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彼を変えたい…

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  • 1:

    彼と出会いもうどれくらいの年月がたつだろう。
    当時私〔琴美:ことみ〕は17才だった
    惚れた彼〔恭司:きょうじ〕は当時21才だった出会いの場所はキャバクラだった未成年の私は歳をごまかして働いていた。
    そのキャバクラで、一人のボーイの男が友達を店に呼んだのが始まりだった。怠そうにキャバクラに一元客として入って来たのが彼だった。

    2005-08-05 01:13:00
  • 2:

    「アイツはちょっと喋りにくいかも知れんけど…」
    そう言いながらボーイが店のナンバーワンの背中に手をまわしながら着けた。そして数分たったころに、着いてた女の子がムスッとしながら席をたって待機場所に戻ってきた。
    戻ってくるなりぼやきだす「ダルイあの客!」
    ボーイがコンパニオンに
    必死に謝る。

    2005-08-05 01:15:00
  • 3:

    「ゴメンなぁアイツ昔から無愛想やねんしかもいろんなとこ飲み歩いてるし気難しいと思うわナンバーワンのハナミちゃんでもアカンかったかぁ〜」
    その会話を横で聞いてる私にボーイが言う。
    「あとはお前だけや琴美!ハナミちゃんだけで半分以上の時間使ってもうたしな琴美は延長とってきて!!とにかく盛り上げてくれ」

    2005-08-05 01:17:00
  • 4:

    そう言われて私が着く事になった。ナンバーワンのハナミちゃんは見た目も綺麗でスタイルも抜群の癒しキャラだったのと正反対な私は見た目は普通でスタイルも普通でただ明るいだけ…
    だけど人一倍負けず嫌いで難しい事をなんとかしたいとゆう根性と好奇心があるそれを解っていたからこそボーイが私を選んだんだとゆうのはあとから知った事だったけど。

    2005-08-05 01:20:00
  • 5:

    一言の返事だったが私は
    まだまだ話しを繋げた!
    「じゃあ河本君とおない?一人でキャバクラとか結構行くの?」
    「いいやん別にそんな事」またまた話しはあっとゆうまに終わらされてしまった「あんまり楽しくない?」淋しそうに聞いてみた。
    はっきりゆってすでになんやねんコイツ!ってその時は思った。

    2005-08-05 01:26:00
  • 6:

    「ってか作ってや!」

    あっしまった!ブランデーのグラスが開いていたのに気がつかなかった!

    「あっ!ゴメン!」
    慌ててお酒を作ろうとして私はマニュアルどうりの濃さで作った。

    お酒を一口飲んだ彼は
    「もうちょい入れて」
    と言ってきたのに対し
    「お酒は強いのかな?」
    と変な発音で聞いてしまった。

    2005-08-05 01:29:00
  • 7:

    その一言がツボに入ったのか彼は初めて笑顔を見せて私に突っ込んだ!
    「君は俺の上司かっ!笑」その突っ込みで私もやっと緊張感がほぐれたし嬉しかった!
    なんや…結構普通やん…
    と思ったら余計に喋り安くなった。
    「ヘネシー飲める?無理やったら好きなん頼み」
    彼からいきなり言われびっくりして
    「飲める!ありがとう」
    といって飲む事になった。もちろんほんとうはあんまりブランデーは好きじゃなかったけど飲めないとゆうとシラけそうだったから。

    2005-08-05 01:31:00
  • 8:

    私が彼と飲んでるところにボーイの河本君が挨拶に来た。
    「珍しい!恭司が打ち解けてるやん!」
    「だってこの子ちょっとおもろいねん店の子ぽくないしな」
    ボーイと話しをする彼の顔は物凄く自然でイイ笑顔をしていた。
    「恭司のタイプっぽいから着けてん!」
    そのボーイの一言で彼の
    顔色も声のトーンも変わったのが一瞬にして解った。

    2005-08-05 01:34:00
  • 9:

    「俺にタイプなんてないよその場が楽しめたら誰でもいい」
    なんとなく私は淋しかったし何故か傷ついた。
    「そっかぁじゃあ今日のところは琴美ちゃん指名でよろしいでしょうか?」
    いきなり営業トークのボーイに彼はすんなり頷いた。私の力ではナイ…
    ちょっとボーイにムカついた…この感情は自分とゆう人間を気に入ってくれて
    彼みずからの指名が欲しかったからだった。

    2005-08-05 01:40:00
  • 10:

    延長時間も近づいてたので自然に指名と延長になったボーイもするべき仕事を終えたらさっさと戻っていきまた気難しい雰囲気を持つだけの彼に戻っている。
    「ありがとう指名と延長」私が御礼をゆうと
    「ポイント付くから?」
    と嫌味っぽく聞いてきた

    「そんなんじゃないよ!」そう答えたが確かにそれはそうだった。

    2005-08-05 01:46:00
  • 11:

    延長したとたんに彼の携帯がなり続ける
    切れたと思ったらまたすぐ何度もなる
    彼は一回一回の電話にマメに出るが全員相手は違うみたいだった。
    その間私はグラスを拭いたり周りをキョロキョロしたりしていた。ちょうど
    彼に最初に着いたナンバーワンのハナミちゃんが
    チラチラとこっちを向いてるところで目があってしまった。なんとなく気まずく感じた。

    2005-08-05 01:53:00
  • 12:

    ようやく電話を終わった彼「ゴメンチェックして!」「えっ?帰るん?今延長したとこやのに?」
    「うんちょっとな…」
    「あっ!彼女が怒ってるとか?」
    「いや…怒らさんよ」
    その時彼女おんねや…ってとっさに解ってショックを受けた自分が彼を気になり出してるのにも気付いた。

    2005-08-05 01:58:00
  • 13:

    チェックをして彼はすぐに帰った。
    ボーイにはよくやったな!お疲れ様!なんて褒められたが彼の番号さえ聞けなかった事がショックでたまらなかったしよく考えたらなんの仕事をしてるのかも聞いてなかった。
    最後に会計で出した札束に圧倒されて凄い金持ちなんやなって事だけ考えていた店が終わったあとからそれとなくボーイに尋ねてみた

    2005-08-05 02:02:00
  • 14:

    「恭司君とかゆう人何してる人なん?」
    「何してるって…なんも聞いてない?」
    「うんなんとなく聞くの忘れてたわ」
    「俺から言える事はアイツはプータローやで」
    と笑っていっていた。

    2005-08-05 02:02:00
  • 15:

    「ハァ〜んなわけないやんあんな金持ってて!」
    結局何も教えてくれないボーイにいらついてたら
    ボーイが私に彼に電話するようにいった。
    「どうせ番号も聞いてないやろ!?まぁたぶん聞いてても恭司は教えんかったやろうけどな!」
    「ほんじゃ番号教えてや」「アカン!俺の携帯からかけたるわ!」
    そういってボーイみずからの携帯から電話仕出した。

    2005-08-05 02:07:00
  • 16:

    「あっ恭司?今日はありがとうな!うんうん…えっ?マジで?じゃあ行くわ!!あっさっき指名で着いてた琴美ちゃんに変わるで!」
    そういって楽しそうに話したあとについでのような感覚で電話を差し出された。
    「もしもし琴美です」
    「はいはい!」

    2005-08-05 02:10:00
  • 17:

    電話づたいに伝わる楽しそうな声と周りの雑音…
    数人の女の子の声も聞こえてきた。
    私はこれといって会話もなかったから
    ただ普通に
    「今日はありがとう」
    とだけ営業マニュアルどうりの事しか言えなかった。

    2005-08-05 02:10:00
  • 18:

    電話が終わって送り待ちをしていた時に彼からの電話がボーイにかかってきた。
    「お〜恭司!もうすぐ終わるから!すぐ行くわ」

    それだけ答えて電話を切ったボーイに私はとっさに聞いてみた。

    「恭司君と遊ぶん?」

    2005-08-05 02:15:00
  • 19:

    「おぅ!俺らの行き着けのスナックバーがあんねん!そこ5時までやってるから誘われてんねん!」
    「ふーん。いいなぁ」

    「さすがにお前は連れて行かれへんぞ(笑)」
    「解ってるわっ!」
    その日はただの一時的な
    感情だと思って諦めに入っていた私だった

    2005-08-05 02:16:00
  • 20:

    そんな翌日そして翌々日も彼はキャバクラにやってきたのだった。

    彼はそれでもみずからの
    指名は入れない。
    「誰でもイイ」
    それが口癖のようだった。私がつきたがるのと前回に指名を貰ってるのとで
    ボーイは常に1番めに着けてくれていた。
    そして確実に指名は入った

    2005-08-05 02:38:00
  • 21:

    名無しさん

    おもろぃ???

    2005-08-05 02:57:00
  • 22:

    彼のほうもさすがに慣れてくれたのかお酒のホロ酔いさもあり徐々に私に話しをしてくれた。
    それはとても平凡な会話だったけど
    そして話しの流れで御飯に行こうとゆう約束までした彼も私も番号交換だけは
    何故かしていないのに…
    そしてチェックになった時たまらず私から番号をようやく聞いた。
    彼は素直に教えてくれて
    店が終わってから
    ありがとうとおやすみの電話をとりあえずしてみた。

    2005-08-06 00:40:00
  • 23:

    そして次の日からは彼からも夕方かかってくるようになった。

    2005-08-06 00:43:00
  • 24:

    私は初めて店以外で会いたいと思ってたけど女の私から増してコンパニオンからデートに誘う事も出来ないと変なプライドがあり店に呼ぶ事が会えるとゆう考えしか出来なかった。
    もちろん彼の場合は客として店に呼びたいわけじゃない。店でしか会えるきっかけがないからと思っていた

    2005-08-06 00:44:00
  • 25:

    そんな私の気持ちが彼に
    誤解を招いた。

    その日は初めて彼を店に誘って彼も普通に店に来てくれた。
    そして私は何も彼を理解していなかった簡単に平凡に考え過ごしていた。

    2005-08-06 00:48:00
  • 26:

    彼も私を好きになったのかも…なんて…

    その次の日から彼との連絡が途絶えた。
    電話にもでないかけてもきてくれない。
    私は不安で仕方なかった。

    2005-08-06 00:51:00
  • 27:

    もしかすると以前彼女がいると言ってたから彼女に
    責められてキャバクラ遊びを辞めたのかも知れない
    彼にとって私はただのキャバ嬢であっさり切られたのかもしれない。

    いろんな想像をしながら
    彼が来なくなった店に
    出勤する。いつもバカ笑いしてる元気が不自然だと
    言われるぐらいやる気さえなくなっていた。

    2005-08-06 00:53:00
  • 28:

    いろんな想像をしながら
    彼が来なくなった店に
    出勤する。いつもバカ笑いしてる元気が不自然だと
    言われるぐらいやる気さえなくなっていた。
    そんな私を見ていたボーイが私に聞いてきた。
    「なんかあったん?」
    私はそうやったこの男に聞いたら話しは早い!とゆうことを忘れていた!

    2005-08-06 00:55:00
  • 29:

    「急に恭司君と音信不通になってんけど…」
    「あーやっぱり恭司の事で暗いんや!」
    「やっぱりってなんなん」「店終わってから話すわ」そう言われて仕事意識が強いボーイは態度の切り替えが早いが私はさらに気になるだけで最悪な一日の仕事内容で終わった。

    2005-08-06 00:57:00
  • 30:

    営業終了後にはボーイに
    かけよりさっそく話しを聞き出した。
    「うーん早い話し琴美がな恭司に客呼び電話したやろアイツそうゆうのされたらその日でその店きたくなくなる奴でもちろんそうゆう子に冷めるねん!まぁ琴美はよく引っ張ったほうちゃう?」
    私は一気に真っ白になったそんなしょーもない事で…とも思った。

    2005-08-06 01:00:00
  • 31:

    でも数日間の楽しさと
    あんなに時間かかって打ち解けたばっかりやのに…と最後に来てくれたあの日も普通に笑ってたのに…と
    疑問だらけとショックとが大きかった。私はボーイに全ての想いを話した。
    本気で好きになった事
    客としては見てない事
    店に呼んだのは会いたいだけの手段にすぎなかった事そしてこの店じたいを辞めたくもなった事…

    2005-08-06 01:02:00
  • 32:

    ボーイは真剣に話してくれた。
    「琴美が好きでもアイツはなんも思ってないよアイツだけは辞めとき!アイツは好きとかそうゆう感情ナイやつやから」
    「なんでなん?彼女しか見えてないって事?」
    「ん?琴美知ってるんや!前の女の事!」
    「??前の?今のやろ?」

    2005-08-06 01:05:00
  • 33:

    「今アイツ三年ぐらい女おらんよ!あーでも適当な女やったらおるかもな!でもアイツは彼女って認めてないやろけど!」
    「どうゆうことそれ!?
    ただの遊び人?」
    「んーまぁ簡単に言えば遊び人やな笑でもアイツはそれが仕事やから!」
    「ハァ!?」
    17の私が理解するにはホストとか出張ホストの仕事ぐらいしか思いつかなかった

    2005-08-06 01:08:00
  • 34:

    そして私は嫌われた理由を知ったから
    もうこれ以上電話しても
    もっと嫌われそうやし
    このまま諦めようと思ったボーイも冗談ではなく
    ほんとに彼との恋は実る事はナイと言い切るし
    私には入れない世界なんやと思うことにした。

    2005-08-06 03:17:00
  • 35:

    それから家に帰っても
    眠れない。
    私はその当時一人暮しをしていたけど初めて淋しさを感じた日だった。
    結局昼間の太陽がかんかんに照らされている時間帯まで寝れずにいた。さいわい今日は仕事が休みだった。全く逆生活で昼間から寝ようとした瞬間電話がなった何日ぶりやろう…恭司君だ

    2005-08-06 03:18:00
  • 36:

    「おお。久しぶり起きてたんか?」

    私の悩みも吹っ飛ばすぐらいの平然とした口調だったので逆に戸惑ってしまった「あっあ〜久しぶりやな…えっと起きてたてゆうかな起きてたぁ!」

    2005-08-06 03:20:00
  • 37:

    「ふーん…元気?」
    「元気やで」
    「今日仕事?」
    「今日は休みやで」
    「ほんまかぁ…元気やったらええわ!じゃあな…」
    それだけで電話を切ろうとするからつい自分から聞く「えっっ?恭司君は何してんの?」
    「飲んでた帰りやで」
    「昼間やで!」
    「うんずーっと飲んでた!知り合いのとこで!」

    2005-08-06 03:22:00
  • 38:

    「そーなんや…元気やな」「飲んでな元気でんしな」「あの…この前ゴメンなぁ電話で店呼んで」
    「あ〜うん。」
    「もう二度と呼んだりせんから!」
    「いいよ別に呼んでも!!ただもう行く事はないし」「…」
    「じゃあもう家着くし切るわな…」
    「うん電話ありがとうバイバイ」

    2005-08-06 03:24:00
  • 39:

    相変わらず素っ気ない感じは変わらないけど
    ドキドキがとまらず結局また寝れずに夕方まで起きていた。
    夕方にまた恭司君からの
    電話があった。
    今度は焼肉に誘われた。
    嬉しくてすぐにでも行きたい気分だったが あいにく用事があって行けなかった久しぶりに親友に会う約束をしていた。

    2005-08-06 03:26:00
  • 40:

    そしてその夜親友とも別れ私は睡魔が頂点まできていた。

    2005-08-06 03:27:00
  • 41:

    そんな中で恭司君からの
    電話がなった。
    行きつけのスナックバーで飲んでるからおいでやとの誘いで一気に睡魔もなくなりお洒落して行く事にした説明された場所に向かい
    スナックに着いて店内からカラオケの歌声が聞こえる

    2005-08-06 03:28:00
  • 42:

    歌っていたのは恭司君だ。恭司君はカラオケとか歌うようなキャラじゃないから驚いて同時に店の雰囲気にも驚いた。
    全員で10人ぐらいはいたが全員友達だった。女の子も三人ぐらいいたが彼女達はその店の従業員だとすぐに解った。

    2005-08-06 03:30:00
  • 43:

    恭司君の歌が終わって
    目があったが無視されたような気がした。
    そのメンバーの中にいた
    恭司君の友達であり先輩だとゆう松尾とゆうチャラチャラした小太りの男が
    寄ってきた。
    「恭司が呼んだ女ってこの子か?」
    松尾が偉そうに恭司君に問い掛けると
    恭司君はうなづいた。

    2005-08-06 03:31:00
  • 44:

    どうやら私を松尾とゆう男に紹介するつもりだったらしい。松尾は私を一目で気に入ったらしく軽いノリで口説かれていた。
    恭司君はお店の女の子に囲まれ状態で楽しそうに盛り上がっていた。
    私はなんか悔しくて走って帰ろうかと思ったぐらい
    居場所がなかった。
    てっきり恭司君と二人きりだと思っていたから…

    2005-08-06 03:33:00
  • 45:

    松尾とゆう男がガンガン話しかけてくれるからなんとかその場所にいれたようなもんだった。
    店の女の子の一人が酔っ払っていろんな男とキスをしている。いつものことなのか対して周りは驚いていなかった。
    その女が恭司君のところへ寄って行き、私は嫉妬心が今までにナイぐらい出た。でも恭司君はそんな彼女に一言…

    2005-08-06 03:35:00
  • 46:

    「仕事中やで帰ったら?」と冷たく言った。
    私はざまあみろと思いながら恭司君の冷めてる態度によりいっそう惹かれた。
    そう言われた彼女が今度は私のところに来た。
    「名前は?何歳?」
    ろれつの回らない話しかたで偉そうに聞いてきた。

    2005-08-06 03:37:00
  • 47:

    私も冷めた感じで
    「琴美17」
    とだけ答えたと同時に
    恭司君に歳がばれてしまった。
    私はキャバで働いてたから18と言っていたのだ。
    だけど恭司君は普通だったすると酔っ払いの彼女が
    「恭司に惚れてんの?」
    と直で聞いてきた。

    2005-08-06 03:39:00
  • 48:

    その時みんなが私に注目したが堂々と私はうなづいたちらっと恭司君を見ると
    ブランデーを片手に歌本を見ている。
    周りは何故か笑っていた。そこで松尾が言う
    「諦め諦め!無理やから!本気ちゃうやろ?」

    2005-08-06 03:41:00
  • 49:

    と言われた!一体なんなんコイツら!とか思って腹がたったがその雰囲気を壊すかのように恭司君の歌が入る。恭司君はバラードばかり歌っている…
    まるで心をそのまま表しているような切ない歌声だ。気がついたら酔っ払いの女はBoxのソファーでぶざまに寝ていた。

    2005-08-06 03:42:00
  • 50:

    そして別の女に
    「17才の琴美ちゃんの歌聞きたいな」
    と言われた。
    私は恥ずかしかったけど
    恭司君に歌本を回されたので歌う事になった。
    私はその当時に流行っていた浜崎あゆみのバラードを歌った。

    2005-08-06 03:44:00
  • 51:

    「うまいやん!」
    1番最初に褒めてくれたのが恭司君で嬉しかったけど余計緊張した。
    そして曲も終わり店も閉店になったAM5:30
    なんやかんやでもうこんな時間になっていたのに驚いた!外に出ると真夏の眩しい太陽がすでに照っていて皆は眠そうにしていた。

    2005-08-06 03:46:00
  • 52:

    そういえばお金!!
    とっさに恭司君に聞いた。「あっ私の会計は?」
    「ええよ誘ってんから!」恭司君がそう言ってくれたが松尾が横から割り込んできて言う
    「気にしたらアカンで全員恭司のおごりやから!」
    「えっ!全員?」
    私が驚いてると恭司君が
    「安いもんや」
    と言った。

    2005-08-06 03:48:00
  • 53:

    安いもんとゆうのはきっとお金じゃなく恭司君の中の切ない過去を紛らわせる為と思ったらどうって事ないってゆうふうに感じた。
    なんか淋しそう人だとゆうのは初めて会った日から
    思っていた。
    スナックの帰りはお酒を
    飲んでるとゆう事で恭司君が送ってくれる事になったが何故か松尾まで着いてきたのだった。

    2005-08-06 03:50:00
  • 54:

    家に着くまでの帰りみちに松尾が恭司君に余計な事を聞いた。
    「恭司は琴美ちゃんの事をどう思ってんねん?まぁぁ聞くだけ無駄かぁ(笑)」「…さぁ〜わからん。」
    相変わらずそっけなく素で答えられた。
    「解ったかぁ?だから俺にしとけって!」
    そう言って松尾は馴れ馴れしく肩に手をおいてくる。

    2005-08-06 03:52:00
  • 55:

    私のマンションの下に着いた瞬間に私はここだと指をさしたら

    「じゃあゆっくり寝やぁ」と言ってさっさと帰ろうとした時に松尾が
    「お茶ぐらい出すやろ?」と言ってきたので
    「うん。じゃあ散らかってるけど家おいで」
    と言った。

    2005-08-06 03:55:00
  • 56:

    その瞬間に恭司君が
    「俺は帰るで!松尾君だけお邪魔させて貰ったら?」と言った。
    えぇ〜〜?!そんなん松尾と二人きりなんか無理!!って心の中で叫んだが
    松尾はずうずうしく部屋に上がりこんだ

    2005-08-06 03:56:00
  • 57:

    私はこのまま押し倒されるんじゃないかとヒヤヒヤしながらなるべく離れていたし、会話三昧にしようと思って喋り続けた。
    松尾のキャラがキャラ出し普通に友達のように話しをした。
    「なぁ〜恭司君ってどんな人なん?」
    「教えたるからヤラセロ」そればっかりで会話にならないしひたすら嫌やって〜と言って交わしていた。

    2005-08-06 03:58:00
  • 58:

    「お前軽そうなくせに!!見掛け倒しやな!そんなに恭司が好きになってん?」「うん!」
    きっぱり答えた私に松尾はお手上げ状態で帰ると言い出した。
    ホッとした私に松尾が
    真剣にゆう。
    「恭司に付き合って貰いや付き合ってはくれるで!!でも覚悟しろよ!お前の事を好きには絶対ならんし」そう捨て台詞をはかれて帰られた。

    2005-08-06 04:00:00
  • 59:

    (〃>νб)皆様にこのへんで挨拶させて頂きます?
    早く完結させようと必死な為?略だらけになってしまいで読みにくいと思いましごめんなさい(>д

    2005-08-06 04:04:00
  • 60:

    美咲

    読んでるよ☆読みにくくもないから大丈夫やで。完結まで頑張ってな☆

    2005-08-06 04:06:00
  • 61:

    上の挨拶文誤字だらけ失礼しましたm(__)m眠気のあまり誤字がありました?

    2005-08-06 04:07:00
  • 62:

    美咲さんありがとうございます?頑張りますので長い目で見守り下さい?

    2005-08-06 04:10:00
  • 63:

    どいつもこいつもなんで皆無理とか諦めってゆうんやろ…疑問だった…
    前の彼女が忘れられないんやろうというのはボーイに聞いていたから解るけど
    前の彼女との過去には何があったんやろ…と恭司君をもっと知りたくなる。

    2005-08-06 04:11:00
  • 64:

    私の性格的にはピッタリでなかなか振り向かない人程振り向かせたくなる性分だったから諦めろと言われれば言われる程好きになる…

    2005-08-06 04:11:00
  • 65:

    美咲

    誤字あるかな?(笑)気付かないみたいよ?あたしだけかな?

    2005-08-06 04:11:00
  • 66:

    好きな気持ちと意地的な気持ちが入り混じっていた。松尾が帰って昼頃までは
    爆睡状態だったが昼過ぎに恭司君から電話がかかってきたので起きた。
    「松尾君まだおる?」
    「あれからすぐ帰ったよ」「そうなんや…やられたやろ?」
    「やらさんかった!てかなんで帰ったん?」

    2005-08-06 04:12:00
  • 67:

    「ちょっと用事あってん」「寝てないんちゃん?」
    「うん…今んなって吐きそうやわ…」
    「今どこなん?」
    「お前んとこの近くやで…松尾電話繋がらんかったからな…」
    「そうなんや…じゃあ寄っていく?」
    「女の家に簡単に上がられへんやろ…」

    2005-08-06 04:14:00
  • 68:

    「大丈夫やって〜!恭司君やから呼んでるねんで」
    「じゃあちょっとだけ寄るわ」
    そして恭司君が来る事になってついに二人きりだと思って一気に緊張してきた。インターホンがなりドアを開けたら恭司君が

    2005-08-06 04:16:00
  • 69:

    「やっぱ家は入らんとく」と言った。
    「なんでお茶ぐらい出すでいいから入ってや」
    と言った。

    今想えばあの頃は誘ってるだけの軽い女状態だが人生では初めての積極的さと初めて男の人に告白した時だった。

    2005-08-06 04:17:00
  • 70:

    恭司君はしぶしぶ部屋に
    入ってくれた。
    私は今がチャンスだとまともに告白をしようと思った恭司君の事を好きなのは
    恭司君はすでに解ってるやろうけどまだ自分の口からはっきり言ってなかったし伝えようとした。

    2005-08-06 04:19:00
  • 71:

    「あの…もう知ってるやろうけど好きになってるねんやん…付き合って欲しい」
    私は物凄い恥ずかしくてたまらんかったけど頑張って告白をした。

    2005-08-06 04:19:00
  • 72:

    「ありがとうでも俺な無理やから…」
    「なんでか理由教えて」
    「……お前まだ17やろ?」「そんなん歳なんか関係ないやん!17の何がアカンのかわからんわ…」

    2005-08-06 04:21:00
  • 73:

    「じゃあ聞くけどお前はどれくらい俺が好き?お前は俺の為だけに働けれるか?風俗かセクキャバ行けるんか?」
    私はなんてこと言い出すんやろってびっくりした!
    「そんなん無理やわ…」
    「やろ?それで好きとか言うなよ…俺はそうゆう子としか付き合わないし今もなほんまは女七人はおるし」「どうゆう事?」

    2005-08-06 04:23:00
  • 74:

    「つまり俺は風俗嬢とかなキャバの稼ぎいい子らと付き合って金貰って生活してんねん!」
    私は圧倒されてしまった…恭司君がヒモやったなんてあの札束は…毎日飲み歩いたりギャンブルしたり全て女の子達からお金貰ってたんや…
    ショックでたまらんかった

    2005-08-06 04:25:00
  • 75:

    「いつからなん?」
    「聞いたやろ?俺は前に付き合ってた子が今でも好きで別れてから俺は変わってん…」
    恭司君は15才から大恋愛をしていた。
    彼女とは同じ中学でまだ純粋な恋愛を経験し同棲まで発展し付き合い出して三年が立つ頃は婚約までしていたらしい。

    2005-08-06 04:27:00
  • 76:

    美咲

    あんまコメントいれないけどちゃんと読んでるから安心してや?楽しみにしてるで。お疲れ様☆おやすみなさい。

    2005-08-06 04:33:00
  • 77:

    ↑美咲さんありがとうね★

    2005-08-07 02:30:00
  • 78:

    お金を貯めて結婚式をあげようとか将来の子供の名前まで二人で考えてたらしい18になった彼女はお金を貯める為に夜の世界へキャバクラへ行く事になったようで、三ヶ月になる頃には
    NO1へと忙しいキャバ嬢に変身したみたいだった。

    2005-08-07 02:35:00
  • 79:

    そんな彼女はみるみるうちに変わって行き平気で浮気もするようになりブランド物を全身にまとうようになったみたいだ。
    そして彼女にお金を手渡されるようになったらしい。真面目に昼のバイトを頑張っていた恭司君は馬鹿らしいとも感じたようで彼女のお金で生活を任せるようになった。

    2005-08-07 02:35:00
  • 80:

    恭司君はお金より物よりも以前のように貧乏でも平凡で一緒に過ごせる時間が欲しかったようだった。
    自然に二人のなかがぎこちない同居人のようになったそんな中で彼女に別れを告げられたようだったが
    恭司君は別れたくない気持ちが強く何よりそれでも
    彼女を愛していたようで
    別れたくないと自分の気持ちを言ったそうだ。

    2005-08-07 02:38:00
  • 81:

    なんとか別れずに終わったが翌日たまには彼女の働く店に行こうと思ったらしく店に花束を抱え客のふりをして行ったらしい…そこには彼女の姿はなく同僚の女の子に聞いたところ彼女はキャバクラを先月辞めて別の店に行ったと聞かされたようでその新しい店を探して行ったらしい…そこは…セクキャバだった。

