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彼を変えたい…

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  • 1:

    彼と出会いもうどれくらいの年月がたつだろう。
    当時私〔琴美:ことみ〕は17才だった
    惚れた彼〔恭司:きょうじ〕は当時21才だった出会いの場所はキャバクラだった未成年の私は歳をごまかして働いていた。
    そのキャバクラで、一人のボーイの男が友達を店に呼んだのが始まりだった。怠そうにキャバクラに一元客として入って来たのが彼だった。

    2005-08-05 01:13:00
  • 261:

    仕事の制服の上着にも髪の毛が散らばり落ちていた…「恭司君…頭痛いんやろ?病院行ってみたら?」
    それとなく言ってみたら
    恭司君がキレまくった…。「うるさい!俺にそんなに死んで欲しいんか?もうほっといてくれ…俺がそんなに嫌ならお前が出て行ったらいいやん!ユキも連れて行ったらいいやん!それがお前らの望みやろっ!!」そして部屋に閉じこもりカギまでかけられた…

    2005-08-28 05:10:00
  • 262:

    その日はトイレにしか出てこなかった…。
    ユキも不思議そうにゆう…「ママ〜パパ怒ってるん?ユキがうるさいから?」
    「違うよユキ…パパちょっとお仕事で疲れてるねん」そう言ってユキに言い聞かせながら私自身にも言い聞かせた。

    2005-08-28 05:12:00
  • 263:

    それからはしばらくまた、普通の恭司君に戻っていたが、やっぱり時々変な事を言っていた。
    私は携帯のサイトや本を見て恭司君の症状を調べたりコソコソしていた。
    病気は病気でも精神病に違いない…直感で思っていたほとんど症状があてはまっている…

    2005-08-28 05:14:00
  • 264:

    自律神経失調症…髪の毛が異様に抜け始めたり何もかもがしんどく感じる…異様な多汗…割れるような頭痛などなど…パニック障害…いきなりパニック状態に陥る…自分が何をしてるのかわからない…自分がどうすればいいのか解らない…。焦りからくる異様な恐怖感などなど… そうゆう症状全てが加わり出て来た病名それはウツ病だった…。

    2005-08-28 05:17:00
  • 265:

    これしかない…恭司君は…そう思ったが本人が病院に行きたくないとゆう…。
    病院とゆう言葉だけで恐怖からか異様に怒りだす…。私はウツ病の対処方法を
    なるべく実行した…話しを聞いてあげる事…。常日頃から安心感を与えてあげる事……悪いような意見を全て間に受けずに優しく否定してあげる事…そんな毎日の中…一年の月日が流れた

    2005-08-28 05:20:00
  • 266:

    恭司28才琴美24才ユキ5才 それは突然の出来事だった真夜中にシャワーの音が聞こえて風呂場をのぞいた…「何してんのっ!?」
    私はびっくりしたし恭司君が恐かった。
    身体中真っ赤とゆうより紫っぽい色になるほどフライパンなどをこする銀のスチールタワシで全身洗っていた…ところどころ皮膚が擦りむけて血が流れている…

    2005-08-28 05:23:00
  • 267:

    「恭司君もう止めてや!」私の声すら聞こえないぐらい必死に体をこすっている「やめてって!」
    そう怒鳴ってタワシを取り上げてシャワーを止めた。「俺もう綺麗になったか?これで許してくれる?俺の子供産んでくれるやろ?」私はその場で泣きくずれるしかなかった…

    2005-08-28 05:24:00
  • 268:

    翌朝恭司君が冷静に話しをしてきた…。

    「俺病院行くわ…仕事休む事なるけどゴメンな…。
    俺おかしいやろ?正直にゆうて…最近夢見るねん毎日同じ夢で俺はお前に殺されるねん…だから俺が生きてるうちにお前らを殺してしまいそうになる瞬間があるねん…現実にならんように病院行くわ…」
    「うん…じゃあ着いて行くわな…」

    2005-08-28 05:26:00
  • 269:

    そしてユキを母に預けて
    病院へ行った…

    「恭司君…そこじゃない」
    恭司君は内科の受け付けに行こうとした…
    「なんで?俺内科やで」
    「違うよ…こっちやで…」私は精神科へと恭司君を
    連れて行った。
    精神科とゆう札を見た瞬間恭司君は怒りだす。

    2005-08-28 05:27:00
  • 270:

    「お前俺をなめてんのか?ほんまに殺されたい?こんなとこ俺には必要ない!!お前が見て貰えや!俺は絶対内科か脳外科や!」
    と怒鳴った。その様子で精神科の医者が出てきた…
    「何もないなら診察受けて見ても問題ないんじゃないですか?どうぞはっきりさせる為にも入って下さい」そう言われ恭司君は
    「なんもなかった時お前覚えとけよ…。」そういって冷たい目で睨むように診察室へ入って行った。

    2005-08-28 05:29:00
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