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シロ
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1:
遥
殺したくて
殺したくて
憎くて憎くて
笑った顔も
怒った顔も
憂欝な顔も
全てが嫌なの
この世から
いなくなってよ。
私もすぐ
そっちへいくから
ーアイシテルー
2008-03-25 12:41:00 -
36:
遥
愛と同時に憎しみが溢れ出て自分が自分じゃないみたいだった。 殺したい。 そう思った シロの首に手をかけ 「殺したいって思った。先にいっててね。遥もすぐそっちにいくから」 『遥ちゃんのしたいようにしたらいいよ』 って笑った。
2008-03-25 15:27:00 -
37:
遥
気がついたら朝で私は汗をかいてシロにしがみついていた。 『どうしたの遥ちゃん』 「なんでもない」 『恐い夢でも見た?』 「うん」 『俺がいるから大丈夫。恐くないよ』 って抱き締めてくれた。 さっき夢の中で殺そうとした人が、、、
2008-03-25 15:34:00 -
38:
遥
あまりにもその夢がリアルすぎて正直恐いってもんじゃなかった。 自分の最愛の人を自分の手にかけようとしてる夢。 愛が憎しみに変わるなんてありえない。自分には無縁の話だと思っていたのに 私はそうゆう性格らしい
2008-03-25 15:38:00 -
39:
遥
シロはあまり冗談を言わない。 だから私がふざけたりするとすごく笑ったしすごく関心していた。 『遥ちゃんはいいよな!生きてる価値がある』って 「じゃシロはないの?」 と聞くと 『俺は遥ちゃんだけの為に生きてるから。だから遥ちゃんがいなくなったら俺の価値はなくなる』って。
2008-03-25 15:44:00 -
40:
遥
シロと気分転換に引っ越しをしようとゆう事になり それまで住んでいたマンションを離れ少し田舎の方に広いワンルームを借りた。 家賃の安さと田舎さに驚いたのを今でも覚えてる。 前は2LDKだったのに次はワンルーム。 普通逆だよねってシロと笑ってた。 その時シロは24歳。 私は26歳になっていた
2008-03-25 15:52:00 -
41:
遥
そして引っ越しして二人で引っ越しそばを食べて 普通に幸せだった。 まだこの時は、、、 シロは長かった髪を切りたいと言いだした。 私はサラサラの長いシロの髪が大好きだったから少しためらったけど 次の日切りにいっておいでと言った。 一緒に切りに行こうとダダをこねるシロに私は髪を伸ばしてるからと言って1人で行かせた。 恥ずかしい話ここ何年かずっと一緒に行動していて 久しぶり…もしかしたら初めて?かも知れない
2008-03-25 17:35:00 -
42:
遥
シロの言うとおり一緒に行ってればよかったよね? あの日私があれさえ受け取らなかったら 今この家に私は1人じゃないよね?
2008-03-25 17:44:00 -
43:
遥
シロがお昼から美容院に行った。 私は掃除をしながら鼻歌なんか歌ってご機嫌だったのに、、、 家のチャイムが鳴った のぞき穴を見たら男の子。 見た事がある様な気がしてすぐに開けた
2008-03-25 18:58:00 -
44:
遥
「はい。」 『あの、はるいますか?』 「えっ?はる?すいません。どちら様ですか?」 『はるの弟です。』 (はるはシロの事…?だからこの子の事見た事あるって勘違いしたんだ。ゆわれてみればシロに似てる…) 「はるは今いないよ。家で待ちますか?」 『いやイイです。これはるに渡しててもらえますか?』 「わかりました。会わなくてイイですか?」 『大丈夫です』
2008-03-25 19:08:00 -
45:
『じゃ』 …愛想の悪い子。 渡された物を見てドキっとした。2通の手紙… 一通はシロのお母さん。 …もぉ一通は ―長島 菜月―" " "08/03/25 19:11
2008-03-25 19:11:00