    2005-08-07 02:48:00
  • 82:

    なんかの間違いだと信じられず店へ入ると目の前には彼女のあられもない姿が…花束も落とす程のショックだったらしいが恭司君は彼女に気付かれなかった為その事は黙ってようと思ったらしい心にわだかまりがある中で恭司君は変わらず彼女と暮らし恭司君は気を紛らわせる為にギャンブルの日々…

    2005-08-07 02:51:00
  • 83:

    そしてバクサイもあるため麻雀やスロットや競馬で儲けまくりの日々…夜は彼女のいない淋しさからかキャバクラに飲みに行く。

    2005-08-07 02:51:00
  • 84:

    そんな生活の中で彼女の浮気疑惑があったようで彼女には今日は帰らないと出かけた恭司君が抜き打ちで
    家に帰ると案の定浮気現場だったらしい…男を部屋に連れ込んでいる…そして何よりその浮気相手が恭司君の知り合いだった事。
    彼女との二人での話し合いをした恭司君は彼女に浮気を開きなおられ別れたいと思ってたなど言われたまりにたまってたストレスが

    2005-08-07 02:56:00
  • 85:

    爆発してそれでも彼女が好きでたまらない恭司君は
    話し合いの途中ついに彼女をボコボコに殴ったようだ殴ってる感覚も殴ってる記憶もその時はわからずただひたすら殴り続けたらしい

    2005-08-07 02:56:00
  • 86:

    我にかえったった時は彼女は血まみれに倒れてただ助けて…怖い…許して…の繰り返しだったようで恭司君も我にかえり彼女にそして彼女の両親に土下座で謝ったそうだ。
    彼女の最後の願いはもう二度と現れないでほしい…
    全て忘れるから…そして
    彼女の前から消えた恭司君

    2005-08-07 03:00:00
  • 87:

    我にかえった時は彼女は血まみれに倒れてただ助けて…怖い…許して…の繰り返しだったようで恭司君も我にかえり彼女にそして彼女の両親に土下座で謝ったそうだ。
    彼女の最後の願いはもう二度と現れないでほしい…
    全て忘れるから…そして
    彼女の前から消えた恭司君

    2005-08-07 03:01:00
  • 88:

    それから数ヶ月がたった頃よりを戻したいと私が悪かったと彼女から電話がなった時があったみたいだ。
    その時に今はまだアカンとまともになったら俺がもう一度ちゃんと迎えに行くから最初からやり直そう…
    もう俺だけ働くし夜は辞めてと言ったらしいその期限を三年後と約束をしたらしい…

    2005-08-07 03:04:00
  • 89:

    そんな恭司君と私が出会ったのが恭司君と前の彼女の三年後の約束まであと数週間とゆう時だった。
    恭司君は切なそうに過去をいろいろ話してくれた。

    2005-08-07 03:08:00
  • 90:

    彼女と別れて荒れ狂う生活お酒を飲まずにいられない自分…前の彼女以外は利用する事しか考えられない…この世には永遠の愛なんてない…女は必ず裏切る者…でも俺は前の彼女だけは
    最初から死ぬまでも永遠に今でも愛してる…と…

    2005-08-07 03:09:00
  • 91:

    「だから琴美ちゃん俺は…無理やねん…琴美ちゃんを好きになることも一生ないから…ゴメン帰る」

    2005-08-07 03:11:00
  • 92:

    私は最後に一つだけ聞いた「彼女迎えには行くん?」「……行くわけないやん。今の俺が行けるわけもないし…アイツは地元の子からの情報で聞いたけどお水の頂点目指したいらしく東京のキャバクラ行って東京で住んでるみたいやし…約束ってゆうのは始めからナイようなもんやってんやろな」

    2005-08-07 03:14:00
  • 93:

    私は自然に涙が出ようとしてたのをこらえていたが
    悲しそうな後ろ姿と
    ほんとは寂しくてたまらんねやろなって思ったら
    涙がとまらなかった。

    2005-08-07 03:14:00
  • 94:

    「なんでお前が泣くねん?同情か?(笑)」
    ボソッと振り向く恭司君も涙を堪えているように見えた。
    私はとっさに恭司君にしがみついていた。
    このまま彼は私の前から消えるんじゃないか…また音信不通になりそうだった…だからギューっと抱きしめた…17才の女が21才の男を守りたいと思った…

    2005-08-07 03:16:00
  • 95:

    「私が変えたる!私が恭司君の生き方も考え方も全部変えてみせる!彼女の事も忘れさせるから…だから…付き合ってお金とかそんな関係じゃなく普通に付き合ってみて!」
    私は最後のかけに出た。
    今思えば照れくさい事ゆったな〜って自分で思うけど当時は確かに必死だった。

    2005-08-07 03:17:00
  • 96:

    「…変われる…かな?普通に付き合うかぁ…解った!その変わり他にも女おるゆうたやろ?その中の一人になるで!でもお前からは金貰ったりせんから…」
    「解った…それでもいい」そして付き合うとゆう形にはなった。
    彼はそのあと同棲してるとゆう風俗嬢の家に帰った。

    2005-08-07 03:19:00
  • 97:

    とてもヤキモチは妬いたがヤキモチなんてダサくて出せれないと思うタイプの私だったしヤキモチを素直に出しても怠い女とも思われたくない想いがあった。

    次の日からまた私は仕事が始まりキャバへ通う。

    2005-08-07 03:21:00
  • 98:

    恭司君は他の女から貰った金で相変わらず飲みに来るが…もちろん指名はしない私もそう毎回着けないので別の子が着いて別の子が
    指名入ってたりもする。

    2005-08-07 03:21:00
  • 99:

    そんな時はヤキモチと
    イライラ感で仕事にならず恭司君の席ばかり来ていた
    出来れば私の働く店には
    来ないで欲しかった。
    だけど店に来てくれてる間は少なくとも他の彼女達のところへ行っていない時間だと思い安心感もあった。

    2005-08-07 03:23:00
  • 100:

    恭司君はほぼ毎日私の部屋に来てくれていた。
    合い鍵を渡していたので、ほぼ同棲に近かったが
    恭司君のキーケースには
    私の部屋カギの他に数本のカギも入り混じっていた…とゆうよりも私のカギが
    数本のカギに加えられていた…

    2005-08-07 03:25:00
  • 101:

    それは全て恭司君にお金を渡している彼女達のカギでその彼女達とも半同棲なんだと言う意味を解らさせられてしまうキーケースだ。

    2005-08-07 03:25:00
  • 102:

    それさえも見て見ぬふりをするしかなかった。
    そうゆうの全て承知した付き合いだったから…

    恭司君自身もいちいち私に何処に行くとか誰と遊ぶとかは言ってこなかった。

    2005-08-07 03:27:00
  • 103:

    二人の中は暗黙の了解で
    ただ二人で居る時だけ楽しんでいた。
    ほとんどエッチばかりしていたが彼は彼女達ともしてるんやろな…とかエッチが終わったら寂しさが残る…
    恭司君と一緒に過ごす時間が増えるにつれて
    私は今まで以上に好きになっていた。

    2005-08-07 03:29:00
  • 104:

    完全に私だけの恭司君になって欲しい…
    恭司君の家はこの家だけになってほしい…
    今日は帰ってくるかなとか次はいつ出かけるんやろ…なんて我慢する恋愛に疲れてきた…
    ある夜にスナックバーに飲みに行く事になり私も久しぶりにあの店に行く事になった。でも前回とは違う…恭司君の彼女としてだ。

    2005-08-07 03:34:00
  • 105:

    私は恭司君と付き合えた…周りに無理とか諦めろとかさんざん笑われた事を思うと嬉しくてたまらなかった周りは恭司君がヒモな事を知ってる中で私はお金を払ってないんだから…
    正々堂々とあのスナックバーへ行った。

    2005-08-07 03:35:00
  • 106:

    美咲

    あげぇ??

    2005-08-08 00:51:00
  • 107:

    名無しさん

    ∪ぉり?

    2005-08-08 02:08:00
  • 108:

    あげ

    2005-08-08 13:59:00
  • 109:

    「えぇ〜付き合ってるん?マジで!?」

    「本気なん?恭司!?」

    「なんぼ渡してんの?!」
    相変わらず周りは好き勝手な事をゆう。
    とりあえずは驚きが先だったが…
    松尾ももちろん嫌味が耐えない…
    「遊び遊び…18なるまでの繋ぎや!18なったら風俗行くんやろ?(笑)」

    2005-08-08 22:41:00
  • 110:

    スナックの女達も口々に
    「よく我慢できるな〜他の女もいっぱいおんのに…」「また恭司の気まぐれやろ恭司は前の彼女だけやもんなぁ!」
    なんていっぱい言われた…とくに以前酔っ払っていたあのバカ女は恭司君の事が好きっぽかった。

    2005-08-08 22:43:00
  • 111:

    私の前で恭司恭司と何度も親しさをアピールするかのような感じだったがそれは性格の悪さをアピールしてるようなもんで相変わらずぶざまな女だった。
    でもそのあとだった…
    私は悔しさと苛立ちが隠しきれない事が起きた。
    以前のようにまたしても
    あの女は酔っ払い出した。今思えば酔ったふりだったのかもしれない…

    2005-08-08 22:45:00
  • 112:

    そいつは恭司君に家まで送ってと頼んでいた。
    私と恭司君が付き合ったのを知って、わざとだと思った。
    私はただ恭司君の様子を見る事しかできない…
    いいよ…そういって店を
    出て行った二人の背中を
    じっと我慢して見つめるしかなかった。

    2005-08-08 22:48:00
  • 113:

    まり

    まぢおもろい
    読んでるカラ
    頑張れ(´ノ3`)

    2005-08-08 23:53:00
  • 114:

    まりさん?ありがとうございます?励みになるんで頑張ります?

    2005-08-10 01:59:00
  • 115:

    恭司君が私に先帰っててと言ったが言われなくても帰るに決まってる!
    女にもだが初めて恭司君にイライラして一人で帰った私は部屋で一人、苦しさと何も言えない歯痒さでたまらなく涙が出た。
    送って帰ってこなかったらどうしよう…ほんとに一人変な想像ばかりしていた。

    2005-08-10 02:00:00
  • 116:

    もちろん私は寝れるわけもなくただ起きていた。
    恭司君に電話さえ出来なかった。
    結局昼近い時間まで恭司君は帰らずいつの間にか私は眠りに落ちていた。
    夕方目が覚めると恭司が
    横で爆睡していた…テーブルの上には30万ぐらいの札束が無造作に置かれている…

    2005-08-10 02:03:00
  • 117:

    お金を見て彼女達の家回りをしてたんやろな…って
    納得しながらまた今夜も
    転々と飲み歩くんやろなと思いながら私はキャバクラに出勤した。恭司君はそのまま起こさずに…
    仕事が終わって家に帰ると一枚の手紙と花束が置いてあった。
    広告の裏にかかれた小学生のような汚い字で たった?行の手紙…

    2005-08-10 02:06:00
  • 118:

    琴美へ
    昨日はごめんなさい今日は誕生日やな これからもよろしく。

    恭司君がこんな事するなんて…誕生日まで覚えててくれたんや…
    嬉しかった…でも手紙じゃなく恭司君が家に居てて欲しかったが…
    数時間後に恭司君が帰ってきた!いつもよりか全然早い事にびっくりした。

    2005-08-10 02:08:00
  • 119:

    今からまた出かけるんかな一回帰ってきただけかな
    そう悪いほうにしか考えないようになっている…
    「花ありがとう…」
    「ああ…」
    「もう寝るわな…」
    「先寝てたら良かったのに…仕事遅かったん?」
    「いつもと同じぐらいやで2時過ぎかな…」

    2005-08-10 02:12:00
  • 120:

    「そっかぁ…あっ!これ」「????」
    恭司君にいきなり差し出されたものは数枚の一万円札だった…。

    2005-08-10 02:12:00
  • 121:

    「何このお金?」
    私はとっさに聞いた。
    「何が欲しいんとかわからんしこれで好きなん買い」私はびっくりした!
    女の子達から貰ったお金を私にくれようとした事に…これを受け取ってしまえばまるで私はヒモのヒモになってしまう…
    それにこんなプレゼントは要らない…
    何より私はお金目当てじゃないんだから…

    2005-08-10 02:15:00
  • 122:

    「要らんよそんなお金…」
    私がとっさにそういうと
    「ふーん…」
    と言って不思議そうにテーブルの上に投げるように置いた。

    2005-08-10 02:17:00
  • 123:

    この時の恭司君は
    お金をお金と思っていないどれだけお金が大切かなんてまるで解っていない…
    それもそのはず毎日が
    普通のサラリーマンぐらいの収入の給料日みたいなもんだったから…
    そんなお金を毎日手にする恭司君とそんな簡単にお金を渡せる女の子達には
    ついていけない…

    2005-08-10 02:18:00
  • 124:

    何かと家庭事情から金銭的に苦労してきた私だったから心から寂しくそして羨ましく最後には腹までたってくる…

    私は彼を変えるなんて言ったけど一体どうやって…
    なんの方法もない…
    かれこれ付き合いだして
    3ヶ月が経とうとしていた

    2005-08-10 02:20:00
  • 125:

    私が恭司君と出会うちょっと前にもそれ以前にも
    彼氏とゆう存在はいたが
    どの人も3ヶ月が限界だった。
    私とゆう人間がだいたい
    3ヶ月ぐらいで何故か冷めてしまうのだ。
    私が恭司君を変える事も諦めに入った事を考えた時にまた3ヶ月か…
    そう思いながら別れる決意をしようとした。

    2005-08-20 04:15:00
  • 126:

    そんな時だった。
    恭司君がいきなり
    「ずっと思っててんけどほんまに俺の事好き?」
    当たり前の事なのに疑うように聞いてこられた。
    「うん!私から告白してるのに当たり前やん!なんでそんなん聞くん?」
    「だってお前なんも言わへんし…」
    「??何を言うの??」

    2005-08-20 04:17:00
  • 127:

    「??何を言うの??」
    「普通やっぱ俺が他の女の子と遊んでたら嫌がるやろうしな…」
    「だってそれは最初にそうゆうの条件付きで付き合ってもらった側やん私は…」「そうゆうててもな普通は女ってそうゆう感情抑えられへんもんなんちゃん?」「抑える子やもん私は…」「じゃあほんまはどう思ってる?」
    「めっちゃ嫌!ほんまに嫌そろそろ限界って思ってるけどな!」

    2005-08-20 04:19:00
  • 128:

    今がチャンスやと思って
    ヤキモチとかそうゆう気持ちをぶつけてみた。
    「そうなんや…嫌か…」
    そう言って話しは終わり
    恭司君も何処へも行かずになぜかエッチをして二人は久しぶりに一緒の時間に
    揃って眠りに着いた。
    目が覚めると朝の11時だった…恭司君はもう居なかった。

    2005-08-20 04:21:00
  • 129:

    パチンコにでも行ったんやろな〜また真夜中まであわれへんねやろな…
    同棲とゆうより恋人とゆうよりセックスフレンドみたいな扱いやな…
    そう思っていると
    玄関のカギが開いた…
    「あれ?起きてたん?」
    笑顔で帰ってきた恭司君…

    2005-08-20 04:23:00
  • 130:

    「恭司君こそ何時に起きたん?」
    「ちょっと急用出来て昨日お前寝てから出て行ったからな〜」
    そうやったんや…またか…私は一人先に寝てたんや…恭司君と寝れたと一瞬でも喜んだ自分が惨めに感じた

    2005-08-20 04:25:00
  • 131:

    「これ…はい。」
    恭司君がキーケースを
    私に投げてきた。
    「ん?」
    そのキーケースには一本の部屋カギしかない。
    その一本は私の部屋の合い鍵だった…
    「どう…したん?」
    ほんとうに意味が解らなかった。
    少し照れながら恭司君が
    「女全員と別れて来た…」「えっ?どうゆう事?」

    2005-08-20 04:27:00
  • 132:

    「だから…お前昨日そうゆうの嫌ってゆうてたやろ?だから朝から女のとこ回ってカギも帰したし二度と合わんゆうてきた本命がやっと出来たからって…」
    私は嬉しくてたまらなかった…恭司君が私を選びきってくれたんやと。
    女の子達と別れる事
    それはとても簡単な事ではなかったようだ…

    2005-08-20 04:29:00
  • 133:

    何年間も女の子達からは
    お金を貰い利用するだけしてきた。何もかも買って貰い寝る部屋まで用意されている…
    そしてたまにデートに付き合ったりするだけの恭司君そんな裕福な生活をさせて来た彼女達にとっては
    何が不満なん?の一点張りさらに渡す金額を増やすとまでゆう…
    それでも私を選びきった彼は最後は彼女達の怨みや嫉みに変わり彼女達のヒステリックな罵声や泣きわめきながら叩かれ…

    2005-08-20 04:32:00
  • 134:

    「気済んだ?」
    の一言で立ち去っただけ。「最低男!殺したる!」
    そんな事を言われたようだ私は自分がその彼女達の
    メンバーでも同じだっただろう…

    2005-08-20 04:34:00
  • 135:

    彼の変化を私は嬉しくてたまらなかった。きっとヤキモチなど一切出さなかった事が彼の心を振り向かせたんだろう…そのあとは恭司君は恐怖で怯えていた。
    私に弱さを完全に見せる
    「俺いきなりさされたりしそうやわ…とうぶん外に出たくないわ…」
    と言う。それもそのはずで女のましてそうゆう女の怨みはストーカーにもなりそうやし本気で刺し殺しかねないもうかしたら私が怨まれて私が刺されるかも…
    なんて私までちょっとヒヤヒヤしていた。

    2005-08-20 04:37:00
  • 136:

    そんな心配も一週間もたてば二人ともすっかりなくなっていた。
    「俺そろそろ働くわ!何年ぶりやろ真面目な社会で働くの♪」
    そして私はさらに嬉しかった。やっと普通の…いやいや普通より全然イイ恋人になれるんや♪
    そう思って浮かれていた。

    2005-08-20 04:39:00
  • 137:

    ところがそんな簡単には
    終わるはずもなかった。
    恭司君はなかなか働こうとしない…
    形だけフロムAなどの求人雑誌はちりばめられていた面接用紙も記入はしてあるスーツで朝から出かける。恭司君が本当に面接に行ってるのかも解らない…
    私はいつの間にか疑う事しか考えなくなっていた…

    2005-08-20 04:41:00
  • 138:

    私の友達や周りはだんだん琴美は利用されている…
    そう言うようになった。
    私自身も利用されてるわって思うようになった。
    私は毎日仕事して毎日
    恭司君の御飯を用意して
    煙草など生活するうえでの必要な物は渡していた。

    2005-08-20 04:42:00
  • 139:

    もちろん家賃も光熱費も私だけが払っていた。そんな恭司君は一日中テレビゲームをしている。お金だけは渡さない…
    渡してしまえばほんとに終わりやと思っていた恭司君自身も金くれとは絶対に言わなかった。
    そんな日々を過ぎて半年…一年…ただ時間だけが過ぎて行く。

    2005-08-20 04:44:00
  • 140:

    その間に何度か私からも
    恭司君からも別れ話は出たりもしたが二人は離れる事が出来ない…
    もう働くから…
    もう仕事見つかるから…
    その言葉だけを信じた。
    そんな中、その頃私の1番仲良かった友達に

    2005-08-20 04:53:00
  • 141:

    「琴美…いい加減別れや…恭司君は最低なダメ男で、ただ琴美を利用してるねんで!一緒におって楽やからやで!

    2005-08-20 04:56:00
  • 142:

    別れたくながってる恭司君は琴美とおる為にいろんな女切ったから行く宛てがナイからやで…恭司君の事好きでも恭司君は琴美の事好きとかじゃないと思うねん!どんどんダメ男になってるやん!まだいろんな女に貢いで貰って自由に遊んでる恭司君の方がイキイキしてたよ!

    2005-08-20 04:58:00
  • 143:

    今の恭司君は琴美とゆう若い女の子に買われたカゴの中の鳥や!餌だけ与えてジーっとワンルームマンションにこもりっぱなしの…飼い主が仕事から帰って来て餌貰うのをずーっと待ってるようにしか見えへん…」

    2005-08-20 04:58:00
  • 144:

    そう言われた時私はなにも言いかえせなかった…
    心のどこかで私が1番思っていた事だったから…
    私は別れの決断をなかなか決めれなかった。正直…恭司君の次の居場所が見つかればいいのに…そう思っていた…今のままで追い出すのはとても可哀相だとゆう情にすぎなかった…

    2005-08-20 05:00:00
  • 145:

    美咲

    ご無沙汰ぁ☆まとめて読んだゎ!続き気になる…

    2005-08-21 04:07:00
  • 146:

    美咲さんありがと★★★
    頑張りますね!

    2005-08-22 02:21:00
  • 147:

    ある日 とても気分が悪くなった…もしかしてと思って病院へ行ったら妊娠していたのが解った…
    3ヶ月だった。
    すでに母性の芽生えからか今は絶対産めないと思った産んだところで幸せにしてやれる自身さえない…
    何よりお金がなかった…

    2005-08-22 02:24:00
  • 148:

    私は恭司君に言う前に
    1番仲良かった友達に言った。彼女に相談したところで反対されるのは目に見えていたが反対してくれる
    現実的な意見が聞きたかったのもあった。

    案の定彼女は反対しながら怒った。

    2005-08-22 02:29:00
  • 149:

    「ほらみてみ!いつかこんな日が来ると思ってたわ!迷う事さえその子供に悪いと思い!働いてもない男の子供なんか産んであんたが一生苦労するだけやで!!今から病院におろしに行くよ!ついてったるから!
    しかもイイ機会やんこれできっぱりあの男とは別れるんやで!」
    そう言われそれが正しいんかな…とも思ったし
    人事やと思っておろすってなんなん!!とも腹が立った。

    2005-08-22 02:44:00
  • 150:

    結局私はやっぱり恭司君に聞いてからにしようと思ってその場は帰る事にした。
    恭司君は相変わらず部屋でゲームをしている。
    「なぁ…妊娠してん…」
    さっそく直球で言った。

    2005-08-22 02:46:00
  • 151:

    「…そうなん…?」
    恭司君は驚きを隠すようにクールな言い方しかしなかった。
    「どうしよ…」
    「お前が決める事やん俺はお前が産みたいんやったらそれでいいと思うし産みたくないんやったら産まんかったらいいやん…」

    2005-08-22 02:48:00
  • 152:

    あまりの無責任の解答と
    冷たい言い方に私はもうダメやって自分の中で終わった。
    「解った…じゃあおろしに行くから…」
    「そう決めたんやったらいいんちゃう?」
    そう言われ私は泣きたい気持ちを押さえながら仕事に行った。

    2005-08-22 02:50:00
  • 153:

    仕事から帰ると恭司君の姿がなかった。
    久しぶりのスナックバーへ飲みに行ってるようだったお金はないからきっと恭司君の友達のおごりで行ったんだろう…

    次の朝私は一人で産婦人科に向かった。
    手術が終わり一人帰りのタクシーの中で泣いてしまった。

    2005-08-22 02:52:00
  • 154:

    この涙はもう全てを終わらせる為に流れた涙と悔しさといろんな感情の涙だった

    2005-08-22 02:54:00
  • 155:

    家に帰ったら恭司君は
    爆睡している。
    そんな寝顔を見て腹立たしさが隠しきれなかった。
    恭司君に別れを告げよう
    今度はほんとにさよならしよう…このさい私がこの家を出ようかとまで考えていた。

    2005-08-22 02:56:00
  • 156:

    莉沙

    めちゃぉもろぃぃ??頑張ってね??

    2005-08-22 02:58:00
  • 157:

    夕方近くになると恭司君が起きた。
    「どっか行ってたん?」
    「病院…」
    「ああ…そっか…」
    「………なぁもう別れよ」「なんで?おろしたから?お前の勝手でものゆうな!俺は産めとはゆうてないけどおろせともゆうてない!おろした事で別れるとかは俺は認めへんで!」

    2005-08-22 02:58:00
  • 158:

    (〃>νб)莉沙さん読んでくれてありがとうです♪

    2005-08-22 03:01:00
  • 159:

    「私だっておろしたくておろしたんじゃない!ほんまにいろいろ考えたんやで!でも恭司君は何も変わらんやん!恭司君仕事探してるゆうてるけどほんまは探してないんちゃうん?仕事なんかほんまにやる気あったらなんでもあるやん!こんな状態で産めると思う?」私は気が動転していたのか思っていた事をぶつけた。そのあとは信じられないぐらいの言い合いで
    ついに恭司君が暴力を振るった。

    2005-08-22 03:01:00
  • 160:

    莉沙

    頑張って完結してねぇ??

    2005-08-22 03:02:00
  • 161:

    恭司君の目は完全にすわっている…
    あまりの恐怖にただ泣きわめくしかなかった…
    殺される…そう思った。
    手加減さえないひたすら
    殴る蹴るだった…
    「お願いやからもうお前は死んでくれ俺の人生返せ…お前に会わなかったら良かった…お前が俺を変えるってゆうたんちゃうんか!!それでもう無理やから別れるってなんやねん!」
    そう言って包丁を向けられた。

    2005-08-22 03:05:00
  • 162:

    ごめんなさい…
    ごめんなさい…
    私が全部悪かったから…
    まだ恭司君の事好きやからもう別れるなんて言わん…だから許して…
    泣いて私が謝るしかなかった…
    その瞬間恭司君は我に返りいつもの大人しいそして
    クールだけど優しい感じに戻った。

    2005-08-22 03:07:00
  • 163:

    私はそのあとはずーっと
    恐怖心を覚えた…
    いつの間にか恭司君の方が私に依存している…
    恭司君は私と別れ話になるたびに今までキレていた。その簡単な理由は私と別れたくないから…
    ただそれだけだった。

    2005-08-22 03:10:00
  • 164:

    私を失う恐怖が恭司君の中にはある…
    ほんとはとても弱くて純粋な男だった。
    でも恭司君が私に植え付けたものは恐怖心から離れる事…別れる事が出来ない…そんな感情だった。
    その頃は決して好きとか
    愛してるなどの気持ちはなかった…

    2005-08-22 03:12:00
  • 165:

    そのまま付き合い続ける私に周りも呆れていた。
    ただまた同じ毎日の繰り返しの中で二人は共に過ごすが自由とゆうものが今まで以上になくなっていた。
    それは恭司君の束縛からだった…毎日私の行動を監視されている…そんな感じだった。友達とゆっくり遊ぶ事さえ出来なかった。

    2005-08-22 03:15:00
  • 166:

    同じ年頃の友達はみんな
    彼氏とデートしたり友達とワイワイ時間も気にせずに遊んでいるとゆうのに…
    私と恭司君にはそれがなかった…私だけが楽しむ事も出来なかった…せっかく誘ってくれる友達の誘いなど断り続けていつの間にか
    声をかけてくれる友達さえ失ってしまった…
    私はもう疲れきっていた…これが最後だと何度も言い聞かせて別れる決意を持っていたはずなのに別れられない…その別れられないとゆう感情はただ別れを切り出すのがもう怖いとゆうだけで好きだから別れられないのとは違った。
    そして私は最終手段に出た

    2005-08-22 03:17:00
  • 167:

    (・∀≦)жж☆★今夜は
    ここで〆閉めさせてもらいます(〃>νб)読んでくれてた人達ありがとうございました♪また書きますので時々のぞいて?±ι?♪♪

    2005-08-22 03:19:00
  • 168:

    名無しさん

    続き書いてくださぃ??

    2005-08-24 20:45:00
  • 169:

    みうちン?

    続きまってまふゥ-??

    2005-08-24 20:48:00
  • 170:

    ?ありがとうございます?少しですが更新しますね?

