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1:
田中
廊下からバタバタと誰かが走ってくる音
がらっと教室のドアが開いた必死な顔で友達の隼人が「大変やべーよ」2008-03-19 15:01:00 -
397:
名無しさん
私は読みたいので、続けてほしいです!
2008-04-09 00:25:00 -
398:
名無しさん
うちも最後まで書いてほしい!僕等がいたって本知ってるけど読んだ事ないし☆盗作とか思う人は読まんかったらいいと思う!
2008-04-09 00:32:00 -
399:
田中
ありがとうございます。本当に嬉しいですm(__)m
最後まで書いて最終的に不快に思われるなら削除します。
すいません2008-04-09 00:58:00 -
400:
真吾
タクシーから降りて、彼女を見ると寂しそうな表情で俯いていた…
「送っていこか?」このまま彼女を1人帰ってたら何かあるかもと不安…プラス俺自身がもう少し一緒にいたいと言うのが本音だったかもしれない。断られると思ったが彼女は「うん…」っと答え歩き出す2008-04-09 01:07:00 -
401:
真吾
なぜたが急に彼女は明るく仕事の話や、好きなものの話、最近見た映画をまるで沈黙を避けるように話続けた。
俺はその空気を察し彼女の話に付き合っていた。
15分くらい歩いただろうか…一軒家が建ち並ぶ中、白い10階建てくらいのマンションが目に飛び込んできた。2008-04-09 01:17:00 -
402:
真吾
多分、ここに住んではるんやろな…
「ここ?家」そう聞く俺に彼女は黙って頷いた。
何だかここで本当に彼女と会うのが最後やと思うと、無性に切なくなり、本当はあの時、好きで、好きでたまらなかった事を伝えたくなった。
2008-04-09 01:21:00 -
403:
真吾
でも、その思いはしまった。あれからどれだけの時間がたっているんだ。
遅すぎた。「そっか。じゃあな」
音が待ってくれている。俺には音しかいない。そう強く言い聞かせ、振り向く事はなく、歩き出した2008-04-09 01:27:00 -
404:
真吾
彼女の帽子を取り髪をなでた感触がなかなか消えてくれない…
もう触れる事もないのだろう。
携帯を見ると、音からの着信で埋まっていた。かけ直そうとした時2008-04-09 01:31:00 -
405:
真吾
「待って!」彼女の声がして振り向くと、全力で走ってきたのか、服や髪を乱した綾瀬が立っていた。
俺を見るなり彼女は少し大きな声で「私達、もう絶対に戻れない?また一緒に笑えない?側にいちゃダメ?」と言った
今までこんなに泣きたくなったのは初めてだった。2008-04-09 01:40:00 -
406:
真吾
お互い…こんなにも時間が過ぎているのに、気持ちが同じで…
なのに何故俺は受け止める勇気がないのだろう…
脳裏に音や隼人の顔がやけにチラついていた。2008-04-09 01:43:00