25:
琴
そんな私の気持ちが彼に
誤解を招いた。
その日は初めて彼を店に誘って彼も普通に店に来てくれた。
そして私は何も彼を理解していなかった簡単に平凡に考え過ごしていた。2005-08-06 00:48:00 -
26:
琴
彼も私を好きになったのかも…なんて…
その次の日から彼との連絡が途絶えた。
電話にもでないかけてもきてくれない。
私は不安で仕方なかった。2005-08-06 00:51:00 -
27:
琴
もしかすると以前彼女がいると言ってたから彼女に
責められてキャバクラ遊びを辞めたのかも知れない
彼にとって私はただのキャバ嬢であっさり切られたのかもしれない。
いろんな想像をしながら
彼が来なくなった店に
出勤する。いつもバカ笑いしてる元気が不自然だと
言われるぐらいやる気さえなくなっていた。2005-08-06 00:53:00 -
28:
琴
いろんな想像をしながら
彼が来なくなった店に
出勤する。いつもバカ笑いしてる元気が不自然だと
言われるぐらいやる気さえなくなっていた。
そんな私を見ていたボーイが私に聞いてきた。
「なんかあったん?」
私はそうやったこの男に聞いたら話しは早い!とゆうことを忘れていた!2005-08-06 00:55:00 -
29:
琴
「急に恭司君と音信不通になってんけど…」
「あーやっぱり恭司の事で暗いんや!」
「やっぱりってなんなん」「店終わってから話すわ」そう言われて仕事意識が強いボーイは態度の切り替えが早いが私はさらに気になるだけで最悪な一日の仕事内容で終わった。2005-08-06 00:57:00 -
30:
琴
営業終了後にはボーイに
かけよりさっそく話しを聞き出した。
「うーん早い話し琴美がな恭司に客呼び電話したやろアイツそうゆうのされたらその日でその店きたくなくなる奴でもちろんそうゆう子に冷めるねん!まぁ琴美はよく引っ張ったほうちゃう?」
私は一気に真っ白になったそんなしょーもない事で…とも思った。2005-08-06 01:00:00 -
31:
琴
でも数日間の楽しさと
あんなに時間かかって打ち解けたばっかりやのに…と最後に来てくれたあの日も普通に笑ってたのに…と
疑問だらけとショックとが大きかった。私はボーイに全ての想いを話した。
本気で好きになった事
客としては見てない事
店に呼んだのは会いたいだけの手段にすぎなかった事そしてこの店じたいを辞めたくもなった事…2005-08-06 01:02:00 -
32:
琴
ボーイは真剣に話してくれた。
「琴美が好きでもアイツはなんも思ってないよアイツだけは辞めとき!アイツは好きとかそうゆう感情ナイやつやから」
「なんでなん?彼女しか見えてないって事?」
「ん?琴美知ってるんや!前の女の事!」
「??前の?今のやろ?」2005-08-06 01:05:00 -
33:
琴
「今アイツ三年ぐらい女おらんよ!あーでも適当な女やったらおるかもな!でもアイツは彼女って認めてないやろけど!」
「どうゆうことそれ!?
ただの遊び人?」
「んーまぁ簡単に言えば遊び人やな笑でもアイツはそれが仕事やから!」
「ハァ!?」
17の私が理解するにはホストとか出張ホストの仕事ぐらいしか思いつかなかった2005-08-06 01:08:00 -
34:
琴
そして私は嫌われた理由を知ったから
もうこれ以上電話しても
もっと嫌われそうやし
このまま諦めようと思ったボーイも冗談ではなく
ほんとに彼との恋は実る事はナイと言い切るし
私には入れない世界なんやと思うことにした。2005-08-06 03:17:00 -
35:
琴
それから家に帰っても
眠れない。
私はその当時一人暮しをしていたけど初めて淋しさを感じた日だった。
結局昼間の太陽がかんかんに照らされている時間帯まで寝れずにいた。さいわい今日は仕事が休みだった。全く逆生活で昼間から寝ようとした瞬間電話がなった何日ぶりやろう…恭司君だ2005-08-06 03:18:00 -
36:
琴
「おお。久しぶり起きてたんか?」
私の悩みも吹っ飛ばすぐらいの平然とした口調だったので逆に戸惑ってしまった「あっあ〜久しぶりやな…えっと起きてたてゆうかな起きてたぁ!」2005-08-06 03:20:00 -
37:
琴
「ふーん…元気?」
「元気やで」
「今日仕事?」
「今日は休みやで」
「ほんまかぁ…元気やったらええわ!じゃあな…」
それだけで電話を切ろうとするからつい自分から聞く「えっっ?恭司君は何してんの?」
「飲んでた帰りやで」
「昼間やで!」
「うんずーっと飲んでた!知り合いのとこで!」2005-08-06 03:22:00 -
38:
琴
「そーなんや…元気やな」「飲んでな元気でんしな」「あの…この前ゴメンなぁ電話で店呼んで」
「あ〜うん。」
「もう二度と呼んだりせんから!」
「いいよ別に呼んでも!!ただもう行く事はないし」「…」
「じゃあもう家着くし切るわな…」
「うん電話ありがとうバイバイ」2005-08-06 03:24:00 -
39:
琴
相変わらず素っ気ない感じは変わらないけど
ドキドキがとまらず結局また寝れずに夕方まで起きていた。
夕方にまた恭司君からの
電話があった。
今度は焼肉に誘われた。
嬉しくてすぐにでも行きたい気分だったが あいにく用事があって行けなかった久しぶりに親友に会う約束をしていた。2005-08-06 03:26:00 -
40:
琴
そしてその夜親友とも別れ私は睡魔が頂点まできていた。
2005-08-06 03:27:00 -
41:
琴
そんな中で恭司君からの
電話がなった。
行きつけのスナックバーで飲んでるからおいでやとの誘いで一気に睡魔もなくなりお洒落して行く事にした説明された場所に向かい
スナックに着いて店内からカラオケの歌声が聞こえる2005-08-06 03:28:00 -
42:
琴
歌っていたのは恭司君だ。恭司君はカラオケとか歌うようなキャラじゃないから驚いて同時に店の雰囲気にも驚いた。
全員で10人ぐらいはいたが全員友達だった。女の子も三人ぐらいいたが彼女達はその店の従業員だとすぐに解った。2005-08-06 03:30:00 -
43:
琴
恭司君の歌が終わって
目があったが無視されたような気がした。
そのメンバーの中にいた
恭司君の友達であり先輩だとゆう松尾とゆうチャラチャラした小太りの男が
寄ってきた。
「恭司が呼んだ女ってこの子か?」
松尾が偉そうに恭司君に問い掛けると
恭司君はうなづいた。2005-08-06 03:31:00 -
44:
琴
