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彼を変えたい…
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1:
琴
彼と出会いもうどれくらいの年月がたつだろう。
当時私〔琴美:ことみ〕は17才だった
惚れた彼〔恭司:きょうじ〕は当時21才だった出会いの場所はキャバクラだった未成年の私は歳をごまかして働いていた。
そのキャバクラで、一人のボーイの男が友達を店に呼んだのが始まりだった。怠そうにキャバクラに一元客として入って来たのが彼だった。2005-08-05 01:13:00 -
331:
琴美
「この100万で弁護士を雇って下さい!闇金融の借金はこれ以上払わなくて済む方法を確実に取って下さいね…それからある程度の、お金は残ると思うんで、安いアパートにでも引越しするなり、あとは好きにして下さい…」
「…はい…ホントに迷惑かけます…ありがとうございます…どうもすみません」2006-03-29 01:36:00 -
332:
琴美
「それから……二度と……こちらに来ないで下さい…二度と琴美ちゃんにも連絡しないで下さい…孫の優輝にも構わないで下さい…」「……………」
さすがに母も何も言えないようで涙しか出ていなかった。横に座って話しを聞いていた私も何も言えなかった…恭司君は黙って頷いている…2006-03-29 01:37:00 -
333:
琴美
母は意を決したように、
娘の琴美、孫の優輝には、今後会わないし連絡も取らない…と、一筆を書いた。それを書く母の姿を見てられず、お茶を入れに行くふりをして、声を殺して泣いた…。
我が子に会えなくなってでもそのお金を手にする母に少し前までの自分が重なった。優輝を置いてでも離婚して私がお金を稼いで実家に帰ろうとしていた事…。2006-03-29 01:39:00 -
334:
琴美
それを私が母にされたようで、悲しくて悔しくて……流れた涙は、それ以上に母の方が何より情けなくて、やり切れないだろうなと、母自身を可哀相に思った涙だった…。
その日、母は私を見てありがとうと目に涙をためて、帰って行った…。
姑は母が帰る少し前に帰って行った。2006-03-29 01:41:00 -
335:
琴美
その夜、私はまたひとつ、新しい決心をした。
「恭司君…私の親が借りたお金は確実に私が返して行くから…だからもう一度、キャバクラに行こうと思ってるねん…」
「……優輝は?」
「優輝には少しの間、また託児所入って貰うしかナイかな…?」2006-03-29 01:43:00 -
336:
琴美
「…お前が夜働くんやったら、しゃーないやん!…俺仕事朝早いし帰ってくんのも遅いし…」
「うん…」
恭司君は私がキャバクラに行くと言う事に対して、
一言の反対ぶりもなかったむしろ当然だと言うような態度だった。2006-03-29 01:45:00 -
337:
琴美
仕方なく優輝はまたしても24時間託児所へと預けられる運命になった。
私はなるべく近場でキャバクラを探した。募集広告だけでは、どんな店かも解らないし、キャバクラと間違ってセクキャバに面接に行く可能性もあるし、取りあえずうろうろと夜の繁華街を歩いた。2006-03-29 01:48:00 -
338:
琴美
結婚前に働いていた時の、店のお客さんにも堂々と、連絡してオープンから盛大にした。
経験がある子とゆう事で、マネージャーや店長など、店の男連中には扱いも良くされていた。
みるみるうちに、トップクラスへと上がり、給料も、恭司君の倍以上貰う程にはなっていた。2006-03-29 01:53:00 -
339:
琴美
2、3ヶ月で姑への借金は簡単に返せたものの…実際給料を手にすると、やっぱり借金への想いは薄く、いつでも返せる…なんて気持ちに変わってしまっていた
とにかく優輝には1番我慢させているから、せめてもの、贅沢をさせてやりたかった。優輝が欲しがるオモチャや本や、可愛い服などなんでも買い与えていた…私自身の自己満足とそうする事での償いかもしれないが…。2006-03-29 01:56:00 -
340:
琴美
一方、恭司君はまたしても変わり果ててしまった。
私の給料を私の居ない時に盗っては、私が夜働いてるのをいい事に、毎週毎週、時には連チャンで私の店ではない、キャバクラに飲み歩き出していた。
私が仕事から帰っても、
まだ帰ってない時もあった2006-03-29 01:58:00