    2005-08-25 03:16:00
  • 171:

    ささいな事での言い合いや喧嘩がたえない中…
    私が言い過ぎるとまた殴られるかも…恭司君の顔色を伺いながらの喧嘩…

    そんな繰り返しの日常に
    どこにもストレスを発散できない私は、最初からこの恋愛に大反対して恭司とゆう男を嫌う友達にプライドを捨てて相談した。

    2005-08-25 03:17:00
  • 172:

    彼女は私に子供をおろせと言った友達だ…とても毒舌で自分の意見や考えが1番正しいと思っているタイプ…私はそんな彼女に恭司君と別れたいと言ったでも怖くて別れる事が出来ないと言った。彼女は私に言う
    「そんなんゆうてたら一生別れられへんねんで我慢しておることない…今日でも仕事終わったらもう帰らんでいいやん!私の家にしばらく住んどき!」

    2005-08-25 03:19:00
  • 173:

    そういわれ私は全く彼女のゆうとおりにする事にした恭司君に怪しまれないよういつもどうりに仕事に出掛けた。いよいよ仕事が終わり私はドキドキしながら彼女の家に行ったら私の母まで居る…彼女は私の母とも時々連絡を取り仲が良かったから…私自身は実家を出たのも早くて母に会うのさえ久しぶりだった…コーヒーを飲みながら今までのたまってた愚痴を私ははきだした…

    2005-08-25 03:22:00
  • 174:

    母は一部始終の話しを聞きただうなづくだけだった…なんとなく気まずい…彼女とは私が恭司君と付き合い出すまではほとんど毎日遊んでいた。
    どこに行くのも一緒で何をするにも一緒だった。
    彼女は私の決心に誰よりも喜んでいた。
    また遊べるな!男なんてくさる程おるって!とうぶん彼氏なんか作らんときっ!

    2005-08-25 03:23:00
  • 175:

    私が恭司君の愚痴をゆう分にはなんともなかったが
    彼女にあの男だけわ…と、恭司君を悪く言われるのは何か違っていた…
    彼女は明日にでもいきなり部屋を解約しろとゆう。
    解約してほとぼり冷めるまで一緒に暮らそうと…
    母は最終的にあんたの気持ち次第やからな…と言った

    2005-08-25 03:25:00
  • 176:

    私のキモチ…その時は怖いから別れたい…働かないから別れたい…そんなキモチなだけ…。
    そうこうしてる間私の携帯は恭司君の着信で埋まり…留守電もたまっていた…。最初はキレてるヤカラ留守電…だんだん弱まった声で「お願いやから連絡ちょうだい…帰ってきて…」
    恭司君の飲み仲間からも、連絡がかかり留守電も入っている…。

    2005-08-25 03:28:00
  • 177:

    「あの…琴美ちゃん恭司の友達やけど…恭司に連絡だけでもしてやって下さい」私の中で心が動くのを見透かすように友達には電源を切るように言われた。
    へんな情は切り捨てや……もう終わりなんやから……そんな事ばかり友達に言われ続け私は、こんなんじゃアカン…逃げたらアカン…やっぱり話しはしなアカンそう思って眠りについた。

    2005-08-25 03:31:00
  • 178:

    名無しさん

    更新頑張って?

    2005-08-25 03:31:00
  • 179:

    翌朝、私は恭司君がどうしてるのか気になって寝た気がしないぐらい早くに目覚めた…まだみんなが寝てる中でそっと電源を入れて見た…その瞬間恭司君から着信がなる…やっと繋がったと思っただろう…ずーっと電話をかけつづけてたに違いない…昼になり母と友達と家に帰る事になった。私が恭司君とちゃんと話しをすると言い、それならとついて来てくれる事になった。

    2005-08-25 03:33:00
  • 180:

    家に着くと慌てて恭司君が駆け寄る…
    でも私が一人じゃなかったのにびっくりしている。
    私の母は恭司君を見るなり部屋へ入った。続いて友達も…。
    そして話しはいきなり本題に入った…。

    2005-08-25 03:35:00
  • 181:

    「あんたが恭司君?」
    母が見下すように言う。
    「あんたってなんですか?いきなり…」
    恭司君もとっさに腹がたったようだ。
    「ごめんね…恭司君?琴美の母です…琴美と別れたってくれへん?」
    「……」

    2005-08-25 03:38:00
  • 182:

    「琴美は恭司君と別れたいねんて〜でも殴られるから怖くて言われへんってゆうてるからね…」
    「だからって子供の恋愛に親は関係ナイ思います…」「琴美は私の娘なんやで…その娘を妊娠させて殴って仕事もしてないような男と付き合うのも反対やから私が来たんよ!」
    恭司君は母を見る目さえも冷めていて母の方が逆上していた。

    2005-08-25 03:41:00
  • 183:

    友達も一緒になって言い、「とにかくここは恭司君の家ちゃうんやから出て行って貰うよ!実家にでも帰ったら?帰られへん理由があんのか知らんけど琴美も別れたいゆうてんねんから居座られたら迷惑やわ!仕事もするゆうてたらしいけどな一年立つんやで!こんなんやったら絶対仕事せえへんのも目に見えるわ!」
    母と友達が一方的に恭司君を攻める中…私はたまらず泣く事しか出来なかった…

    2005-08-25 03:43:00
  • 184:

    この涙は恭司君を可哀相に思った涙で、まだほんとは好きだと実感する涙でもあった…私が泣く姿を見た恭司君は冷静に母と友達に言う。
    「ちょっと…こいつと二人で話ししたいんですけど」その時また殴られるんちゃうかなってゆう心配があったが母や友人も近くにいるしと思って話しをする事にした。

    2005-08-25 03:46:00
  • 185:

    母と友達はとりあえず外へ出る事になって
    部屋には恭司君と私だけが残った…
    「お前のほんまの気持ちなんか?そんなに別れたかったんか?」
    寂しそうに聞いてくる…
    私はまた涙が出てきそうになりながらもウンと頷いた

    2005-08-25 03:48:00
  • 186:

    「俺は別れたくない!お前の友達もお前のオカンも、俺が絶対働かないってゆうたやろ?正直ムカついたでこの世に絶対なんて言葉はナイから…俺の人生を軽く絶対なんて言葉で決め付けんなって感じやったわ…
    でもな…俺から言える絶対は俺はお前を幸せにする…だからお前が別れたいゆうのは、しかたない事やけど最後にこんな俺にもチャンスをくれへんか?明日にでも本気で仕事見つけるし
    働き出した様子を見てまたやり直してくれへん…?」

    2005-08-25 03:57:00
  • 187:

    初めて見せた恭司君の涙…こんなにも悔しい想いをしたとゆう涙と情けない自分に対しての涙…そして何より私を失いたくないと泣いてくれた…
    私はその涙を堪えようと 必死な恭司君の想いに涙した。そのあとはカギを返して貰って別れた… 母と友達も安心して帰っていった

    2005-08-25 04:00:00
  • 188:

    一年ぶりの一人の家。
    恭司君の居なくなった部屋想い出だけが蘇る…
    恭司君は自分自身をそして自分の人生を初めて変える決意をして、何年ぶりかの実家に帰ったそして両親…兄弟…が驚く中…琴美(私)とゆう一人の女の話しをしたらしい…家庭でも無愛想な恭司君が初めて自ら今までの話しをしたらしい…一人になり何故か涙が止まらない私は恭司君の言ってくれた事を信じるしかなかった…

    2005-08-25 04:03:00
  • 189:

    それから翌日驚く程早くに結果が出た。
    ピンポーン♪となる玄関のドアを開けるとスーツ姿の恭司君が立っていた。
    「話しがあるねん…」
    「うん…入って…」
    「仕事見つかったで!それから…これ…今までゴメンな…ちゃんと実家で話しもしてきた!俺の想いを手紙に書いてきたから読んで」

    2005-08-25 04:08:00
  • 190:

    そう言って3枚の長い長い手紙を差し出された。
    その手紙には私への想いと私との未来を考えた想いのプロポーズのようなものでそして今からやり直して行きたいとゆう手紙だった。その手紙にはさすがに涙が堪えられず泣いてしまった私達は昨日別れたばかりが今日とゆう24時間後には
    寄りを戻し恭司君に再び合い鍵を渡した。

    2005-08-25 04:10:00
  • 191:

    それからは毎日慣れない
    恭司君の仕事が続いた。
    朝は4時起き帰りは早くて夜中の9時10時…
    遅刻しもってでも睡眠時間が少なすぎても頑張って働き出した。
    恭司君の周りは恭司君の変わりぶりに驚いていた…
    恭司君の周りには私とゆう女が凄い!と言われていた

    2005-08-25 04:12:00
  • 192:

    私の周りにも驚かれたが
    あの友達と母だけは違う…それが当たり前だと…
    あの時の絶対働かないと言われた台詞には今でも
    恭司君は勝ち誇った様子だ

    2005-08-25 04:13:00
  • 193:

    それからのちに私は二度目の妊娠をした…迷わず恭司君は「今度は産んでな…」と言って私も産む気満々であっという間に結婚とゆう現実に繋がった。
    恭司君は仕事もまだ初めて間もない頃で私も仕事を
    休みがちで二人には引っ越したりするまとまった貯金はなかった。
    恭司君が自分の親に借りるしかナイと言い…
    同時に私を紹介する事にもなった。

    2005-08-25 04:17:00
  • 194:

    読んでくれてる皆様???ありがとうございます?
    今日はこのへんにしますがまだまだ書くので長い目で宜しくお願いします?

    2005-08-25 04:19:00
  • 195:

    プー

    今までの分一気に読みましたッ?楽し???最後まで読むので頑張って下さい?

    2005-08-25 04:56:00
  • 196:

    ゆぅ?

    メチャ良い話ゃな?早く続き読みたい??

    2005-08-25 07:47:00
  • 197:

    名無しさん

    ???ゲッ????

    2005-08-25 11:19:00
  • 198:

    名無しさん

    2005-08-25 11:20:00
  • 199:

    恭司君の家族はあっさりと私を受け入れてくれて
    むしろ恭司を変えてくれてありがとうと言われた。
    それから私の母にも会う事になった…
    母はあの日以来だったのでその時は、かなり気まずかったらしいが…

    2005-08-26 00:28:00
  • 200:

    とりあえず入籍して安定期に入る頃には私は仕事を辞めて引っ越しの準備をしていた。
    恭司君はただひたすら仕事に没頭していた。
    引っ越しが無事に終わり
    子供の名前を考えたりして毎日が楽しかった…
    テレビにも出た事があるような地元では有名な産婦人科への通院する日々…

    2005-08-26 00:30:00
  • 201:

    何故かおかしかった…
    やけにお腹が痛む事が多かった…その産婦人科の帰りについにたまらなく激痛が走った…なんとなくその産婦人科へは引き返さずに、私はタクシーで別の病院へ行こうと思い私は市民病院の普通の産婦人科へ行った…

    2005-08-26 00:33:00
  • 202:

    すると…
    「ちょっと〜なんでこんなになるまでほったらかしにしてたのっ!!」
    驚きながら女医に怒られた当時私はまだ七ヶ月にもなっていない状態だったのに子宮が開いてきており赤ちゃんの頭がもうすぐで触れるところにあると言う…
    そしてこのお腹の痛みは
    微弱陣痛といって出産に近づいている軽めの陣痛だったそうだ…

    2005-08-26 01:51:00
  • 203:

    もう少しで手遅れになるとこだったと怒られた…
    それから私は急遽入院する事になり一切動いては行けないと車椅子に乗せられ
    トイレにも行っては行けないと、尿どうにクダまで通され個室のベットに寝たきりにされた。
    ほんとに毎日泣くほど辛い入院生活になった…19才の頃の私だった…

    2005-08-26 01:52:00
  • 204:

    恭司君は私の居ない引越したばかりの家でどう過ごしてるんだろう…
    そんな事ばかり考えていたもちろん見舞いには来てくれたけど仕事の終わる時間も遅い為、わずかな時間でしか会えなかった…
    恭司君がお前を見るのが
    辛いと言った日があったから、もう来ないでイイと
    言ったりもした。
    私の面会に来る人みんな
    私を可哀相だとゆう目をするのが解る…

    2005-08-26 01:54:00
  • 205:

    周りの入院患者には
    「なんで産婦人科病棟に、拒食症の子が入院してるんやろ…」
    とまで噂されていた。
    四六時中点滴ずくめの私はご飯もまともに食べれず
    ただ赤ちゃんを守る為だけの陣痛を止める薬と栄養剤を腕にうつ…点滴のあとが何箇所もつくぐらいずっと…それでも私のお腹は張ってくるのでこれでもかとゆうぐらいまた別の薬を混ぜられたりもしていた…

    2005-08-26 02:01:00
  • 206:

    手足もしびれ、息苦しい、そんな副作用がある中で
    私はこのまま死んでしまうんじゃないかと不安だったまだ見ぬ我が子より自分の命が惜しかった…
    毎夜毎夜ベットで声を殺すように泣き続けた…
    隣の病室のおばあちゃんがそっとドアを開けてきて
    私にゆう…

    2005-08-26 02:03:00
  • 207:

    「若いのに…お嬢ちゃん…可哀相にね…でもお母さんが泣いてたら赤ちゃんはねもっと悲しむよ…赤ちゃんお母さん守ってねぇ…」
    そういってりんごをベットに置かれた。
    私はますます涙がとまらなかったけどその時初めて、本当の母性を感じた…。

    2005-08-26 02:05:00
  • 208:

    泣いてばっかりやったらアカンな…赤ちゃんゴメン…ママ強くなるから…お願い赤ちゃんだけでも無事に産まれてきて…
    そして検診の日…女の子だとゆう事が解った。
    八ヶ月目の途中に入った頃話しがあると恭司君は
    女医に呼ばれた。
    仕事を切り上げて女医の話しを聞いた。私はその前の日に話しをされていた。

    2005-08-26 02:08:00
  • 209:

    赤ちゃんにこれ以上の栄養が行き届かない…
    心拍も弱くなっている…
    このままでは母体さえ持つかも解らない…母体が出産できる体じゃなくなってきている…しばらく様子見て見ますがこのまま赤ちゃんの体重変化が見られない場合はすぐに分娩に移ります分娩中に母体の心拍も弱くなるようだったら帝王切開の手術に急遽移る可能性もあるので承諾書を書いて下さいとの事だった。

    2005-08-26 02:22:00
  • 210:

    その頃…赤ちゃんは体重が800?程度だった。
    そして私は毎日神様に祈るしかナイ日々を過ごしていた。とにかく吐いてでももいっぱい食べないとと思いながら食べては吐きの繰り返しの中…9ヶ月になったある夜に恭司君が面会時間ぎりぎりに病室にやってきた…
    「手貸してみ…」

    2005-08-26 02:35:00
  • 211:

    私は不思議に思いながらそっと手を出した。
    その上に置かれた物は
    ゴーストの映画に使われていたような小さなコインだ二人はこの映画が大好きで何回も何回も見ていた。

    2005-08-26 02:38:00
  • 212:

    「ゴースト見たいやろ??会社の自動販売機から出てきてん!」
    笑いながら言う恭司君につられて笑った。
    「これ持ってたら大丈夫やなくすなよ!」
    そう言って帰った。
    口数の少ない不器用な恭司君なりの優しさだった…
    私は母に貰っていた安産のお守りの袋にコインをなおした。

    2005-08-26 02:40:00
  • 213:

    9ヶ月に入ってからの翌朝一番に検診したところなんと赤ちゃんは2000?があるかないかの体重だった
    「よく頑張ったね〜頑張って大きくなったね〜」
    そう言って女医さんも助産婦さんも…看護婦さんも…皆喜んでくれて普通の妊婦さんより小さめのポコリと出てる私のお腹をさすってくれた…

    2005-08-26 02:43:00
  • 214:

    「9ヶ月に入ったから赤ちゃんの人間として必要な体の機能が全て揃ったからね体重は小さいけど体はしっかりしてる時期だから今から点滴外そうね…点滴外した瞬間に大きな陣痛がくると思うけど赤ちゃんが元気に産まれたいってゆう事だから大丈夫だからね…」
    そう言われて私は今まで
    間違えた覚えかたをしてた事が解った…

    2005-08-26 02:44:00
  • 215:

    未熟児とゆう呼び名は体重が小さく産まれた事じゃなくて9ヶ月までに産まれてしまった赤ちゃんの事…
    9ヶ月から産んでも体重が小さい赤ちゃんは低体重児と呼ばれる事…
    この微妙な違いを知ってる人は少ないだろな…と思っているうちにあっという間に点滴は外された…

    2005-08-26 02:45:00
  • 216:

    助産婦さんが嬉しそうに、「さぁ旦那さんと身内の人達に連絡入れてくるから」と去っていった。私は看護婦さんに陣痛室へと連れて行かれた…
    「昼ぐらいには産まれたらいいね…」
    看護婦さん達に声をかけられていたが私は徐々にお腹の痛みを感じていた…
    お腹よりも腰が物凄く痛いとにかく重い感じで下半身がはずれてしまうんじゃないかと思う程の痛みだった

    2005-08-26 02:47:00
  • 217:

    同時に隣のベットに陣痛中の妊婦さんが居る…かなりのわめき声と悲鳴のような泣き声…その横には旦那さんだろうと思われる男性が頑張れ…と言ってお腹や背中をさすっている様子だ…私は一人ぼっちだった…
    誰かが側に居たらあんなふうに声を張り上げてるんだろうな…そう思いながらも一人で痛みに堪えていた…

    2005-08-26 02:49:00
  • 218:

    そんな時私はふいにトイレに行きたいと思った…この痛みはトイレに行きたい痛みも混じってるのかも知れない…そう思ってトイレへ行ったトイレに入っても出ないので戻ろうと思ったその瞬間一人じゃ立てない程の痛みが出た。やっとの思いでトイレにある緊急事態用の非常ボタンを押した…駆け付けてきた看護婦さんにかかえられて陣痛室へと連れて行かれ女医に検診をされた。

    2005-08-26 02:51:00
  • 219:

    「もう頭出てきてるわ〜!琴美ちゃんがさっきトイレ行ったから一気にいきんだのと一緒やねんよ〜赤ちゃんが降りて来てる時はどうしてもトイレに行きたいって気分になるけど安心してそれは赤ちゃんやからね…トイレするみたいに合図したら一気にいきむんよ!」そう言われて分娩室に
    入った。私より先に居た、陣痛中の妊婦さんはどうやらなかなか子宮が開かないらしい…

    2005-08-26 02:53:00
  • 220:

    分娩室…産む為に初めて入った部屋…体中に色んな機具を付けられ赤ちゃんと私の心拍を見ながらの出産…助産婦の合図と共にいきみ看護婦さんには手を握られ頑張れ頑張れと怒鳴られる途中眠たくなって一瞬力が尽きてしまった…
    赤ちゃんの心拍も同時に弱まり女医に重いっきり平手ビンタをされたのを今でもはっきり覚えている!

    2005-08-26 02:55:00
  • 221:

    「琴美ちゃん!寝たらアカンよ!あと少しやから!!頑張り!このまま普通分娩でいくよ!はい今っいきんで!もっと!まだまだ!」ほとんど怒鳴り声のような物だった…私は精一杯の力を振り絞り赤ちゃんの泣き声が聞こえた…それはほんとに小さくて恭司君にそっくりな元気な女の子だった…私は嬉しくて涙がとまらなかった…あの時眠ってしまってたら完全に私も赤ちゃんも死んでしまってたんだろう…

    2005-08-26 02:58:00
  • 222:

    赤ちゃんは1900?だった為最初だけ保育機に入れられる事になった…
    出産が無事に終わり1番に来てくれたのは母だった…よく頑張ったね…そう言って母も涙を浮かべていた…私がこんなに早く出産が始まるとは誰もが思っていなかった為…
    恭司君も間に合わなかった

    2005-08-26 03:00:00
  • 223:

    ようやく恭司君が来てくれて産まれたと聞かされ
    唖然としていた。出産後なかなか力が出ない私は車椅子に乗って恭司君と二人で看護婦さんに案内されながら保育機の赤ちゃんの元へ行った…赤ちゃんの体にはいろいろな機具が付けられほんとに小さすぎる手首には点滴の針がさされてとても痛々しいもので見るに見れなかった…ひたすら涙が止まらないままだった…

    2005-08-26 03:02:00
  • 224:

    恭司君は何も喋らなかったけどきっとなんでもっと早く仕事休んででも来たらんかったんやろ…って思ってそうだった。
    恭司君と二人で決めた赤ちゃんの名前は優輝にした…優しい輝きとかいてユキ…ユキの為に頑張って行こう二人のキモチは誓い以上に強く本物恭司君の滅多に使わない絶対とゆう想いだ。

    2005-08-26 03:04:00
  • 225:

    翌日女医さんからの話しでまずおめでとうと言われ
    検索の結果ユキにも異常がナイと言われ私も退院が決まった。3ヶ月ぶりに外に出れる事家に帰れる事…そして何よりユキが加わった家族で過ごせる事が嬉しかった…それから一週間後待ちに待った退院…でもユキと一緒に帰る事は出来なかった。

    2005-08-26 03:07:00
  • 226:

    ユキは体重がまだ2500?になっていない…
    赤ちゃんが退院できるのは2500?ある子だけだと言われた。とても寂しくて悲しい想い…ユキごめん…そんな想いで私一人が退院したそれからは毎日病院へ朝昼とオチチを上げに通った。日に日にユキの体重は増えて二週間たった頃…ようやくユキを連れて帰る事が出来た。

    2005-08-26 03:09:00
  • 227:

    それからは毎日が育児に忙しくて…でも毎日が楽しくて…人生ががらりと変わった。
    でも恭司君はすぐには父親の実感が持てなかったようだ…
    私の方が性格までがらりと変わっていた…
    女から母親になっていた。

    2005-08-26 03:13:00
  • 228:

    ?このへんでストップ?
    します?また書くので今夜はおやすみなさいです?

    2005-08-26 03:14:00
  • 229:

    二人は常に一緒に寝ていたがユキが産まれた事により別々で寝る事になった…
    恭司君の部屋…私とユキの部屋…同じ家に住んで居ても二人が居る部屋は別々になった3時間おきのミルクそして突然の夜泣き…そんな中、恭司君は朝4時からの仕事…少しでも恭司君の仕事の妨げにならないように恭司君だけでもゆっくり寝れるようにとゆう考えから二人の生活はバラバラになった…

    2005-08-27 04:14:00
  • 230:

    恭司君は仕事の日々で毎日疲れきっていたのか
    ユキを抱っこすらしようとしない…
    私にはユキに感心が全くないようにしか思えなかった私はユキにぞっこんでユキばっかりを見ていた…ユキの事しか考えていなかった

    2005-08-27 04:16:00
  • 231:

    恭司君は給料が入れば
    こずかいでギャンブルをしに行く…お金が無くなったら家庭のお金で飲みに行ったりと…金銭的に激しく荒れていたもちろん喧嘩になるが私自身ユキの手前押さえるしかなくそんなユキの手前とか全く考えない恭司君のゆうとおりにするしかなかった…

    2005-08-27 04:17:00
  • 232:

    このままでは生活が出来ない…私はお金お金お金…と焦りが出ていてユキがまだ産まれて半年しかたってないとゆうのにキャバクラへ戻る事にした。
    私が夜働くのに対して
    恭司君は反対すらしない…むしろ喜んでいるようだった…抱っこさえしたことのナイ恭司君はユキを見る事が出来るわけもなく仕方なく託児所へ預ける事になった。

    2005-08-27 04:19:00
  • 233:

    キャバクラで働く中…
    子持ちとゆう事で店の女の子には凄いと言われていたその凄いとゆう言葉の意味はいろんな意味があったと思う…。
    若いのに子供おるんや…
    バツイチで夜働くのは解るけど旦那がおるのに働いてるんや…

    2005-08-27 04:21:00
  • 234:

    私が1番言われて辛かった言葉は…
    「なんで託児所に子供預けてるの?旦那さんは見てくれへんの?」
    これを言われる時はほんとに自分が嫌になった…。 私…何してるんやろ…
    こんなんバツイチと一緒やん…恭司君って…旦那って何…?なんの為の……。

    2005-08-27 04:22:00
  • 235:

    店が終わって深夜にユキを迎えに行くのが愛しくてたまらない…託児所でどんな様子だったかと先生と毎日話しをした仕事をしてると今まで以上にユキの大切さや愛しい気持ちが増してくる…。そしてユキが居るから頑張れる…そう思って春夏秋冬…ずっとずっと頑張った。

    2005-08-27 04:24:00
  • 236:

    こんな生活の中恭司君は、毎週金曜日とか仕事の休み前になると飲みに行ってたりしていた。
    私が仕事に行ってるすきにお金を持って行き私が仕事から帰っても朝まで帰って来なかったり…
    帰ってくるなりお酒臭くてなんの会話をする事もなく五秒ぐらいで爆睡していた

    2005-08-27 04:26:00
  • 237:

    私はさすがに離婚届けを置いて出て行こうと思った…ユキの寝顔を見ながら
    パパおらんでもいいやんなごめんなユキ…ママはもう家庭に疲れたよ…なんで幸せになるはずが…………。そう呟いて寝てるユキの隣で泣いていた…
    ユキが歩いたり話したりを少しづつするようになった時には借金まで出来ていた

    2005-08-27 04:28:00
  • 238:

    私はなんの為に夜働いてるんやろ…私が働けば働く程お金は無くなって行く気がした…。恭司君は結局ギャンブルも飲みに行くのも辞めない…ほんとに家庭に向いてない男だった…ユキが成長するに連れて無邪気なユキがパパ…パパと言って恭司君にべったりくっつくようになった…。

    2005-08-27 04:30:00
  • 239:

    その瞬間の恭司君は物凄く嬉しそうだったのと小さなユキにどう接したらよいのか解らないもどかしさが
    あったに違いない…
    恭司君の中でユキを可愛く思ったのか徐々にユキへの興味が出た…やっと父親としての自覚が出たのだ…。その時に私はユキの検診に行った時にお世話になった助産婦さんに言われた言葉を思いだした……。

    2005-08-27 04:32:00
  • 240:

    「どんな男の人でもね子供に妻をとられたような感覚は絶対にあるからね子供と同じくらいに旦那さんを愛してあげたら旦那さんは、その子供も家庭を愛するようになるんよ…男の人は…産んだ女とは違って怖がりだから、母親から父親に赤ちゃんの抱っこもミルクもオムツ替えもさせてあげるように持って行くことが、幸せな家庭に繋がるから」と…。その時は聞き流す程度にしか聞いていなかった台詞だったけど恭司君が久しぶりに見せた笑顔に、その言葉が繋がった…。

    2005-08-27 04:35:00
  • 241:

    そうか…私はやっと解った本当の恭司君の想い…
    最初から恭司君はユキに
    触れたかったんだろう…。ただでさえ不器用な恭司君だからこそユキに接しなかったわけじゃない…接し片が解らなかったんだと…。そして対して構いもしてなかったまだ小さな娘ユキのほうからパパ…と天使のような笑顔で近付かれほんとは嬉しくてたまらないのにその嬉しささえ隠そうとしている事…。

    2005-08-27 04:37:00
  • 242:

    私はその日から恭司君に
    遠慮せず頼むとゆう事をしようと思った。ミルクも飲まさせるように抱っこもさせるように。お風呂もオムツも…。あらゆる育児を全て私だけがしてきた事……恭司君からすれば私だけにユキを独占されてると思ってたんだろう…。
    初めて恭司君がユキを抱っこする時に恭司君が言った台詞を今でも覚えている…

    2005-08-27 04:40:00
  • 243:

    「俺みたいな汚い手で触ってもいいんか…?」
    ほんとに心は純粋でユキを心から愛しいと思っていた恭司君…どうしようもない自分の性格にギャンブルとお酒で気を紛らわせるしかなかった…この形だけの家庭にほんとは自分の居場所なんかナイんじゃないかって…でも今全てを捨てる勇気もナイ…そんな恭司君の中だけの勝手な思いからの逃げ場所が昔と何も変わらないギャンブルとお酒だった…

    2005-08-27 04:43:00
  • 244:

    みるみるうちに普通の仲良しの家庭になった…。ユキはたくましく元気で、とても明るい女の子に成長して、なんとか借金も返済が終わり、私もキャバクラを辞める事になった。ユキも早い事によく喋り、来年からは幼稚園だとゆう頃になった。そんな中で恭司君も完全にユキの父親の姿で私の旦那であり、一家のパパとなり将来まで考えるようになって、マイホーム計画を建て出した。

    2005-08-27 04:46:00
  • 245:

    ?しおりにしときます??おやすみなさい?

    2005-08-27 04:46:00
  • 246:

    名無しさん

    いつも読んでます?

    2005-08-27 05:31:00
  • 247:

    ??