どうやら私を松尾とゆう男に紹介するつもりだったらしい。松尾は私を一目で気に入ったらしく軽いノリで口説かれていた。
恭司君はお店の女の子に囲まれ状態で楽しそうに盛り上がっていた。
私はなんか悔しくて走って帰ろうかと思ったぐらい
居場所がなかった。
てっきり恭司君と二人きりだと思っていたから…2005-08-06 03:33:00 -
45:
琴
松尾とゆう男がガンガン話しかけてくれるからなんとかその場所にいれたようなもんだった。
店の女の子の一人が酔っ払っていろんな男とキスをしている。いつものことなのか対して周りは驚いていなかった。
その女が恭司君のところへ寄って行き、私は嫉妬心が今までにナイぐらい出た。でも恭司君はそんな彼女に一言…2005-08-06 03:35:00 -
46:
琴
「仕事中やで帰ったら?」と冷たく言った。
私はざまあみろと思いながら恭司君の冷めてる態度によりいっそう惹かれた。
そう言われた彼女が今度は私のところに来た。
「名前は?何歳?」
ろれつの回らない話しかたで偉そうに聞いてきた。2005-08-06 03:37:00 -
47:
琴
私も冷めた感じで
「琴美17」
とだけ答えたと同時に
恭司君に歳がばれてしまった。
私はキャバで働いてたから18と言っていたのだ。
だけど恭司君は普通だったすると酔っ払いの彼女が
「恭司に惚れてんの?」
と直で聞いてきた。2005-08-06 03:39:00 -
48:
琴
その時みんなが私に注目したが堂々と私はうなづいたちらっと恭司君を見ると
ブランデーを片手に歌本を見ている。
周りは何故か笑っていた。そこで松尾が言う
「諦め諦め!無理やから!本気ちゃうやろ?」2005-08-06 03:41:00 -
49:
琴
と言われた!一体なんなんコイツら!とか思って腹がたったがその雰囲気を壊すかのように恭司君の歌が入る。恭司君はバラードばかり歌っている…
まるで心をそのまま表しているような切ない歌声だ。気がついたら酔っ払いの女はBoxのソファーでぶざまに寝ていた。2005-08-06 03:42:00 -
50:
琴
そして別の女に
「17才の琴美ちゃんの歌聞きたいな」
と言われた。
私は恥ずかしかったけど
恭司君に歌本を回されたので歌う事になった。
私はその当時に流行っていた浜崎あゆみのバラードを歌った。2005-08-06 03:44:00 -
51:
琴
「うまいやん!」
1番最初に褒めてくれたのが恭司君で嬉しかったけど余計緊張した。
そして曲も終わり店も閉店になったAM5:30
なんやかんやでもうこんな時間になっていたのに驚いた!外に出ると真夏の眩しい太陽がすでに照っていて皆は眠そうにしていた。2005-08-06 03:46:00 -
52:
琴
そういえばお金!!
とっさに恭司君に聞いた。「あっ私の会計は?」
「ええよ誘ってんから!」恭司君がそう言ってくれたが松尾が横から割り込んできて言う
「気にしたらアカンで全員恭司のおごりやから!」
「えっ!全員?」
私が驚いてると恭司君が
「安いもんや」
と言った。2005-08-06 03:48:00 -
53:
琴
安いもんとゆうのはきっとお金じゃなく恭司君の中の切ない過去を紛らわせる為と思ったらどうって事ないってゆうふうに感じた。
なんか淋しそう人だとゆうのは初めて会った日から
思っていた。
スナックの帰りはお酒を
飲んでるとゆう事で恭司君が送ってくれる事になったが何故か松尾まで着いてきたのだった。2005-08-06 03:50:00 -
54:
琴
家に着くまでの帰りみちに松尾が恭司君に余計な事を聞いた。
「恭司は琴美ちゃんの事をどう思ってんねん?まぁぁ聞くだけ無駄かぁ(笑)」「…さぁ〜わからん。」
相変わらずそっけなく素で答えられた。
「解ったかぁ?だから俺にしとけって!」
そう言って松尾は馴れ馴れしく肩に手をおいてくる。2005-08-06 03:52:00 -
55:
琴
私のマンションの下に着いた瞬間に私はここだと指をさしたら
「じゃあゆっくり寝やぁ」と言ってさっさと帰ろうとした時に松尾が
「お茶ぐらい出すやろ?」と言ってきたので
「うん。じゃあ散らかってるけど家おいで」
と言った。2005-08-06 03:55:00 -
56:
琴
その瞬間に恭司君が
「俺は帰るで!松尾君だけお邪魔させて貰ったら?」と言った。
えぇ〜〜?!そんなん松尾と二人きりなんか無理!!って心の中で叫んだが
松尾はずうずうしく部屋に上がりこんだ2005-08-06 03:56:00 -
57:
琴
私はこのまま押し倒されるんじゃないかとヒヤヒヤしながらなるべく離れていたし、会話三昧にしようと思って喋り続けた。
松尾のキャラがキャラ出し普通に友達のように話しをした。
「なぁ〜恭司君ってどんな人なん?」
「教えたるからヤラセロ」そればっかりで会話にならないしひたすら嫌やって〜と言って交わしていた。2005-08-06 03:58:00 -
58:
琴
「お前軽そうなくせに!!見掛け倒しやな!そんなに恭司が好きになってん?」「うん!」
きっぱり答えた私に松尾はお手上げ状態で帰ると言い出した。
ホッとした私に松尾が
真剣にゆう。
「恭司に付き合って貰いや付き合ってはくれるで!!でも覚悟しろよ!お前の事を好きには絶対ならんし」そう捨て台詞をはかれて帰られた。2005-08-06 04:00:00 -
59:
琴
(〃>νб)皆様にこのへんで挨拶させて頂きます?
早く完結させようと必死な為?略だらけになってしまいで読みにくいと思いましごめんなさい(>д2005-08-06 04:04:00 -
60:
美咲
読んでるよ☆読みにくくもないから大丈夫やで。完結まで頑張ってな☆
2005-08-06 04:06:00 -
61:
琴
上の挨拶文誤字だらけ失礼しましたm(__)m眠気のあまり誤字がありました?
2005-08-06 04:07:00 -
62:
琴
美咲さんありがとうございます?頑張りますので長い目で見守り下さい?
2005-08-06 04:10:00 -
63:
琴
どいつもこいつもなんで皆無理とか諦めってゆうんやろ…疑問だった…
前の彼女が忘れられないんやろうというのはボーイに聞いていたから解るけど
前の彼女との過去には何があったんやろ…と恭司君をもっと知りたくなる。2005-08-06 04:11:00 -
64:
琴
私の性格的にはピッタリでなかなか振り向かない人程振り向かせたくなる性分だったから諦めろと言われれば言われる程好きになる…
2005-08-06 04:11:00 -
65:
美咲
誤字あるかな?(笑)気付かないみたいよ?あたしだけかな?
