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◇運命の意味◇
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1:
◆WiIlLhBZ6w
こうなる事が運命だったのか。出逢えた事が運命ならば、離ればなれになってしまった私達もそれも運命だろうね――。
出逢えた事に意味があり、別れた事に意味がある。
そう思える人だからきっとあなたを愛したのでしょう。 いつまでも…2008-06-14 00:40:00 -
61:
◆WiIlLhBZ6w
また1日、1日と繰り返し、優斗とも順調に連絡を取り少しづつ距離が縮まるのを感じながらあっと言う間にゴールデンウイークがやって来る。
あたしは夜、家でゆっくりしていると優斗からの電話が鳴った。
優斗『おーい!!もう大阪来てるよ!!今ねぇイベントにいる。翼の家にミキサー置いてあるって言ってたよね?今から取りに行くから住所言ってよ』
あたしはその時少しdjに憧れていて友達にミキサーを借りていた。優斗がミキサーを借りに来たのはアーティストがdjする為、ミキサーが壊れたら替えがいる為あたしに借りに来たのだ。翼『大阪来てるんやぁ!!分かった。住所言うけど分かるん?』2008-06-16 02:51:00 -
62:
◆WiIlLhBZ6w
翼『住所は大阪市〜〜…』
優斗『待ってね!!スタッフに聞くよ。』
しばらくして、優斗『取り合えず道順聞いたから、まぁ一応このまま道説明して』
翼『うん。こう行って〜…』 今思えば東京人の優斗があたしの家までの道を良く分かったものだと思う(笑) 電話をしながら、『もうちょっとで着くよ〜』とか言いながらもう少しで優斗に会える気持ちがドキドキしてヤバかった。2008-06-16 03:00:00 -
63:
◆WiIlLhBZ6w
優斗『着いたよ』
翼『持って行くわぁ』
ミキサーを持って家を出る。
車から降りて来た優斗があたしの目の前に来て、ミキサーを貰う。 優斗『ありがとうね。』 翼『うん…』 そっと2人だけの空間が広がる。 夏の訪れを感じさせる夜風と半袖を着た優斗。 2人は見つめ合い、そっと微笑む。 まるで時間が止まったような感覚――。2008-06-16 03:07:00 -
64:
◆WiIlLhBZ6w
先に喋り出したのは優斗。
まだ2人の空間が続いてる中、優斗の声が心地良い――。
優斗『俺少しだけdjするから、時間空いたら迎えに来るよ』 翼『ホンマに?分かった。帰り運転気をつけてね』 優斗『ありがとう。じゃぁまた後でね』 あたしは家までの道を歩き、優斗は車を出して行った。2008-06-16 03:13:00 -
65:
◆WiIlLhBZ6w
あたしはソファーに座りテレビを見ながら優斗の連絡を待った。
いつの間にか寝てしまい、携帯がなり電話に出る。
翼『はぁぁい!!』
優斗『連絡遅くなってゴメンね。忙しくて迎えに行けなかったよ。今から借りてるビジネスホテルに行くから来なよ』 今何時だ?と思いながら時計を見るともう朝だ。 翼『分かったぁ。今から行くよ』 そう言って電話を切り用意をしタクシーを拾う。2008-06-16 03:20:00 -
66:
◆WiIlLhBZ6w
ねぇ3年経って知った事なんだ。
ブーゥちゃんって呼び方、普通にふざけた呼び方だけどどこかで聞いた話、どこかの国の外国人が愛おしい人を呼ぶ時そうやって呼ぶんだってさ。
今頃知ったって何もならないのに、あの時あんたはあたしの事そうやって呼んだ。 3年経って知った今、たまに傷が疼くんだ。 ホントあんたは甘くて洒落たロマンチストな男だよ。2008-06-16 03:32:00 -
67:
◆WiIlLhBZ6w
部屋に入ると優斗の友達も来ていた。
この人とは後から色々とお世話になる事になる。
リュウ『初めまして。優斗の友達のリュウです』
翼『初めまして。翼です』 それから夜になり、ご飯を食べに行く事になった。 近くの居酒屋に入り、適当にメニューを頼み、お酒で乾杯する。2008-06-16 03:46:00 -
68:
◆WiIlLhBZ6w
3人『かんぱーい!!!』
カチンッ――。冷えたジョッキがいい音を鳴らし、冷たいビールを一口飲む。
あたしはお酒は飲めるがビールはどうしても好きになれない。
だけど、あんたと過ごして行く内にビールがいつの間にか飲めるようになり今は大好きな味なんだよ?
だってあんたがいつも頼むあんたの大好きなお酒なんだもん。好きになりたかったから――。2008-06-16 03:58:00 -
69:
◆WiIlLhBZ6w
頼んでいたご飯が運ばれ、綺麗に並べられる。
優斗『はいっこれ食べな?』
優斗が少し摘んだベーコンと榎木のバター炒めをくれる。
翼『ありがとう。』 パクッ――。 翼『美味しい!!』 優斗『でしょ!!イッパイ食べな』
それからお酒もいい感じに回りクラブに行く事にした。2008-06-16 04:04:00 -
70:
◆WiIlLhBZ6w
優斗にゲストを取ってもらい、クラブの階段を下りて行く。
ドンッドンッドンッドンッ――。
四つ打ちの音が体に響いてくる。
いつ来たってこの重低音がたまんない。 だけどそれ以上に今日は色々と特別だ。 ゴールデンウイークにそれに優斗とずっと側にいる。 たまんないや――。2008-06-16 04:09:00