    頑張ってくださぃ??  俺も早く結婚したぃし??

    2005-08-27 08:12:00
  • 248:

    その計画はたんたんと進み恭司27才 マイホーム購入琴美23才専業主婦持続中…ユキ4才…幼稚園児………幸せな夢に描いたような
    家庭になった…。
    そんなある日マイホームを購入して一年が立とうとしている中で恭司君に異変が起きた……。

    2005-08-28 04:43:00
  • 249:

    恭司君は仕事から帰ってくるたびに頭が痛いとゆう…そしてそれはただの疲れだと私も恭司君自身も思っていた…。私は時々肩揉みや腰や頭をマッサージしてあげていてマッサージが終わると「あー楽になった…」と嬉しそうに言う。四歳のユキも私の真似をして
    「パパの背中に乗る〜」
    といって遊び半分で背中で足踏みをしていた…。

    2005-08-28 04:45:00
  • 250:

    そんなごく普通で平凡だった私達…
    ある深夜に恭司君が目を覚ましてトイレに行った時だ私はなんとなくその夜は眠れず、こうして夜遊びを見たりしていた。
    次の朝恭司君はすでに仕事に出かけていて、私が起きたのは昼に近かった…。

    2005-08-28 04:47:00
  • 251:

    寝起きにさっそくトイレに行くとあきらかに恭司君の髪の毛が散らばっていた…(何これ…)
    それは一本や二本…そんな本数ではなかった…
    恭司君の布団や枕にも髪の毛が抜けおちていた…

    2005-08-28 04:48:00
  • 252:

    その日はあまり不思議に思わず過ごしていたがそんな日は続いたのだった「最近ずっと思っててんけどさ…髪の毛めッちゃ抜けてない?」私が聞くと
    「そうやろ!気付いてた?俺まだ20代やのにはげるんやわぁ〜(笑)」
    と冗談まじりに笑っていた

    2005-08-28 04:51:00
  • 253:

    そしてある休日に家族で
    遊びに行こうと約束をしていたので私はユキと早起きをして恭司君が起きるのを待った…昼になるころに、やっと恭司君が目を覚ましてリビングにやってきた…「どっか行くん?化粧してお洒落して…」
    はぁああ?!約束忘れてるんや!?と思って腹が立ったので遊びに行く約束してた事をゆって怒った。

    2005-08-28 04:53:00
  • 254:

    恭司君はとぼけてもなく、忘れてたわけでもなくて、そんな約束はしていないと言い切って恭司君の方が
    キレていた…
    「お前誰と間違ってんねん頭おかしいんちゃん?!」とまで言われた…。こうゆう事が頻繁に起こるようになり、私はたんにボケ過ぎやわ…程度にしか恭司君の事を思っていなかった…そして恭司君をあきらかにおかしいと思った決定的な事があった。

    2005-08-28 04:55:00
  • 255:

    ある日仕事から帰ってきた恭司君は何も喋らなかった…。ユキがいつものようにパパおかえりー♪といってはしゃいでいるとゆうのにユキを見ようともしない…私はなんとなく恭司君に話しかけれなかった…
    もちろん小さなユキも普段のパパとの違いに気がついてたのだろう…パパのところへ寄り付こうとせずに、ママママ…と私にべったりだった。

    2005-08-28 04:57:00
  • 256:

    沈黙の中
    「飯…」とだけ一言、私に要求した。私とユキは食事を済ませており恭司君の分を温めて用意をした。

    2005-08-28 04:57:00
  • 257:

    ご飯を食べて食べ終わってそれでも無言でぼーっと…ただぼーっとテレビを見てる恭司君に「風呂は?」とだけ聞いてみた。「うん」と返事をした恭司君にだんだん私はイライラしてきて「風呂は?って聞いてんのに!うん。じゃわからん」と怒って言った。

    2005-08-28 04:59:00
  • 258:

    すると恭司君は
    「いいよ俺の事は…俺なんかの為になんにもせんでいいから…俺はもう死ぬから俺はなんでここにおるんや俺が死んだらお前ら喜ぶんやろ…保険金か?!その為にお前らは俺を騙しておるんやな…俺がおらんほうが幸せなんやろ…俺はユキのパパなんかじゃない…」
    ただひたすら被害妄想のように呟いていた…。

    2005-08-28 05:01:00
  • 259:

    「はぁあ??!何ゆうてんの誰もそんなんゆうてないやん!(笑)」
    突然の事だったので笑いながら否定しつつなんか絶対おかしいとも確信した。
    それから三人はいつものように一緒に風呂に入った。いつの間にか恭司君は普通に戻っていた。
    まるで夢から覚めたようにユキを抱っこしたり私にも普通に喋ったり…

    2005-08-28 05:03:00
  • 260:

    次の朝、また恭司君の髪の毛が抜けて落ちている…
    洗面所のところにいっぱいだった…。そして私は恭司君は何かの病気かもしれない…そう思った。夕方いつもより早い恭司君の帰宅…「助けて…今日一日中頭が痛いねん!俺は生きてたらアカン人間やねん…なんでお前はここにおるん?ユキは誰の子なん?正直に教えてくれや…」また意味の解らない事を言い出した。

    2005-08-28 05:08:00
  • 261:

    仕事の制服の上着にも髪の毛が散らばり落ちていた…「恭司君…頭痛いんやろ?病院行ってみたら?」
    それとなく言ってみたら
    恭司君がキレまくった…。「うるさい!俺にそんなに死んで欲しいんか?もうほっといてくれ…俺がそんなに嫌ならお前が出て行ったらいいやん!ユキも連れて行ったらいいやん!それがお前らの望みやろっ!!」そして部屋に閉じこもりカギまでかけられた…

    2005-08-28 05:10:00
  • 262:

    その日はトイレにしか出てこなかった…。
    ユキも不思議そうにゆう…「ママ〜パパ怒ってるん?ユキがうるさいから?」
    「違うよユキ…パパちょっとお仕事で疲れてるねん」そう言ってユキに言い聞かせながら私自身にも言い聞かせた。

    2005-08-28 05:12:00
  • 263:

    それからはしばらくまた、普通の恭司君に戻っていたが、やっぱり時々変な事を言っていた。
    私は携帯のサイトや本を見て恭司君の症状を調べたりコソコソしていた。
    病気は病気でも精神病に違いない…直感で思っていたほとんど症状があてはまっている…

    2005-08-28 05:14:00
  • 264:

    自律神経失調症…髪の毛が異様に抜け始めたり何もかもがしんどく感じる…異様な多汗…割れるような頭痛などなど…パニック障害…いきなりパニック状態に陥る…自分が何をしてるのかわからない…自分がどうすればいいのか解らない…。焦りからくる異様な恐怖感などなど… そうゆう症状全てが加わり出て来た病名それはウツ病だった…。

    2005-08-28 05:17:00
  • 265:

    これしかない…恭司君は…そう思ったが本人が病院に行きたくないとゆう…。
    病院とゆう言葉だけで恐怖からか異様に怒りだす…。私はウツ病の対処方法を
    なるべく実行した…話しを聞いてあげる事…。常日頃から安心感を与えてあげる事……悪いような意見を全て間に受けずに優しく否定してあげる事…そんな毎日の中…一年の月日が流れた

    2005-08-28 05:20:00
  • 266:

    恭司28才琴美24才ユキ5才 それは突然の出来事だった真夜中にシャワーの音が聞こえて風呂場をのぞいた…「何してんのっ!?」
    私はびっくりしたし恭司君が恐かった。
    身体中真っ赤とゆうより紫っぽい色になるほどフライパンなどをこする銀のスチールタワシで全身洗っていた…ところどころ皮膚が擦りむけて血が流れている…

    2005-08-28 05:23:00
  • 267:

    「恭司君もう止めてや!」私の声すら聞こえないぐらい必死に体をこすっている「やめてって!」
    そう怒鳴ってタワシを取り上げてシャワーを止めた。「俺もう綺麗になったか?これで許してくれる?俺の子供産んでくれるやろ?」私はその場で泣きくずれるしかなかった…

    2005-08-28 05:24:00
  • 268:

    翌朝恭司君が冷静に話しをしてきた…。

    「俺病院行くわ…仕事休む事なるけどゴメンな…。
    俺おかしいやろ?正直にゆうて…最近夢見るねん毎日同じ夢で俺はお前に殺されるねん…だから俺が生きてるうちにお前らを殺してしまいそうになる瞬間があるねん…現実にならんように病院行くわ…」
    「うん…じゃあ着いて行くわな…」

    2005-08-28 05:26:00
  • 269:

    そしてユキを母に預けて
    病院へ行った…

    「恭司君…そこじゃない」
    恭司君は内科の受け付けに行こうとした…
    「なんで?俺内科やで」
    「違うよ…こっちやで…」私は精神科へと恭司君を
    連れて行った。
    精神科とゆう札を見た瞬間恭司君は怒りだす。

    2005-08-28 05:27:00
  • 270:

    「お前俺をなめてんのか?ほんまに殺されたい?こんなとこ俺には必要ない!!お前が見て貰えや!俺は絶対内科か脳外科や!」
    と怒鳴った。その様子で精神科の医者が出てきた…
    「何もないなら診察受けて見ても問題ないんじゃないですか?どうぞはっきりさせる為にも入って下さい」そう言われ恭司君は
    「なんもなかった時お前覚えとけよ…。」そういって冷たい目で睨むように診察室へ入って行った。

    2005-08-28 05:29:00
  • 271:

    診察中の恭司君の様子をビデオで私は見せられて医者からの話しも聞かされた。恭司君は完全なウツ病で
    それもはっきりとした原因は不明だった。
    いつ自殺を測るかも解らない極度の状態まできていた医者に見せて貰ったビデオには私に言ってた事をボソボソと呟くように言っていた。

    2005-08-28 05:31:00
  • 272:

    医者の話しによると恭司君の幸せな生活が過去の経験と入り交じり幸せな生活に対しての罪悪感みたいな物があると言われた。
    その幸せをいつ失うかとゆうのと失ってしまったら、自分はどうなるのかとゆう想像から不安になりそればかりを考える…。そして、その幸せさえも何故自分が手にしてるのか、幸せな生活全てが嘘だと信じられず身近な人間から疑いだす…そんなささいな純粋な考えなくていいような悩みからが原因っぽいと言われた…

    2005-08-28 05:33:00
  • 273:

    恭司君は確かに過去…いろんな人達を傷つけて好き放題してきた…そんな恭司君でも変わる事が出来てただ幸せになればいいものの…なんで今さら過去の罪悪感や自分の人生を悔やむんだろう…その頃に悔やめばいい物をやっとの幸せを手にして今になってそんな過去に幸せを奪える権利はナイのに…私は恭司君の顔を見ると泣きそうになったが私が強くいなくてはダメだと思った強い意志で家庭を幸せを信じないと…。

    2005-08-28 05:35:00
  • 274:

    ユキはそのまま母の家に泊まらせる事にして五年ぶりの二人…独身時代に戻ったようだった…。
    ユキおらんから寂しいな…なんか物足りひんわ…
    そういいながら恭司君は、まぁたまにはこんな日もいいなぁと…ちょっと笑顔だった…その夜は懐かしい話しをたくさんした。
    出会った頃の話しや恭司君の過去の恋愛…そして今後の未来の家庭…ユキの将来…二人の老後…

    2005-08-28 05:43:00
  • 275:

    心の底から楽しそうな恭司君だった…そして同時に不安もなくなったのかあれから一度もウツ症状にはなってない…。
    むしろ今まで以上に明るさのある幸せな家庭になり、ユキも相変わらずパパパパと甘えている…。

    2005-08-28 05:46:00
  • 276:

    そして最近…恭司君に
    俺を変えてくれてありがとう…お前に出会ってなかったら俺は想像しただけで怖い…お前と俺は絶対運命やったんやで…なんて三度目の絶対と言う言葉を言われた。彼と出会って8年間…ユキと出会って5年間…今思えばあっという間に時は流れたけどまだまだ先は長いと信じたい…。そして私は…まだまだ彼を変えて行きたい…。そしてこの小説をもっと先の未来に三人で笑いながら読んでみたい…

    2005-08-28 05:48:00
  • 277:

    完結です?読者の皆様長々とありがとうございました八年間をまとめて簡単に
    小説にして表しただけなのですが…実際はほんとに、いろいろあり全てを乗り越えて行きました?これから結婚する人達…結婚を考えてる方々…そして現在結婚してる人…みんなが幸せな家庭を持ってくれる事を、心から祈ります。では最後になります私の自己満足の小説だったかもしれませんが本当にありがとうございました(・∀≦)жж☆★

    2005-08-28 05:54:00
  • 278:

    あや?

    お疲れちんッ??
    リアルタイムで完結見れると思ってなかったからラッキー??
    これ実話やったんや?
    スゴイなぁ??
    これからもいろ?乗り越えていってもっと?幸せな家庭築いてってなぁ???
    ほんまにお疲れちんッ??

    2005-08-28 05:58:00
  • 279:

    ちな

    ぉつかれ様ですっ?ずっと読んでました。途中からこんな風な結末になるとは思ってなくて、琴サンすごいって思いました。私は、すごく恥ずかしぃ事ゃけど、そこまで男の人を愛する自信がなくて。。。色々、考えさせられました。ぁりがとぉ??

    2005-08-28 12:11:00
  • 280:

    あや?さんちなさん?最後まで読んで頂きありがとうございます?私も初めて長く続いた恋愛からの結婚なんで自分でもびっくりですよ?まだまだ何があるか解らないけど頑張って行こうと思います?あやさんも?ちなさん?も頑張って下さいね?

    2005-08-28 15:27:00
  • 281:

    名無しさん

    最後ちょっとよく分からないんですけど、何で急に欝になって急に治ったんですか?

    2005-08-29 03:11:00
  • 282:

    完全には治ってないですよただ今は安定してる期間が持続してるだけで♪
    急にウツになったのは私にもあまり解りませんがただ自分の生きて来た過去から家庭を持って何年も働いてる自分に一気にプレッシャーみたいなものを感じてたんだと思います…この今の家庭が万が一壊れたらって考えたらとまらなくなってウツへと発展したものだと思うんですよ。

    2005-08-29 23:23:00
  • 283:
    2005-11-10 17:57:00
  • 284:

    名無しさん

    よんでよかった。琴さんほんまにありがとうございました!ことばではいえないぐらい感謝です。この小説、私が今までよんだ中で一番心に響きました。涙とまらなかったです。ほんとによかったです。

    2005-12-11 06:56:00
  • 285:

    名無しさん

    よみました?感動しました?これからもずっと幸せでいて下さいね???

    2005-12-17 04:37:00
  • 286:

    名無しさん

    ??

    2005-12-20 01:57:00
  • 287:

    名無しさん

    おつかれさま ?

    2005-12-24 03:17:00
  • 288:

    名無しさん

    涙ちょちょぎれた?

    2005-12-31 17:52:00
  • 289:

    名無しさん

    2006-01-14 13:06:00
  • 290:

    名無しさん

    ?

    2006-01-17 14:42:00
  • 291:

    名無しさん

    2006-03-16 16:02:00
  • 292:

    琴美

    お久しぶりです。完結してたから久しぶりに覗いて見ました★読者の皆様感想などありがとうございます★引き続き、第?段として、同じスレに1話に書いてなかった事、そして続きとして書いて行こうと思います長い目でどうぞ見守り頂けたら幸いです★

    2006-03-21 00:56:00
  • 293:

    琴美

    あれからまた月日は流れた私達の生活は、またも大きく変わっていってしまった夫:恭司君はウツ病治療で精神科に通う中、完全にウツが治ったとは言い切れないが順調に普通の生活をしている。
    嫁:琴美は順調に一人の母として主婦をしている。
    娘:優輝は明るく元気に育ち今では大人並に会話も成り立つ程…

    2006-03-21 00:58:00
  • 294:

    琴美

    恭司君との出会いから、
    確実に人生は変わった事…過去、私の身内は私の知らない所で、泥沼な借金地獄になっていた事があった。私は中学を卒業してお水の世界へと繰り出したが、
    それも貧乏から逃げたかったからで、一気に稼ぎたかったから…そして母一人で私と兄弟の三人を育てて来た母に少しでも苦労を減らせてあげればいい…そう思っていた。

    2006-03-21 00:59:00
  • 295:

    琴美

    お金がないと遊べない…
    お金が同じぐらいナイ子と遊びたくない…
    そんな価値観から…地元に帰るたびに、周りには好きなようにオゴッていた。
    オゴッて遊ぶ事で私自身が満足していた。
    でもそんな生活は長くは続くわけもなく、キャバクラ中心の、夜の世界の人達と遊ぶ方が楽しくなった。
    と、同時に地元の友達とは連絡を取らなくなった。

    2006-03-21 01:02:00
  • 296:

    琴美

    それなりに楽しく過ごして来た中、得た物もあれば、失った物もたくさんある…私は、恭司君と知り合って初めて人を愛する事を知った…同時に愛される事も。恭司君さえいれば…………恭司君と付き合うようになってからは地元にもめったに帰らず、母への仕送りもストップして、お水友達とも付き合いは無くなって行った…。

    2006-03-22 16:56:00
  • 297:

    琴美

    そのまま時は過ぎ、恭司君と結婚、優輝を出産、マイホーム購入、色々あった中でも、幸せな家庭を持ったそんな中、母との連絡も、マメにするようになった…いつの間にか、兄弟とも、まるで友達のように連絡を取るようになった。

    2006-03-22 17:00:00
  • 298:

    なお

    今日初めから一気に読みました☆実話とは思えない凄い波瀾万丈な人生ですねw(゚o゚)w
    また書き初めてくれて嬉しいです!頑張って下さいネ☆

    2006-03-23 02:56:00
  • 299:

    琴美

    なおさん★私の長い小説の為時間をさき、初めから読んで頂きありがとうございました(〃>νб)
    自己満足かもしれませんが頑張って二段目も完結に向かうよう頑張りますので、どうか長い目で見守り頂けたら有り難いです★

    2006-03-23 22:16:00
  • 300:

    琴美

    ある日の事だった…母が、借金をしてると私に相談をしてきた。
    いつから?なんの為に?!いくらぐらい?それを私にどうしろと??!
    お金がナイとかお金を貸して…などは今までに何度も言われた事はあったが私も恭司君と結婚してからは、お金の価値観を戻す為にもそれほど働かなくなり、
    恭司君と優輝と三人だけでの生活が大切だった為、
    ずっと受け入れてやらなかった。

    2006-03-23 22:18:00
  • 301:

    琴美

    私には予想も出来ナイ事だった。
    だから、借金があると言われても、そんなん知らん!と冷たく言い放つしかなかった。
    とは言ったものの…
    心の隅では気になって仕方なかった。でも精一杯頑張って働き出し、順調に頑張ってる恭司君には、とても言えない…

    2006-03-23 22:23:00
  • 302:

    琴美

    しばらく毎日のように、
    母は泣き付いて電話をかけてくるようになった。
    兄弟はずっとプータローに近いフリーターで、兄弟もギャンブルに狂っていた為母は琴美しか居ない…と、なげいてくる。

    消費社金融から銀行、ついには、闇金融にまで手を出していた母は、破産宣告をしたが、それでも懲りず、また闇金融に手を出した。それも関西〜関東の方にまで渡り……………。

    2006-03-23 22:27:00
  • 303:

    琴美

    お金を貸せないと断る私に逆切れのように泣きながら言われた台詞は、私が家族を守ろうと、良かれと思って生きてきた今に渡る人生全てを否定されたようで、腹が立つ以前に、悔しくて悲しくて仕方がなかった。母と電話で喋った日は、
    自然に顔に出てしまうのか恭司君が仕事を終えて帰ってきてから聞いて来た。

    2006-03-23 22:34:00
  • 304:

    琴美

    「お前何かあったやろ?」
    「なんで?別になんも…」
    「もうえぇって!最近の、お前見てたら解るねん!!でも何があったんかは言わな解らんで!!」

    2006-03-23 22:36:00
  • 305:

    琴美

    「……別に…恭司君には、関係ナイ事やから。」
    「なんやねんその言い方」「うちの親の事やから!」「あんな〜俺ら結婚してんねんで?お前の親やけど、俺の親でもあんねんから、取りあえず何があったかゆうてみ…」
    「………」

    2006-03-23 22:38:00
  • 306:

    琴美

    私は言って、恭司君になんて言われるか怖くて言うのを戸惑っていたが、
    恭司君は全てを見据えたように、
    「……金か?」
    とだけ聞いてきた。
    私は小さく頷いて、ゆっくり母の事情を話し出した。

    2006-03-23 22:41:00
  • 307:

    名無しさん

    2006-03-24 02:39:00
  • 308:

    名無しさん

    2006-03-24 02:40:00
  • 309:

    名無しさん

    2006-03-24 03:16:00
  • 310:

    琴美

    恭司君はしばらく黙ったままで、一言だけ聞いてきた「ほんで?お前はどうしたいん?」
    「……どうしたいって言われても…」
    「…じゃあ例えばこの家庭に余る程の金があったら?俺が聞いてるんは、お前の気持ちや!助けたいんか、見捨てるんか…」
    「そら…助けたいよ…」
    「………」

    2006-03-24 21:26:00
  • 311:

    琴美

    しばらく言葉もお互い出なかった。
    「お前のオカンはお前にじゃなくて、なんで俺に一言でも、金貸してって言わへんの?お前はもう嫁に出た人間やで!」
    「………そりゃあ〜言いにくいからうちに言うてくるんちゃん?」
    「言いにくいかも知れんけど、お前に言ってもなぁ〜結局はお前と生活してるのは俺やで…」
    「そうやけど……もういいやん!うちの親のせいで、この家庭自体が揉めるぐらいやったら、別にほっとくし!」
    「ふーん…それでいいんやな?」

    2006-03-24 21:29:00
  • 312:

    琴美

    そう言って、その日はそれ以上に話しをする事もなかった…
    翌日…また母からの電話でうんざりしていると、
    仕事中にも関わらず恭司君が電話をかけてきた。
    「取りあえず、考えて見てんけど、今家庭にある貯金でなんとかなるなら、お前の親に貸してあげてもイイんちゃうか?貸すようで、あげるみたいにはなるやろうけど…」
    「ほんまに?!ほんまにいいん?」
    「しゃーないやん…だってお前は助けてやらたいんやろ?貯金無くなったからって、別に俺らが生活出来ないわけじゃないやろ?」

    2006-03-24 21:31:00
  • 313:

    琴美

    それから私は次の日、母に自ら電話を入れて、優輝が産まれてからコツコツと、貯金していた50万ばかりのお金を振込んであげた…。母はとても感謝をしていて恭司君にも御礼の電話を入れてくれた。
    でも…それだけでは済まなかった。
    借金の返済はほとんどが、利息で元金自体は返済されてないんだと、次々に、
    闇金融からの追い込みがあった。家賃も半年程の滞納をしており、もちろんの事家主さんからも払えないから出て行ってくれと頻繁に言われていた…。

    2006-03-24 21:33:00
  • 314:

    琴美

    そんな話しをお金を貸した数日後にされて、私はますます、恭司君への申し訳なさと、恭司君へ話しても、私がまだ母を助けたいと言えば離婚に繋がる予感までしていた。
    悩んだあげく、私の中での決意が決まった。
    全てを捨てよう…私の産まれ育った家族の為に…
    優輝を手放すのは母親として失格だ…でも確実に私よりも恭司君と生活する方が優輝にとって金銭的な苦労はしない…私はフルタイムでもう一度夜の世界に一気に稼ぎに行こう…。

    2006-03-24 22:46:00
  • 315:

    琴美

    その頃の私は結婚した家庭より私が産まれ育った家族を選ぼうとしていた。
    そう決意した時、泣きながら優輝に謝った…

    その夜、恭司君が仕事から帰宅してすぐに話しを切り出した…

    2006-03-24 22:48:00
  • 316:

    琴美

    「私…色々考えた結果な、離婚して家族を助けて行こうと決めた…」
    「はぁあっ?!」
    「この前貸したお金は全部利息なだけやってんて…」「…何それ…利息って……そんなんあってないようなもんやんけ…!もしかしてお前の親そんなん払ったんか?」
    「……うん」
    「つまりは捨てた金みたいなもんやで!そんなんな、闇金融なんかにちゃんと、支払おうと思ったら金なんかなんぼあっても足りるわけやいやろ!」

    2006-03-24 22:50:00
  • 317:

    琴美

    「だから私が離婚してでも返済の為だけにずっと夜働いて頑張って行くってゆうてるんやん!」
    私達はだんだん口論とゆうよりも大喧嘩になって行った。
    「お前が夜働いたとこで、そんなん返せると思ってんの!?仮に返せたとしても今後、親の為だけに働いて我が子まで捨てて、そんな人生で楽しいん?!いつか親を憎むのも目に見えるし後悔しても元には戻らん事やで!それでもお前一人で優輝置いてでもやっていくってゆうんやったら勝手にせいや!」

    2006-03-24 22:52:00
  • 318:

    琴美

    「……だからそうするって優輝が手元におらん人生が楽しいわけないし精神的に辛い事ぐらい解ってる…」「……優輝…か…じゃあ…俺ってなんなん?お前にとって、俺はなんやったん?残される俺の気持ちは?」「………それは悪いと思ってるよ…」

    2006-03-24 22:54:00
  • 319:

    琴美

    「なにそれ…答えになってないわ…もういいわ…優輝連れて俺実家帰るし、ここに住むんやったら親とか、お前だけの身内でも呼んで暮らしたらええし、お前が出て行くんやったら俺と、優輝がおらん間に出ていけや!じゃあな…」
    そう言って恭司君は優輝を連れて出て行った。

    2006-03-24 22:55:00
  • 320:

    琴美

    一人になった家は、いつも以上に広く感じてて寒くて、ただ静かな夜だった…。
    出会いから結婚、優輝の、出産など過去の想い出を思い出しては号泣していた。

    2006-03-24 22:57:00
  • 321:

    名無しさん

    2006-03-25 06:09:00
  • 322:

    名無しさん

    2006-03-25 11:03:00
  • 323:

    琴美

    それからしばらくたって、静かな部屋に一本の電話が鳴り響いた…

    「はい…」

    電話に出ると恭司君の母である、私の姑だった。

    2006-03-27 19:09:00
  • 324:

    琴美

    「もしもし?琴美ちゃん?恭司からある程度の話しは聞いたけど、優輝の為にはなる決意なんか?突然母親を失う優輝の気持ちを考えたら、琴美ちゃんの決断は間違ってると思うんやけどなぁ…お金で済む問題なんやったら、あとから後悔するのもあんたやし、お金に変えられへん優輝は何より大切なんやで…それを簡単に決めたらアカン!もっとよく考えて恭司とも話し合いしてみなさい…」

    2006-03-27 19:10:00
  • 325:

    琴美

    一方的にまともな意見を言われて、取りあえず電話を切ったが、私には言われなくても解ってる事だった…お金で済む問題と言われても、そのお金がなければ済まない問題なのだから…

    そして私は考えても考えても、答えは同じだったので家を出る用意をしていた。

    2006-03-27 19:11:00
  • 326:

    琴美

    それをさえぎるかのように恭司君と優輝が帰って来た「俺のオカンが金貸してくれるらしいわ…お前の為にでもないしお前の親の為でもないからな!もちろん、俺の為でもナイし…優輝の為やで!」
    「……」

    私は何も言えなかった。
    こうなる事から逃げようとしていたから…。

    2006-03-27 19:13:00
  • 327:

    琴美

    私も私の母も借りてしまえば一生頭が上がらないだろう………
    そんな想いの中でもやっぱり頼るしかなかった…。

    数日後、姑〔しゅうとめ〕と私の母と皆で会う事になり、緊張で申し訳ナイ気持ちと屈辱的な修羅場となった。

    2006-03-27 19:14:00
  • 328:

    名無しさん

    始めから一気に読みました??切ないおもろい??読者の邪魔になるのでカキコしないけど最後まで読んでます?頑張って下さい??