2005-08-06 04:11:00 -
66:
琴
好きな気持ちと意地的な気持ちが入り混じっていた。松尾が帰って昼頃までは
爆睡状態だったが昼過ぎに恭司君から電話がかかってきたので起きた。
「松尾君まだおる?」
「あれからすぐ帰ったよ」「そうなんや…やられたやろ?」
「やらさんかった!てかなんで帰ったん?」2005-08-06 04:12:00 -
67:
琴
「ちょっと用事あってん」「寝てないんちゃん?」
「うん…今んなって吐きそうやわ…」
「今どこなん?」
「お前んとこの近くやで…松尾電話繋がらんかったからな…」
「そうなんや…じゃあ寄っていく?」
「女の家に簡単に上がられへんやろ…」2005-08-06 04:14:00 -
68:
琴
「大丈夫やって〜!恭司君やから呼んでるねんで」
「じゃあちょっとだけ寄るわ」
そして恭司君が来る事になってついに二人きりだと思って一気に緊張してきた。インターホンがなりドアを開けたら恭司君が2005-08-06 04:16:00 -
69:
琴
「やっぱ家は入らんとく」と言った。
「なんでお茶ぐらい出すでいいから入ってや」
と言った。
今想えばあの頃は誘ってるだけの軽い女状態だが人生では初めての積極的さと初めて男の人に告白した時だった。2005-08-06 04:17:00 -
70:
琴
恭司君はしぶしぶ部屋に
入ってくれた。
私は今がチャンスだとまともに告白をしようと思った恭司君の事を好きなのは
恭司君はすでに解ってるやろうけどまだ自分の口からはっきり言ってなかったし伝えようとした。2005-08-06 04:19:00 -
71:
琴
「あの…もう知ってるやろうけど好きになってるねんやん…付き合って欲しい」
私は物凄い恥ずかしくてたまらんかったけど頑張って告白をした。2005-08-06 04:19:00 -
72:
琴
「ありがとうでも俺な無理やから…」
「なんでか理由教えて」
「……お前まだ17やろ?」「そんなん歳なんか関係ないやん!17の何がアカンのかわからんわ…」2005-08-06 04:21:00 -
73:
琴
「じゃあ聞くけどお前はどれくらい俺が好き?お前は俺の為だけに働けれるか?風俗かセクキャバ行けるんか?」
私はなんてこと言い出すんやろってびっくりした!
「そんなん無理やわ…」
「やろ?それで好きとか言うなよ…俺はそうゆう子としか付き合わないし今もなほんまは女七人はおるし」「どうゆう事?」2005-08-06 04:23:00 -
74:
琴
「つまり俺は風俗嬢とかなキャバの稼ぎいい子らと付き合って金貰って生活してんねん!」
私は圧倒されてしまった…恭司君がヒモやったなんてあの札束は…毎日飲み歩いたりギャンブルしたり全て女の子達からお金貰ってたんや…
ショックでたまらんかった2005-08-06 04:25:00 -
75:
琴
「いつからなん?」
「聞いたやろ?俺は前に付き合ってた子が今でも好きで別れてから俺は変わってん…」
恭司君は15才から大恋愛をしていた。
彼女とは同じ中学でまだ純粋な恋愛を経験し同棲まで発展し付き合い出して三年が立つ頃は婚約までしていたらしい。2005-08-06 04:27:00 -
76:
美咲
あんまコメントいれないけどちゃんと読んでるから安心してや?楽しみにしてるで。お疲れ様☆おやすみなさい。
2005-08-06 04:33:00 -
77:
琴
↑美咲さんありがとうね★
2005-08-07 02:30:00 -
78:
琴
お金を貯めて結婚式をあげようとか将来の子供の名前まで二人で考えてたらしい18になった彼女はお金を貯める為に夜の世界へキャバクラへ行く事になったようで、三ヶ月になる頃には
NO1へと忙しいキャバ嬢に変身したみたいだった。2005-08-07 02:35:00 -
79:
琴
そんな彼女はみるみるうちに変わって行き平気で浮気もするようになりブランド物を全身にまとうようになったみたいだ。
そして彼女にお金を手渡されるようになったらしい。真面目に昼のバイトを頑張っていた恭司君は馬鹿らしいとも感じたようで彼女のお金で生活を任せるようになった。2005-08-07 02:35:00 -
80:
琴
恭司君はお金より物よりも以前のように貧乏でも平凡で一緒に過ごせる時間が欲しかったようだった。
自然に二人のなかがぎこちない同居人のようになったそんな中で彼女に別れを告げられたようだったが
恭司君は別れたくない気持ちが強く何よりそれでも
彼女を愛していたようで
別れたくないと自分の気持ちを言ったそうだ。2005-08-07 02:38:00 -
81:
琴
なんとか別れずに終わったが翌日たまには彼女の働く店に行こうと思ったらしく店に花束を抱え客のふりをして行ったらしい…そこには彼女の姿はなく同僚の女の子に聞いたところ彼女はキャバクラを先月辞めて別の店に行ったと聞かされたようでその新しい店を探して行ったらしい…そこは…セクキャバだった。
2005-08-07 02:48:00 -
82:
琴
なんかの間違いだと信じられず店へ入ると目の前には彼女のあられもない姿が…花束も落とす程のショックだったらしいが恭司君は彼女に気付かれなかった為その事は黙ってようと思ったらしい心にわだかまりがある中で恭司君は変わらず彼女と暮らし恭司君は気を紛らわせる為にギャンブルの日々…
2005-08-07 02:51:00 -
83:
琴
そしてバクサイもあるため麻雀やスロットや競馬で儲けまくりの日々…夜は彼女のいない淋しさからかキャバクラに飲みに行く。
2005-08-07 02:51:00 -
84:
琴
そんな生活の中で彼女の浮気疑惑があったようで彼女には今日は帰らないと出かけた恭司君が抜き打ちで
家に帰ると案の定浮気現場だったらしい…男を部屋に連れ込んでいる…そして何よりその浮気相手が恭司君の知り合いだった事。
彼女との二人での話し合いをした恭司君は彼女に浮気を開きなおられ別れたいと思ってたなど言われたまりにたまってたストレスが2005-08-07 02:56:00 -
85:
琴
爆発してそれでも彼女が好きでたまらない恭司君は
話し合いの途中ついに彼女をボコボコに殴ったようだ殴ってる感覚も殴ってる記憶もその時はわからずただひたすら殴り続けたらしい2005-08-07 02:56:00 -
86:
琴
我にかえったった時は彼女は血まみれに倒れてただ助けて…怖い…許して…の繰り返しだったようで恭司君も我にかえり彼女にそして彼女の両親に土下座で謝ったそうだ。
彼女の最後の願いはもう二度と現れないでほしい…
全て忘れるから…そして
彼女の前から消えた恭司君2005-08-07 03:00:00 -
87:
琴
我にかえった時は彼女は血まみれに倒れてただ助けて…怖い…許して…の繰り返しだったようで恭司君も我にかえり彼女にそして彼女の両親に土下座で謝ったそうだ。
彼女の最後の願いはもう二度と現れないでほしい…
全て忘れるから…そして
彼女の前から消えた恭司君2005-08-07 03:01:00 -
88:
琴
それから数ヶ月がたった頃よりを戻したいと私が悪かったと彼女から電話がなった時があったみたいだ。
