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独占欲。
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1:
のん。
独占欲。一人じめしたい。自分だけのモノにしたい。誰でも少なからず持っている感情ではないだろうか。その感情を理性で押さえつけてはいませんか?これはその理性とゆうリミッターが外れた時、人がどうゆう行動に出るのか。その最悪のケースを描いたお話です。※グロテスクな話、暗い話、狂った話が嫌いな方は見ない事をお勧めします。
2008-05-05 03:49:00 -
161:
のん。
>>163さん
読んでいただいて有り難う御座います。自身、異常な程に愛した男ほど振り返ると「何であの時あんな男に?」と不思議に思った事があるので。そんな感じです?悠はなんでもない普通の人です。2008-05-12 05:09:00 -
162:
のん。
「…り!!ゆりっ!?」ハッと気がつくと、目の前に悠の顔があった。「ゆ…ぅ…」「どないしてんこれ?」ビシャビシャに濡れたあたしとベッド、散らばった菊の花に転がる花瓶を見て驚いた悠が心配して問いかけてきた。「里奈が…」「岩田?岩田がやったんか!?」
2008-05-12 05:11:00 -
163:
のん。
里奈なんてどうでもいい。今、目の前に悠が居る。それだけで安心して、あたしは悠に抱き付いた。「ゆり?」「帰りたい…早く帰りたいよ」ずっと悠といたい。一秒だって離れたくないよ。
2008-05-12 05:11:00 -
164:
のん。
「まだ傷も塞がってないし、すぐには無理や。あと少しだけ…我慢しよ?な?」子供を言い聞かせるように、優しく語りかける悠。もう一人の夜は嫌や。嫌でも思い出すから。嫌でも不安になるから。悠に触れている間だけ。その間だけは悠はあたしの物やって実感できるねん。
2008-05-12 05:12:00 -
165:
のん。
「悠…抱いて…」涙を溜めて呟いた言葉に悠は困惑している。「ここ病院やし…帰ったらいっぱいしよ?」自分を拒絶されたようで、サーッと血の気がひいていくのが分かる。「ゆり、愛してるから」そんな言葉、もう意味なんてない。あたしが安心できるのは、言葉なんかじゃなく悠の体を独占できる間だけやから。
2008-05-12 05:13:00 -
166:
のん。
夕方5時半。仕事の為に悠は病室を出て行く。また寂しくて怖い、長い夜が始まる―…。
2008-05-12 05:14:00 -
167:
のん。
「岩田、ちょっとええか?」仕事が始まる前、出勤したての里奈を悠は呼び出した。悠の話の内容を大体予想していた里奈は、つまらなさそうに非常階段までついて行った。風の強い非常階段、どう切り出そうか考えながら、悠はタバコに火を付けた。
2008-05-12 05:15:00 -
168:
のん。
「何で呼び出したか分かるか?」非常階段の手すりにもたれかかりながら、だるそうにする里奈に問いかけるが、里奈は頬を膨らませながら無視。「ゆりがお前に何したゆーねん?」上司としての優しい仮面を脱ぎ、明らかな敵意を向ける悠。そんな悠を見て少し恐怖を感じた里奈は、やっと反省したのか目に涙を浮かべていた。
2008-05-12 05:15:00 -
169:
のん。
「だって、悠さんゆりさんばっかり可愛がるから…」消え入りそうな声でゆっくりと話す里奈に、悠もイライラしていた。「それで、怪我人に八つ当たりしたんか?」「ごめん…なさ…」友里を助けられなかった自分への苛立ちを、ぶつけてしまいそうな衝動を必死に抑えつつも、やはり怒りを露わにしてしまう。
2008-05-12 05:16:00 -
170:
のん。
辞めさせようか。ただ、辞めさせれば人手が足りなくなるのも事実。友里が居ない今、3人でもいっぱいいっぱいなのだ。男としての思いと、店長としての思いが交差する。「もうゆりに関わるな…」「…はい」しょぼんとしながら、そう返答する里奈の姿は、反省しているように見えた。
2008-05-12 05:17:00