    2006-03-28 17:53:00
  • 329:

    琴美

    ↑↑カキコありがとうございます★凄い励みになりました(^∇⌒)時間はかかるかも知れませんが第二段としても完結させようと頑張りますので見守り下さい★

    2006-03-29 01:34:00
  • 330:

    琴美

    姑は、封筒に入れてきた、100万の束を出し、私の母へ手渡す前に言う…
    「もう二度とこんな事がないように、借用書と一筆を書いて貰いたいんです!」貸す側の強気な姑に対して借りる側の母はとても小さくて弱々しく、

    「はい…もちろんですホントにすみません…」
    と…ただ頭を下げるだけ…

    2006-03-29 01:35:00
  • 331:

    琴美

    「この100万で弁護士を雇って下さい!闇金融の借金はこれ以上払わなくて済む方法を確実に取って下さいね…それからある程度の、お金は残ると思うんで、安いアパートにでも引越しするなり、あとは好きにして下さい…」

    「…はい…ホントに迷惑かけます…ありがとうございます…どうもすみません」

    2006-03-29 01:36:00
  • 332:

    琴美

    「それから……二度と……こちらに来ないで下さい…二度と琴美ちゃんにも連絡しないで下さい…孫の優輝にも構わないで下さい…」「……………」
    さすがに母も何も言えないようで涙しか出ていなかった。横に座って話しを聞いていた私も何も言えなかった…恭司君は黙って頷いている…

    2006-03-29 01:37:00
  • 333:

    琴美

    母は意を決したように、
    娘の琴美、孫の優輝には、今後会わないし連絡も取らない…と、一筆を書いた。それを書く母の姿を見てられず、お茶を入れに行くふりをして、声を殺して泣いた…。
    我が子に会えなくなってでもそのお金を手にする母に少し前までの自分が重なった。優輝を置いてでも離婚して私がお金を稼いで実家に帰ろうとしていた事…。

    2006-03-29 01:39:00
  • 334:

    琴美

    それを私が母にされたようで、悲しくて悔しくて……流れた涙は、それ以上に母の方が何より情けなくて、やり切れないだろうなと、母自身を可哀相に思った涙だった…。
    その日、母は私を見てありがとうと目に涙をためて、帰って行った…。
    姑は母が帰る少し前に帰って行った。

    2006-03-29 01:41:00
  • 335:

    琴美

    その夜、私はまたひとつ、新しい決心をした。

    「恭司君…私の親が借りたお金は確実に私が返して行くから…だからもう一度、キャバクラに行こうと思ってるねん…」
    「……優輝は?」
    「優輝には少しの間、また託児所入って貰うしかナイかな…?」

    2006-03-29 01:43:00
  • 336:

    琴美

    「…お前が夜働くんやったら、しゃーないやん!…俺仕事朝早いし帰ってくんのも遅いし…」
    「うん…」

    恭司君は私がキャバクラに行くと言う事に対して、
    一言の反対ぶりもなかったむしろ当然だと言うような態度だった。

    2006-03-29 01:45:00
  • 337:

    琴美

    仕方なく優輝はまたしても24時間託児所へと預けられる運命になった。
    私はなるべく近場でキャバクラを探した。募集広告だけでは、どんな店かも解らないし、キャバクラと間違ってセクキャバに面接に行く可能性もあるし、取りあえずうろうろと夜の繁華街を歩いた。

    2006-03-29 01:48:00
  • 338:

    琴美

    結婚前に働いていた時の、店のお客さんにも堂々と、連絡してオープンから盛大にした。
    経験がある子とゆう事で、マネージャーや店長など、店の男連中には扱いも良くされていた。
    みるみるうちに、トップクラスへと上がり、給料も、恭司君の倍以上貰う程にはなっていた。

    2006-03-29 01:53:00
  • 339:

    琴美

    2、3ヶ月で姑への借金は簡単に返せたものの…実際給料を手にすると、やっぱり借金への想いは薄く、いつでも返せる…なんて気持ちに変わってしまっていた
    とにかく優輝には1番我慢させているから、せめてもの、贅沢をさせてやりたかった。優輝が欲しがるオモチャや本や、可愛い服などなんでも買い与えていた…私自身の自己満足とそうする事での償いかもしれないが…。

    2006-03-29 01:56:00
  • 340:

    琴美

    一方、恭司君はまたしても変わり果ててしまった。
    私の給料を私の居ない時に盗っては、私が夜働いてるのをいい事に、毎週毎週、時には連チャンで私の店ではない、キャバクラに飲み歩き出していた。
    私が仕事から帰っても、
    まだ帰ってない時もあった

    2006-03-29 01:58:00
  • 341:

    琴美

    私は私で仕事にとらわれすぎており、毎日が同伴やら指名やらの事ばかりだった
    それでも姑には確実に毎月返済するとゆう形で、月に5万〜10万の返済はしていってた。

    2006-03-29 02:01:00
  • 342:

    琴美

    そんな暮らしの中で、
    恭司君に段々腹が立って来ていた。いくら真面目に仕事には行ってるといえど、仕事が終わって好き放題に遊んでたり、小遣い以上にお金も使うようになって、そんな暇があるなら優輝と家で一緒に居てやれと、
    喧嘩ごしに言詰めたりしていたが、どんなに言っても言い返せされ、はねのけられ、ますますひどくなった

    2006-03-29 20:35:00
  • 343:

    琴美

    私もストレスがたまり、
    発散方法は買い物でしかなかった。給料を残してても恭司君に使われるなら自分で使ってやる!と思って、私は私で服を買ったり鞄を買ったり…
    手にするお金は使い込むとゆう家庭になっていた。

    2006-03-29 20:40:00
  • 344:

    琴美

    ある日…ポストを開けると恭司君宛ての封筒が届いており…表面にはクレジットカード会社の名前が書いてあった。
    恭司君は使えるお金が無くなって、カードを作り、
    借金をしていた。一括で、払う契約らしく、その日、案の定、カード会社からの請求電話があった。

    2006-03-29 20:43:00
  • 345:

    琴美

    恭司君に問い詰めたところやっぱりキャバクラで飲む為に使ったお金だった。
    私が必死にキャバクラで働いてるにもかかわらず、
    のうのうと他のキャバクラで別の女の子を指名してる…それが1番腹が立った。矛盾しているのも解るが、恭司君に指名を貰って稼いでる、顔も知らないコンパニオンにまで腹がたった。

    2006-03-29 20:46:00
  • 346:

    琴美

    恭司君への不信感からの想いもあり、様々なお客さんから、アクセサリーや服やブランド物などのプレゼントじゃなく指名を…現金を貰うようになった。

    さすがの恭司君も給料とは別の感覚なのか、お客さんから貰ったお小遣いについては、何も言わなかった。

    2006-03-29 20:50:00
  • 347:

    琴美

    だけど…いつの間にか、
    恭司君はお金を頂戴とは、一切言わなくなっていた…
    私の中ではまた借金をしてるなんて、頭になくスロットや競馬で勝ってるからお金はあるんだろうと安心しながら心の奥では不安だった。

    2006-03-29 20:51:00
  • 348:

    琴美

    ある日の事だった…私は、ふと考えていた…最近、
    恭司君とエッチをしていない…毎週必ずと言っていいぐらい週1〜2回はしていたのに…とゆうより恭司君に求められていたのに…。
    そういえば最近髪の毛を染めたり、新しい服を買ったり…普段の恭司君には滅多にナイ行動だった事を改めて考えていた…。

    2006-03-30 23:37:00
  • 349:

    琴美

    気分転換に…とゆう何気ない一言を私はその時、純粋に信じていた。

    何より人を好きになる事も時間がかかる恭司君が浮気をするとゆう考えは一切なかった。ギャンブルや、飲み歩きに関しては昔からの名残で行く事は私も妥協が出来ていた。

    2006-03-30 23:39:00
  • 350:

    琴美

    でもその頃の恭司君には、女の直感からか、浮気をしてそうだと、ピンっときていた。

    胸騒ぎがして夜も眠れずに恭司君が深く爆睡している間に、恭司君の携帯を初めて手にした。

    2006-03-30 23:40:00
  • 351:

    琴美

    勝手に携帯なんか見たら怒られるだろうから、ドキドキしながら、私は優輝の寝ている自分の部屋でこっそり携帯を見ようと、恭司君の携帯に電源を入れた。
    でもロックがかかっており、操作が無効だった。
    ロックをかけてる事自体の前に携帯の電源も切ってる事…全てが怪しく思った。

    2006-03-30 23:42:00
  • 352:

    琴美

    恭司君の誕生日や、優輝の誕生日など思い当たる全ての暗証番号を押したが一切解除されず、約2時間程かけて、色んな番号を押してやっと暗証番号が一致し、携帯は完全に開かれた。

    2006-03-30 23:45:00
  • 353:

    琴美

    取りあえず最初はメールを見たが受信も送信もありません。の状態だった…
    〔恭司君の性格上、メールなんかしない人やしな…〕と勝手に決め付けて、着信履歴と…リダイアルも見た登録されていない番号からマメに電話がかかっており恭司君自体も仕事から帰って来る前の時間帯に電話している…。

    2006-03-30 23:45:00
  • 354:

    琴美

    まさにそれが直感を実感とさせた…
    もう一度メール覧に戻してiモード問い合わせにしてみた。恭司君が電源を切っていた間にメールが入って来てるかも知れない…。

    案の定、一通のメールが届いた。

    2006-03-30 23:46:00
  • 355:

    名無しさん

    2006-03-31 08:41:00
  • 356:

    名無しさん

    2006-03-31 09:31:00
  • 357:

    琴美

    名前はちづる…とゆう女だった。

    「この前はありがとう次はいつ会える?」

    この内容だけで、充分な、証拠となったが、私は、
    徹底的に真実を掴んでから恭司君に話そうと思った。

    2006-04-01 01:31:00
  • 358:

    琴美

    私は居ても立ってもいられず、とっさに、イイ方法を考えた。

    自分の携帯のメルアドを、男の名前に変えて、その夜だけアドレスを変更した。そしてちづるとゆう女に、男のふりを装って、メールをしてみた。

    2006-04-01 01:32:00
  • 359:

    琴美

    【ちづるちゃんやんな?】送信……………
    さっそく女から返事が来た
    【だれぇ(〃>νб)??】受信………………
    結局はメールの相手が男だと感じれば、誰にでも返信するような奴っぽかった…

    2006-04-01 01:34:00
  • 360:

    琴美

    【俺…カズマってゆうんやけど…恭司って知ってるやんな?俺恭司の友達☆】
    【うん…知ってるけど☆★カズマ君はなんで私のメール知ってるの?】
    【恭司に教えて貰った!!なんか、すぐやらしてくれるとか言ってたし…】
    【えっ?マジでそんなん言うてたん??最悪やぁ(泣)確かに恭司君とはやったけど…まだ一回だけやし、カラオケ行くだけのつもりやってんけどな(^-^;】

    2006-04-01 01:36:00
  • 361:

    琴美

    私の中で真実を知ってしまい、絶望感を味わった。
    それでも私は怒りを堪えながら続けた…
    【ふーん。そうなんや…!恭司は最低な奴やから俺にしときや(笑)ってか恭司には、嫁と子供おるの知ってる??】

    2006-04-01 01:37:00
  • 362:

    琴美

    【知ってるよ☆★ってか私も一応彼氏居てるしね★】
    このメールが入って来た時ほんっまにキレた!
    嫁と子供がおるの知っててかよ!!それって浮気通り超して、確実に不倫やん…私は裁判にかけると立場的に慰謝料を貰えるぐらいの被害者だった…

    2006-04-01 01:39:00
  • 363:

    琴美

    【ちょっと今から電話していいかな?】
    私はカズマに成り済まして電話をかける許可を貰ったプルルル…プルルル…
    「はぁぁい☆☆」

    ブリブリで電話に出た女に対して、私は本性を現した

    2006-04-01 01:41:00
  • 364:

    名無しさん

    がんばッてなあ??

    2006-04-03 21:49:00
  • 365:

    琴美

    ↑↑↑ありがとうございます◎頑張ります?

    2006-04-06 00:06:00
  • 366:

    琴美

    「もしもし!なんなんアンタ!人の旦那に手出して!私恭司の嫁なんやけど…」「????えっ?えぇ?」女はパニック状態だった…「今までアンタがメールしてた相手は私なんやけど!アンタ家どこやねん!?家庭持ちって知ってたらしいやん!それって意味解ってんの?離婚したるし恭司なんかあげるから、アンタは私と子供に慰謝料頂戴!」

    2006-04-06 00:08:00
  • 367:

    琴美

    と狂ったようにブチキレた
    「えっ…あの…そんなん困ります…私彼氏居てるし」「はぁ?自分何言ってん?人の家庭壊して自分は彼氏に知られず、スリル求めて不倫してましたって?彼氏とは別れる気ありませんってか?」

    「えっ…だって手出してきたのは貴女の旦那さんやし…」
    その言葉でよりいっそうにキレた…

    2006-04-06 00:10:00
  • 368:

    琴美

    「手だされたお前自身も、それを受けたお前は事実やろが!お前なんしこのまま逃げんなよ!」
    「もう…そんなん辞めて下さい…旦那さんと二人で話し合って下さい…今回は、ほんとに悪かったとは思ってます…もう二度と旦那さんと連絡も取らないし合わないから…すみません」

    そう言われ電話を切られた

    2006-04-06 00:12:00
  • 369:

    琴美

    私はムカムカして爆睡している恭司君の部屋を開けておもいっきりテーブルを、蹴りあげた…

    びっくりして跳び起きた、恭司君は、

    「なっなんやねん…」
    と目が点になっていた。

    2006-04-06 00:14:00
  • 370:

    琴美

    私は今までの自分が嘘のように…とゆうより恭司君の前では一切出した事のナイ姿に凶変していた。
    それが本来の素の自分だ…「なんやねんちゃうやろ!浮気してるやろ?」

    「ハァ?何言ってんねん…するわけないやろ…」
    呆れたような口調で平然と嘘をつく恭司君にさらにキレた。

    2006-04-06 00:15:00
  • 371:

    琴美

    「もうええって…じゃあ、ちづるって誰や!」
    「ハァ?お前なんなん?人の携帯見たん?キモイで」「アンタが浮気してるって直感で解ってたから見たんや!そんな事より何浮気してんねん!浮気やったらまだカワイイわ!不倫してるんやろ?」

    2006-04-06 00:17:00
  • 372:

    琴美

    「何言ってんかさっぱり解らんで!ちづるって子は、ただのサイトで知り合ったメル友や…」
    「ふーんメル友からやり友になったんかぁ〜?」
    「……なんやねんホンマ…怠いわ…」
    「こっちが怠いわ!今まで騙されてた気分や!私の、携帯見てみーや!」

    2006-04-06 00:18:00
  • 373:

    琴美

    そう言って、私の携帯を投げた。
    カズマと名乗ってちづるをおびき寄せ、やり取りをしている内容を目にした恭司君は、もう言い訳出来ないと思ったのか、しばらくは黙っていた。
    口を開いた恭司君は逆切れをしだした…
    「ってかなんなんお前は?ストーカーかっ!暗証番号もなんで解ってんねん!!俺はそれが怖いわ!夜中に人が寝てる間にコソコソしやがって!気持ち悪いで」

    2006-04-06 00:20:00
  • 374:

    琴美

    「じゃあなんやねん!私がこうでもせんかったら知れる事なかったんやで!ずっと騙されておらなアカンの?ホンマに出会ってからずっとずーっとそれだけはナイって信じてた自分が惨めやわ!」
    「…今回が初めてや…」
    「初めてかどうかなんか、問題ちゃうねん!事実は事実やろ…だいたい今回発覚してしまった事で今までもこれからもずーっと疑う事になるし、しんどいわ…」

    2006-04-06 00:23:00
  • 375:

    琴美

    「ほんじゃーなんやねん…俺はどうしたらいいん?!もう連絡取らへんわ…」
    「そんなんこれからの事やん、私は今が嫌やねんこの現実が嫌やねん…こんなんで、もう一緒にやって行かれへんわ…慰謝料も養育費も何にもいらん優輝だけが居てたらいいし、もう離婚してや…」

    「…………。」

    2006-04-06 00:25:00
  • 376:

    琴美

    「一応離婚届けの用紙も、前に用意してたのがあるから…」
    そう言って離婚届けをテーブルに叩きつけた。
    「ちょー待ってくれや…」恭司君は私の本気の怒りに動揺している様子だった…「はよ書いて!」

    2006-04-06 00:27:00
  • 377:

    琴美

    待つどころか怒りに狂って急かしたてた私に恭司君は
    「わかったわ!もうええわ書けばイイんやろ!?離婚したら納得すんねやろ!」と逆切れのような、諦めたような口ぶりで離婚届けに書きだそうとしていた…。
    黙って私が何も言わず、
    その様子を見ていると…

    2006-04-06 00:29:00
  • 378:

    琴美

    「なぁ…ホンマにこれでイイんかな?俺が言える立場じゃないのは解ってるけど…俺は別れたくナイ…どうしたら許してくれるん?俺が悪かったし、今となっては後悔もしてるし…でも俺にチャンスくれへん?もう、絶対裏切らんから…忘れろとは言わへんけどこれからの俺をもう一度見て欲しいねん…」

    2006-04-06 00:31:00
  • 379:

    琴美

    「………」

    「許してくれとは言わへんけど…これは俺からのお願いや…俺は別れたくない…もう一度チャンス下さい」
    恭司君の目が潤んでいて…申し訳なさそうに言う台詞は、私の中で愛では無くて物凄く深い、情が反応した

    2006-04-06 00:33:00
  • 380:

    琴美

    「……………このまま一緒に居ても、私は一生許す事はナイし、今まで信じてた物が一気に崩れたんやから今後も変に色んな面で、
    疑う事には変わりナイで」
    「……もう一度信じて貰えれるようにするから俺を見てて…」

    「………解った。次はナイからな。」

    「うん。」
    喧嘩と話しあいは、結局朝まで続いて、その日だけは仕事に真面目な恭司君も、仕事を休んだ。

    2006-04-06 00:35:00
  • 381:

    琴美

    こうして初の浮気発覚から確実に信頼性は無くなってしまったまま一緒に生活を継続する事になった。

    それからも恭司君は相変わらずギャンブルは趣味で、勝てばキャバクラへ飲みにとゆう行動は一切変わりはしないままだった。

    2006-04-06 00:37:00
  • 382:

    琴美

    でも私の中では素直にスロットに行ってるとか、飲みに行ってるとか、例えホントの事でも思えなくなってたやっぱり浮気されてた過去からか、スロットとかゆうて…ホンマは…?飲みに行くとかゆうてホンマは…?たまたま電話が繋がらなかったら、もしかして今頃…疑いだしたらキリがなく、妄想しだしたら自分が自分じゃいられないぐらいパニック症状になって行く…。

    2006-04-06 00:39:00
  • 383:

    琴美

    「どうしたん!?なんで?こんなに買えるお金持ってたん?」
    「そら〜持ってるよ」

    その時、ギャンブルで大勝ちでもしたのか…と一瞬は考えたが、勝てば飲みに行くとゆう恭司君がお金を残してるわけがない…と思いなおした。

    2006-04-06 00:43:00
  • 384:

    琴美

    そして私はいちかばちかでカマをかけて見たんだ…。「恭司君…また借金してるやろ?」

    「えっ…してないわ…」
    自信なさ気に明らかに動揺してる姿に、再び…

    「私知ってんねんで…」
    この台詞が恭司君を開き直らせた…。

    2006-04-06 00:45:00
  • 385:

    琴美

    「ああ!してるよ!だからなんなん?お前に関係ないやん!俺の借金や!だから俺が自分で返済していくし俺の小遣いから毎月払って行くわ!だいたいお前だけ好きなだけ金使って俺の気持ちを考えた事あんのか?確かにお前の方が稼ぎええけど、だからってお前だけの金なん?俺の給料で生活してお前の給料は全部お前の小遣いなん?クリスマスやしプレゼントぐらいあげたいって思って、でもスロットで負けて金なくなって焦って………」

    2006-04-06 00:47:00
  • 386:

    琴美

    怒りながら必死で正当化をしようとする恭司君…。
    そんなのどうでも良かった結局話しをまとめると、
    【全部お前のせい!俺は悪くない!】
    そんな言い方にしか聞こえなかった。恭司君は一切、謝る事はなかった。

    自分の小遣いから支払うとタンカを切った恭司君だが最初から払えるわけないと思ってた…ギャンブル優先で、勝てば払う、でも負ければ借りる…そんな繰り返しになっていくだろう…
    そう思っていたが、あえて私ももう何も言わないようにした。

    2006-04-06 00:50:00
  • 387:

    琴美

    どうにでもなればイイ…
    ホントにそう思った。

    そして私は私で毎日のように、指名本数、同伴、ボトル、自分の仕事に専念する

    2006-04-06 00:52:00
  • 388:

    名無しさん

    がんば?あげ?

    2006-04-10 02:28:00
  • 389:

    琴美

    ↑ちょっと期間あきましたが、ありがとうございますゆっくりペースですが再度完結目指して頑張ります★

    2006-04-14 01:09:00
  • 390:

    琴美

    自分が忙しければ、自分が楽しんでれば、相手を干渉する事もなくなって行く…暇な時間を作ってはいけない…
    そんなふうに思って、仕事に気合いを入れ直した…。
    美に磨きをかける事で、
    自己満足かもしれないが、1番のストレス解消法だと思った。

    2006-04-14 01:09:00
  • 391:

    琴美

    それに伴い、自信さえも、自然についてくる…。
    まして、夜の仕事だったらもっともだと思った。
    そしてそれは自然に雰囲気へと出るもんなのかもしれない…

    2006-04-14 01:10:00
  • 392:

    琴美

    キャバクラは女の子の入れ代わりが激しくて次々に、新人が入ってくる。
    それもまだ十代の、若い子ばかりが…
    私は25前半ギリギリの歳でかなりオバチャンだと一気に自信を無くした時もあった…。
    そして、そんな若い女の子達を見るたびに、こうゆう子を求めて恭司君は飲みに行くんやろな〜と、実感…

    2006-04-14 01:11:00
  • 393:

    琴美

    そんな日々の中でも長年、お水で働いてるだけに、
    接客だけには自信があった私を指名で来てくれる人は長時間居てくれたり、来てくれたら必ず金額は大きかった…。
    でも同じお客さんを何人もローテーションで呼んでいるだけで、なかなか新規のお客さんが付かなかった…やっぱり新規の人は若さやスタイルなど見た目だけで判断するから…。

    2006-04-14 01:13:00
  • 394:

    琴美

    ある大雨の日、店自体が暇だったが、すぐ近くの同じ系列店にはそこそこ人気がある女の子の誕生日だったらしく、その系列店は、 その子のお客さんで満席になっていた…
    「ごめん琴美…何人かすでにヘルプ行かせてんねんけど…お前も〇〇店にヘルプ行ってくれへんかな?」
    店長に申し訳なさそうにそう言われて、私のお客さんが来てくれるまでの間、
    ヘルプに行く事になった

    2006-04-14 01:14:00
  • 395:

    琴美

    物凄い華やかなドレスを身にまとったズバ抜けて目立つ小さな色の白い可愛い、女の子が目にとまった…。一瞬で誕生日の子だなと、理解した。
    そして私がヘルプで付けられた席は、30代前半の柄の悪そうな人だった。
    その人の先輩とゆう人が、誕生日の女の子を指名していた。

    2006-04-14 01:16:00
  • 396:

    琴美

    初めての店で、知らない女の子ばかりの中で、物凄いやりにくかったが、持ち前の明るさで、私の隣の男へと話しかけたりしていて…その場をなんとかしのぐ…
    そんな時、誕生日の女の子はボーイに呼ばれて、
    ゴメーン…と可愛いらしい声で、別のお客さんの席へ移動した…。

    2006-04-14 01:17:00
  • 397:

    琴美

    誕生日の子が居なくなった瞬間、私の隣の男とその、先輩が喋りだした。
    「お前〜ええ女つけて貰ってるやん…」
    私の事か?と思ってビックリした。
    「でもこの店の子ちゃうらしいっすわ…」
    隣の男が答えた…

    2006-04-14 01:20:00
  • 398:

    琴美

    「どこの店?」
    「系列の★★店らしいっすわ。」
    「ふーん…」
    そして私を見て一言…
    「名前何てゆうん?」
    「琴美…です」
    私が答えた瞬間、誕生日の女の子が戻ってきた…。
    それと同時に、私は自分の店へと帰る事になった。

    2006-04-14 01:21:00
  • 399:

    琴美

    店に戻った時、すでに、
    私の常連客が待っていた。「ゴメンな…ヘルプ行かせて…こんな雨凄いのに、客呼んでくれてありがとう」店長に言われて席に着いたそして数分もしないうちに「琴美さんお借りします」と私を指名客から取り上げたボーイ…。

    2006-04-14 01:23:00
  • 400:

    琴美

    「??なんで呼んだん?」周りを見渡しても店内は、ガラガラなのに私は何故呼ばれたんやろ?と素で思っていた。
    「琴美よくやった!!」
    ハイテンションの、ボーイと店長に囲まれて肩をポンポンと叩かれていた。

    2006-04-14 01:25:00
  • 401:

    琴美

    私は意味が解らず、聞こうとした時、店のエレベーター前からフロントにかけてボーイ達が大きな声で叫んだ。
    「いらっしゃいませ!!」続いて待機中の女の子達もいらっしゃいませ〜とお辞儀をして、私もつられて軽く頭を下げながら、上目づかいで、入って来たお客さんを目にした。

    2006-04-14 01:27:00
  • 402:

    琴美

    全員で四人…しかも見た事が…と思った瞬間、気付いた。
    さっきヘルプで行った時のお客さんだった。
    「琴美〜さっき〇〇店で、席に着いた人やろ?あの店チェックしてお前を指名で来てくれたみたいやわ!」店長に言われて、私は嬉しさと、現在私を指名で来てくれてる常連さんに申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

    2006-04-14 01:29:00
  • 403:

    琴美

    ところが、私が隣に座った人ではなくて、誕生日の子を指名していた人が、私を指名していた事を知らされビックリした。
    とりあえず席に着く…
    「さっきはどうも!」
    笑顔が優しい大人な魅力を漂わせる…彼は皆から瀬尾さんと呼ばれていて…皆に慕われている…。

    2006-04-14 01:32:00
  • 404:

    琴美

    「どうも〜!改めまして、琴美です。ってかめッちゃ少しの時間やったのに覚えててくれて嬉しい〜」
    私は素直に答えていた。
    横から割り込むように、私があの時接客していた男に「ビックリしたやろ(笑)実は指名してんのが俺じゃないってとこが!(笑)
    瀬尾さんめッちゃうるさかってんで〜琴美ちゃんが、久しぶりのヒットや!って今すぐチェックして行くぞ〜って!!」

    2006-04-14 01:35:00
  • 405:

    琴美

    と、説明してくれた。
    瀬尾さんは少し照れながら「いや…ホンマめッちゃ俺の、タイプやねん!そのきつそうな顔がたまらん!ホンマに綺麗やな〜★」
    と、直球で言ってくる。
    雰囲気的に、瀬尾さんは、いかにも金持ちそうで遊び慣れもしてそうで…キャバクラに来なくても普通に、モテるタイプだった。

    2006-04-14 01:37:00
  • 406:

    琴美

    「えぇぇ!?何これ??」私が驚いて聞くと、
    瀬尾さんは、それが当たり前のように答えた。

    「さっきの店で指名してた子が誕生日やって、その子にも、このシャンパンおろしてたし、そんなとこ琴美に見られたやろ?でも俺は琴美に一目ぼれしたから!だから、とりあえず三本で許して★」
    とクールなんだけど笑顔は凄く可愛く答えた。

    2006-04-14 01:41:00
  • 407:

    琴美

    続けて店長が口を割った…「琴美〜瀬尾さんさっきの店でシャンパン一本おろしただけで、琴美には数分しか会ってないのに三本や」と嬉しそうに、店長自身もビックリしながら言った。どうやら瀬尾さんは、
    この世界では、ちょっとした有名?らしく…店長よりもっと上の人間からも慕われている。
    瀬尾さんは、対した事ナイとしか言わないが、
    仕事で海外に行ってたり、外国の家具を扱う仕事だと周りは凄そうに言っていた

    2006-04-14 01:44:00
  • 408:

    琴美

    その日を境に、毎日毎日、瀬尾さんは飲みに来てくれた…私が呼ばなくても、
    いつも決まって
    「今日おるか?後から行くから!」
    とだけ電話をしてくる。
    そして決まって、閉店まで馬鹿騒ぎして50万〜100万近くの大金を使い込む。
    瀬尾さんは、私意外にも、暇そうな女の子がいれば、外見など構わずに誰でもを指名する日々だった。
    瀬尾さんには私がメインで一緒に来た後輩に大勢の女の子を付けるとゆう感じだった。

    2006-04-14 01:45:00
  • 409:

    琴美

    ほとんどの女の子が瀬尾さんを狙っているのも解る…店内で瀬尾さんの席だけが異様な盛り上がりのせいか他のお客さんたちは圧倒されていたのも解った…
    私を今まで指名してくれていた常連さん達も、毎回、来るたびに瀬尾さんの姿を見る為、店に来てくれる回数は徐々に減ってしまったし、私自身も他のお客さんに悪くてあまり呼べなくなっていた…。

    2006-04-14 01:46:00
  • 410:

    琴美

    そんな日々が続き、同時に恭司君との喧嘩も耐えなく家庭の雰囲気は悪くなっていた…。
    瀬尾さんが毎日のように飲みに来て、毎日のように、朝方まで居るから、私は、帰る時間がほとんど朝になっていた。優輝はその間も託児所で小さいなりにお迎えを待ちながら眠っている

    2006-04-14 01:48:00
  • 411:

    琴美

    いくら店長に早く帰りたいと行っても、もう少し…、あとちょっと…と言われ、瀬尾さんが酔っぱらって、眠くなったから帰る!というまで店長にも店に残らされていた…。
    恭司君からすれば、朝早くから仕事がある為、起きた頃に私が帰ってきたり、
    仕事に行く時もまだ帰ってなかったりする日々が急に続いたから、私が浮気してるとか、妄想から疑い出した。

    2006-04-14 01:49:00
  • 412:

    名無しさん

    更新めちゃうれしい?がんばてな?

