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1:
田中
廊下からバタバタと誰かが走ってくる音
がらっと教室のドアが開いた必死な顔で友達の隼人が「大変やべーよ」2008-03-19 15:01:00 -
137:
真吾
「あほかお前学年1モテるんやで?」
僕は隼人の嫉妬心が分かるから何となく強く言えなかった。
宥めて…なだめて。やっと収まり授業のチャイムがなり先生が入ってきた
後ろを見ると綾瀬さんは戻って来ていた。2008-03-24 01:39:00 -
138:
真吾
びっくりした…
彼女は何故か泣いていた。僕の視線に気付くと
彼女は外へと視線を流す…どうしたんやろ?そっとしとかなあかんよな…でも…授業中も気になって、気になって授業内容が入ってこなかった2008-03-24 01:59:00 -
139:
真吾
あくまでも僕のイメージだけど、綾瀬さんは泣いたりしないって思っていた。
勝手に。こんな状況でもやっぱり、泣き顔も綺麗だって思った…
授業が終わると彼女は教室から早々と出ていった2008-03-24 02:04:00 -
140:
真吾
「待って!」僕はとっさに彼女を追いかけていた。
「なに…?」立ち止まったが彼女は振り向こうとしない。
僕はハンカチをポケットから出すと「はい…」っと渡した。2008-03-24 02:07:00 -
141:
真吾
軽く会釈をすると
綾瀬さんは走ってどこかへ行ってしまった。
教室に戻ろうと後ろを振り向くと
「真吾、綾瀬さんの事…」
隼人はいつになく真剣な顔をしていた2008-03-24 02:10:00 -
142:
真吾
「好き…なんか?」隼人の問いに動揺する…
「悪いか?」投げやりに返した。隼人はにかっと笑って「俺負けへんよ?」っと背中をバシッと叩いた
気持ちがふっと軽くなる。初めから言っておけば良かった…2008-03-24 15:27:00 -
143:
真吾
きっと…隼人は僕が黙っていた事に寂しさを感じていただろう。
隼人は何でも素直に話してくれてたのに。
放課が終わって授業が始まったというのに綾瀬さんの姿がなかった2008-03-24 15:30:00 -
144:
真吾
「先生…」震えた声を出したのは言うまでもない。
「どうした?森岡」心配そうに先生はこっちを見た
「お腹が…痛くて」僕は何も痛くない腹を抱えて先生に訴えた。
「大丈夫か?早く保健室行って来なさい。」そう言われ僕は教室を出た2008-03-24 15:34:00 -
145:
真吾
もちろん、向かった先は保健室ではなく綾瀬さんを探しに…。
図書室、部室…いない。一体どこに?帰ってしまったのではないかと半ば諦めかけ、最上階でもう使われていない旧校舎の音楽室へ向かった2008-03-24 15:40:00 -
146:
真吾
窓を覗いてみると
彼女は一番後ろの席で眠っていた…
起こさないように、静かに教室に入り、綾瀬さんが眠っている前の席に僕は座った。2008-03-24 15:43:00