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王子様
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1:
名無しさん
ずっと好き。忘れることなんてないよ。
だから信じていてね。
あたしは絶対裏切らない。2008-06-23 18:18:00 -
11:
◆SHuqGlcegY
王子様やった。振り返ったそこにいたのは、キラキラした笑顔の王子様のような人。
それが純太との出会いやった。2008-06-25 00:14:00 -
12:
◆SHuqGlcegY
「なぁ-自分らキャバクラ興味ない??」これが純太の第一声。いつもなら無視するスカウトだけど、何だか無視できなかった。かっこよかったからトカそんなんじゃない。いや、それもあるだろうけどそれだけじゃない。なんだかよくわからないけど、純太には他の人とは違う何かを感じた。
2008-06-25 00:24:00 -
13:
◆SHuqGlcegY
正直興味なくはなかった。先輩も働いてる人いたし。お金だってあればあるだけいい。あたし母子家庭やし、生活する分や養育費は別れたパパがくれてたけど、自分のおこずかいはバイトのファミレスの分しかなかった。
2008-06-25 23:32:00 -
14:
◆SHuqGlcegY
「時給いくらなん??」
先に口を開いたのは意外にもミカだった。「とりあえず体験やったら2500-?」かわいく笑ったその人は、手をさしのべ握手を求めてきた。
「俺、瀬名 純太ってゆうねん?よろしくね-?」
純太はあたしが今まで出会ってきた中で1番チャラくて、でも1番冷たい目をしてた。心がこもってないそのうそくさい笑顔は逆にあたしを引き付けて離さなかった。2008-06-25 23:38:00 -
15:
◆SHuqGlcegY
「また気向いたら連絡するわ-」そう告げて純太と別れた。しんちゃんの車で送ってもらって、家についたあともずっとずっと純太のことが頭から離れなかった。
だから次の日純太から電話がかかってきたとき、迷うことなくあたしはキャバクラで働くことを決めていた。2008-06-25 23:44:00 -
16:
◆SHuqGlcegY
「れいか、この子体験の子やから仲良くしたってな??リツカちゃん?」
数日後、あたしは純太に案内されて小さなキャバクラの店内にいた。
「リツカちゃん、この子がナンバー1のれいか?色々教えてもらって?」
貸衣裳に身を包んだあたしは、まだ幼さの残る儚げな笑顔のその人に軽く頭を下げた。2008-06-25 23:56:00 -
17:
◆SHuqGlcegY
「リツカちゃんてまた言いにくい名前やな-?笑 本名なん?」儚げで、特別美人ではないのに雰囲気のある華奢なその人は、見た目に似合わないバリバリの関西弁で、あたしはびっくりしてちょっと引き気味やった。
「そうです。周りは大概りっかって呼びますけど…」2008-06-26 00:28:00 -
18:
◆SHuqGlcegY
「りっかかぁ〜?ほなあたしもそう呼ぶわ?」意外にも人懐っこいその人は、大体の仕事内容を教えてくれた。「純太さぁ、あたしのことナンバー1て紹介したけど、こんな小さい店で1番とか2番とかみんな競いあってないし、みんな仲良しやからりっかも仲良くしよな?」人懐っこい上に優しくて、あたしは心が暖かくなった。正直結構緊張してたし…
2008-06-26 23:41:00 -
19:
◆SHuqGlcegY
れいかと話してたらいつのまにか時間が過ぎてて、れいかのお客さんがやってきた。今思えばその店はいわゆる安キャバの部類だった。セット6500、指名料2500…いたってフツー??小さな店内は、小さいながらにまぁまぁ綺麗でオシャレな感じで、カラオケもあった。安キャバの定番!笑
2008-07-03 22:13:00 -
20:
◆ej9/UehK8Y
気付けば店内はれいかのお客さんや他の子のお客さんでいっぱいだった。その日は多分土曜日で、小さな店内には女の子15、6人もいて、お客さんもいっぱいで異様な熱気だった。
キャバクラってこんなに騒がしいものなん?あたしは衝撃的やった。でもあとでわかった。こんなホストクラブみたいに騒がしい店、うちだけやって?2008-07-03 22:48:00