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彼を変えたい…

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  • 1:

    彼と出会いもうどれくらいの年月がたつだろう。
    当時私〔琴美:ことみ〕は17才だった
    惚れた彼〔恭司:きょうじ〕は当時21才だった出会いの場所はキャバクラだった未成年の私は歳をごまかして働いていた。
    そのキャバクラで、一人のボーイの男が友達を店に呼んだのが始まりだった。怠そうにキャバクラに一元客として入って来たのが彼だった。

    2005-08-05 01:13:00
  • 179:

    翌朝、私は恭司君がどうしてるのか気になって寝た気がしないぐらい早くに目覚めた…まだみんなが寝てる中でそっと電源を入れて見た…その瞬間恭司君から着信がなる…やっと繋がったと思っただろう…ずーっと電話をかけつづけてたに違いない…昼になり母と友達と家に帰る事になった。私が恭司君とちゃんと話しをすると言い、それならとついて来てくれる事になった。

    2005-08-25 03:33:00
  • 180:

    家に着くと慌てて恭司君が駆け寄る…
    でも私が一人じゃなかったのにびっくりしている。
    私の母は恭司君を見るなり部屋へ入った。続いて友達も…。
    そして話しはいきなり本題に入った…。

    2005-08-25 03:35:00
  • 181:

    「あんたが恭司君?」
    母が見下すように言う。
    「あんたってなんですか?いきなり…」
    恭司君もとっさに腹がたったようだ。
    「ごめんね…恭司君?琴美の母です…琴美と別れたってくれへん?」
    「……」

    2005-08-25 03:38:00
  • 182:

    「琴美は恭司君と別れたいねんて〜でも殴られるから怖くて言われへんってゆうてるからね…」
    「だからって子供の恋愛に親は関係ナイ思います…」「琴美は私の娘なんやで…その娘を妊娠させて殴って仕事もしてないような男と付き合うのも反対やから私が来たんよ!」
    恭司君は母を見る目さえも冷めていて母の方が逆上していた。

    2005-08-25 03:41:00
  • 183:

    友達も一緒になって言い、「とにかくここは恭司君の家ちゃうんやから出て行って貰うよ!実家にでも帰ったら?帰られへん理由があんのか知らんけど琴美も別れたいゆうてんねんから居座られたら迷惑やわ!仕事もするゆうてたらしいけどな一年立つんやで!こんなんやったら絶対仕事せえへんのも目に見えるわ!」
    母と友達が一方的に恭司君を攻める中…私はたまらず泣く事しか出来なかった…

    2005-08-25 03:43:00
  • 184:

    この涙は恭司君を可哀相に思った涙で、まだほんとは好きだと実感する涙でもあった…私が泣く姿を見た恭司君は冷静に母と友達に言う。
    「ちょっと…こいつと二人で話ししたいんですけど」その時また殴られるんちゃうかなってゆう心配があったが母や友人も近くにいるしと思って話しをする事にした。

    2005-08-25 03:46:00
  • 185:

    母と友達はとりあえず外へ出る事になって
    部屋には恭司君と私だけが残った…
    「お前のほんまの気持ちなんか?そんなに別れたかったんか?」
    寂しそうに聞いてくる…
    私はまた涙が出てきそうになりながらもウンと頷いた

    2005-08-25 03:48:00
  • 186:

    「俺は別れたくない!お前の友達もお前のオカンも、俺が絶対働かないってゆうたやろ?正直ムカついたでこの世に絶対なんて言葉はナイから…俺の人生を軽く絶対なんて言葉で決め付けんなって感じやったわ…
    でもな…俺から言える絶対は俺はお前を幸せにする…だからお前が別れたいゆうのは、しかたない事やけど最後にこんな俺にもチャンスをくれへんか?明日にでも本気で仕事見つけるし
    働き出した様子を見てまたやり直してくれへん…?」

    2005-08-25 03:57:00
  • 187:

    初めて見せた恭司君の涙…こんなにも悔しい想いをしたとゆう涙と情けない自分に対しての涙…そして何より私を失いたくないと泣いてくれた…
    私はその涙を堪えようと 必死な恭司君の想いに涙した。そのあとはカギを返して貰って別れた… 母と友達も安心して帰っていった

    2005-08-25 04:00:00
  • 188:

    一年ぶりの一人の家。
    恭司君の居なくなった部屋想い出だけが蘇る…
    恭司君は自分自身をそして自分の人生を初めて変える決意をして、何年ぶりかの実家に帰ったそして両親…兄弟…が驚く中…琴美(私)とゆう一人の女の話しをしたらしい…家庭でも無愛想な恭司君が初めて自ら今までの話しをしたらしい…一人になり何故か涙が止まらない私は恭司君の言ってくれた事を信じるしかなかった…

    2005-08-25 04:03:00
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