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彼を変えたい…

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  • 1:

    彼と出会いもうどれくらいの年月がたつだろう。
    当時私〔琴美:ことみ〕は17才だった
    惚れた彼〔恭司:きょうじ〕は当時21才だった出会いの場所はキャバクラだった未成年の私は歳をごまかして働いていた。
    そのキャバクラで、一人のボーイの男が友達を店に呼んだのが始まりだった。怠そうにキャバクラに一元客として入って来たのが彼だった。

    2005-08-05 01:13:00
  • 91:

    「だから琴美ちゃん俺は…無理やねん…琴美ちゃんを好きになることも一生ないから…ゴメン帰る」

    2005-08-07 03:11:00
  • 92:

    私は最後に一つだけ聞いた「彼女迎えには行くん?」「……行くわけないやん。今の俺が行けるわけもないし…アイツは地元の子からの情報で聞いたけどお水の頂点目指したいらしく東京のキャバクラ行って東京で住んでるみたいやし…約束ってゆうのは始めからナイようなもんやってんやろな」

    2005-08-07 03:14:00
  • 93:

    私は自然に涙が出ようとしてたのをこらえていたが
    悲しそうな後ろ姿と
    ほんとは寂しくてたまらんねやろなって思ったら
    涙がとまらなかった。

    2005-08-07 03:14:00
  • 94:

    「なんでお前が泣くねん?同情か?(笑)」
    ボソッと振り向く恭司君も涙を堪えているように見えた。
    私はとっさに恭司君にしがみついていた。
    このまま彼は私の前から消えるんじゃないか…また音信不通になりそうだった…だからギューっと抱きしめた…17才の女が21才の男を守りたいと思った…

    2005-08-07 03:16:00
  • 95:

    「私が変えたる!私が恭司君の生き方も考え方も全部変えてみせる!彼女の事も忘れさせるから…だから…付き合ってお金とかそんな関係じゃなく普通に付き合ってみて!」
    私は最後のかけに出た。
    今思えば照れくさい事ゆったな〜って自分で思うけど当時は確かに必死だった。

    2005-08-07 03:17:00
  • 96:

    「…変われる…かな?普通に付き合うかぁ…解った!その変わり他にも女おるゆうたやろ?その中の一人になるで!でもお前からは金貰ったりせんから…」
    「解った…それでもいい」そして付き合うとゆう形にはなった。
    彼はそのあと同棲してるとゆう風俗嬢の家に帰った。

    2005-08-07 03:19:00
  • 97:

    とてもヤキモチは妬いたがヤキモチなんてダサくて出せれないと思うタイプの私だったしヤキモチを素直に出しても怠い女とも思われたくない想いがあった。

    次の日からまた私は仕事が始まりキャバへ通う。

    2005-08-07 03:21:00
  • 98:

    恭司君は他の女から貰った金で相変わらず飲みに来るが…もちろん指名はしない私もそう毎回着けないので別の子が着いて別の子が
    指名入ってたりもする。

    2005-08-07 03:21:00
  • 99:

    そんな時はヤキモチと
    イライラ感で仕事にならず恭司君の席ばかり来ていた
    出来れば私の働く店には
    来ないで欲しかった。
    だけど店に来てくれてる間は少なくとも他の彼女達のところへ行っていない時間だと思い安心感もあった。

    2005-08-07 03:23:00
  • 100:

    恭司君はほぼ毎日私の部屋に来てくれていた。
    合い鍵を渡していたので、ほぼ同棲に近かったが
    恭司君のキーケースには
    私の部屋カギの他に数本のカギも入り混じっていた…とゆうよりも私のカギが
    数本のカギに加えられていた…

    2005-08-07 03:25:00
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