    2006-04-14 05:23:00
  • 413:

    琴美

    ↑カキコミありがとうございます?喜んで頂けたら、書きがいがあります★これからも宜しくお願いしますまた夜中にでも更新しますね(・∀≦)жж☆★

    2006-04-14 16:48:00
  • 414:

    琴美

    私は実際、浮気もしていなかったし、一時間事の指名の本数と一時間事につく、時給だけしか考えていなかった。
    そして給料日には期待どうりで頑張ったかいがあった
    そんな喜びもつかの間で、相変わらず毎週、飲みに行く恭司君、毎日毎日スロット三昧…毎週、競馬…。
    その繰り返しだった。

    2006-04-14 21:56:00
  • 415:

    琴美

    普段託児所に預けている、自分の娘と、ちょっとでも一緒に居たいと思わんの?私は家庭の事も考えてるから、土日とかは絶対店休んでるのに…なんでその貴重な休みにまで、恭司君は、連絡も無しに遊びに行ってんの?
    恭司君が風呂に入ってる間に、絶対もう見ない…見たくない…見るのが怖い…。そう思っていた携帯電話に手をやった。

    2006-04-15 02:22:00
  • 416:

    琴美

    メールがそのまま残ってたり、文章が繋がらず、何個か消されていたり、
    アドレス帳には数人の女の子が登録されていたり……あきらかにキャバ壌らしき女の子からセクシーな写メが入っていたり…
    特定や断定は出来なかったけど…あきらかに誰かとは妖しかった…。
    過去のメル友浮気を思い出して苛立ちな感情を押さえながらも、携帯を元の状態に戻して、平然を装う…

    2006-04-15 02:23:00
  • 417:

    琴美

    一回浮気した奴は…ずっと繰り返す…。
    こんな言葉をよく聞いていたし、それは当たってるようで、そんな事もない…。私は半信半疑だった。
    [恭司君は前回で懲りているだろう…もう二度とナイだろう…]
    そんな強い信念が私には、情けない程あった…。

    2006-04-15 02:26:00
  • 418:

    琴美

    そして恭司君に遠回しで、カマをかけたり問いただしたり、私なりの嫉妬心を出したが、
    逆切れされるだけだったりお前が怪しいからそんなんゆうんやろ?とか言われたり…開き直られて、じゃあもう俺が浮気してるって、思ってたらええやん!とか私が聞きたい台詞ではない答えだった。

    2006-04-15 02:27:00
  • 419:

    琴美

    ただ一言だけでもいいねん俺にはお前だけや的な、
    恭司君の気持ちの確信が、欲しかっただけやのに…。何を言っても無駄な恭司君顔を会わせば喧嘩ばかり…隣で無邪気に笑う優輝を目にしては、なんでこんなに苦しい家庭なんやろ…。と涙がでた…金銭的に裕福になれたら、幸せになると思っていた…裕福過ぎても貧乏過ぎても何かは崩れる…ほんとなら1番いい普通が1番難しいのに…人間ってよく普通と言う言葉を口にするもんだ…

    2006-04-15 02:31:00
  • 420:

    琴美

    でもずっと思ってたんだ…普通って何やろ…普通になりたいって…。

    それからも恭司君はますます酷く飲みに行ったりする次の日の昼過ぎに帰ってきたり…ずっと電源が入っていなかったり…。
    今となっては過去の事だけど…確信をついてないぶんずっと…一生…胸の中にあるモヤモヤは消える事はないだろう…。

    2006-04-15 02:35:00
  • 421:

    琴美

    私の中で恭司君へのストレスはやっぱり仕事で癒された。綺麗に着飾って、夜の世界に足を踏み込めば、ちやほやされる。

    そしてその時、瀬尾さんの優しさや一途さ、大人な、魅力にだんだん惹かれ始めてしまっていた。

    2006-04-15 02:39:00
  • 422:

    琴美

    瀬尾さんはバツイチで子供が大好きだと、今でも子供に会いに行くなどと…結構深い話しを真面目にしたりしていた。飲んで遊んで、騒いでる瀬尾さんの父親としての裏の顔や、真面目に仕事の話しをする経営者としての顔…。そして私に、いつも言う台詞があった。

    2006-04-15 02:39:00
  • 423:

    琴美

    「琴美!俺はまだまだや…満足した時点で人間は終わるねん…琴美の生活はあんまり知らへんけど満足してるか?」
    「……満足してないし……することない…!」

    そう答えた私に笑って言う
    「そう!そんなお前が好きやねん!」
    「なんやそれ(笑)」

    2006-04-15 02:42:00
  • 424:

    琴美

    「でもな…俺はお前を満足させてやれるよ。」
    「……」
    あまりに強い言い方と表情に言葉を失った。そして…その言葉は恭司君から聞きたかったとも思った…。
    「ちなみに俺が満足感を得る時は、お前が満足を得た時かな★」

    2006-04-15 02:44:00
  • 425:

    琴美

    この人は凄い…いっけん、ただのキザやろーに思われるかもしれない…でも……自信に満ちた姿はただの、キザな奴ではなかった。
    「琴美って…最近めッちゃ顔が疲れてるぞ?お前の目は…笑ってない…とゆうより笑う事疲れてもうたか?(笑)」
    この人は…私の心を見透かしたようにズバズバと入ってくる。

    2006-04-15 02:46:00
  • 426:

    琴美

    「まぁ〜ええや★俺どっかのインチキ占い師のおっさんみたいな事ゆってる?(笑)とりあえず呑め呑め」と言って、シャパンやワインを飲ませてくれる。
    そしていつものように、
    盛り上がって、バツゲーム一気飲みの頭脳ゲームなどをした。

    2006-04-15 02:49:00
  • 427:

    琴美

    店長もかなり飲まされていて、営業が出来ない程で、貸し切り状態になっていた私は物凄いお酒は強い方でなかなか完全には酔わない飲みながらも、託児所に、優輝を迎えに行かないと!とゆう強い意識がある……そんな自信もつかの間で、その日は初めて気分が悪くなった。

    2006-04-15 02:52:00
  • 428:

    琴美

    精神力が弱まってる中で、立て続けにゲームに負けていき、ひたすら飲み続けていた。
    そしてそこからは、あんまり記憶に無かった状態だ。人生初めて記憶が飛ぶと言う経験だった。ぐてんぐでんの私を介抱してくれてたのは、瀬尾さんで意識が、復活しだした頃にはラブホテルだった。

    2006-04-15 02:55:00
  • 429:

    琴美

    「落ち着いたか?」
    「??×△□×??」
    私は完全に焦っていた。
    「お前めッちゃ大変やったから!!泣くわ叫ぶわ、笑うわ…強烈すぎ!!」
    「?ごめん…全く覚えてナイわ!」

    2006-04-15 02:58:00
  • 430:

    琴美

    「でも…めッちゃ可愛いかった…守りたいって思った…早く俺の女になってくれや…」
    そう言われて、流されるがままに、琴美…初めての
    浮気とゆう形が作られてしまった。
    意識が完全になり、真っ先に、優輝が託児所で待つ姿が浮かんだ…携帯は恭司君からの着信で埋まり尽くされている…。
    [早く帰らないと…]

    2006-04-15 03:01:00
  • 431:

    琴美

    焦りが事の重大さを気付かせる…
    ベットで眠りに着いている瀬尾さんを置いて、一人で帰ろうとしたが、精算をしなくては、ドアが開かないあいにく、持ち合わせも無くて、瀬尾さんを起こした
    寝ぼけながら私を抱きよせようとする瀬尾さんの腕を離した時に、瀬尾さんが、不思議そうに聞く…

    2006-04-15 03:04:00
  • 432:

    琴美

    「どうしたん?俺の事嫌になった?」
    「……ゴメン…私、すぐに帰らないと…」
    「?なんで?なんかあったんか?」
    「……いや…うん…ちょっと…」
    「なんやねん…言われへんの?」
    「……」
    「送るわ…」

    2006-04-15 03:06:00
  • 433:

    琴美

    それから二人は話す事もなく、ラブホテルを出た。
    車に乗って、とりあえず駅まで送って貰った。
    「夜…また行くから電話するから…」
    と言われ私は苦笑いで車を降りた。

    2006-04-15 03:09:00
  • 434:

    名無しさん

    あげ?

    2006-04-16 02:33:00
  • 435:

    名無しさん

    久しぶりにみたらめっちゃ更新されてた☆完結まで頑張ってね(*^ー^)ノ

    2006-04-16 22:48:00
  • 436:

    琴美

    ↑覗いてくれてありがとうございます(〃>νб)絶対完結させるんで長い目でお付き合いお願いします★

    2006-04-17 00:44:00
  • 437:

    琴美

    そしてすぐに優輝を迎えに行って、家に帰った。
    その間も、恭司君からの、着信は鳴り続けていて、
    私は家の電話から恭司君に電話をした。
    「お前何してんねん!!」怒り狂った恭司君に対して何故か…私は冷静だった。とゆうよりも冷静でいるしかなかった…

    2006-04-17 00:45:00
  • 438:

    琴美

    「ごめん…今帰ってきた」「だから何をしててんって聞いてんのじゃ!!!」
    「………私…浮気した…」私は隠す事もなんの言い訳もしなかった…。
    私の中で…酔っていたにしろ、そんな自分が表面化した事実は、全てを捨てる、覚悟があったのかも知れない…。

    2006-04-17 00:47:00
  • 439:

    琴美

    「……ハァ!?なんて?」「だから…私浮気してしまった…」
    「今すぐ帰るわ…」

    恭司君は信じられない!とゆうような、圧倒されてしまった雰囲気だった。
    間もなくして恭司君が帰宅した

    2006-04-17 00:48:00
  • 440:

    琴美

    「浮気って…なんやねん」「酔っ払ってた事実もあるけど、それが浮気の事実になってしまってん…。」

    恭司君は怒るどころか、
    一気に力が抜けたように、涙目で言う…。

    2006-04-17 00:50:00
  • 441:

    琴美

    「なんで…なんでお前は…そんな事ゆうの?俺は……どうしたらいいん?今だにお前が浮気したとか信じられへん…なぁ…嘘って言うてや…なんか言い訳してくれや…」
    「…ごめん…うちが悪い…こんなんで一緒におられへん…優輝にも悪い事したしうち一人で出て行くから…別れよう…」
    「…俺の気持ちはどうなんの?お前はそいつが好きなんか?」

    2006-04-17 00:51:00
  • 442:

    琴美

    「わからん。好きになりそうなんかも知れん…」
    「俺にはお前を責める事ができひん…お前が浮気するってゆうのはよっぽどやろうし…そうさせたのは俺が原因やとも思う。でも……お前が少しでも申し訳ない気持ちがあんねやったら、別れるじゃなく、今までみたいにここにおってくれ…俺にはお前が浮気した実感が、なんでか、せえへん…お願いやから…もう二度と言わんとって…俺忘れるから…」

    2006-04-17 00:53:00
  • 443:

    琴美

    「これだけは言わせて…、恭司君のせいなんかじゃないから…」

    2006-04-17 00:54:00
  • 444:

    琴美

    「いや…俺が不甲斐ナイからや…俺がお前をそうさせたと思ってなやり切れん」「……じゃあ…私はこの家に居てもいいん?」
    「…もう二度目はナイって信じてええ…?」
    そんな話し合いが、半日近く続いてた…私は絶対ボコボコにどつかれると思っていたけど…正直に言った事で恭司君は殴る事も出来なかったんだろう……結局、何事もなかったように暮らした。

    2006-04-17 00:57:00
  • 445:

    琴美

    でも人間、一度失った信用は、もう戻らない、信用すればするほど、壊れた時の辛さは二人共が経験した…キリがナイ程に、恭司君が次はまた浮気するんじゃないか…と、ずっと悪い方にしか考えられないし恭司君も同じように私を疑う。

    2006-04-17 00:59:00
  • 446:

    琴美

    それでも姑の借金の返済もまだ残っているのでそのまま、キャバクラで働いた…瀬尾さんからの電話をあんまり出なくなったが…
    瀬尾さんはそれ自体が納得行かない様子で、店に指名で来る。
    「俺の事嫌やったらはっきりゆって…しつこい男にはなりたくないし…」

    2006-04-17 01:01:00
  • 447:

    琴美

    「嫌とかじゃないよ…。」「じゃあなんで最近電話に出んくなったん?」
    「最近忙しくて、気付かんかったりするねん…」
    「そっかぁ…なぁ…お前は俺の女って思ってええ?」「いやいやいや…(笑)」「なんやねん…嫌なん?」「…………………………」「ええよ別に!俺は付き合ってる思うから!」

    2006-04-17 01:04:00
  • 448:

    琴美

    強引で我を主張する瀬尾さん…以前は確かに魅力を感じた…でも…あれからは反対にうっとーしくなっていた。恭司君をもう裏切りたくないから…そして恭司君の大切さを身に染みて感じてしまったから…
    この男より、恭司君の方がずっと大人だ。
    みんなの前で肩に手を回され、俺の女!とゆう偉そうな態度な瀬尾さんの隣で、この男とさえ出会ってなかったら…と改めてあの日を後悔した。

    2006-04-17 01:06:00
  • 449:

    琴美

    店が終わる頃には、
    「なぁ…今から…」
    と、ラブホに誘ってくるようになった。家にこいとも言われた。旅行にも行こうと言われる…。
    ひたすら断り続ける私に、「お前俺の事どう思う?」と聞かれ、
    「優しいお客さん…」
    と呟くように言った。

    2006-04-17 01:08:00
  • 450:

    琴美

    「あっそぅ…結局お前は、俺を一人の男としては見てくれてなかったんや…もう誘ったりせんわ…でもフラれたからって俺は指名変えたりせんから、安心して稼いでくれ(笑)都合のイイただの客になるわ」
    笑いながら言ってたが、瀬尾さんの微妙な嫌味を感じた。
    そんな会話をした日からは瀬尾さんが飲みに来る回数も減り、連絡もなくなった

    2006-04-17 01:10:00
  • 451:

    琴美

    どこかでベロベロになるまで飲んだあとで、突然来たりしていた。
    なんとなく気まづい空気を消すように、瀬尾さんは、私意外も指名していて、
    私はただ座ってるだけな子状態…瀬尾さんは別の女の子と盛り上がる。
    こんな指名いらんわ…。
    心から思った。こんな無駄時間が勿体ない…早く帰りたい…
    そんなふうに思っていた。

    2006-04-17 01:12:00
  • 452:

    琴美

    そんな日々がしばらく続いて、そしてそんな空気に店長から周りの女の子達にも何かが変わったと思われていた。そんな時、あるボーイが営業後に私に言った。「あの人ホンマ元気やなぁ毎日?飲んで女食いまくりで…羨ましいわ〜琴美も、気をつけろよ!あの人変な薬とか持ち歩いてるみたいやから…」

    2006-04-17 01:31:00
  • 453:

    琴美

    その話しを聞いて私の頭によぎった事は…もちろん、あの日の事だ…もしかして…酔っ払ったとゆうより…なんかの薬!?と疑った…まぁ理由や原因がなんであれ私が悪いんだけど…

    2006-04-17 01:31:00
  • 454:

    琴美

    そしてその次の日も日課のように瀬尾さんは、飲みに来るから、私のしんどさの限界で、瀬尾さんに「もう指名とかしてくれんでもいいで…」
    と言った。瀬尾さんは、
    「そんなん客の自由やん!もう俺につくのも嫌?」
    と聞かれた。
    「私もう店辞めようと思ってるから…」
    とっさに出た台詞だった。

    2006-04-17 01:34:00
  • 455:

    琴美

    でもあれから仕事はホントに辞めたくなっていた。長年働いてきたお水業界に自信たっぷりだった自分があの一夜の過ちから崩れてしまったから…。体を使ってしまったから…私が今まで唯一愛したお客さんは恭司君が最初で最後だとゆう形が崩れたから…瀬尾さんはびっくりして聞いてきた…

    2006-04-17 01:40:00
  • 456:

    琴美

    「なんで辞めるねん!?」「目的が達成しそうやからかな…」
    「なんの?」
    「自分の中での★」
    とだけ言っておいた。
    ホントはあと少しで返済が終了出来るからだった。
    あれから数ヶ月…相変わらず私はキャバクラ勤めをしていたが、それに伴い相変わらず恭司君はキャバクラに飲みに行っている。

    2006-04-17 01:43:00
  • 457:

    琴美

    恭司君が借金した額はいつまでたっても減る事はなかったが、これは俺の小遣いから返す!と以前タンカを切られているので、あえて突っ込まなかった。そしてキャバクラを辞めようと思っている事を恭司君に切り出した。
    「そろそろ…夜の仕事は、引退しようと思ってんねんけど…」
    「夜辞めてどうすんの?」恭司君は辞めて欲しくなさそうに冷たい口調で聞いてきた。

    2006-04-17 01:46:00
  • 458:

    琴美

    「優輝とも、もう夜は一緒に寝たいし、主婦になる」「…お前が?!お前なんか普通の暮らし出来る思ってんの?」
    「出来るよ!ってかそうやって行かな!」
    「そんなん簡単に言うな」恭司君自身が普通の生活が出来ないんやろな…と思った…なんやかんやと私のせいにしながら、恭司君が、私の給料をあてにして余裕のある生活から脱出したくないんやろな…と感じた。そんな会話を解ったのか、優輝が初めて自分なりの気持ちを言った。

    2006-04-17 01:48:00
  • 459:

    琴美

    「優輝…ママに夜居て欲しい…優輝…お昼の幼稚園はイイけど、夜のは嫌…ママとパパと一緒におりたい」と言った。
    私は涙が出そうになってしまった。優輝なりに凄く、我慢してたんやな…と。
    恭司君が優輝に言った。
    「優輝…でもママが夜働いてるから、オモチャとか、お菓子とか一杯買って貰えるんやで…」
    と…。恭司君は優輝を説得してでも、私にキャバクラを続けて欲しいのか?と…耳を疑った。

    2006-04-17 01:52:00
  • 460:

    琴美

    それでも優輝はさらに答える…
    「優輝…オモチャもお菓子もいらん…ガチャガチャもせーへんから…だからママに居て欲しい…優輝このおうちで、寝たい…」
    と、最後には泣きそうな声で言っていた。
    「優輝……」
    私は優輝をぎゅっと抱きしめて言った。
    「ママずっとおる!もう夜もおる!ママお仕事辞めるから…」
    優輝はとびきりの笑顔で、はしゃいで喜ぶ。
    それを見ていた恭司も、
    さすがに納得した。

    2006-04-17 01:55:00
  • 461:

    琴美

    普通なら一度でも浮気をされたキャバクラなんて、
    辞めさせるのが旦那や恋人だったりするのに…そうゆう事は一切口にしなかったなんで恭司君は、そんなに余裕なんやろ…。
    普通やったら辞める事を喜ぶべきなのに…
    昔から感情をあまり出さない人だから、反対に私が、感情的になってしまう…。

    2006-04-17 01:58:00
  • 462:

    琴美

    そうして次の給料が入ってから…キャバクラを辞めた…とゆうより飛んだ形で…そうでもしないと辞めさせてくれないから…
    もちろん店内はパニックだったに違いない…。
    めったに休まない遅刻もしない…仕事に対して真っ直ぐだった私が給料の次の日から連絡も無しに来なくなったから…と、同時に私は携帯電話番号もアドレスも変えたから…
    同時に様々なお客さんからも飛んだ状態になった…。完全に夜を断ち切った日となる。

    2006-04-17 02:00:00
  • 463:

    琴美

    もう戻れない…お世話になった、お客さん達の信頼も一気に失ったんだから…。結局瀬尾さんは私が店を辞めると行った頃ぐらいから海外へしばらく仕事で行く事にしたらしい…
    そして、新しい人生を家庭らしい生活を…母親らしい私になろう…幸せな家族になろう…そんな気持ちが、芽生えた。そして真っ先にしなくては行けない事…、姑への返済だった。

    2006-04-17 02:01:00
  • 464:

    名無しさん

    続き気になる?

    2006-04-17 16:52:00
  • 465:

    琴美

    恭司君は自分の実家なだけに、好きなテレビを自分のペースで見ていたり…
    ゴロゴロと寝転がりくつろいでいる。
    優輝は無邪気にはしゃいでじいちゃん、ばあちゃんと言って遊んでいる。
    私が焼肉の支度を終えて、夕方5時半…とゆうまだ早い時間にも関わらず、
    この家は晩御飯が早い…。

    2006-04-18 00:01:00
  • 466:

    琴美

    あまりお腹もすいてナイ中晩御飯となった。賑やかに焼肉を食べ終わり、皆、 一服をしている時、私は、本題を切り出した。
    「あの…お義母さん……」私の真剣な様子に姑も真顔に答える…その真顔はいつでも威圧感を与える…
    「何?琴美ちゃん?」
    「これ…残りの分なんですけど…一気に返せるようになったんで…長い間すみませんでした…」
    と言いながら封筒中身40万を差し出した。

    2006-04-18 00:04:00
  • 467:

    琴美

    「ああ…用意してきたの?一気に返してくれるみたいやけど生活は大丈夫?」
    「はい…なんとか!それで夜の仕事も、もう辞めたんです!」
    「そっかぁ…やっと辞めてくれたんやな…その方がイイよ〜あんたや恭司がよくても優輝に取ったら可哀相でしゃーないし…」
    「はい優輝にも最近寂しいみたいな事言われたんで」

    2006-04-18 00:06:00
  • 468:

    琴美

    「そらそうやわ〜せめて恭司が優輝の事見れるんやったらいいけどな、…恭司は自分勝手なとこあるしからうちのお父さんに似てギャンブルばっかりやろ?」
    「はぁ…」
    苦笑いで納得。
    「ホンマに琴美ちゃん……あんたには苦労かけさせるやろうけどな…あんたも、もう無理はしたらアカンよ優輝も昼の幼稚園行きだしたら、もっとあんたも母親らしくならなアカンし…」「はい…確かに…。」
    そして次に姑が優しく言う

    2006-04-18 00:08:00
  • 469:

    琴美

    「これは…あんたが頑張って貯めたお金やろ…毎月…少しづつでもちゃんと返してきてくれて…今日で終了やけど、私はもう充分やわお金を返すってゆう大切さを見失わんとって欲しかったから、黙ってたけど……もうこの残りはあんたが置いとき!」
    そう言って封筒を返された「いや…お義母さん…それはダメですよ…」
    と私は再度封筒を渡そうとするが、姑は受け取らずに首を横にふる。
    その様子を黙って見ていた恭司君が無神経に言う。

    2006-04-18 00:10:00
  • 470:

    琴美

    「せっかくもうええゆうてんねんし、貰っとけや!」姑は自分の息子の台詞に、呆れて笑いながら、
    「ちゃんと貯金しとくんやで琴美ちゃん!恭司に使われへんように(笑)」
    と言った。
    それからは私も素直に、
    「ありがとうございます」と言って封筒をなおした。

    2006-04-18 00:12:00
  • 471:

    琴美

    そして最後に姑が言う。
    「琴美ちゃん…あんたの、お母さんはどうしてる?」「いや連絡ナイままです」「…そっかぁ…まぁ仕方ない事やけど…でも次はあんたがお母さんから少しずつでも返して貰わなアカンね…」
    「………はい…」
    根拠のナイ返事をしたが、取りあえず遠回しにお母さんと連絡取ってあげ…と、言われてるような気がした

    2006-04-18 00:15:00
  • 473:

    名無しさん

    http://ezrk.jp/r/jump.php?z=siru2&u=olojg

    2006-04-18 01:52:00
  • 474:

    名無しさん

    2006-04-18 07:08:00
  • 475:

    琴美

    そしてしばらくして、私達は、自宅へと帰った。
    「めッちゃ嬉しいわ★」
    お金が残る事に思わず本音が出る…私に恭司君は解ってたかのように、言う。
    「俺は解ってたで!俺のオカンは、最終絶対もうええよってゆうて金受け取らないやろうなって!」
    「そうなんや…」
    家庭自体に余裕が出来て、もう仕事もしなくて良くて自然に穏やかな空気になる専業主婦として頑張る私はある決心をした…

    2006-04-19 17:55:00
  • 476:

    琴美

    「恭司君…あのお金で一気に借金返す?」
    「なんで急に…ええの?」「もうこの際やから一気に楽になりたいやん★」
    「…俺の給料だけで生活できるか?」
    「うん…普通に居てたらできるやろ★もう夜働いてないんやし…服もそんなに、いらんし…私自身が無駄なお金を使うきっかけもないもん…」

    2006-04-19 17:59:00
  • 477:

    琴美

    「お前がそうゆうなら頼むわ…俺やったら信用ナイやろうし、お前が返して来てや…最後にお前がカードはハサミ入れてしまえばええやろ?」

    「うん…あたりまえやん(笑)ってかそれで次、また同じ事したらホンマに知らんから…離婚やからな…」

    2006-04-19 17:59:00
  • 478:

    琴美

    「もう絶対ナイわ!俺も、後悔してるし…」
    そしてさっそく私は恭司君のかかえた借金50万を姑に返すはずだった40万プラスヘソクリ貯金から10万足して…一気に返済を終わらせた。
    それからと言う物、恭司君は全く飲みに行かなくなり小遣いからスロットをしに行っても、勝てば、私に、お小遣いとしてお金をくれるようにまでなった。

    2006-04-19 18:02:00
  • 479:

    琴美

    優輝がどうしても欲しがるおもちゃがあれば恭司君が黙って驚かすように買って来てくれたりも…
    優輝は今までよりさらに明るくなり、元気溢れながら昼の幼稚園に通うようになった。私も優輝を送り迎えする間家事に専念して主婦らしい主婦になっていた…

    2006-04-19 18:04:00
  • 480:

    琴美

    改めて…夜の仕事を辞めて正解だったと実感させられる日常は私の求めていた、普通…と言える生活だったそんな日常生活の中、皆で晩御飯を食べようと、
    我が家でお約束のいただきますコールを優輝筆頭に、しようとした時だった。

    2006-04-19 18:09:00
  • 481:

    琴美

    プルルルルル…?