その時に今はまだアカンとまともになったら俺がもう一度ちゃんと迎えに行くから最初からやり直そう…
もう俺だけ働くし夜は辞めてと言ったらしいその期限を三年後と約束をしたらしい…2005-08-07 03:04:00 -
89:
琴
そんな恭司君と私が出会ったのが恭司君と前の彼女の三年後の約束まであと数週間とゆう時だった。
恭司君は切なそうに過去をいろいろ話してくれた。2005-08-07 03:08:00 -
90:
琴
彼女と別れて荒れ狂う生活お酒を飲まずにいられない自分…前の彼女以外は利用する事しか考えられない…この世には永遠の愛なんてない…女は必ず裏切る者…でも俺は前の彼女だけは
最初から死ぬまでも永遠に今でも愛してる…と…2005-08-07 03:09:00 -
91:
琴
「だから琴美ちゃん俺は…無理やねん…琴美ちゃんを好きになることも一生ないから…ゴメン帰る」
2005-08-07 03:11:00 -
92:
琴
私は最後に一つだけ聞いた「彼女迎えには行くん?」「……行くわけないやん。今の俺が行けるわけもないし…アイツは地元の子からの情報で聞いたけどお水の頂点目指したいらしく東京のキャバクラ行って東京で住んでるみたいやし…約束ってゆうのは始めからナイようなもんやってんやろな」
2005-08-07 03:14:00 -
93:
琴
私は自然に涙が出ようとしてたのをこらえていたが
悲しそうな後ろ姿と
ほんとは寂しくてたまらんねやろなって思ったら
涙がとまらなかった。2005-08-07 03:14:00 -
94:
琴
「なんでお前が泣くねん?同情か?(笑)」
ボソッと振り向く恭司君も涙を堪えているように見えた。
私はとっさに恭司君にしがみついていた。
このまま彼は私の前から消えるんじゃないか…また音信不通になりそうだった…だからギューっと抱きしめた…17才の女が21才の男を守りたいと思った…2005-08-07 03:16:00 -
95:
琴
「私が変えたる!私が恭司君の生き方も考え方も全部変えてみせる!彼女の事も忘れさせるから…だから…付き合ってお金とかそんな関係じゃなく普通に付き合ってみて!」
私は最後のかけに出た。
今思えば照れくさい事ゆったな〜って自分で思うけど当時は確かに必死だった。2005-08-07 03:17:00 -
96:
琴
「…変われる…かな?普通に付き合うかぁ…解った!その変わり他にも女おるゆうたやろ?その中の一人になるで!でもお前からは金貰ったりせんから…」
「解った…それでもいい」そして付き合うとゆう形にはなった。
彼はそのあと同棲してるとゆう風俗嬢の家に帰った。2005-08-07 03:19:00 -
97:
琴
とてもヤキモチは妬いたがヤキモチなんてダサくて出せれないと思うタイプの私だったしヤキモチを素直に出しても怠い女とも思われたくない想いがあった。
次の日からまた私は仕事が始まりキャバへ通う。2005-08-07 03:21:00 -
98:
琴
恭司君は他の女から貰った金で相変わらず飲みに来るが…もちろん指名はしない私もそう毎回着けないので別の子が着いて別の子が
指名入ってたりもする。2005-08-07 03:21:00 -
99:
琴
そんな時はヤキモチと
イライラ感で仕事にならず恭司君の席ばかり来ていた
出来れば私の働く店には
来ないで欲しかった。
だけど店に来てくれてる間は少なくとも他の彼女達のところへ行っていない時間だと思い安心感もあった。2005-08-07 03:23:00 -
100:
琴
恭司君はほぼ毎日私の部屋に来てくれていた。
合い鍵を渡していたので、ほぼ同棲に近かったが
恭司君のキーケースには
私の部屋カギの他に数本のカギも入り混じっていた…とゆうよりも私のカギが
数本のカギに加えられていた…2005-08-07 03:25:00 -
101:
琴
それは全て恭司君にお金を渡している彼女達のカギでその彼女達とも半同棲なんだと言う意味を解らさせられてしまうキーケースだ。
2005-08-07 03:25:00 -
102:
琴
それさえも見て見ぬふりをするしかなかった。
そうゆうの全て承知した付き合いだったから…
恭司君自身もいちいち私に何処に行くとか誰と遊ぶとかは言ってこなかった。2005-08-07 03:27:00 -
103:
琴
二人の中は暗黙の了解で
ただ二人で居る時だけ楽しんでいた。
ほとんどエッチばかりしていたが彼は彼女達ともしてるんやろな…とかエッチが終わったら寂しさが残る…
恭司君と一緒に過ごす時間が増えるにつれて
私は今まで以上に好きになっていた。2005-08-07 03:29:00 -
104:
琴
完全に私だけの恭司君になって欲しい…
恭司君の家はこの家だけになってほしい…
今日は帰ってくるかなとか次はいつ出かけるんやろ…なんて我慢する恋愛に疲れてきた…
ある夜にスナックバーに飲みに行く事になり私も久しぶりにあの店に行く事になった。でも前回とは違う…恭司君の彼女としてだ。2005-08-07 03:34:00 -
105:
琴
私は恭司君と付き合えた…周りに無理とか諦めろとかさんざん笑われた事を思うと嬉しくてたまらなかった周りは恭司君がヒモな事を知ってる中で私はお金を払ってないんだから…
正々堂々とあのスナックバーへ行った。2005-08-07 03:35:00 -
106:
美咲
あげぇ??
2005-08-08 00:51:00 -
107:
名無しさん
∪ぉり?
2005-08-08 02:08:00 -
108:
薫
あげ
2005-08-08 13:59:00 -
109:
琴
「えぇ〜付き合ってるん?マジで!?」
「本気なん?恭司!?」
「なんぼ渡してんの?!」
相変わらず周りは好き勝手な事をゆう。
とりあえずは驚きが先だったが…
松尾ももちろん嫌味が耐えない…
「遊び遊び…18なるまでの繋ぎや!18なったら風俗行くんやろ?(笑)」2005-08-08 22:41:00 -
110:
琴
スナックの女達も口々に
「よく我慢できるな〜他の女もいっぱいおんのに…」「また恭司の気まぐれやろ恭司は前の彼女だけやもんなぁ!」
なんていっぱい言われた…とくに以前酔っ払っていたあのバカ女は恭司君の事が好きっぽかった。2005-08-08 22:43:00 -
111:
琴
私の前で恭司恭司と何度も親しさをアピールするかのような感じだったがそれは性格の悪さをアピールしてるようなもんで相変わらずぶざまな女だった。
でもそのあとだった…
私は悔しさと苛立ちが隠しきれない事が起きた。
以前のようにまたしても
あの女は酔っ払い出した。今思えば酔ったふりだったのかもしれない…2005-08-08 22:45:00 -
112:
琴
そいつは恭司君に家まで送ってと頼んでいた。
私と恭司君が付き合ったのを知って、わざとだと思った。
私はただ恭司君の様子を見る事しかできない…
いいよ…そういって店を
出て行った二人の背中を
じっと我慢して見つめるしかなかった。2005-08-08 22:48:00 -
113:
まり
まぢおもろい
読んでるカラ
頑張れ(´ノ3`)2005-08-08 23:53:00 -
114:
琴
まりさん?ありがとうございます?励みになるんで頑張ります?
