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独占欲。
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1:
のん。
独占欲。一人じめしたい。自分だけのモノにしたい。誰でも少なからず持っている感情ではないだろうか。その感情を理性で押さえつけてはいませんか?これはその理性とゆうリミッターが外れた時、人がどうゆう行動に出るのか。その最悪のケースを描いたお話です。※グロテスクな話、暗い話、狂った話が嫌いな方は見ない事をお勧めします。
2008-05-05 03:49:00 -
227:
のん。
昼は病院、夜は悠が仕事の間は自宅待機、明け方になれば互いを求め合う。そんな生活を続けて3ヵ月。もう松葉杖なしでも普通に外出出来るくらい完治していた。後一回検査の為に病院へ行って、問題がなければ仕事に復帰してもいいと医師から許可が出た。
2008-05-18 17:51:00 -
228:
のん。
「あ、もうすぐ悠の帰ってくる時間や!そろそろご飯つーくろ!!っ…!?!?」立ち上がろうとした瞬間、下腹部に異常な痛みが走った。いつもなら暫くじっとしていれば治まるはずの痛みが一向に牽かない。
2008-05-18 17:52:00 -
229:
のん。
「っ…っ!!」激しい痛みで声を出すこともできない。全身から汗が噴き出して、体が冷たくなっていく。どんどん顔が青ざめていく友里。悠…助けて…っ!!友里は、激痛で意識を失った。「おい!!ゆり!!ゆりっ!!」意識を失う寸前、悠の声が聞こえた気がした。
2008-05-18 17:53:00 -
230:
のん。
目を開けると、二度と見たくないと思っていた天井が目に映った。(あぁ…まただ…)今度ははっきり分かる。また病院に戻ってしまったんだと。しかも今回は呼吸器まで付いている。でも、傍に悠の姿はない。
2008-05-18 17:53:00 -
231:
のん。
辺りをキョロキョロと見渡してみても、どこにも悠の姿はない。悠?どこ?とてつもない不安が再び友里を襲った。呼吸器…邪魔…。無理やり呼吸器を剥がして起き上がろうとしたが、力が入らない。
2008-05-18 17:54:00 -
232:
のん。
前のように足にだけ力が入らない訳ではなく、全身に倦怠感が付きまとう。「何…コレ…?」得体の知れない感覚に陥る自分の体に恐怖を抱きながらも、あたしは必死に立ち上がろうとした。
2008-05-18 17:55:00 -
233:
のん。
全身が気怠い感じなのに、さっきから下腹部だけがズキズキと痛む。腰も痛いし…。一体何なんやろう?分かれへんよ。怖いよ、悠。何で傍におってくれへんの?何処行ったん?助けてよ、悠…っ。
2008-05-18 17:55:00 -
234:
のん。
数分後、神妙な面持ちの悠が病室に入ってきた。「悠っ!!何処行ってたん!?怖かった…っ」悠が入ってくるなり、あたしは悠に抱き付いた。「……っ、ゆり…」悠の様子がおかしい。目が腫れている。「…何?悠?どうしたん?」
2008-05-18 20:36:00 -
235:
のん。
「…っ」悠は唇を噛み締め、あたしと目を合わそうともしない。「悠、何なん!?」そんな悠の態度が余計に不安を駆り立てる。「あたしの体…どっかおかしいん…?」勇気を振り絞って問い掛ける。その返答は予想も出来なかった答えだった。
2008-05-18 20:37:00 -
236:
のん。
「子宮剄ガン…の可能性があるって…」子宮剄ガン?テレビや雑誌なんかで、たまに見るくらいで、はっきりとした症状や治療法なんかは分からない。「あたし…ガンなん…?」ガンと言えば、直接死とゆうイメージは少なくはなっているが、あたしのイメージでは、薬の副作用で、やせ細ったり髪が抜け落ちたりとゆうイメージが強い。それに知識のないあたしの想像では、もう助からないような気がして、目の前が一気に真っ暗になった。
2008-05-18 20:43:00