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わん、にゃあ。
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1:
主
むしゃくしゃする。最近あたしはツイてない。
コンタクトは片方落とすし、買ったばかりの服にコーヒーをこぼすし、初対面の人に5歳も歳を上に思われた。
その上おととい男に浮気をされた。最悪だ。2008-04-29 05:48:00 -
41:
主
ソファに座り、テレビをつけようとテーブルの上にあるリモコンをとろうとした時だった。
「!!?」
2008-05-04 22:56:00 -
42:
主
窓際に置かれているセミダブルのベッド……白いシーツの山から黒色と肌色がのぞいている…。
「…嘘…!?」
誰かが私のベッドで寝ている。いや、私は【誰か】とベッドで朝まで寝ていた。全く気付かなかった。驚きと恐怖で体中の血の気が引いていく。
はなわか…?さっき頭の中で想像した最悪の状況が再度蘇ってくる。2008-05-05 09:06:00 -
43:
主
数秒から数分の間、私は固まっていたかもしれない。そして、とりあえず、煙草を灰皿で消した。
恐る恐る、ベッドの方へ近付く。とにかくコイツが【誰か】わからないことには―…。もしかしたら真葵かもしれないし。真葵であれば嬉しいのだけれど…。2008-05-05 09:10:00 -
44:
主
息を殺して、シーツの中を覗きこんだ。顔をシーツに埋めているみたいで誰だかわからなかった。でもやっぱり男のようだ。髪は短いし、シーツの間から伸びた腕は明らかに真葵ではなかった。
本当にはなわかもしれない。もう、シーツをひっぺがしてやろうか。叩き起こして、状況を把握する前に家から追い出してやればいいかもしれない。
そう考えて、意を決してシーツをつかんだ。その時だった。2008-05-05 09:15:00 -
45:
主
「…んーっ…」
口をムニャムニャ言わせながら、シーツの中で寝返りをうったのは、間違いなく【ニノ】だった。
「!!?!!?」
予想外の展開にさっきの倍は驚いた。2008-05-05 09:20:00 -
46:
主
何で?!何でここにいるの?!!
全く状況が把握できなくて頭の中が混乱している。それでも現実に目の前の男は、スースー寝息をたてて寝ている。まるで少年のようで、キレイで整っている。2008-05-05 12:33:00 -
47:
主
「と、とりあえず…煙草……」
現実に目を背けるかのように、もしくは気持ちを落ち着けるかのように、煙草を探し、火をつけた。
長年吸っているバニラの匂いは期待通り、少しだけ気持ちを落ち着かせてくれた。肺へ煙を思いきり吸い込み、ゆっくり吐いた。
さて、どうしたものか…。2008-05-05 12:36:00 -
48:
主
「…あれ…響子サン…?」
私はハッとしてすぐにベッドへ目を向けた。
ニノが起きている。目をこすりながら「おはよぉ。」と普通に言っている。かなり自然な態度に私はさらにショックを受けたが、それ以上にショックを受けたことがある。
裸だったのだ。2008-05-05 12:44:00 -
49:
主
上半身裸の【ニノ】。余計に頭が混乱する。全く記憶にない。
「な…んでここに…?」
「え、響子サン覚えてないの…?!」
ニノも少し驚いた顔をした。
「昨日は響子サンすごく酔っ払ってて面白かったったよ。」2008-05-06 03:28:00 -
50:
主
私…面白かったのか…( ̄○ ̄;)
2008-05-06 03:30:00