2005-08-10 01:59:00 -
115:
琴
恭司君が私に先帰っててと言ったが言われなくても帰るに決まってる!
女にもだが初めて恭司君にイライラして一人で帰った私は部屋で一人、苦しさと何も言えない歯痒さでたまらなく涙が出た。
送って帰ってこなかったらどうしよう…ほんとに一人変な想像ばかりしていた。2005-08-10 02:00:00 -
116:
琴
もちろん私は寝れるわけもなくただ起きていた。
恭司君に電話さえ出来なかった。
結局昼近い時間まで恭司君は帰らずいつの間にか私は眠りに落ちていた。
夕方目が覚めると恭司が
横で爆睡していた…テーブルの上には30万ぐらいの札束が無造作に置かれている…2005-08-10 02:03:00 -
117:
琴
お金を見て彼女達の家回りをしてたんやろな…って
納得しながらまた今夜も
転々と飲み歩くんやろなと思いながら私はキャバクラに出勤した。恭司君はそのまま起こさずに…
仕事が終わって家に帰ると一枚の手紙と花束が置いてあった。
広告の裏にかかれた小学生のような汚い字で たった?行の手紙…2005-08-10 02:06:00 -
118:
琴
琴美へ
昨日はごめんなさい今日は誕生日やな これからもよろしく。
恭司君がこんな事するなんて…誕生日まで覚えててくれたんや…
嬉しかった…でも手紙じゃなく恭司君が家に居てて欲しかったが…
数時間後に恭司君が帰ってきた!いつもよりか全然早い事にびっくりした。2005-08-10 02:08:00 -
119:
琴
今からまた出かけるんかな一回帰ってきただけかな
そう悪いほうにしか考えないようになっている…
「花ありがとう…」
「ああ…」
「もう寝るわな…」
「先寝てたら良かったのに…仕事遅かったん?」
「いつもと同じぐらいやで2時過ぎかな…」2005-08-10 02:12:00 -
120:
琴
「そっかぁ…あっ!これ」「????」
恭司君にいきなり差し出されたものは数枚の一万円札だった…。2005-08-10 02:12:00 -
121:
琴
「何このお金?」
私はとっさに聞いた。
「何が欲しいんとかわからんしこれで好きなん買い」私はびっくりした!
女の子達から貰ったお金を私にくれようとした事に…これを受け取ってしまえばまるで私はヒモのヒモになってしまう…
それにこんなプレゼントは要らない…
何より私はお金目当てじゃないんだから…2005-08-10 02:15:00 -
122:
琴
「要らんよそんなお金…」
私がとっさにそういうと
「ふーん…」
と言って不思議そうにテーブルの上に投げるように置いた。2005-08-10 02:17:00 -
123:
琴
この時の恭司君は
お金をお金と思っていないどれだけお金が大切かなんてまるで解っていない…
それもそのはず毎日が
普通のサラリーマンぐらいの収入の給料日みたいなもんだったから…
そんなお金を毎日手にする恭司君とそんな簡単にお金を渡せる女の子達には
ついていけない…2005-08-10 02:18:00 -
124:
琴
何かと家庭事情から金銭的に苦労してきた私だったから心から寂しくそして羨ましく最後には腹までたってくる…
私は彼を変えるなんて言ったけど一体どうやって…
なんの方法もない…
かれこれ付き合いだして
3ヶ月が経とうとしていた2005-08-10 02:20:00 -
125:
琴
私が恭司君と出会うちょっと前にもそれ以前にも
彼氏とゆう存在はいたが
どの人も3ヶ月が限界だった。
私とゆう人間がだいたい
3ヶ月ぐらいで何故か冷めてしまうのだ。
私が恭司君を変える事も諦めに入った事を考えた時にまた3ヶ月か…
そう思いながら別れる決意をしようとした。2005-08-20 04:15:00 -
126:
琴
そんな時だった。
恭司君がいきなり
「ずっと思っててんけどほんまに俺の事好き?」
当たり前の事なのに疑うように聞いてこられた。
「うん!私から告白してるのに当たり前やん!なんでそんなん聞くん?」
「だってお前なんも言わへんし…」
「??何を言うの??」2005-08-20 04:17:00 -
127:
琴
「??何を言うの??」
「普通やっぱ俺が他の女の子と遊んでたら嫌がるやろうしな…」
「だってそれは最初にそうゆうの条件付きで付き合ってもらった側やん私は…」「そうゆうててもな普通は女ってそうゆう感情抑えられへんもんなんちゃん?」「抑える子やもん私は…」「じゃあほんまはどう思ってる?」
「めっちゃ嫌!ほんまに嫌そろそろ限界って思ってるけどな!」2005-08-20 04:19:00 -
128:
琴
今がチャンスやと思って
ヤキモチとかそうゆう気持ちをぶつけてみた。
「そうなんや…嫌か…」
そう言って話しは終わり
恭司君も何処へも行かずになぜかエッチをして二人は久しぶりに一緒の時間に
揃って眠りに着いた。
目が覚めると朝の11時だった…恭司君はもう居なかった。2005-08-20 04:21:00 -
129:
琴
パチンコにでも行ったんやろな〜また真夜中まであわれへんねやろな…
同棲とゆうより恋人とゆうよりセックスフレンドみたいな扱いやな…
そう思っていると
玄関のカギが開いた…
「あれ?起きてたん?」
笑顔で帰ってきた恭司君…2005-08-20 04:23:00 -
130:
琴
「恭司君こそ何時に起きたん?」
「ちょっと急用出来て昨日お前寝てから出て行ったからな〜」
そうやったんや…またか…私は一人先に寝てたんや…恭司君と寝れたと一瞬でも喜んだ自分が惨めに感じた2005-08-20 04:25:00 -
131:
琴
「これ…はい。」
恭司君がキーケースを
私に投げてきた。
「ん?」
そのキーケースには一本の部屋カギしかない。
その一本は私の部屋の合い鍵だった…
「どう…したん?」
ほんとうに意味が解らなかった。
少し照れながら恭司君が
「女全員と別れて来た…」「えっ?どうゆう事?」2005-08-20 04:27:00 -
132:
琴
「だから…お前昨日そうゆうの嫌ってゆうてたやろ?だから朝から女のとこ回ってカギも帰したし二度と合わんゆうてきた本命がやっと出来たからって…」
私は嬉しくてたまらなかった…恭司君が私を選びきってくれたんやと。
女の子達と別れる事
それはとても簡単な事ではなかったようだ…2005-08-20 04:29:00 -
133:
琴
何年間も女の子達からは
お金を貰い利用するだけしてきた。何もかも買って貰い寝る部屋まで用意されている…
そしてたまにデートに付き合ったりするだけの恭司君そんな裕福な生活をさせて来た彼女達にとっては
何が不満なん?の一点張りさらに渡す金額を増やすとまでゆう…
それでも私を選びきった彼は最後は彼女達の怨みや嫉みに変わり彼女達のヒステリックな罵声や泣きわめきながら叩かれ…2005-08-20 04:32:00 -
