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■キラキラ■

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  • 1:

    ageha

    雨が続き、憂鬱な日が続く。そう。梅雨。この季節になると、毎年あなたを思い出しては、涙する。優しいモノも。綺麗なモノも。あたしの前には、もう何もないの。ただただ、降り止まない雨に、流れ止まらない涙。

    2008-05-13 15:11:00
  • 14:

    ageha

    「アゲハちゃん涼さんの事本気?」ヘルプに着いた優が聞いてくる。「あたり前やん。」あたしは冷静に答えた。誰が見ても分かるでしょ?涼はともかく。あたしは涼に本気だって。「そうは見えへんわ。本間に好きやったら風俗行けへんやろ。」優は冷めた目で言った。「好きやから行くねん。好きな人のためやから。優に何が分かるん?」あたしだって。わかってる。風俗なんて行きたくない。だけど。もう。お金が無いんだ。お金が無いと。あたしは愛してもらえないんだ。「嫌なんやろ?風俗。何でそこまでするん?作り笑いして。きもいで自分。ただの嘘つきやん。」優は冷たく言い放って席を立った。

    2008-05-16 08:29:00
  • 15:

    ageha

    その夜。眠れなかった。別に。涼じゃなくてもいいって気付いたから。好きって言ってくれるなら。側にいてくれるなら。誰でもいいと。自分の汚さに。自分の弱さに気付いたから。そう。あたしは涼を愛してない。好きじゃない。涼に。依存してるだけ。ただ。依存してるだけ。

    2008-05-16 08:37:00
  • 16:

    ageha

    「久しぶりやな。最近店来やんから俺寂しいわ。毎日アゲハに会いたいのに。」3日ぶりだった。優に冷たい言葉を言われてから。店に行かなかった。「ごめん。風邪引いてたん。でももう大丈夫!!めーっちゃ元気やで☆」あたしはピースしていつもの笑顔で言った。「まぢで?電話してや〜笑。心配するやん!」涼だってほら。笑顔。いつもの営業スマイル。だけど。本当に心配なら。電話かけてくるでしょ?そっか。あたし達。恋人じゃなかったね。「涼!!今日一緒に帰ろ〜☆いいやろ?」涼は少し戸惑いを見せて。ラストまで居て、と。さりげなく言って、お客さんが来たらしく、あたしの席を立った。

    2008-05-16 08:52:00
  • 17:

    ageha

    久々に涼に会って嬉しいはずなのに。悲しかった。胸が痛かった。だけどやっぱり。安心したんだ。その朝。あたしは涼に抱かれた。愛していると。好きだと。囁かれながら。あたしも言った。愛していると。好きだと。涼は強く激しく抱いてくれた。だけど。あたし達は恋人じゃないんだよね。お互い。求める物があるだけ。涼は。金銭的なもの。あたしは…偽物の。愛情…。それでもいい。だから。嫌いにならないでね。もう少し。このままの関係で…いさせて。

    2008-05-16 09:04:00
  • 18:

    ageha

    先に目を覚ましたのは、あたしだった。涼は。すやすやと気持ちよさそうに眠っていた。テーブルにある涼の携帯がピカピカ光っていた。きっと着信かメール…。あたしは涼の携帯をそっと手に取り。それを開いた。待ち受けは。あたしと二人で取ったプリクラの画像。意外だった。ただその時は。マメだなって。そう思ってた。ー新着メールありー見なければ良かったと。後悔した。【アゲハちゃんと別れて下さい。じゃないと俺、涼さんが兄貴やって事言います。これ以上アゲハちゃん傷つけんといて下さい。】優からのメールだった。神様は。本当にひどい。

    2008-05-16 09:27:00
  • 19:

    ageha

    ねぇ。神様。あたしは。どうしたらいい?こんなの酷すぎるよ。親の顔もしらない。兄弟がいた事もしらない。ねぇ。神様。あたしは。生きていく自信が無いよ。もう。パンクしそうだよ。もう。笑えない。

    2008-05-16 09:32:00
  • 20:

    ageha

    あたしは涼が目を覚ます前に。部屋を出た。頬に伝う涙を拭いながら。悲しくて。悔しくて。もう。どうしようもなくて。涼の事も。唐突で。手遅れで。自分が。醜くて。大嫌いで。今までだってそうだった。手に入れたらそれは不倫で。金銭目的で。次は兄弟。悲しすぎて。辛くて。初めて。死を考えた。

    2008-05-16 09:40:00
  • 21:

    ageha

    「アゲハ!!何先に帰りよんねん!!本間キレ…?!」あたしを追いかけてきた涼は。あたしの涙を見て言葉を飲み込んだ。「怒ればええやん!怒れや!!」初めて涼に。大きな声を出したかもしれない。嫌われる。きっと。嫌われる。そしてまた。一人になる。「何で泣くねん。ほんで何で急にキレんねん。訳分からん。説明して?」涼はあたしの凄みに少し動揺しながら言った。

    2008-05-16 09:49:00
  • 22:

    ageha

    「好き…やから…」涼は。それで?と。「信じとった。涼の事。」うんうんと。涼は優しい顔をしてあたしの話を聞く。「それだけ…」涼はため息を付き。話始めた。「ようするに不安なったって事やな?で、俺どないしたらいい…?」こんな優しい顔する人だなんて。知らなかった。「何で。何でこんな事するん。」涼は悟られたような顔を一瞬したけど。「意味分からん」と言った。

    2008-05-16 09:58:00
  • 23:

    ageha

    涼はあたしの目を見ずに「別れへんなら今日店きて。別れるなら…もう来んでええ。」そう言って帰って行った。ずるいよね。こんなに依存してるのに。側にいれないなんて。辛すぎる。無理だよね。あたし弱いから。きっと。涼から離れられない。

    2008-05-16 10:03:00
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