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「 罪と罰 」
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1:
◆nc5vQ9UrVg
行かないで、
お願い…
側にいてよ…
2008-03-28 08:23:00 -
11:
◆nc5vQ9UrVg
ママに指示されて、たまたま着いた新規のお客さん。BOX席に、六名ほどで来ていたスーツの団体さんだった。『…失礼します!』 まだ若干緊張が取れないあたしは、先陣をきって席に着いてくれた由歌を追い掛けるように、ゆっくりと席に着いた…。
話を聞いているとお客さんは、不動産屋関係の仕事の集まりらしい。みんなかなりお酒が入ってるようで、一時間もすれば、カラオケが始まったり、ゲームが始まったりで…テーブルは大騒ぎだった。2008-03-28 09:21:00 -
12:
◆jTutx5Ak0Y
水割りを作ったり、灰皿を変えたり、あたしはとにかくあたふたしながら席に着いていて…会話もおろそかになっていた時。たまたま隣に座っていた、若いお客さんに話し掛けられた。
「自分、めちゃくちゃ必死やん(笑)そんな必死にならんでもみんな酔ってるし適当でええでぇ。」 ストライプのスーツが、体格のいい彼のスタイルをひき立て、いたずらっぽい笑顔からは、幼さが残るような印象を受けた―…。
―悠司との出会いだった。2008-03-29 07:18:00 -
13:
◆nc5vQ9UrVg
『あはは…そうですね。でも、仕事だし!一応働かないと(笑)』 あたしは悠司のグラスに氷を足しながら、笑顔で答えた。
「なるほどな(笑)いい心がけやな!あ、自分名前なんてゆーん?」 『千穂です!ってゆうか、最初に名刺渡しましたよ…(笑)』
「あっ、ほんまやな!俺酔ってるな!ごめんごめん」
悠司は、またいたずらっぽく笑った。歳は何個か上だろうと思っていたけど、意外にも二つしか違わなかった。悠司は運転があるからと、途中からはウーロン茶しか飲まず…
酔い潰れる周りの中で一人だけまともな彼と最後まで話していた。2008-03-29 07:30:00 -
14:
◆nc5vQ9UrVg
帰りぎわに番号とアドレスを聞かれ、なんとなく交換した。もちろんの事、あたしはこの時はまだ…悠司の事なんてなんとも思っていなかった。
そう、同じように 彼だって…
たかがホステスと客の どこにでもある
出会いだった―……。2008-03-29 07:36:00 -
15:
名無しさん
気になる?
文章きれいやし?読みやすい?2008-03-29 12:11:00 -
16:
◆nc5vQ9UrVg
それから、家に帰ったあと一応悠司にお礼メールを送った。彼からは、
「はいよ!お疲れさん!」と、いかにも男っぽい淡白ともとれる返事が返ってきただけで、あたしも返事は返さずに眠りに就いた―。
その晩は、仕事で疲れていたせいか… 良く眠れた。2008-03-30 07:27:00 -
17:
◆nc5vQ9UrVg
それから2週間が過ぎていた。あたしは相変わらず、あたふたと接客をこなしながら、給料で久しぶりに新しいドレスを新調した。 悠司とは、あれ以来連絡を取っていない。彼から連絡が来ることもなかったし、あたしもあえて自分からもしなかった。
悠司の存在自体を忘れかけていた頃、仕事が終わり携帯を見ると、メール受信のマーク。中を確認すると、あれ以来ぶりの、彼からのメールがきていた―…。2008-03-30 07:34:00 -
18:
◆nc5vQ9UrVg
「久しぶり!覚えてる?」
相変わらずな淡白な文章に、あたしはすぐに返事を返す気すらおこらなかった。家に帰ってから返そ…… なんて気軽に考えて、携帯を閉じた。
30分後、ようやく家に着きお風呂に入ってベッドに潜り込み疲れた体で携帯を開きさっきの返事を返す。2008-03-30 07:38:00 -
19:
名無しさん
新しくスレ立てて、また書いてるのか知らないけど、
ほぼ同じ話を読んだことがある。同じ作者?2008-03-31 02:59:00 -
20:
◆nc5vQ9UrVg
「久しぶりぃ☆覚えてるよんw(°0°)w今、仕事終わったねんよぉ(´ω`)」
この当時はまだ、他社の携帯に絵文字が入らない頃…。適当に選んだ絵文字を付けて、あたしは、自分なりに愛想のあるメールを、送った。
悠司は寝ているらしく返事は、―…次の日の朝だった
「昨日はごめん、寝てた。いつが休みなん?一回飯でも行こうや。」2008-03-31 04:02:00