134:
琴
「気済んだ?」
の一言で立ち去っただけ。「最低男!殺したる!」
そんな事を言われたようだ私は自分がその彼女達の
メンバーでも同じだっただろう…2005-08-20 04:34:00 -
135:
琴
彼の変化を私は嬉しくてたまらなかった。きっとヤキモチなど一切出さなかった事が彼の心を振り向かせたんだろう…そのあとは恭司君は恐怖で怯えていた。
私に弱さを完全に見せる
「俺いきなりさされたりしそうやわ…とうぶん外に出たくないわ…」
と言う。それもそのはずで女のましてそうゆう女の怨みはストーカーにもなりそうやし本気で刺し殺しかねないもうかしたら私が怨まれて私が刺されるかも…
なんて私までちょっとヒヤヒヤしていた。2005-08-20 04:37:00 -
136:
琴
そんな心配も一週間もたてば二人ともすっかりなくなっていた。
「俺そろそろ働くわ!何年ぶりやろ真面目な社会で働くの♪」
そして私はさらに嬉しかった。やっと普通の…いやいや普通より全然イイ恋人になれるんや♪
そう思って浮かれていた。2005-08-20 04:39:00 -
137:
琴
ところがそんな簡単には
終わるはずもなかった。
恭司君はなかなか働こうとしない…
形だけフロムAなどの求人雑誌はちりばめられていた面接用紙も記入はしてあるスーツで朝から出かける。恭司君が本当に面接に行ってるのかも解らない…
私はいつの間にか疑う事しか考えなくなっていた…2005-08-20 04:41:00 -
138:
琴
私の友達や周りはだんだん琴美は利用されている…
そう言うようになった。
私自身も利用されてるわって思うようになった。
私は毎日仕事して毎日
恭司君の御飯を用意して
煙草など生活するうえでの必要な物は渡していた。2005-08-20 04:42:00 -
139:
琴
もちろん家賃も光熱費も私だけが払っていた。そんな恭司君は一日中テレビゲームをしている。お金だけは渡さない…
渡してしまえばほんとに終わりやと思っていた恭司君自身も金くれとは絶対に言わなかった。
そんな日々を過ぎて半年…一年…ただ時間だけが過ぎて行く。2005-08-20 04:44:00 -
140:
琴
その間に何度か私からも
恭司君からも別れ話は出たりもしたが二人は離れる事が出来ない…
もう働くから…
もう仕事見つかるから…
その言葉だけを信じた。
そんな中、その頃私の1番仲良かった友達に2005-08-20 04:53:00 -
141:
琴
「琴美…いい加減別れや…恭司君は最低なダメ男で、ただ琴美を利用してるねんで!一緒におって楽やからやで!
2005-08-20 04:56:00 -
142:
琴
別れたくながってる恭司君は琴美とおる為にいろんな女切ったから行く宛てがナイからやで…恭司君の事好きでも恭司君は琴美の事好きとかじゃないと思うねん!どんどんダメ男になってるやん!まだいろんな女に貢いで貰って自由に遊んでる恭司君の方がイキイキしてたよ!
2005-08-20 04:58:00 -
143:
琴
今の恭司君は琴美とゆう若い女の子に買われたカゴの中の鳥や!餌だけ与えてジーっとワンルームマンションにこもりっぱなしの…飼い主が仕事から帰って来て餌貰うのをずーっと待ってるようにしか見えへん…」
2005-08-20 04:58:00 -
144:
琴
そう言われた時私はなにも言いかえせなかった…
心のどこかで私が1番思っていた事だったから…
私は別れの決断をなかなか決めれなかった。正直…恭司君の次の居場所が見つかればいいのに…そう思っていた…今のままで追い出すのはとても可哀相だとゆう情にすぎなかった…2005-08-20 05:00:00 -
145:
美咲
ご無沙汰ぁ☆まとめて読んだゎ!続き気になる…
2005-08-21 04:07:00 -
146:
琴
美咲さんありがと★★★
頑張りますね!2005-08-22 02:21:00 -
147:
琴
ある日 とても気分が悪くなった…もしかしてと思って病院へ行ったら妊娠していたのが解った…
3ヶ月だった。
すでに母性の芽生えからか今は絶対産めないと思った産んだところで幸せにしてやれる自身さえない…
何よりお金がなかった…2005-08-22 02:24:00 -
148:
琴
私は恭司君に言う前に
1番仲良かった友達に言った。彼女に相談したところで反対されるのは目に見えていたが反対してくれる
現実的な意見が聞きたかったのもあった。
案の定彼女は反対しながら怒った。2005-08-22 02:29:00 -
149:
琴
「ほらみてみ!いつかこんな日が来ると思ってたわ!迷う事さえその子供に悪いと思い!働いてもない男の子供なんか産んであんたが一生苦労するだけやで!!今から病院におろしに行くよ!ついてったるから!
しかもイイ機会やんこれできっぱりあの男とは別れるんやで!」
そう言われそれが正しいんかな…とも思ったし
人事やと思っておろすってなんなん!!とも腹が立った。2005-08-22 02:44:00 -
150:
琴
結局私はやっぱり恭司君に聞いてからにしようと思ってその場は帰る事にした。
恭司君は相変わらず部屋でゲームをしている。
「なぁ…妊娠してん…」
さっそく直球で言った。2005-08-22 02:46:00 -
151:
琴
「…そうなん…?」
恭司君は驚きを隠すようにクールな言い方しかしなかった。
「どうしよ…」
「お前が決める事やん俺はお前が産みたいんやったらそれでいいと思うし産みたくないんやったら産まんかったらいいやん…」2005-08-22 02:48:00 -
152:
琴
あまりの無責任の解答と
冷たい言い方に私はもうダメやって自分の中で終わった。
「解った…じゃあおろしに行くから…」
「そう決めたんやったらいいんちゃう?」
そう言われ私は泣きたい気持ちを押さえながら仕事に行った。2005-08-22 02:50:00 -
153:
琴
仕事から帰ると恭司君の姿がなかった。
久しぶりのスナックバーへ飲みに行ってるようだったお金はないからきっと恭司君の友達のおごりで行ったんだろう…
次の朝私は一人で産婦人科に向かった。
手術が終わり一人帰りのタクシーの中で泣いてしまった。2005-08-22 02:52:00 -
154:
琴
この涙はもう全てを終わらせる為に流れた涙と悔しさといろんな感情の涙だった
2005-08-22 02:54:00 -
155:
琴
家に帰ったら恭司君は
爆睡している。
そんな寝顔を見て腹立たしさが隠しきれなかった。
恭司君に別れを告げよう
今度はほんとにさよならしよう…このさい私がこの家を出ようかとまで考えていた。2005-08-22 02:56:00 -
156:
莉沙
めちゃぉもろぃぃ??頑張ってね??