    突然家の電話がなった……番号を登録していなかったから、誰の電話か解らなくて、取ろうか迷っていた為電話は切れた…私は一応携帯も見ることにした。
    案の定、携帯にも電話がなっている…それは私の弟だった…。弟が家にまでかけてくるなんて珍しく、慌てて電話をかけ直して見た。

    2006-04-19 23:14:00
  • 482:

    琴美

    プルルルルル… ピ…
    慌てて電話に出た弟の声は泣き声のような奮え声のような…
    「あ…お姉…?」
    「どうしたん?」
    「オカンが…オカ…ンが倒れた…」
    「うそやろ〜?!」
    私には信じられない事だった……
    「ホンマやって…………俺今すぐ大阪に行くから…」弟は地方で一人暮らしをしながら仕事をしていた。

    2006-04-19 23:15:00
  • 483:

    琴美

    「お前今からって2時間以上かかるんちゃうん?」
    私は別に今すぐ来なくても…と、そんなに対した事ナイやろ…と思っていた。
    「今大阪帰らな一生オカンに会われへん事になるかもしらんやん…」
    弟は深刻で今にも泣きそうな声で言う…
    「お姉…オカン脳梗塞やて…電話して見たら解るわ」 そう言って私の電話を切った…。

    2006-04-19 23:16:00
  • 484:

    名無しさん

    おかあさんがんばれ?

    2006-04-20 04:54:00
  • 485:

    琴美

    ↑ありがとうございます↑頑張ります(^∇⌒)-☆

    2006-04-20 22:52:00
  • 486:

    琴美

    私はだんだん妙な震えが出てきた。
    母にどれくらいぶりだろう…とりあえず電話をかけてみた。
    プルルルルルプルルルルルプルルルルル?
    やっと出た電話の奥では、確かに母の声なんだけど、全く何を言ってるか解らないような喋りだった…

    2006-04-20 22:53:00
  • 487:

    琴美

    「オカン?大丈夫?」
    「ぬういんいた………」
    入院した………
    かろうじて身内にしか聞き取れない喋り方…
    たまらず泣きそうになった私は「今から行くから!」とだけ大きな声で伝えて電話を切るしかなかった…

    2006-04-20 22:55:00
  • 488:

    琴美

    私の電話の様子を恭司君と優輝は心配そうに見ていた「何慌ててんねん…」
    これから食事だとゆうのを中断されたからか、冷たい口調で恭司君が言った。
    「オカンが脳梗塞で入院したんやって…今から行ってくるわ…」
    明らかに動揺している私…「……行くゆうてももう夜やぞ…何で行くつもり?」母は私達の家からは電車で約一時間前後かかる病院に救急車で運ばれていた。

    2006-04-20 22:56:00
  • 489:

    琴美

    いつもと違う様子に優輝は私を見つめる…
    「取りあえずご飯食べててや…」
    私なりに恭司君と優輝は、巻き込みたくなくて、一人で出かける用意をしていた
    恭司君が追い掛けるように私のところへやってくる…「会社の車で良かったら、乗っけて行ったろか…あんまり場所解らんけど…なんとか着くやろ…電車よりは夜やし早いと思うで…」
    と言ってくれた。

    2006-04-20 22:59:00
  • 490:

    琴美

    素直に嬉しかった。
    最低な私の母…娘の私でも憎みかけていた母…それでもやっぱり一人の母だから楽しかった頃の想い出の方が辛さより勝ってるから…でも…そんな思いは胸の内に秘め込んで、恭司君には母への想いを見せれば怒られそうな気がしていたし、ホントに連れて行ったるとゆう気持ちだけでも嬉しかった。
    優輝にも出掛ける用意をさせてる間、恭司君は会社の車を取りにガレージまで行ってくれた。

    2006-04-20 23:01:00
  • 491:

    琴美

    恭司君から電話が鳴って、優輝と車までへと急いだ。なんとなくの道を恭司君に説明しながら、病院の近所までには来ていたが、病院の場所自体が解らず、途中で車を止めて恭司君がガードマンなどに聞きに行き、私は地元の親友に電話をかけて、その地域に詳しい子だった為、なんとか病院に辿り着いた…。時間は9時を少しまわっており、
    病院は面会時間が終わっていて早くも消灯時間になっていた。

    2006-04-20 23:03:00
  • 492:

    琴美

    ナースステーションから、看護婦さんが出て来たので親子だとゆう事を説明して少しだけなら…とゆう事で部屋に入れて貰えた。
    うす暗い病室…私達が来たのを解ってたかのように、母がベットの上で座っている…
    「オカン……」

    2006-04-20 23:07:00
  • 493:

    琴美

    母の顔が半分斜めに曲がっていて、まるで妖怪のような…優輝が怖がってなくぐらいだった。
    世間一般でゆうと完全な、身体障害者になった姿の母だった。
    母は出す事さえも必死な声で、涙いっぱいになりながら、私達に両手を合わせてゆっくりゆっくり頭を下げながら言う。

    2006-04-20 23:09:00
  • 494:

    琴美

    「ご…めん…ね…ご……め…んね…め…いわ…く…かけ…て…ご…ごめ…んね」手も不自由になっている母一気にやつれた母…
    言語障害にもなっていて、身内にでもわかりにくい、話し片…それでも涙しながら必死に頭を下げる母に…「うん…うん。」
    と頷くだけしか出来ず私も涙が溢れた。
    恭司君も少し涙目で怖がる優輝を抱っこしながら黙って見ていた…

    2006-04-20 23:12:00
  • 495:

    琴美

    母は完全な脳梗塞だった。症状…半身不随…言語障害顔面麻痺…意識障害…など一生完璧に治る事のナイ、れっきとした身体障害者となった。
    あまり時間もなくこの日は「また明日きなおすから」とだけ伝えて帰る事になった。弟はまだ来ていなかったがどうやら私達が帰ったあと兄貴と二人で行ったらしい〔ちなみに兄貴も弟と地方に住んで居た。〕

    2006-04-20 23:15:00
  • 496:

    琴美

    帰りの車の中で優輝が、
    すっかり眠ってしまってるのもあって、車内はシーンとしている。小さな音で、FMラジオだけがかかって…私はショックで何も言えかった。
    家に着いて…恭司君から、話してきた。
    「これからの事…考える時が来たんちゃう?」
    「考えるって言われても」「もう元どうりの親には、戻らへんねんで!!お前の兄貴か、弟が親を介護できんの?」

    2006-04-20 23:19:00
  • 497:

    琴美

    私の家庭は母子家庭なのでもちろん父親とゆう存在は居ない…何かと金銭的にも苦労してきた家庭は家族もバラバラになり、兄弟も、自分達の生活でいっぱいいっぱいだった。

    2006-04-20 23:19:00
  • 498:

    琴美

    母には彼氏とゆう存在が居る事は知っていたが、私達兄弟からしたら、ただの、おっさんにしか過ぎない…特に、兄貴も弟も同棲なだけに、母の彼氏の存在を知ってから、口には出さないが、うっとーしいと言う思いで、自分達が個人で生きて行く為に家を出たのだ…

    2006-04-20 23:22:00
  • 499:

    琴美

    今回母が倒れたのも、その彼氏とゆうおっさんと、
    会社の寮に住み込みで働いていたらしく…母は現場職のオッサン連中、百人近い人数の掃除洗濯炊事などを全般にする、寮母として働いていたようで、過労を通りこして一気に倒れたらしい…ストレスも原因だった

    2006-04-20 23:22:00
  • 500:

    琴美

    私は恭司君になんて言えばいいのか解らなかった…。確かに母を見る義務があるのは、長男である兄貴…。もしくわ弟…私は嫁に行った娘…でも兄弟が母を見るわけがナイ…見れるわけもナイ…と私は解っていた…かといって私が見るなんて恭司君の身内の手前もあり恭司君自身にも言えない…その夜は、
    「オカンの彼氏がなんとかするんちゃう?」
    と、冷めたふりをして言うしかなかった。

    2006-04-20 23:25:00
  • 501:

    琴美

    次の日から優輝を朝幼稚園に送ったあとで、毎日のようにお見舞いに行った。
    面会表を見ると兄弟も来た形跡があった。
    私の姿を見るたびに母は涙する…色んな想いがきっと込み上げるんだろう…
    そんな母に怒りや憎しみももう沸くわけもなく…母は私達兄弟が母から離れてて淋しかったんやろな…と、色々考えた。

    2006-04-20 23:28:00
  • 502:

    琴美

    私は兄弟に電話をして、
    これからの話しをした。
    母が今後退院したらどうするか…
    兄貴…「俺は仕事が忙しい…短期出張とか何回もあるし…第一さぁ…オカンにはオッサンおるやん!」
    弟…「え〜俺も無理…会社のワンルームの寮にいくら親でも一緒に住まれへんし第一…毎月生活費も足りないぐらいやし…ってか……オッサンおんねやし、またオッサンとこの寮に住んでたらええだけやん…」

    2006-04-20 23:31:00
  • 503:

    琴美

    あっさり拒否する兄弟……オッサンに母は任せたとゆう、無責任な二人…そして母自身が俺ら兄弟よりオッサンを選ぶのも目に見えてるとゆう…母へ、子供としての断ち切りを感じさせられた…
    私だけが…淋しく感じた…断ち切れないのは私だけ…「所詮俺らには何もしてやられへん…ちょっとした、生活費や入院費とか金としてやったら渡してやれても、側で見るとかは無理やしそんなに心配なら琴美が…〔お姉が…〕見たらええやん!!」

    2006-04-20 23:36:00
  • 504:

    琴美

    兄弟に言われた台詞には、悲しいぐらい腹がたったが実際確かにそうかもしれない…私一人が真剣に悩んでてんてこ舞いで焦ってる…それなら自分で見たらええんやん!と、自分でも思った。家庭がある私…今は、ただの主婦…結局はまた、恭司君に頼らなければならないのか…。

    2006-04-20 23:41:00
  • 505:

    名無しさん

    更新楽しみにしてます?

    2006-04-24 03:09:00
  • 506:

    琴美

    取りあえずは、どうする事もしてやれない…ただ見舞いには毎日のように行くだけで…病院の帰りには決まって、落ち込む私。
    兄弟は仕事もなかなか休めず…往復するだけで電車賃も相当かかるとゆうのもあり、全くと行って来なくなていった。

    2006-04-24 23:31:00
  • 507:

    琴美

    母はまるで子供の遊びのような、リハビリに毎日頑張っている…粘土をこねたりあいうえおの発声練習をしたり、てすりを持ちながら一歩一歩の歩く練習をしたり…そんな入院生活で私が見舞いに行き、ゆっくり話したりする事…それが1番のリハビリになるらしく、母を回復へと近づけた。

    2006-04-24 23:31:00
  • 508:

    琴美

    よく笑うようになり、話しかたも、だいぶ理解出来るようなってきた頃…
    現実的な問題が焦らせる…来月には退院しても大丈夫でしょう…医者からの言葉退院…何処に?今まで通りの普通の生活は出来ませんそんな医者の忠告…誰が母を見るの…?
    母の彼氏は母を寮に戻す気でいた。母は行く宛てもないのでそれに着いて行くしかナイといった様子…。

    2006-04-24 23:36:00
  • 509:

    琴美

    でも会社の寮に何もせずにただで住ませて貰えるわけもない…ましてお金もナイ母…そして今後働く事も出来ない母…。そんな状態で再び寮に戻ったとしても、またすぐに倒れてしまうかもしれない…次に倒れてしまえば、一生寝たきりか、死ぬかだと医者には告げられていた。
    深く悩む私はどうにかなるわけでもナイのに、懲りずに兄弟に電話するが、兄弟はそれでも同じ事を言うか電話にさえ出てくれない…

    2006-04-24 23:37:00
  • 510:

    琴美

    恭司君が私の様子を見ながら、また新しい意見を出してくれる。
    「これから働かれへんねんし、体も不自由やねんからこっちに呼んだり…俺は、同居でもええで…オカンの傍に居てやりたいんやろ?それでもし…俺に気使うようなら、せめて近くに別でマンションでも借りてやったらええんちゃうかな??

    2006-04-24 23:40:00
  • 511:

    琴美

    それで生活的には、お前が区役所に駆け寄ってお前のオカンが生活保護受けれるようにしたれ…ってゆうか実際受けれるんやし…最悪お前自身が様子見にいったりすんのさえ疲れる時もあるやろうから、介護保険の手続きもしてあげといたら金銭的にも生活的にも楽になるやろ?」

    2006-04-24 23:41:00
  • 512:

    琴美

    恭司君はいつもそうだ…。最終的には救いの手を差し延べてくれる。私からお願いする事が出来ない性格を知ってくれてるのか、結局ギリギリのところで恭司君からおれてくれるんだ…

    嫁側の身内をこんなふうに助けてくれる旦那はなかなかいないだろうな…と改めて恭司君の優しさを実感…

    2006-04-24 23:43:00
  • 513:

    琴美

    私は嬉しくてその方向で、話しを進めようと思った。
    しばらく見舞いには行かず母に遠慮させない為にも、準備を整えてから母へ報告しようと動いていた。

    2006-04-24 23:46:00
  • 514:

    琴美

    まず区役所にかけより生活保護が受けれる条件を知る介護保険の手続きは脳梗塞だと医者に判断された時点で適用される為スムーズに受けれる。住居探しで不動産屋にも周り、生活保護が受けれる条件1番の家賃、四万五千円以下を捜す。 なかなかそんな家は見つからず、しかも病人の一人暮しともなれば不動産屋にも嫌がられてしまう…。

    2006-04-24 23:46:00
  • 515:

    琴美

    それでもめげずに探したら親切な不動産屋に出会った私達の家からすぐ近くの、ワンルームマンションだがセキュリティも万全で母には勿体ないくらいのマンションだった。家賃は五万六千円なんだけど、保護を受ける為にと、親切な店長さんが、区役所に提出する書類をごまかしてくれるとゆう…家賃四万五千円共益費一万一千円してくれた。
    全ての必要書類が揃って、私は母に話しをしにしばらくぶりに病院へ行く。

    2006-04-24 23:48:00
  • 516:

    琴美

    私の姿を見て泣く母…
    「来…てくれた…やね……やりが…とね…」
    「うん。ちょっと最近バタバタしてたから…でももう落ち着きそう…あとはオカンの答えを聞きたくて…」
    「ん…??」
    不思議そうに首をかしげる母に、一気に話しをした。恭司君が言ってくれた事で私が段取りの準備をしていた事…そしてその段取り通り進むかは、母の意志次第だと…。

    2006-04-24 23:50:00
  • 517:

    琴美

    「オカン…退院したら私らのところにおいで…恭司君も言ってくれてるし…もう、オカンがこっちに住めるように段取りも出来てるねん…退院してまたすぐ倒れてしまったらアカンから、傍に居てくれへん?私が毎日オカンの家の事もするから…」
    黙って頷きながらただ涙だけを流す母…
    その涙は嬉し泣き?申し訳なさ?それとも…彼氏と離れたくないとゆう辛さ?
    母の中には全ての感情が入り交じる涙だったんだろう

    2006-04-24 23:52:00
  • 518:

    琴美

    母はその事について答えを出さなかった…
    その時は諦めて、また別の日に改めて、母の元へと、母の彼氏宛てで書いた手紙を持って見舞いに行った。
    「なぁ…娘として言わせてオカンが心配やねん…今回は後遺症が残る程度で命には別状なかったけど…

    2006-04-24 23:55:00
  • 519:

    琴美

    もしも次倒れたら生きてられへんかも知らんねんで…不動産とかにも契約するなら返事しなアカンし…今日は答え聞かせて…彼氏の事が気になるんやろ?別に別れろとは言わへんで…ただ身体が、落ち着くまででも私の傍でゆっくりして欲しいねん…私がオカンを見るから…」

    2006-04-24 23:55:00
  • 520:

    琴美

    「ありが…とう…こと…みのキモチは嬉し…いけ…どあの人がさみし…がる…」なんでこんな時まで母は…そんなオッサンを選ぶん…「あの人に何ができるん?あの人が働いてる間にオカン一人で倒れたらどうするん?それこそ手遅れになるだけやん…」
    「お…母さ…んも…琴美のところ…に…行きたいよ…ただ…めい…わく…かけたくない…か…ら…」

    2006-04-24 23:58:00
  • 521:

    琴美

    「迷惑かけたくないなら、退院したらこっちに来て…寮に戻って、また倒れられた時の方が迷惑やわ!」

    私は少し苛々して強気で言った。そして母に彼氏宛てへの手紙を渡した。

    2006-04-24 23:58:00
  • 522:

    琴美

    その内容は、今まで母と、一緒に居てくれてありがとう…と感謝を込めた内容と母の娘として、子供として母が心配やから傍におらせたい…とゆうお願いを込めた手紙だ。そして最後に、ほんとに母を想うなら、離れても会えるとゆうふうに母を安心させて暖かく見送って下さい…。と書いた。その手紙を読んだ母は、
    泣きながら頭を下げる…。

    2006-04-25 00:00:00
  • 523:

    琴美

    「こと…み。よろし…く…ありがとう…。こんなお母さんの…為に…。」
    母は決意をしてくれた。
    とゆうより本当は、母自身解っていたんだ。こっちにくる方がいいとゆう事を…「じゃあ!今から帰ってすぐにでも、オカンのマンション契約してくるで!契約したら、住民表もうつしたりして、生活保護とか受けれる手続きも済ませてくる」「うん…ごめん…なぁ……あんたも…忙し…いのに」

    2006-04-25 00:03:00
  • 524:

    琴美

    「ええよ…別に!」
    そう笑顔で答えた私に負けないぐらいの笑顔で微笑む母は、ベッドの上でまるで子供のような姿だった。
    「じゃあ…今日は帰るし…また段取りが終わったら、来るわ!…手紙…彼氏に娘からって、渡しててや…」そう言って私は帰った。

    2006-04-25 00:06:00
  • 525:

    名無しさん

    ???

    2006-04-26 04:48:00
  • 526:

    琴美

    そして私は帰ってその夜に結果を恭司君に報告した。「こっちに来るってオカンが言うてくれたから……明日にでも不動産に契約とか、引越しの準備とかしないとアカンわ…。」
    「そっかぁ…まぁ退院までには終わらせなな…」
    「うん…。」
    保証金も引越し資金も、全て我が家が全額負担する…母の莫大な入院費も保証人も全て、恭司君がなってくれる…。

    2006-04-27 00:03:00
  • 527:

    琴美

    ほんとに恭司君には申し訳なさでいっぱいだった…。ほんとに頭が上がらない…翌日…母のマンションの、契約を済ませて、生活保護の手続きも済ませて、引越しの日取りも全てを決めた母の病院に電話をかけて、先生と相談をしながら退院の日を決めた。
    退院の日は私が母を迎えに行きますと言い、母にも、伝えて貰った。

    2006-04-27 00:04:00
  • 528:

    琴美

    そして一週間後…いよいよ退院の日が来て、私はまるまる一週間ぶりに母に会う一週間のうちに、母はまた回復しており、元気そうに病室の前から歩いてくる…「お世話になりました…」看護婦さん達に頭を下げる母の姿を見て安心してると病室から、母の荷物を持った男が出てきた。

    2006-04-27 00:06:00
  • 529:

    琴美

    彼氏だ…
    「あ…ことみ…」
    母が私に気付いて笑顔で手をふる…私の視線が母の後ろに立つ、彼氏を見てる事に気付いた母が言う。
    「今日は見送りに来てくれたんよ…」
    母の彼氏が頭をペコッと下げてから言う…
    「気をつけて帰ったってや…まだまだ身体は不自由やからな…」
    私は…そんなん言われんでも解ってる!と思いながらも…「はい…ありがとう」とだけ言った。

    2006-04-27 00:07:00
  • 530:

    琴美

    退院手続きを終わらせて、タクシーに乗る私と母…。外から見送る母の彼氏の姿はとても寂しそうだった。母は、声にならないような声を張り上げて、タクシーの中で泣きながら彼氏に、手をふる…。
    私はなんだか物凄く胸が痛かった…。私が二人を切り裂いたようで…隣で泣く母を見て、これで良かったんかな…と不安な気持ちになっていた。

    2006-04-27 00:09:00
  • 531:

    琴美

    母は実の父と離婚して以来女で一つで働いて、時にはお父さん役にもなり、女を捨てて生きて来た…。
    そんな中、私達子供は思春期の学生から社会に出て行く日が来ると共に、母の元から離れた…一人ぼっちになった母の淋しさなんて、当時の私には解らなかったそんな母がいつの間にか、恋をして女になっていて…そして私達子供より母は、子供になってた現実を改めて感じた…。
    「慣れるまで辛いかも知れんけど…すぐ新しい街にも慣れるし来て良かったって思えるよ…」
    励ますように、まるで私が母のように言って慰めた。

    2006-04-27 00:11:00
  • 532:

    琴美

    私達の住む街に来た母には誰一人として知り合いもいない…かといって働くわけにも行かないので知り合うきっかけもない…だから私が毎日母の一人暮しのマンションへ顔を出す優輝もばあちゃんばあちゃんと言って、なつくようになっていた…。母自身、昔のように元気になり、懐かしい話しなど、今までの人生の話しなどたくさんするようになった。近所だけど時々泊まり合ったりして親子とゆうよりもまるで友達、親友のようになっていた。

    2006-04-27 00:13:00
  • 533:

    琴美

    そんな新しい生活がしばらく続いたが、ある夜、
    恭司君がキレだした。

    俺だけ毎日働いて…お前らだけ毎日楽しんで…お前のオカンもお前も調子乗りすぎちゃう?

    とか…俺がお前ら家族を助けたったんや!

    とゆうような、態度がでかくなり、頻繁に嫌味を言われるようになった…

    2006-04-27 00:15:00
  • 534:

    琴美

    お前らのせいでストレスがたまる!と言い訳のように恭司君はまたギャンブルに明け暮れるが私には、もう何も言えなかった。
    母はそうなるんじゃないかと、最初から思っていたようで、私に…

    2006-04-27 00:15:00
  • 535:

    琴美

    「ことみ…あんた…恭司君にも構ったりや…お母さんにばっかりやったら恭司君もヤキモチ妬くんちゃう?お母さんのせいであんたらが喧嘩になるなら…お母さん…身体も安定してきたし今からでも寮に帰れるよ…あんたが離婚されたらどうすんの…?お母さんなんかほっとっても人生短いんやから…あんたは自分の家庭だけ考えて、いい奥さんして、幸せにならなアカンねんで…お母さんみたいには、なったらアカンよ…」

    2006-04-27 00:17:00
  • 536:

    琴美

    と悲しそうな顔で言った。恭司君の優しさは形だけ…心の優しさが私には見えない…「してやった!」と、恩義せられたような言い方が一番気にくわなかった…確かに恭司君が居なかったら、今の生活はない…。
    言葉として出した事はないが、感謝しきれない程の、感謝はある。
    でも…だからと言って
    恭司君の好きかってな行動を黙って文句も言わずにいないとダメかな?我慢して恭司君の言う事をきかないとダメかな?

    2006-04-27 00:19:00
  • 537:

    琴美

    私は私なりに不満は募りながら、母との距離を少しあけた。

    そして私も朝から昼過ぎまで、優輝が幼稚園の間だけ喫茶店でのバイトを始めた
    私なりに精一杯だった…。人生で初めての昼の仕事は夜の水商売より体力的にもしんどくて、朝も眠くて、

    2006-04-27 00:22:00
  • 538:

    琴美

    それなのに給料は安過ぎてそれでもそれが現実的だと割り切って、ホントに頑張っていたんだ…。
    実際安い給料でも一生懸命いちから覚えて行った昼の仕事の給料は金額とかじゃなくて、気分的に嬉しかったし初めてお金とゆう物を大事にしようと思えた。

    2006-04-27 00:22:00
  • 539:

    琴美

    そんな日常の中でも、
    「お前の仕事の何がしんどいねん!」
    とか…
    「もっと働けや…」
    とか…
    恭司君は私の仕事にまで、ケチをつける。
    一番認めて欲しい人に認めて貰えないのが現実だった

    2006-04-27 00:24:00
  • 540:

    琴美

    私は私で毎日疲れていて、いつの間にか…会話から逃げるように夫婦での会話が少なくなった。
    ただ優輝にだけは、明るいママとして振る舞える。
    普段…そんなに会話もナイ生活の中で仕事の休み前の週末には、必ずというほど、恭司君は体を求めてくる…その時だけはニコニコと笑顔で私に話しかける…。洗濯…炊事…お風呂の用意そして体…。
    恭司君の都合の良い家政婦さんのような私……。
    私は一体なんなんやろ…。

    2006-04-27 00:26:00
  • 541:

    琴美

    家族で遊びに行く事もなかったから、優輝に申し訳なかった。幼稚園の他の子供達は、パパとママとお出かけしたとゆう話しをする…そんな生活環境から…
    優輝が家族とゆう形的な物を求めだした日がきた…。「ねぇ…ママ…ゆき達は、どうして遊びに行かないの?ゆきママと公園行くのは好きやけど、パパとママと三人でお出かけとかしたいな〜」

    2006-04-27 00:30:00
  • 542:

    琴美

    優輝には赤ちゃんの頃から想い出らしい事をしてあげてない…家族でのお出かけは、恭司君の実家に帰る時ぐらいだった。
    優輝が望む遊園地や水族館ヒーローキャラクターなどのイベントのショーなど、幼稚園のお友達から話しを聞かされて優輝も行きたいと自己主張しだす…。
    「ねぇ…ママ、優輝のおうちはお金がないの?」

    2006-04-27 00:33:00
  • 543:

    琴美

    お金より家族愛がナイのかもしれない…なんて答えられないし…
    「パパがお仕事忙しいし…休みの日は疲れてるから、パパが疲れてナイ時なら、どこでも優輝の行きたいとこに行こう」
    と言うしかなかった。

    2006-04-27 00:33:00
  • 544:

    琴美

    そうゆう優輝の想いを私は恭司君に解ってもらおうと必死で伝えた…
    それでも恭司君の答えは、そんな願いさえ一瞬で潰す「そんなとこ遊びに行って何が楽しいん?」
    冷めた言い方の恭司君には何を言っても無駄な気がして、出来るだけ私一人でも優輝をどこかに連れて行ってやろうと決意したが、
    そんな私の想いとはうらはらに、優輝はパパを求めるパパとママとゆう家族でのお出かけだけを求めている

    2006-04-27 13:07:00
  • 545:

    琴美

    ただ優輝にはおばあちゃんが居た事で少しは救われていたんだ…。私の母も病気をしてから、すっかりおばあちゃんになり、優輝に会う事が生き甲斐になっていたようだ…。
    優輝にはパパのおばあちゃんと、ママのおばあちゃんが二人居てる。

    2006-04-27 13:10:00
  • 546:

    琴美

    まだ幼稚園の優輝にとっては、後者の方が喜ばしい事なのは、優輝のはしゃぎ方で解っていた。
    そこで育てられて来た私と恭司君の違いが解る…。
    私は幼い頃に愛情をいっぱい注がれて生きてきた。
    だから優輝にも…と自分の子供時代に重ねて考える。恭司君は幼い頃両親に遊んで貰った事も、家族での楽しいお出かけをしたなどの想い出がない…。ただ欲しい物は買って貰える家庭に育っていた……。

    2006-04-27 13:12:00
  • 547:

    琴美

    ある日の休日に恭司君のほうから、素朴な事を聞いてきた…
    「なぁ…愛って何かな…?お前と優輝を見てたらなんとなくやけど、これが愛ってゆうんやろなってゆうのは思えるけど…そうゆう愛の感情ってどんなん?」
    「愛の感情…?そんなん、考えた事もナイし自然に愛があったら出てくるもんなんちゃうの?例えば優輝が笑ってるとこ見るだけで、こっちが嬉しくなるとか…いつも笑顔で居て欲しいような、そんな感じかな…」

    2006-04-27 13:14:00
  • 548:

    琴美

    「ふ〜ん…じゃあお前から見てて俺は優輝に愛があると思う?」
    「……ナイと思う。」
    「そっかぁ…でも言い訳じゃないけど、実際俺は優輝に対しての接し方が解らんねん…かといって優輝が、嫌いとかじゃないし優輝を失う事考えても怖い…好きは好きやねんけど…お前みたいには優輝に接する事ができひんねんけど…それって愛がないって事かな?」

    2006-04-27 13:16:00
  • 549:

    琴美

    恭司君なりに深刻に悩んでいたんだ…ただそれだけで嬉しかった。
    「充分愛はあると思うよ…恭司君は不器用なだけやと思う…でもせめて声に出さないと子供には伝わらないと思う…優輝はパパが大好きやねんから、せめて答えてあげてや…」
    私が言った事から、恭司君は、優輝を抱っこしながら「よし!優輝!今度休みの時、三人でお出かけしようか!!」
    と笑顔で優輝に言った。

    2006-04-27 13:18:00
  • 550:

    琴美

    優輝はその言葉だけでおおはしゃぎ…まさかパパから言ってくれるとは思わなかったんだろう…。
    もちろん私もびっくりした恭司君が家庭のパパとして変わろうとしている様子が雰囲気から伝わってきた…その時から恭司君がギャンブルをする回数も減って、仕事から帰って来るのも、早くなってきた。
    今までは家庭とゆう場所に自分の居場所がナイと感じていたようだ。

    2006-04-27 13:20:00
  • 551:

    琴美

    もしかしたら今まで私自身が恭司君が優輝と私の間に入りづらい環境を作り出していたのかもしれない……そういえば優輝が産まれたばかりの頃もこんなような事があったんだ…まだ赤ちゃんの優輝を、抱っこもしようとしない恭司君に悩んでいた私を救ってくれた、ある助産婦さんの一言を、再び想いださされた。
    「男の人はいつまででも、子供だから…」とゆうような事…あの時のように私が恭司君に優輝を任せれば良かったんだ…。

    2006-04-27 13:27:00
  • 552:

    琴美

    きっと私が普通以上に優輝に構い過ぎていたんだ…。と気付いた。家族揃っての晩御飯や風呂は、当たり前の事だけど、それだけで幸せの、実感がわいてくる…自然に夫婦仲もよくなっていく家庭の雰囲気が優輝に取って何より嬉しい事なんだろう…。
    「ママとパパ最近仲良しになったから、ゆき嬉しいわゆきずっと三人でおりたいから…」
    と…子供なりにませてるような、可愛い事を言う。

    2006-04-27 13:31:00
  • 553:

    琴美

    そんな小さな幸せの中で、また私を絶望へと導く事が起きた。

    いつものように、幼稚園の帰りに優輝を連れて、母のところへ行った時だった…

    2006-04-27 13:32:00
  • 554:

    名無しさん

    いっつも読んでるで?がんばってな?

