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独占欲。
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1:
のん。
独占欲。一人じめしたい。自分だけのモノにしたい。誰でも少なからず持っている感情ではないだろうか。その感情を理性で押さえつけてはいませんか?これはその理性とゆうリミッターが外れた時、人がどうゆう行動に出るのか。その最悪のケースを描いたお話です。※グロテスクな話、暗い話、狂った話が嫌いな方は見ない事をお勧めします。
2008-05-05 03:49:00 -
97:
のん。
「最近元気ないなぁ」「トラ…」「無理せんと何でも言うてや?」「え〜!トラ頼んないもん」いつかどっかで聞いたようなセリフを投げかけるとトラは拗ねて頬を膨らませる。「嘘嘘!トラはホンマに頼れるええ奴やで。たださ、あんまり友達に迷惑かけたくないやん」「アホか、迷惑なんて思ってたら友達なんかとぉに止めてるわ」そう言ってあたしの髪の毛をクシャッってしてトラ特有の爽やかな笑顔。
2008-05-06 00:56:00 -
98:
のん。
トラのおかげで少しだけ気が晴れたような気がした。その日、また悠はあの女とご飯に行く事になった。それを知った途端に、また黒い感情が蘇る。「これで最後にするわ。お前が不安がるならクビにする。新しくバイトも面接にくるし」そう言った悠の笑顔は何故か信じれる気がした。
2008-05-06 00:56:00 -
99:
のん。
「あの女に指一本でも触れたらフルボッコな!!」「え〜指一本入れたらやろ?」「んな事したら瞬殺!!」たわいもない会話をしながら、今日はすっきりと、とは言わないまでも送り出す事ができた。
2008-05-06 00:57:00 -
100:
のん。
それが全てが狂い出す始まりだったんだ。
あの時一緒に帰っていれば。せめて一人にならなければ…。今も隣に居れたのにね―…。2008-05-06 00:58:00 -
101:
のん。
あたしは一人、家路を辿る。いつも2人で単車で走る帰り道。一人で歩くと不気味なくらい静かだったんだと実感する。大通りとはいえ、夜中の3時。人影は見当たらない。まだ夜風は冷たくて、更に怖さが倍増する。「強がらんと悠と一緒に帰れば良かった」たまに通る車の音に紛れてポツリと呟いてみる。
2008-05-06 00:59:00 -
102:
のん。
カランッ―。空き缶が転がる音にもビクッっと体が反応する。空き缶が転がってきた公園の方を見ると、いかにも柄の悪そうな男がニヤニヤしながらこっちを見ている。(ホンマ嫌や、こうゆう奴)そう思いながら、あからさまなくらい遠回りしたのに、そいつは一直線に近づいてきた。
2008-05-06 01:00:00 -
103:
のん。
「お前かぁ!!俺の女いじめてんのぉ!?」「は?」明らかにシャブ中であろうその男は、訳の分からない事を言って近付いてくる。「人違いです」そう言って少し歩幅を早めても、そいつはしっかり付いてくる。
2008-05-06 01:01:00 -
104:
のん。
気持ち悪くて逃げようとした瞬間、髪の毛を鷲掴みにされ公園の方へと引きずられた。「痛っ!!ちょっ、やめて…やめろや!!ぶっとばすぞっ!!」掴まれた髪が痛くて、怖くていくら叫んでみても、周りは住宅街も遠く、人通りもない。
2008-05-06 01:02:00 -
105:
のん。
公園の茂みで、やっと髪を掴んでいた手を離されたと思ったら、突然視界がグルリと回った。星空が見える。これはやばい。ヤラれる。「お願い!!マジ人違いやから!!あんたの女とか知らんしっ、な!?」「うるさいっ!!」「…ッ!!」頬から脳にかけて衝撃が走った。男に顔面を拳で殴られるなんて始めてのこと。
2008-05-06 01:02:00 -
106:
のん。
あまりの痛さと恐怖で、既にパニック状態。「無理やって!!ホンマ知らんねん!!お願…ッ!!」そう言おうとした瞬間、目の前にあった物に思わず息を飲んだ。
2008-05-06 01:03:00