2005-08-22 02:58:00 -
157:
琴
夕方近くになると恭司君が起きた。
「どっか行ってたん?」
「病院…」
「ああ…そっか…」
「………なぁもう別れよ」「なんで?おろしたから?お前の勝手でものゆうな!俺は産めとはゆうてないけどおろせともゆうてない!おろした事で別れるとかは俺は認めへんで!」2005-08-22 02:58:00 -
158:
琴
(〃>νб)莉沙さん読んでくれてありがとうです♪
2005-08-22 03:01:00 -
159:
琴
「私だっておろしたくておろしたんじゃない!ほんまにいろいろ考えたんやで!でも恭司君は何も変わらんやん!恭司君仕事探してるゆうてるけどほんまは探してないんちゃうん?仕事なんかほんまにやる気あったらなんでもあるやん!こんな状態で産めると思う?」私は気が動転していたのか思っていた事をぶつけた。そのあとは信じられないぐらいの言い合いで
ついに恭司君が暴力を振るった。2005-08-22 03:01:00 -
160:
莉沙
頑張って完結してねぇ??
2005-08-22 03:02:00 -
161:
琴
恭司君の目は完全にすわっている…
あまりの恐怖にただ泣きわめくしかなかった…
殺される…そう思った。
手加減さえないひたすら
殴る蹴るだった…
「お願いやからもうお前は死んでくれ俺の人生返せ…お前に会わなかったら良かった…お前が俺を変えるってゆうたんちゃうんか!!それでもう無理やから別れるってなんやねん!」
そう言って包丁を向けられた。2005-08-22 03:05:00 -
162:
琴
ごめんなさい…
ごめんなさい…
私が全部悪かったから…
まだ恭司君の事好きやからもう別れるなんて言わん…だから許して…
泣いて私が謝るしかなかった…
その瞬間恭司君は我に返りいつもの大人しいそして
クールだけど優しい感じに戻った。2005-08-22 03:07:00 -
163:
琴
私はそのあとはずーっと
恐怖心を覚えた…
いつの間にか恭司君の方が私に依存している…
恭司君は私と別れ話になるたびに今までキレていた。その簡単な理由は私と別れたくないから…
ただそれだけだった。2005-08-22 03:10:00 -
164:
琴
私を失う恐怖が恭司君の中にはある…
ほんとはとても弱くて純粋な男だった。
でも恭司君が私に植え付けたものは恐怖心から離れる事…別れる事が出来ない…そんな感情だった。
その頃は決して好きとか
愛してるなどの気持ちはなかった…2005-08-22 03:12:00 -
165:
琴
そのまま付き合い続ける私に周りも呆れていた。
ただまた同じ毎日の繰り返しの中で二人は共に過ごすが自由とゆうものが今まで以上になくなっていた。
それは恭司君の束縛からだった…毎日私の行動を監視されている…そんな感じだった。友達とゆっくり遊ぶ事さえ出来なかった。2005-08-22 03:15:00 -
166:
琴
同じ年頃の友達はみんな
彼氏とデートしたり友達とワイワイ時間も気にせずに遊んでいるとゆうのに…
私と恭司君にはそれがなかった…私だけが楽しむ事も出来なかった…せっかく誘ってくれる友達の誘いなど断り続けていつの間にか
声をかけてくれる友達さえ失ってしまった…
私はもう疲れきっていた…これが最後だと何度も言い聞かせて別れる決意を持っていたはずなのに別れられない…その別れられないとゆう感情はただ別れを切り出すのがもう怖いとゆうだけで好きだから別れられないのとは違った。
そして私は最終手段に出た2005-08-22 03:17:00 -
167:
琴
(・∀≦)жж☆★今夜は
ここで〆閉めさせてもらいます(〃>νб)読んでくれてた人達ありがとうございました♪また書きますので時々のぞいて?±ι?♪♪2005-08-22 03:19:00 -
168:
名無しさん
続き書いてくださぃ??
2005-08-24 20:45:00 -
169:
みうちン?
続きまってまふゥ-??
2005-08-24 20:48:00 -
170:
琴
?ありがとうございます?少しですが更新しますね?
2005-08-25 03:16:00 -
171:
琴
ささいな事での言い合いや喧嘩がたえない中…
私が言い過ぎるとまた殴られるかも…恭司君の顔色を伺いながらの喧嘩…
そんな繰り返しの日常に
どこにもストレスを発散できない私は、最初からこの恋愛に大反対して恭司とゆう男を嫌う友達にプライドを捨てて相談した。2005-08-25 03:17:00 -
172:
琴
彼女は私に子供をおろせと言った友達だ…とても毒舌で自分の意見や考えが1番正しいと思っているタイプ…私はそんな彼女に恭司君と別れたいと言ったでも怖くて別れる事が出来ないと言った。彼女は私に言う
「そんなんゆうてたら一生別れられへんねんで我慢しておることない…今日でも仕事終わったらもう帰らんでいいやん!私の家にしばらく住んどき!」2005-08-25 03:19:00 -
173:
琴
そういわれ私は全く彼女のゆうとおりにする事にした恭司君に怪しまれないよういつもどうりに仕事に出掛けた。いよいよ仕事が終わり私はドキドキしながら彼女の家に行ったら私の母まで居る…彼女は私の母とも時々連絡を取り仲が良かったから…私自身は実家を出たのも早くて母に会うのさえ久しぶりだった…コーヒーを飲みながら今までのたまってた愚痴を私ははきだした…
2005-08-25 03:22:00 -
174:
琴
母は一部始終の話しを聞きただうなづくだけだった…なんとなく気まずい…彼女とは私が恭司君と付き合い出すまではほとんど毎日遊んでいた。
どこに行くのも一緒で何をするにも一緒だった。
彼女は私の決心に誰よりも喜んでいた。
また遊べるな!男なんてくさる程おるって!とうぶん彼氏なんか作らんときっ!2005-08-25 03:23:00 -
175:
琴
私が恭司君の愚痴をゆう分にはなんともなかったが
彼女にあの男だけわ…と、恭司君を悪く言われるのは何か違っていた…
彼女は明日にでもいきなり部屋を解約しろとゆう。
解約してほとぼり冷めるまで一緒に暮らそうと…
母は最終的にあんたの気持ち次第やからな…と言った2005-08-25 03:25:00 -
176:
琴
私のキモチ…その時は怖いから別れたい…働かないから別れたい…そんなキモチなだけ…。
そうこうしてる間私の携帯は恭司君の着信で埋まり…留守電もたまっていた…。最初はキレてるヤカラ留守電…だんだん弱まった声で「お願いやから連絡ちょうだい…帰ってきて…」
恭司君の飲み仲間からも、連絡がかかり留守電も入っている…。2005-08-25 03:28:00 -
177:
琴
「あの…琴美ちゃん恭司の友達やけど…恭司に連絡だけでもしてやって下さい」私の中で心が動くのを見透かすように友達には電源を切るように言われた。
へんな情は切り捨てや……もう終わりなんやから……そんな事ばかり友達に言われ続け私は、こんなんじゃアカン…逃げたらアカン…やっぱり話しはしなアカンそう思って眠りについた。2005-08-25 03:31:00 -
178:
名無しさん
更新頑張って?