    2006-04-28 02:51:00
  • 555:

    琴美

    ↑の方、ありがとうございます(^∇⌒)-☆近々完結の予定で頑張ります☆

    2006-04-29 14:55:00
  • 556:

    琴美

    ピンポ〜ン…何度押しても出て来ない…私は念のためにとゆう事で持っていた合鍵で鍵を開けた…部屋には母の姿はなくて、近所に買い物にでも行ったのかと思い、しばらく部屋で待つ事にした。部屋に入ってすぐにテーブルの上に置かれた、メモのような手紙を見つけた。そして、その横には母の携帯電話が置かれている…病気になってから字を書く事がスラスラ出来ない母が何時間もかけて必死で書いた様子で子供のような汚い字の手紙を読んだ。

    2006-04-30 04:38:00
  • 557:

    琴美

    ※ことみへ
    今までありがとう。あんたには、ほんとにお世話になったね…お母さんは嬉しさと申し訳なさでいっぱいでした…でもね、お母さんの事を必要とする人がいつでも待っていてくれてるの…ことみには可愛い優輝も居て、優しい旦那さんも居るそろそろ自分の為だけに、生きて下さい…兄弟達のように…。お母さんは先が長くないんだから、残りの、人生はお母さんなりに幸せにやって行くからね…。
    色々考えて出したお母さんの最後のワガママをどうか許して…。ことみホントにありがとう。さようなら。

    2006-04-30 04:39:00
  • 558:

    琴美

    読み終わった私は唖然となるだけ…なんで急に?冗談やろ?どうゆう意味…??ばあちゃん遅いねぇ〜☆と無邪気な優輝の声を聞いた瞬間…全ての状況を把握して、やっと涙がこぼれた。母は毎日笑っていたが、
    彼氏と離れた事をずっと、ひきづっていたんだ。
    ホントはずっと寂しかったに違いない。母が幸せだと思ってたのは私だけ…??

    2006-04-30 04:42:00
  • 559:

    琴美

    母の生き甲斐は私達子供達ではなく、優輝でもなく、あの男…母の彼氏だったんだ…。母は全てを捨てて、彼氏の元へ行ったんだ…。

    2006-04-30 04:42:00
  • 560:

    琴美

    そして私が母に残された物…このマンションなどの解約手続き…あと片付け……そして保証人となっていた母の入院費などの病院への支払い…。
    そして何よりも恭司君への申し訳なさだけ…。
    母へ連絡のしようがない…母の携帯から母の彼氏へ、電話をかけてもずっと電源は入っていなかった。

    2006-04-30 04:44:00
  • 561:

    琴美

    恭司君になんて言おう…。なんて言われるやろ…。
    私はどうすればいいんやろダメ元で兄弟に電話をして見た…兄は電話に出なかったが、弟はすぐに電話に出た。

    2006-04-30 04:44:00
  • 562:

    琴美

    「どうしたん?お姉?」
    「オカン知らん?」
    「はぁ?そっちで楽しく暮らしてんちゃん?」
    「置き手紙だけ残して部屋もそのままで出て行った」「マジで?オカンが元気になった証拠やなぁ…」
    「いやそんな問題じゃなくて…」
    「しゃーないやん!どうせオッサンとこ行ったんやろ?俺はそんな気してたで!オカンは昔のオカンじゃないねん…俺ら子供らより、オッサンを選んだオカンの人生やし…俺らは俺らの、生活していかな…」

    2006-04-30 04:47:00
  • 563:

    琴美

    意外にもしっかりしている弟…とゆうよりも家族とゆう事への諦めが伝わってきた…。本当は嫁に行った私が断ち切らなければならないのに…私は弟と電話をきって、優輝に言う。
    「ばあちゃんな、遠くに、お出かけしてるみたいやから、少しの間会われへんから、今日は帰ろう…。」
    「うん☆じゃあママまた来ような☆ばあちゃんだけ、お出かけしてイイなぁ…、でもお土産買って来てくれるかも☆」

    2006-04-30 04:50:00
  • 564:

    琴美

    無邪気に納得する優輝…。いつの間にかばあちゃんっ子になっていた優輝には、もう会えないんだよ…とは言えない。

    2006-04-30 04:50:00
  • 565:

    琴美

    そしてその日は私も部屋をそのままにして自宅へと、帰った。
    そして夕飯時に、恭司君が帰宅…
    「優輝〜今日もばあちゃんと遊んで来たんか?」
    笑顔で優輝に聞く恭司君に対して、優輝が残念そうに答える。
    「今日はばあちゃんおらんかってん…なぁ〜ママ!」優輝が私に同意を求めると続いて恭司君が私に聞く…

    2006-04-30 04:52:00
  • 566:

    琴美

    「珍しいな〜お前のオカンどこに出掛けてたんや?」「……さぁ…わからん」
    私は優輝を寝かせてから、本当の事を話そうと思ってその場のがれをするように流して答えた。

    2006-04-30 04:53:00
  • 567:

    琴美

    そしていつものように、揃ってのご飯…お風呂を済ませた…優輝は寝る前の牛乳を飲んで、歯磨をして眠りについた。恭司君はリビングで珈琲を飲みながらTvを見ている…私も優輝を寝かせたので、リビングに向かった。
    「優輝はもう寝たん?」
    「うん…幼稚園で疲れてたんやろ…」
    「なんかあったんか?」
    「なんで?!」
    「なんとなく…お前の様子が変やから!オカンと喧嘩でもしたんか?(笑)」

    2006-04-30 04:56:00
  • 568:

    琴美

    喧嘩が出来る方がよっぽど良かった…

    「あのさぁ……今日な……オカンの家行ったらおらんかって…これだけ置かれててん…」
    母から私宛ての手紙と、
    連絡取れないように置いて行かれた携帯電話を恭司君に差し出した。
    恭司君はいたって冷静に、聞いてくる…

    2006-04-30 04:59:00
  • 569:

    琴美

    「で?お前はどうすん?」「どうするも何も…もう、どうにもできひんし…」
    「まぁ…そうやろな…この手紙がお前のオカンの本音やろうし…まぁお前は充分親孝行したんちゃうか!?もうええやろ…忘れろとは言わんけど…もう終わりやな…」
    「…うん」

    2006-04-30 04:59:00
  • 570:

    琴美

    てっきり恭司君に責められると思っていただけに、逆に励まされたようで余計心が痛かった。母の為に使ったお金…今後しばらく続く母の病院への支払い…また恭司君に迷惑をかけるだけになった…。翌日…さっそく母の部屋を片付けしにいき、解約手続きも済ませた一年もたっていない事に不動産屋も、不思議そうな様子だった。それからは家庭で母の話題は一切無くなった。何故か…優輝でさえばあちゃんの事を聞いてこようとしなかった。

    2006-04-30 05:03:00
  • 571:

    琴美

    複雑な心境のまま月日と共に、また嫌な出来事が起きたんだ…。
    それは優輝の幼稚園の運動会の日…
    恭司君と私は、恭司君の、身内と朝から運動会を見に行った時だった…。
    ゴザを敷いて座っていると恭司君はたばこを吸いに行くと言い、席を離れた…。

    2006-04-30 05:06:00
  • 572:

    琴美

    なかなか帰って来ないので恭司君のお兄さんとその嫁さんに、私も煙草を吸いに行くと行って席をたった。
    喫煙所に行くと見た事もナイ男の人と仲よさ気に話している恭司君がいて、入れない雰囲気なので、私は席に戻った。

    2006-04-30 05:06:00
  • 573:

    琴美

    「えらい早いな!」
    とお兄さんが突っ込んで来たので、恭司君が誰かと話してたとゆう事を言った。お兄さんは席をたって、
    恭司君が居る方を覗き込む「あっ!あいつ…恭司の、同級生やわ…なんでおんねやろ…」
    と言いながら席に座る…。その時は対して何も気にせずに、私は優輝の競技を見て、はしゃいでいたが、恭司君は席には運動会が終わるまで戻って来なかった。

    2006-04-30 05:09:00
  • 574:

    琴美

    運動会が終わって、家に帰った時、恭司君の口から、嫌な予感をさせるような事を言ってきた。恭司君本人は全く気にしていない様子だったが…。

    2006-04-30 05:10:00
  • 575:

    琴美

    「今日さぁ…めッちゃ偶然に同級生の連れに九年ぶりぐらいに会ってん!」
    「うん…見たよ!えらい長い事喋ってたなぁ…」
    「そうやねんけど…そいつ独身やねんで!それやのに運動会で逢うなんて不思議やろ?」
    「ほんまやな…なんで?」

    2006-04-30 05:13:00
  • 576:

    琴美

    「実はな、さらに同級生の女がおって、その女は結婚してるらしくて、優輝より一歳年上の子供がおるらしくて、優輝と同じ幼稚園やってん!そんで、その女とその男は学生時代からずっと連絡取り続けてて今だに友達付き合いしてるらしいねん!」

    2006-04-30 05:13:00
  • 577:

    琴美

    「そうなんや!めッちゃ偶然やな!ってかその女の人旦那さんおるのに、男友達って…ありえへんわ…」
    「そうやろ?その子供も、めッちゃその男に懐いてたし、なんか怪しかったで」「友達とかゆうて不倫してんちゃん!」
    そしてさらに恭司君は続けて言う…
    「ちなみにその女ってゆうのが、俺の元彼女やねん」「……!?ハァ?!」

    2006-04-30 05:17:00
  • 578:

    琴美

    「まぁ元彼女ゆうてもまだ中学の時やし、その頃の俺は、付き合うってゆう形にこだわってただけやから、好きでもなんでもなかったけどな!向こうに付き合ってって言われたからそのまま付き合っただけって感じやし、実際俺は連れらと、麻雀とかばっかりしてたから、その女とは二人っきりで遊んだ事もなければ、キスさえした事ないで(笑)最後は怠くなって別れたしな…」
    平然と言うが私のなかでは胸騒ぎがしてたまらない…

    2006-04-30 05:20:00
  • 579:

    琴美

    子供が同じ幼稚園って事はめッちゃすぐ近くにおるんや…内心話しを聞いてるだけで、イライラしたが、 恭司君がせっかく話してくれてるし…隠されてないだけ、まだマシだと思うようにして、会話を続けた…。「で…その女とは話したん?」
    「話したとゆうか…向こうが、久しぶり〜って感じできたから、オオ!みたいな挨拶程度やで!」

    2006-04-30 05:23:00
  • 580:

    琴美

    「ふーん…向こうは初恋の元彼にあえて今頃未練タラタラちゃう?」
    私は嫌味っぽく妬いてるような口調で答えた。

    2006-04-30 05:23:00
  • 581:

    琴美

    笑いながら否定する恭司君
    「そんなわけないやん(笑)何年立つ思ってんねん!!だいたい向こうも結婚して子供もおんねんから!」と言った。

    その後、度々その元彼女の存在が恭司君の周りをちらつくようになる。

    2006-04-30 05:24:00
  • 582:

    琴美

    恭司君の趣味はスロット…そして行き着けのパチンコ屋から帰ってきた恭司君…「今日またアイツらおったわ…」
    「アイツら!?」
    「運動会の時に会ったってゆうた二人やん…」
    「ああ…元カノと男友達の事?」
    「うん…最近、よく会うねん…あの女も、子供預けて夜に何してんねんって感じやけどな…ますますあの二人は怪しいわ…」

    2006-04-30 12:08:00
  • 583:

    琴美

    「不倫してるに決まってるやん…」

    「う〜ん…でも聞いたら、ただの友達やって言い切るからな〜」

    「そら〜不倫してるなんて言われへんやろ(笑)」
    「あっ!そういえばその女お前の事知ってるらしいで何回も買い物の時とか見た事あるみたい!たまたま、俺も一緒に買い物行ってた時とかに見てたらしいから同じ幼稚園なのも向こうは知ってたみたいやわ!」

    2006-04-30 12:10:00
  • 584:

    琴美

    「ハァ?なんなんそれ気持ち悪い!向こうに知られてて、こっちは知らんのって嫌やわ!だいたいなんで、いきなりスロットでまで逢うようになるん?」

    2006-04-30 12:10:00
  • 585:

    琴美

    「知らんやんそんなん…。向こうがかってに来てるだけやん…」
    明らかに…恭司君と接触しようとする元彼女に改めて怒りを覚えた…。
    「そのうち…携帯教えて〜とか言われるんちゃん?」「それは言わんやろ〜もし言われても教えへんし…」そんな何気ない恭司君の、言葉に唯一救われたんだ…

    2006-04-30 12:12:00
  • 586:

    琴美

    それからは元彼女の話しは聞かなくなった…同級生の男友達の話しはたまに出てくるが…。
    私は幼稚園に迎えに行くたびに、キョロキョロと周りのお母さん連中を見渡して恭司君から聞いていた特徴を元に、元カノの存在を、自然に探すようになった…そんな日が続いてたある日一人の女の人と目があった…とゆうよりも、ジーっと見られていたようで視線を感じたからだ。

    2006-04-30 12:13:00
  • 587:

    琴美

    とっさに目を反らした女は恭司君から聞いていた特徴と一致…あの人が元カノ…直感で解った…。幼稚園で見るのは初めてだった…見るところによると歳より若く見えて童顔だ…スタイルも結構良いし他の主婦よりは断トツで可愛いただ大人しそうな見た目と違って性格は悪そうだ…。

    2006-04-30 12:16:00
  • 588:

    琴美

    誰とも挨拶もせずに幼稚園から出て帰る姿は、とても寂しそうで友達も居ない様子だった。
    その夜は私の方から恭司君に元カノの話しを持ち出したが、恭司君の反応はいまいちで、元カノに対して、無関心のようだった…。

    2006-04-30 12:16:00
  • 589:

    琴美

    それからは私もあまり気にせずに普通に過ごしたが、ある日、恭司君が新しい、携帯に機種変した。
    古い方の携帯がリビングにほうり出されてる状態で、恭司君が仕事に行ってる間その携帯を久しぶりに全て見た。

    アドレス帳は男友達…身内そしてほとんどが会社の人メール送受信無し…着歴も全て消去されていた…。
    機種変するのにわざわざ、こっちの携帯の履歴消したりするのがオカシイと思った。だけど消去されてるので何も解らない…そして、最後の調べにかかる…。

    2006-04-30 12:18:00
  • 590:

    琴美

    メールの変換文字だ…。
    新規メール作成らんで、
    あいうえおから全部言葉を繋げて出した。我ながら、恐ろしい程のテクニック…ほんと…探偵にでもなりたいぐらい…
    何時間かかけて出て来た、言葉を予想しながら文章として理解した…。
    同級生の男とは確実にメールをしている様子だったが何よりピンと来たのは一人…元カノとメールをしてそうな内容が予測される…。

    2006-04-30 12:20:00
  • 591:

    琴美

    ただの被害妄想になれば、どれだけ幸せか…
    その日は一日中モヤモヤとイライラしていて、そんな時に限って、恭司君がスロットに行っており、帰って来たのは夜中の23時だ…。優輝はとっくに寝ているが私は寝るに眠れず、恭司君の帰りを待っていて、帰ってくるなり、私はキレた。

    2006-04-30 12:24:00
  • 592:

    琴美

    「ほんまにスロット行ってたん?!」
    「それ以外俺がどこ行くねん!!」
    「誰とスロットしてたん?一人じゃなかったやろ?」「おう…同級生の連れ…」「ふーん…また?どうせ、例の元カノもおったやろ」「ハァ?おらへんわ…だいたいもしおったらなんやねん…俺には関係ないわ…」「ふーん…メールとかして連絡取ってるくせに?!」

    2006-04-30 12:32:00
  • 593:

    琴美

    「……ハァ?だからなんやねん!対してメールもしてへんわ!向こうから入ってくるぶんに返事返してるだけやんけ!!」

    開き直り逆切れする恭司君にさらにキレた…

    2006-04-30 12:32:00
  • 594:

    琴美

    「連絡とらんゆうてたんちゃうん?なんでメールする必要があんの?だいたい、同じ幼稚園で私の存在も、その女は知ってるんやろ!それを解っててわざとか」「ええやんけ別に!友達なんやから!今更なんもないわ!二人で会ったわけでもないし、なんの約束もしてないし!スロットでたまに会うぐらいやけど同級生の男とその女が一緒に来てるんやから!」

    2006-04-30 12:35:00
  • 595:

    琴美

    「そんなん私にはわからん事やん!だいたいメールしてる時点でおかしいねん!しかもご飯誘われてんのも解ってんねん!」
    私は変換で出てきた文字を繋げて予想した事を自信持って言った。

    2006-04-30 12:36:00
  • 596:

    琴美

    「ハァ?ご飯?あぁ〜それは、なんかファミレスで夜中バイトしてるらしくて、そのファミレスにその男と一緒に食べにおいで〜って誘われただけや!実際行ってないし!」
    「実際行ったか行ってないかなんか知らんしこれから行くつもりやったかも知らんやん!」
    「そんなん言い出したら、キリないんちゃん?少しは信用したら?既成事実が、欲しいんか?じゃあ作ってきたろか?!ホンマにウザイでお前!」

    2006-04-30 12:38:00
  • 597:

    琴美

    私が言えば言う程呆れながらキレる恭司君。
    「学生時代に戻りたかったら戻ったらええやん…そのかわり私と別れてからにしてくれへん?」
    「ハァ誰も戻りたいなんかゆうてへんやろ!なんやねんお前!じゃあもうメールもせんし連絡とらへんわ!それで気済むんやろ?!」

    2006-04-30 12:41:00
  • 598:

    琴美

    「何その言い方…しかたなしに連絡取るのやめるぐらいやったら辞めていらんわってか…連絡取るの辞めたからってなんなん?元カノの方にも家庭あって旦那もおるくせに…人の家庭を壊そうとして…私がその女の旦那におんなじ事したるわってか幼稚園にもこられへんようにママさん連中に言いふらしたるから!」
    私は怒り狂った勢いでどうしても許せなかった…。

    2006-04-30 12:44:00
  • 599:

    琴美

    「ハァ!?お前自分のゆうてる事解ってんの?お前に関係ないやろアイツの家庭なんか!お前に他人の家庭潰せる権利なんかあんの?お前がそこまでするゆうんやったら、俺がお前の人生めちゃくちゃにしたるわ」元カノをかばう恭司君に、1番ムカついた。
    私以上にキレる恭司君は、我慢してたかのように、
    私の母の話しを出してきた

    2006-04-30 12:46:00
  • 600:

    琴美

    「だいたいお前のオカンも誰が助けたった思ってんねん!お前の兄弟はどこで何してんか知らんけど自由に生きて、どいつもこいつも俺に対して有り難みがナイねん!そのくせ、お前は、俺の行動にいちいち文句つけてきて!俺はお前のロボットじゃないんやで!俺ははっきりゆうて一切悪いなんて思ってへんし…信用せえへんお前に問題あるんちゃう?まぁ俺もお前なんか信用してへんけどな!もうはっきりゆうて信頼なんか戻る事はナイしな!」

    2006-04-30 12:50:00
  • 601:

    琴美

    一気に言われた私は堪えていた涙が出た…恭司君の前では泣きたくなかったのに私の中でこれ以上揉めても結果は離婚しかナイと思ったんだ…。恭司君の戻る事はナイと言った台詞が私の期待を全て砕いた…。

    2006-04-30 12:55:00
  • 602:

    琴美

    楽しい将来もナイ…幸せな家庭も平凡な生活も…ナイそして何より私達夫婦には始めの頃のような愛はナイ大袈裟だと言われてもイイ私はこの家庭への気力を失った…色んな事を積み上げて、色んな人生を乗り越えてきた…そうゆうの全てが無駄だったと……………。

    2006-04-30 12:55:00
  • 603:

    琴美

    例えこの話しが終わったとしても、また一つ心のわだかまりが増えるだけ…。
    もう離婚の?文字しか頭に浮かばない…。
    もしも私にあの母が居なかったら…もしも私の母や、兄弟がまともだったら…、私はもっと強気で出れたのかもしれない…これから先何があっても私は永遠に、私の身内を理由に恭司君になめられて生活して行かなければならないのかな…。私は冷静に離婚を切り出す

    2006-04-30 13:02:00
  • 604:

    琴美

    「なんでこんな事で!?」と、納得の行かない様子の恭司君…
    浮気したならともかく、何もやましい事もしてない!と言い続ける恭司君だが…私はそれが原因だと切り出したわけではないんだ…。信じる…とゆう夫婦の信頼性の問題で、信頼感のナイ夫婦を続けるのは精神的にしんどくなったからだ…。お互いにもう過去から正す事が出来ないなら離れた方が楽になると思ったんだ…

    2006-04-30 13:06:00
  • 605:

    琴美

    言い合うのも疲れた私達は結局、結論の出ないまま、朝になる…お互い眠気のピークもあり眠りについたがあっという間に恭司君は、仕事の時間…私も優輝を、幼稚園に送ってからバイトに行った。
    バイトの昼休憩時に、携帯を見ると、珍しくも恭司君からの、ロングメールが、届いていた。
    昨夜はお前の気持ちも考えずにごめん…とゆうような内容だった。そしてこれからも一緒にいたいとゆうような…。

    2006-04-30 13:08:00
  • 606:

    琴美

    そのメールが入らなければおそらく私は出て行ってただろう…もう一度だけいちからやり直して行こう……少しずつでもプラスの方に信じて行こうと思わせてくれたメールだった…。
    その日は帰ってから普段どうりに過ごしていると、
    恭司君が私に携帯を差し出した。お前の気が済むようにアドレス変えるなりしろと…。

    2006-04-30 13:12:00
  • 607:

    琴美

    私は恭司君のアドレスに、私と優輝の名前を加えて、恭司君のアドレスを変えたそして…恭司君の同級生の男…元カノと関わりを持つ張本人に、もう二度とあの女にアドレスを教えるなとメールした。

    2006-04-30 13:12:00
  • 608:

    琴美

    スッキリした私は自然に、笑顔が戻る。悪いように考えればそれでもキリがナイぐらいに疑う事は出来るが…これで終わった事にしとこうと、自分で前向きにコントールして行くしかない…それからとゆうもの…今だに、その元カノとは、よく目が会う…必ず向こうから目はそらすが…私は文句の一つや嫌味の一つぐらいは言いたいぐらいだった…。でもそれってただの惨めな私になると思い、何も知らないふりをして彼女とすれ違う…。

    2006-04-30 13:19:00
  • 609:

    琴美

    恭司君は、いいふうに変わってくれたり、最低な男に変わったり、波が激しい…でもホントは気付いたんだ彼を変えたいとゆうよりも1番かんじんな事…いつの間にか私が彼に変えられていたんだ…。支えてきたつもりが支えられてきたのかもしれない…危機を迎える度に…感情で突っ走る私を宥めてくれていた…そして1番大切な物…優輝が居るこの家族をそのままの形で置いていてくれていたんだ

    2006-04-30 13:23:00
  • 610:

    琴美

    まだまだ先は解らないし、またすぐに家庭の危機は、大小問わずあるかも知れない…もう乗り越えられない問題も出てくるかも知れない…でも確実に今までの、経験が今後の危機に立ち向かえる力にはなってるはずだと信じて生きて行こう…
    ☆完結☆

    2006-04-30 13:26:00
  • 611:

    琴美

    追伸:これまで読んでくれていた読者の方々…長々とありがとうございました。この小説は全て実話で過去から現在を元に書いた物になります。ほとんど自己満足&想い出にする為に恋愛から結婚…出産から家庭生活の話しを書きましたが、読者の方で独身の方や既婚者の方、平凡が1番幸せな事だと思える、家庭を築き上げて?さい☆ホントに、ありがとうございました☆

    2006-04-30 13:31:00
  • 612:

    ラッキ‐

    琴美ちゃんお疲れ様でした!!!!家族?人で仲良く頑張ってね??更新早くて読みやすかったよ?(^O^)/ありがとお☆♪いいお話でしたぁ☆(ノ><)ノ

    2006-05-01 16:56:00
  • 613:

    琴美

    ラッキーさん書き込みの方ありがとうございます☆☆まだ?人生先は長いだろうとは思いますがこれからも頑張って行きます☆イイ話しだなんて言ってもらえて物凄い嬉しく思い感謝します☆ありがとうございました

    2006-05-01 17:44:00
  • 614:

    ラッキ‐

    書き方も上手かったし、途中泣きそぉにもなッたケど私も琴美チァンみたいに強い人になりたいと思った☆(>_

    2006-05-02 02:53:00
  • 615:

    名無しさん

    2006-05-02 02:57:00
  • 616:

    名無しさん

    もう少しよんだら寝ようと思いながらも、おもしろいから途中でやめれなくて、結局?最後まで一気によんじゃいましたぁ??
    本当いい小説でした?
    読んでよかったです?
    家族3人幸せに頑張ってくださいね??
    いい小説をありがとう??

    2006-05-02 05:38:00
  • 617:

    名無しさん

    2006-05-02 08:09:00
  • 618:

    琴美

    名無しさんありがとうございました☆朝まで時間をかけて読んで下さったんですね[゚∀゚*]感激です☆強い人間だなんて言われたら、これからも頑張って生きて行けるって思わせて頂きました(^∇⌒)-☆ありがとうございました☆

    2006-05-02 09:27:00
  • 619:

    琴美

    ↑強い人間と言ってくれたのはラッキーさんでしたねすみません?( ̄□ ̄;)
    再び、書き込みありがとうございました☆ラッキーさんも大切な人、大切にしてくれる人と幸せになってください☆

    2006-05-02 09:31:00
  • 620:

    名無しさん

    2006-05-02 14:10:00
  • 621:

    名無しさん

    2006-05-02 22:47:00
  • 622:

    名無しさん

    >>210最低な人間やな。一回目堕ろしたときも産んであげれなかった子供よりも自分のことばっかやろ
    おまえみたいな奴しんだらいいんちゃう
    読んだだけで性格の悪さがにじみでてるわ

    2006-05-03 13:51:00
  • 623:

    名無しさん

    略おおくて読みにくい

    2006-05-17 06:48:00
  • 624:

    名無しさん

    これは良スレ

    2008-02-14 19:12:00
  • 625:

    名無しさん

    あげた!

    2008-10-08 03:28:00
  • 626:

    名無しさん

    ??

    2008-10-27 11:34:00
  • 627:

    名無しさん

    2008-10-29 08:39:00
  • 628:

    名無しさん

    アゲ

    2010-11-21 16:01:00
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