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幽霊?恋物語
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1:
?
幽霊が視えるよぅになったのは、いつからだったんだろう。
思い出せない。
気が付けば、視えていたんだ。2008-05-10 17:32:00 -
35:
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「それでよく、律さんの姿が見えて…なんとなく気になり出したんです……。」
ゆなは話せば話す程、顔を茹でたこみたいに顔を真っ赤にしていく。
「一度だけ、律さんが何かに向かって話しかけてて、その時に見せた笑顔がなんだかとても優しそうで……それ以来、その好きだなって、思ったんです…。でも、気持ちを伝えたい!って思った時には、自分は死んだ後だったんですけどね。」
言い終わるとゆなは、とても恥ずかしかったのか両手で顔を隠してしまった。2008-08-02 03:37:00 -
36:
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「…そっか。」
俺は死んだ後でさえ、俺に気持ちを伝えてくれたゆなが、愛しく思った半分嬉しかった。
だって、好きだと言われて嬉しくない訳がない。
例えばそれが、生きた人間だろうが死んだ人間だろうが。2008-08-02 03:43:00 -
37:
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ゆなの気持ちに、応えてあげれるかどぅかは分からないけど、俺に出来る事があればやってあげたい。
恥ずかしがるゆなを見ながら、そんな事を思った。
「あれ、でも待って。なんで俺がゆなさんを視えるって分かったの?」
俺は疑問をゆなにぶつけた。
するとゆなは、当たり前かのよぅに答えた。2008-08-02 03:47:00 -
38:
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「律さんは死者が視えてたから、それならあたしも視えるんじゃないかなって思ったんです。」
なるほど…。
死者同士、視えるって訳か。
「ゆなさんも元から視える方だったの?」
「いえ、死んでから視えるようになりました。」2008-08-02 03:51:00 -
39:
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「でも死者の世界って悲しいですね。」
と、ゆなはどこか遠くを見る目で呟いた。
「自分が死んだからなのか、他の死者の気持ちが分かるんです。例えば、憎しみだったり、苦しみだったり…悲しみだとかそういうのが、自分に流れ込んでくるんです。」
俺はゆなの話を黙って聞いていた。
気付いた頃には、俺には霊が視えていてゆなの言った事みたいに、死者の気持ちが自分の中に際限なく流れ込んできていた。2008-08-02 04:14:00 -
40:
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二人の間に、しんみりとした空気が流れて、少し気まずくなった俺はゆなに声をかけた。
「ゆなさん、少しだけ外行かない?」
俺の言葉にさっきまで、切ないよぅななんて言ったらいぃのか分からない顔をしていたゆなに笑顔が戻る。
そのゆなの笑顔を見て、彼女には笑顔の方が似合うなと思った。2008-08-02 05:25:00 -
41:
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家から少しだけ離れた所に、小さな川があって、俺達はそこにやって来た。
「綺麗ですね。」
緩やかに流れる川に、沈みかけた太陽の光が反射してキラキラと光る水面を見ながらゆなが呟いた。
うん、確かに綺麗だ。2008-08-02 05:28:00 -
42:
?
「あたし、小さい頃から体が弱くて、ろくに外にも出た事がなかったんです。」
と、ゆなはゆっくり話始める。「だから今まで恋とかもした事がなくて、好きになったのも律さんが初めてなんです。」
俺はゆなの横顔を見ながら、ただ黙って聞いていた。
「…律さん。今日あったばかりでこんな事をお願いするのは、厚かましいと分かっているんですけど、あたしの最初で最後の夢を叶えてもらえませんか?」ゆなは真剣な顔で言った。2008-08-02 05:41:00 -
43:
?◆2Luz3cD5zY
また起きたら書きにきます。
2008-08-02 05:43:00 -
44:
名無しさん
頑張って?
2008-08-04 14:54:00