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君の向うに

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  • 1:

    いつも見ていたのは                           ―そのむこう―                             届くはずのない。                            存在しない。                                  そのむこう…

    2008-04-23 13:05:00
  • 61:

    『正直びっくりしたし、そんな素振りみせた事なかったから引いたよ。でもな、何から何まで世話なってたしそこで「はいそうですか。さようなら」なんかゆわれへんかってん』                                        そしてあまりお酒を飲めない智は毎日の仕事が人一倍辛くて悩んでいたときに 光が今の店を紹介してくれてキャバクラのボーイを始めたらしい。      体の関係はない。キスや抱き合うまではできてもそれ以上はさすがにできず光もそれ以上は求めてこなかった。

    2008-06-07 12:44:00
  • 62:

    『信じてくれんでもいい。気持ち悪いって思ってもいい。ただ…嫌いにならんとって』                                 私は、初めて智の弱気なところを見た。      何も言い返せなくて…  下を向いたまま無言で  頷いた。                                            そして智は話続けた。  光は若くから売れっ子で 夜の人たちの中では有名だった。         経営者の知り合いも多く 光のコネで入った智は優遇で働きやすい今の店を気にいって決めたらしい。  ホストを辞めてからあまり光とは会わず平凡な日々をおくっていた時に私と出会った。          智が持っているブランド物のアクセサリーやスーツは全て光が買ったらしい。                         「智はどうゆう気持ちやったん?どうゆう気持ちで光ってゆう人と接してたん」

    2008-06-07 13:28:00
  • 63:

    『正直俺もわからんかった。でもな、人してとか男としてとかじゃなくて仕事では何の妥協もせぇへんいつも完璧なところが好きやった。先輩としてな』                                                   「うん」                                             『でもなそんな完璧な人でもな、弱いとこはあんねん。そぉゆう所全部俺に見せてきた。』                                           「うん」                                             『突き放されへんかって。あの人は本間に寂しい人やねん。金があっても地位があっても本間に信じれる人がおらん』                               「なぁ智。同情でそんな関係続けてたんやったら余計にかわいそうやで。別に私は偏見ないよ。     でもな、気持ちもないのにその関係は良くないと思う」

    2008-06-07 13:47:00
  • 64:

    『なぁ綾、もぉ光さんとは会わん。今の店も辞めて自分で職場探す。     ほんまに綾が大切やねん。こんなん格好悪くて言われへんかったけど綾がおらん生活とか考えられんわ。』                                    智の真剣な顔と言葉に  気持ちが揺らいだ。   許しても良い。     そう思う反面      別れてしまった方が楽だとも思った。                                           「…ッ」         『待って!振られる準備さして(笑)』       そぉやって笑う智は無理して笑顔をつくってるのが よくわかる。                  『ほんま俺格好悪いな。綾と会うまでこんな気持ちしらんかった。本間に惚れた女にはどんな事でもしてやれるって思った。好きすぎて乱暴な事してもぉた事も全部後悔してる。俺…』                                     智はすごくゆっくりと  すごく優しく      自分の気持ちを伝えてくれた。

    2008-06-07 14:05:00
  • 65:

    「私智は、ほんまに優しい人なんやと思う。情深いとこあると思うねんな。  そぉゆう智が大好きやねんけど嫌いなとこでもあんねん。」                                 黙って私を見つめる智を見て思った。       私の最愛の人に似ているとゆぅ理由で智を選んだ。 でも私の最大の支えで心の拠り所だった。     利用していた様に聞こえるかもしれないけど    私の今大切と言える人は 家族でもなく友達でもなく彼氏の智だから。                                        「智、もぉ忘れよ」                                        『えっ?』                                           「私光ってゆう人の事なかった事にできる。それぐらい智を信じてるし大切やねん。忘れよ」                                          智はすごく驚いた顔をしたけどすぐ悲しそうな顔をして驚く事を言った。                           『綾は俺の事好きじゃないよな。好きやから許すんじゃなくて好きじゃないから許すんやと思う。いつも思ってた。綾ほんまに大切なん誰やねん』                                          私の気持ちを悟っていたなんて思いもしなかった。                                     『俺そいつの代わりでも良いって思って綾と付き合ってきた。なぁ綾俺の事本気で好きなるんは無理なん』                                    胸に何か突き刺さったような痛みが走って     堪えてもあふれだす涙は私の頬をつたった。

    2008-06-07 14:21:00
  • 66:

    「と…智、私大切なんわ…」                                    智だけだと言おうと思った。でも喉まできている言葉がでてこない                                          『そんな悲しい顔せんとって。好きになってくれへんのやなくて好きにならされへん俺が悪いから』                                       「ちがっ…智が悪いんじゃ…」           『もぉいいから』                                       そぉ言った智は私を思い切り抱き締めた                                          『縛りつけすぎやな綾の事。重いやろ俺』                             首を横に振ることしかできなかった                                私の頬に自分の涙じゃない冷たい雫が落ちてきて  余計に胸が締め付けられた                                    『綾愛してる。ほんまにお前以外考えられへん』                                      「…うん」

    2008-06-07 14:32:00
  • 67:

    今日はここまでにします。読んでくれている方が居たらうれしいです?                辛くて書けない部分があるので話のつながりがおかしいかも知れないですが、頑張って完結させるので  暖かく見守ってください。

    2008-06-07 14:58:00
  • 68:

    無駄な改行多すぎて読みにくい

    2008-06-07 18:29:00
  • 69:

    感想は無駄な改行多すぎて読みにくい

    2008-06-07 18:31:00
  • 70:

    名無しさん

    あたしはなんか好きやなぁ
    きちんと続けて書いてくれてるから毎日チェックしてます

    2008-06-09 13:56:00
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