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君の向うに

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  • 1:

    いつも見ていたのは                           ―そのむこう―                             届くはずのない。                            存在しない。                                  そのむこう…

    2008-04-23 13:05:00
  • 41:

    ドレスに着替えると仕事モードに切り替わるのが自分でもわかる。                                今からは偽りの姿で                                       好きじゃない人を    好きだよと言わんばかりの目で見つめて      良いと思っていない物でもかっこいいや素敵といった言葉が次から次へと出てくる。                                                          いつから麻痺してしまったんだろう        私の感覚は。                                                      嘘はつきとうせば嘘じゃなくなる。                    もはや私は何が真実か嘘か区別もつかなくなってきていて                       飲んで喋る         キャバクラサイボーグって  智に昔言われた。

    2008-06-03 02:36:00
  • 42:

    名無しさん

    席に着いていつもどうりの接客。          半分色。でも完全色じゃない。         私を人として気にいってくれたんでしょ?       と遠回しに問い掛けて            女の体をもった私が好きになった訳じゃないよね    と遠回しに釘を刺して                                                            一番汚いやり方だって皆に言われるけど                    一番楽だから。                                       絶対無理と思われたら最後だからたまには色もかけておく。                                                         よく考えれば一番汚いやり方かも知れない。

    2008-06-03 02:44:00
  • 43:

    ラストがきて私は挨拶も早々にタクシーに乗った。                            送りの車もあるけど   その空間がすごく苦手で いつもは智の車で帰る。                                     でも今日は智が居ない。                                     結局最後まで店には出勤してこなかった。                                         どうせ出勤までに時間があるからスロットでも行ってでたんだろう。       帰ったら待ってるに決まってる。                                             前にもこんな事が    二回ぐらいあったから。                                     私は勝手にそう思っていた

    2008-06-03 02:49:00
  • 44:

    名無しさん

    家の前でタクシーから下りて 自分の家に目をやった                          でも明かりがついていなくて人がいる気配もない。                                     先に寝たんだと思って  エレベーターに乗って自分の部屋に迎う。                                           でもなぜか今日は胸騒ぎがしてエレベーターも長く感じる                                     ドアに手をかけて   開けた瞬間私は自分の目を疑った。                                                                    心臓が飛び出そうなぐらい波打って        頭が真っ白になった。

    2008-06-03 02:56:00
  • 45:

    玄関からはリビングのソファーが直視できて       そこに見える二人は   絵に書いた様だった。                          白い肌に少し筋肉がついたあの体に長い髪     見間違えるはずがなくて それは智だった。                             暗やみの中裸で絡み合う二人が私は不覚にも綺麗と思ってしまった。                                        智と愛しそうに触れ合うその相手は私の知らない人だけど。                                               男には間違いない

    2008-06-03 03:02:00
  • 46:

    白い肌に華奢な体    智より少し長い髪に   この距離からみても   よくわかる        すごく綺麗な顔だった。                                                雰囲気は同業の人みたいだった。                                                         声も出せなくて     私はただ二人のその、行為`を見つめることしかできなかった。                                            私の存在にも気づかない二人は二人の世界がそこにはあって                                                                     でもその時閉まりきっていなかったドアが音をたてて閉まった。

    2008-06-03 03:10:00
  • 47:

    「あっ」                                私は驚きで変な声をだしたと思う。                                智はすごくびっくりした顔をしてその男の子から離れた。                                              どうしよう。どうしよう。私の頭にはどうしようの五文字しかなくて     自分が悪い事をした訳じゃないのに        焦って家を飛び出そうとした。                                                          その時智が私の名前を呼んで走ってくるのがわかったけどとにかく逃げた。

    2008-06-03 03:16:00
  • 48:

    その後大きい通りに出て タクシーをひろった。                                        こぉゆう時に私はつくづく孤独だなと思う。                                        相談できる友達もいなければ帰る実家もない。                                       「ミナミまでお願いします」                                                無意識にミナミと言って   その後は外の光を見ていた。          まだ暗い夜の街に    溶けてなくなってしまいたいと何度も願った                                        ショックとか裏切られたとか気持ち悪いとか    そんな事ひとつも思わなかった。                                 たださっき目で見た事は事実で頭の中に鮮明に焼き付いた。

    2008-06-03 03:24:00
  • 49:

    思ったより早く着いてしまって私は宛てもなくフラフラとミナミを歩いた。                                          やっぱりここが好きだ。こんな時間なのに    こんなに人がいて    こんなに私を溶け込ませてくれる。                                            キャッチしている子や    お客さんとアフターであろう 若い女の子とおじさん。 酔い潰れたサラリーマンの集団や浮浪者の人まで     たくさんの人が     この夜のミナミに溶け込んで                        私もその中の一人なんだって思ったら       気持ちが落ち着いた。

    2008-06-03 03:33:00
  • 50:

    『携帯鳴ってますよ』                                      そぉ言われて私は声のするほうを見た。                                          どこからどう見てもホスト。                                     「あっわかってます」                         そぉ言って私は携帯の充電をおとした。                                          『えっ切っちゃうんですか?なんかあった?』                                                   そのホストくんは私をみてそぉ言った。                                                                               今日は行く宛てもないし 帰るにはまだ早すぎる。                         この優しそうな営業スマイル全開の子に着いて行くのも悪くない様な気がした

    2008-06-03 03:39:00
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