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彼を変えたい…

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  • 1:

    彼と出会いもうどれくらいの年月がたつだろう。
    当時私〔琴美:ことみ〕は17才だった
    惚れた彼〔恭司:きょうじ〕は当時21才だった出会いの場所はキャバクラだった未成年の私は歳をごまかして働いていた。
    そのキャバクラで、一人のボーイの男が友達を店に呼んだのが始まりだった。怠そうにキャバクラに一元客として入って来たのが彼だった。

    2005-08-05 01:13:00
  • 311:

    琴美

    しばらく言葉もお互い出なかった。
    「お前のオカンはお前にじゃなくて、なんで俺に一言でも、金貸してって言わへんの?お前はもう嫁に出た人間やで!」
    「………そりゃあ〜言いにくいからうちに言うてくるんちゃん?」
    「言いにくいかも知れんけど、お前に言ってもなぁ〜結局はお前と生活してるのは俺やで…」
    「そうやけど……もういいやん!うちの親のせいで、この家庭自体が揉めるぐらいやったら、別にほっとくし!」
    「ふーん…それでいいんやな?」

    2006-03-24 21:29:00
  • 312:

    琴美

    そう言って、その日はそれ以上に話しをする事もなかった…
    翌日…また母からの電話でうんざりしていると、
    仕事中にも関わらず恭司君が電話をかけてきた。
    「取りあえず、考えて見てんけど、今家庭にある貯金でなんとかなるなら、お前の親に貸してあげてもイイんちゃうか?貸すようで、あげるみたいにはなるやろうけど…」
    「ほんまに?!ほんまにいいん?」
    「しゃーないやん…だってお前は助けてやらたいんやろ?貯金無くなったからって、別に俺らが生活出来ないわけじゃないやろ?」

    2006-03-24 21:31:00
  • 313:

    琴美

    それから私は次の日、母に自ら電話を入れて、優輝が産まれてからコツコツと、貯金していた50万ばかりのお金を振込んであげた…。母はとても感謝をしていて恭司君にも御礼の電話を入れてくれた。
    でも…それだけでは済まなかった。
    借金の返済はほとんどが、利息で元金自体は返済されてないんだと、次々に、
    闇金融からの追い込みがあった。家賃も半年程の滞納をしており、もちろんの事家主さんからも払えないから出て行ってくれと頻繁に言われていた…。

    2006-03-24 21:33:00
  • 314:

    琴美

    そんな話しをお金を貸した数日後にされて、私はますます、恭司君への申し訳なさと、恭司君へ話しても、私がまだ母を助けたいと言えば離婚に繋がる予感までしていた。
    悩んだあげく、私の中での決意が決まった。
    全てを捨てよう…私の産まれ育った家族の為に…
    優輝を手放すのは母親として失格だ…でも確実に私よりも恭司君と生活する方が優輝にとって金銭的な苦労はしない…私はフルタイムでもう一度夜の世界に一気に稼ぎに行こう…。

    2006-03-24 22:46:00
  • 315:

    琴美

    その頃の私は結婚した家庭より私が産まれ育った家族を選ぼうとしていた。
    そう決意した時、泣きながら優輝に謝った…

    その夜、恭司君が仕事から帰宅してすぐに話しを切り出した…

    2006-03-24 22:48:00
  • 316:

    琴美

    「私…色々考えた結果な、離婚して家族を助けて行こうと決めた…」
    「はぁあっ?!」
    「この前貸したお金は全部利息なだけやってんて…」「…何それ…利息って……そんなんあってないようなもんやんけ…!もしかしてお前の親そんなん払ったんか?」
    「……うん」
    「つまりは捨てた金みたいなもんやで!そんなんな、闇金融なんかにちゃんと、支払おうと思ったら金なんかなんぼあっても足りるわけやいやろ!」

    2006-03-24 22:50:00
  • 317:

    琴美

    「だから私が離婚してでも返済の為だけにずっと夜働いて頑張って行くってゆうてるんやん!」
    私達はだんだん口論とゆうよりも大喧嘩になって行った。
    「お前が夜働いたとこで、そんなん返せると思ってんの!?仮に返せたとしても今後、親の為だけに働いて我が子まで捨てて、そんな人生で楽しいん?!いつか親を憎むのも目に見えるし後悔しても元には戻らん事やで!それでもお前一人で優輝置いてでもやっていくってゆうんやったら勝手にせいや!」

    2006-03-24 22:52:00
  • 318:

    琴美

    「……だからそうするって優輝が手元におらん人生が楽しいわけないし精神的に辛い事ぐらい解ってる…」「……優輝…か…じゃあ…俺ってなんなん?お前にとって、俺はなんやったん?残される俺の気持ちは?」「………それは悪いと思ってるよ…」

    2006-03-24 22:54:00
  • 319:

    琴美

    「なにそれ…答えになってないわ…もういいわ…優輝連れて俺実家帰るし、ここに住むんやったら親とか、お前だけの身内でも呼んで暮らしたらええし、お前が出て行くんやったら俺と、優輝がおらん間に出ていけや!じゃあな…」
    そう言って恭司君は優輝を連れて出て行った。

    2006-03-24 22:55:00
  • 320:

    琴美

    一人になった家は、いつも以上に広く感じてて寒くて、ただ静かな夜だった…。
    出会いから結婚、優輝の、出産など過去の想い出を思い出しては号泣していた。

    2006-03-24 22:57:00
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