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彼を変えたい…
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1:
琴
彼と出会いもうどれくらいの年月がたつだろう。
当時私〔琴美:ことみ〕は17才だった
惚れた彼〔恭司:きょうじ〕は当時21才だった出会いの場所はキャバクラだった未成年の私は歳をごまかして働いていた。
そのキャバクラで、一人のボーイの男が友達を店に呼んだのが始まりだった。怠そうにキャバクラに一元客として入って来たのが彼だった。2005-08-05 01:13:00 -
599:
琴美
「ハァ!?お前自分のゆうてる事解ってんの?お前に関係ないやろアイツの家庭なんか!お前に他人の家庭潰せる権利なんかあんの?お前がそこまでするゆうんやったら、俺がお前の人生めちゃくちゃにしたるわ」元カノをかばう恭司君に、1番ムカついた。
私以上にキレる恭司君は、我慢してたかのように、
私の母の話しを出してきた2006-04-30 12:46:00 -
600:
琴美
「だいたいお前のオカンも誰が助けたった思ってんねん!お前の兄弟はどこで何してんか知らんけど自由に生きて、どいつもこいつも俺に対して有り難みがナイねん!そのくせ、お前は、俺の行動にいちいち文句つけてきて!俺はお前のロボットじゃないんやで!俺ははっきりゆうて一切悪いなんて思ってへんし…信用せえへんお前に問題あるんちゃう?まぁ俺もお前なんか信用してへんけどな!もうはっきりゆうて信頼なんか戻る事はナイしな!」
2006-04-30 12:50:00 -
601:
琴美
一気に言われた私は堪えていた涙が出た…恭司君の前では泣きたくなかったのに私の中でこれ以上揉めても結果は離婚しかナイと思ったんだ…。恭司君の戻る事はナイと言った台詞が私の期待を全て砕いた…。
2006-04-30 12:55:00 -
602:
琴美
楽しい将来もナイ…幸せな家庭も平凡な生活も…ナイそして何より私達夫婦には始めの頃のような愛はナイ大袈裟だと言われてもイイ私はこの家庭への気力を失った…色んな事を積み上げて、色んな人生を乗り越えてきた…そうゆうの全てが無駄だったと……………。
2006-04-30 12:55:00 -
603:
琴美
例えこの話しが終わったとしても、また一つ心のわだかまりが増えるだけ…。
もう離婚の?文字しか頭に浮かばない…。
もしも私にあの母が居なかったら…もしも私の母や、兄弟がまともだったら…、私はもっと強気で出れたのかもしれない…これから先何があっても私は永遠に、私の身内を理由に恭司君になめられて生活して行かなければならないのかな…。私は冷静に離婚を切り出す2006-04-30 13:02:00 -
604:
琴美
「なんでこんな事で!?」と、納得の行かない様子の恭司君…
浮気したならともかく、何もやましい事もしてない!と言い続ける恭司君だが…私はそれが原因だと切り出したわけではないんだ…。信じる…とゆう夫婦の信頼性の問題で、信頼感のナイ夫婦を続けるのは精神的にしんどくなったからだ…。お互いにもう過去から正す事が出来ないなら離れた方が楽になると思ったんだ…2006-04-30 13:06:00 -
605:
琴美
言い合うのも疲れた私達は結局、結論の出ないまま、朝になる…お互い眠気のピークもあり眠りについたがあっという間に恭司君は、仕事の時間…私も優輝を、幼稚園に送ってからバイトに行った。
バイトの昼休憩時に、携帯を見ると、珍しくも恭司君からの、ロングメールが、届いていた。
昨夜はお前の気持ちも考えずにごめん…とゆうような内容だった。そしてこれからも一緒にいたいとゆうような…。2006-04-30 13:08:00 -
606:
琴美
そのメールが入らなければおそらく私は出て行ってただろう…もう一度だけいちからやり直して行こう……少しずつでもプラスの方に信じて行こうと思わせてくれたメールだった…。
その日は帰ってから普段どうりに過ごしていると、
恭司君が私に携帯を差し出した。お前の気が済むようにアドレス変えるなりしろと…。2006-04-30 13:12:00 -
607:
琴美
私は恭司君のアドレスに、私と優輝の名前を加えて、恭司君のアドレスを変えたそして…恭司君の同級生の男…元カノと関わりを持つ張本人に、もう二度とあの女にアドレスを教えるなとメールした。
2006-04-30 13:12:00 -
608:
琴美
スッキリした私は自然に、笑顔が戻る。悪いように考えればそれでもキリがナイぐらいに疑う事は出来るが…これで終わった事にしとこうと、自分で前向きにコントールして行くしかない…それからとゆうもの…今だに、その元カノとは、よく目が会う…必ず向こうから目はそらすが…私は文句の一つや嫌味の一つぐらいは言いたいぐらいだった…。でもそれってただの惨めな私になると思い、何も知らないふりをして彼女とすれ違う…。
2006-04-30 13:19:00