2005-08-25 03:31:00 -
179:
琴
翌朝、私は恭司君がどうしてるのか気になって寝た気がしないぐらい早くに目覚めた…まだみんなが寝てる中でそっと電源を入れて見た…その瞬間恭司君から着信がなる…やっと繋がったと思っただろう…ずーっと電話をかけつづけてたに違いない…昼になり母と友達と家に帰る事になった。私が恭司君とちゃんと話しをすると言い、それならとついて来てくれる事になった。
2005-08-25 03:33:00 -
180:
琴
家に着くと慌てて恭司君が駆け寄る…
でも私が一人じゃなかったのにびっくりしている。
私の母は恭司君を見るなり部屋へ入った。続いて友達も…。
そして話しはいきなり本題に入った…。2005-08-25 03:35:00 -
181:
琴
「あんたが恭司君?」
母が見下すように言う。
「あんたってなんですか?いきなり…」
恭司君もとっさに腹がたったようだ。
「ごめんね…恭司君?琴美の母です…琴美と別れたってくれへん?」
「……」2005-08-25 03:38:00 -
182:
琴
「琴美は恭司君と別れたいねんて〜でも殴られるから怖くて言われへんってゆうてるからね…」
「だからって子供の恋愛に親は関係ナイ思います…」「琴美は私の娘なんやで…その娘を妊娠させて殴って仕事もしてないような男と付き合うのも反対やから私が来たんよ!」
恭司君は母を見る目さえも冷めていて母の方が逆上していた。2005-08-25 03:41:00 -
183:
琴
友達も一緒になって言い、「とにかくここは恭司君の家ちゃうんやから出て行って貰うよ!実家にでも帰ったら?帰られへん理由があんのか知らんけど琴美も別れたいゆうてんねんから居座られたら迷惑やわ!仕事もするゆうてたらしいけどな一年立つんやで!こんなんやったら絶対仕事せえへんのも目に見えるわ!」
母と友達が一方的に恭司君を攻める中…私はたまらず泣く事しか出来なかった…2005-08-25 03:43:00 -
184:
琴
この涙は恭司君を可哀相に思った涙で、まだほんとは好きだと実感する涙でもあった…私が泣く姿を見た恭司君は冷静に母と友達に言う。
「ちょっと…こいつと二人で話ししたいんですけど」その時また殴られるんちゃうかなってゆう心配があったが母や友人も近くにいるしと思って話しをする事にした。2005-08-25 03:46:00 -
185:
琴
母と友達はとりあえず外へ出る事になって
部屋には恭司君と私だけが残った…
「お前のほんまの気持ちなんか?そんなに別れたかったんか?」
寂しそうに聞いてくる…
私はまた涙が出てきそうになりながらもウンと頷いた2005-08-25 03:48:00 -
186:
琴
「俺は別れたくない!お前の友達もお前のオカンも、俺が絶対働かないってゆうたやろ?正直ムカついたでこの世に絶対なんて言葉はナイから…俺の人生を軽く絶対なんて言葉で決め付けんなって感じやったわ…
でもな…俺から言える絶対は俺はお前を幸せにする…だからお前が別れたいゆうのは、しかたない事やけど最後にこんな俺にもチャンスをくれへんか?明日にでも本気で仕事見つけるし
働き出した様子を見てまたやり直してくれへん…?」2005-08-25 03:57:00 -
187:
琴
初めて見せた恭司君の涙…こんなにも悔しい想いをしたとゆう涙と情けない自分に対しての涙…そして何より私を失いたくないと泣いてくれた…
私はその涙を堪えようと 必死な恭司君の想いに涙した。そのあとはカギを返して貰って別れた… 母と友達も安心して帰っていった2005-08-25 04:00:00 -
188:
琴
一年ぶりの一人の家。
恭司君の居なくなった部屋想い出だけが蘇る…
恭司君は自分自身をそして自分の人生を初めて変える決意をして、何年ぶりかの実家に帰ったそして両親…兄弟…が驚く中…琴美(私)とゆう一人の女の話しをしたらしい…家庭でも無愛想な恭司君が初めて自ら今までの話しをしたらしい…一人になり何故か涙が止まらない私は恭司君の言ってくれた事を信じるしかなかった…2005-08-25 04:03:00 -
189:
琴
それから翌日驚く程早くに結果が出た。
ピンポーン♪となる玄関のドアを開けるとスーツ姿の恭司君が立っていた。
「話しがあるねん…」
「うん…入って…」
「仕事見つかったで!それから…これ…今までゴメンな…ちゃんと実家で話しもしてきた!俺の想いを手紙に書いてきたから読んで」2005-08-25 04:08:00 -
190:
琴
そう言って3枚の長い長い手紙を差し出された。
その手紙には私への想いと私との未来を考えた想いのプロポーズのようなものでそして今からやり直して行きたいとゆう手紙だった。その手紙にはさすがに涙が堪えられず泣いてしまった私達は昨日別れたばかりが今日とゆう24時間後には
寄りを戻し恭司君に再び合い鍵を渡した。2005-08-25 04:10:00 -
191:
琴
それからは毎日慣れない
恭司君の仕事が続いた。
朝は4時起き帰りは早くて夜中の9時10時…
遅刻しもってでも睡眠時間が少なすぎても頑張って働き出した。
恭司君の周りは恭司君の変わりぶりに驚いていた…
恭司君の周りには私とゆう女が凄い!と言われていた2005-08-25 04:12:00 -
192:
琴
私の周りにも驚かれたが
あの友達と母だけは違う…それが当たり前だと…
あの時の絶対働かないと言われた台詞には今でも
恭司君は勝ち誇った様子だ2005-08-25 04:13:00 -
193:
琴
それからのちに私は二度目の妊娠をした…迷わず恭司君は「今度は産んでな…」と言って私も産む気満々であっという間に結婚とゆう現実に繋がった。
恭司君は仕事もまだ初めて間もない頃で私も仕事を
休みがちで二人には引っ越したりするまとまった貯金はなかった。
恭司君が自分の親に借りるしかナイと言い…
同時に私を紹介する事にもなった。2005-08-25 04:17:00 -
194:
琴
読んでくれてる皆様???ありがとうございます?
今日はこのへんにしますがまだまだ書くので長い目で宜しくお願いします?2005-08-25 04:19:00 -
195:
プー
今までの分一気に読みましたッ?楽し???最後まで読むので頑張って下さい?
2005-08-25 04:56:00 -
196:
ゆぅ?
メチャ良い話ゃな?早く続き読みたい??
2005-08-25 07:47:00 -
197:
名無しさん
???ゲッ????
2005-08-25 11:19:00 -
199:
琴
恭司君の家族はあっさりと私を受け入れてくれて
むしろ恭司を変えてくれてありがとうと言われた。
それから私の母にも会う事になった…
母はあの日以来だったのでその時は、かなり気まずかったらしいが…2005-08-26 00:28:00 -
200:
琴
とりあえず入籍して安定期に入る頃には私は仕事を辞めて引っ越しの準備をしていた。
恭司君はただひたすら仕事に没頭していた。
引っ越しが無事に終わり
子供の名前を考えたりして毎日が楽しかった…
テレビにも出た事があるような地元では有名な産婦人科への通院する日々…2005-08-26 00:30:00